2026/06/03 - 2026/06/06
471位(同エリア474件中)
TKさん
「AIさん、話が違うじゃないですか!」コルティナ・ダンペッツォ、絶景の旅のはずが!
2026年冬、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、世界中の注目を集めたコルティナ・ダンペッツォ。でも、ここがスゴいのは冬だけじゃない。
「夏のコルティナ・ダンペッツォも、息をのむような絶景のど真ん中!」
そんな話を聞いたら、行ってみたくなるじゃありませんか。
そこで、6月初旬のコルティナ・ダンペッツォ旅行を計画。
さっそくAIに、「6月3~6日にコルティナ・ダンペッツォへ行くので、シニアでも、公共交通機関だけで移動できる旅行プランを作って!」とお願いしてみました。
すると、 出てきた旅行プランが、これまた素晴らしい!
6月4日:トレ・チーメ+ミズリーナ湖
「ドロミテ随一の人気スポット、トレ・チーメへ。夏季シーズン(6月~9月頃)にはコルティナ中心部から直通バスが運行されます。ただし非常に混雑するため、朝一番の6:30のバスで出発しましょう」
なるほど。朝6時半に出発して、あの有名なトレ・チーメを歩き、帰りにはミズリーナ湖を散策。完璧じゃないですか!
そして翌日の6月5日は、ファローリアなどのロープウェイを利用して、ドロミテの山々へ。3000m級の山岳絶景を、たいして歩かずにお手軽に楽しめる!
もう、すっかりその気です。「これなら大丈夫!」と、安心して5月25日、日本を出発。まずはボローニャ滞在へ向かった。
ところが。世の中、そんなに甘くない。
念のため、ボローニャ滞在中に、もう一度コルティナ・ダンペッツォの交通情報をチェック。するとAIから、まさかの回答。
「トレ・チーメへ行くバスが見つかりません。」
えっ?どういうこと?
さらに追い打ちをかけるように、天気予報を確認すると、
6月3日から3日間、ず~~っと雨。
あっちゃ!トレ・チーメは?3000m級の絶景は?
AIの素晴らしい旅行プランを胸に、すでに日本を飛び出した私たち。
「完璧な旅行計画」のはずだった旅に、次々と暗雲が立ち込めてきた。
果たして、コルティナ・ダンペッツォで待っていたのは。
絶景か? 雨か? それとも、まさかの予定変更か?
その結末は=>どうぞ、旅行記本文で!
*************
なお、表紙の写真は、ドロミテ随一の人気スポットの
雄大なトレ・チーメのお姿(あれ?ネタバレ?)
*************
<ご参考までに、全体日程は以下のとおり。>
そして、今回の旅行記はコルチナ・ダンペッツオ滞在がメインです。*印のところです。
5/25 羽田(キャセイ航空)=>香港(キャセイ航空)
5/26 香港(キャセイ航空)=>ブリュッセル(ベルギー航空)=>ボローニャ
5/26~6/3:ボローニャ滞在
*6/3 ボローニャ(イタロ)=>ベニス(バス)=>コルチナ・ダンペッツオ
*6/3~6/6 コルチナ・ダンペッツオ滞在(2026年冬季オリンピックの会場)
6/6 コルチナ・ダンペッツオ(バス)=>ベニス(ベルギー航空)
=>ブリュッセル(電車)=>アントワープ
6/6~6/9 アントワープ滞在
6/9 アントワープ(電車)=>ブリュッセル(キャセイ航空)
=>香港(キャセイ航空)=>成田 (帰国)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ブリュッセル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
これが、今年の冬に、AIが提案してくれたコルチナから人気スポットのトレ・チーメへ行く、6月4日の行動予定表。詳しく、かつ美しく作成してくれました。
ところが訪問3日前に、再度AIに聞くと、「トレ・チーメへ行くバスが見つかりません。現地に着いたら、ツーリストインフォメーションで確認してください。」
もう、イタリア・ボローニャに着いているし、こうなったら、行くっきゃありませぬ。 -
という訳で、6月3日の今日は、ボローニャ駅へ。
まず、イタロでベニス・メストレ駅 (Venezia Mestre)へ行き、そこからバスに乗り換え、コルティナ・ダンペッツォへ向かいます。
時刻表を確認すると、「よし定刻発車!」 -
イタロ特急の赤い雄姿が、ホームに侵入。
なかなか、かっこいい! -
列車内部もゆったりして、乗り心地良し。
-
オヤ、ドリンクサービスも付いている。けっこうサービスが良い。
「コーヒをお願いね」 -
ベニス・メストレ駅(ベニス本島駅の一つ手前)で、コルティナ・エクスプレスバスに乗り換え、コルティナへ向かう。約2時間の予定。
ところがあ~~!早速交通渋滞。 -
どうやら、交通事故があったみたい。
こういう時シニアが困るのは、おトイレ。
でも、安心してください。このバスには、車両の中ほどの出口の階段横にトイレが付いています。 -
しばらくすると、車窓の景色は美しい山々の連続。
飽きません。 -
途中、アルプス風の小さな街にも停車して行く。
-
だんだん山が険しくなってくる。
-
もうすぐ、コルティナ。
すると、今年の冬季オリンピックで、(TVで)見た、あのジャンプ台が!
けっこう大きい! -
交通事故のお陰で、到着まで2時間の予定が、3時間もかかって、コルティナへ到着。
バスの左側の建物が、ツーリスト・インフォメーションです。
後で訪問します。 -
バス停の近くには、あの有名なオリンピックやパラリンピックのロゴが雄大な山々を背景に、私たちを「ウエルカム!」
「3日間雨という」天気予報は、大外れ!快晴です!良かった! -
宿泊するHotel Aquilaは、バス停から歩いて3分の好立地。
繁華街のコルソ・イタリア通りに面して、アクセス抜群。
たのもう! -
ベッドも清潔、十分な硬さ。
-
しかもバスタブ付き。日本人にはこれですね。
-
ベランダの左側からは、通りにホテルやお店が続き、その先には、美しく堂々としたドロミテの山々が。
-
ベランダの右側にも、ドロミテ山塊。
そう、ここは周り一面美しい山々に囲まれ、絶景のど真ん中!
東京に住んでいると、周囲を住宅に囲まれ、空も屋根に切られる無機質な風景が当たり前。
コルティナ市街から眺める、ここからの景色自体がすでに、ごちそう。
久しぶりに別世界に来た、清々しい気持ちになる。
これが観たかったんだ!
わざわざ、電車とバスに乗り継いで来た甲斐があった。 -
その後、すぐにツーリスト・インフォメーションへ。
このタクシー乗り場の左側にあります。
さっそく、
TK:「トレ・チーメへ行くバスは出ていますか?」
係り員:「まだ開通していません。ありません。来週からです。」
TK:「が~~~ん」
係り員:「その代わり、TAXIで行けますよ」
TK:「いくらですか?」
係り員:「片道120ユーロ(約22000円)です。」
TK:「再度、が~~~ん」
「では、ゴンドラへ乗りたいのですが、どこが乗り場ですか?」
係り員:「まだ開通していません。ありません。来週からです。」
TK:「オーマイガ!」
ここのツーリスト・インフォメーションには、日本人のスタッフもいて、大変丁寧に対応していただきました。ありがとうございます。
・トレ・チーメは、雨が降るととても寒く、風が強い時は、傘は使えないので上下別々の防水服を着ていくと良い。
・出発は朝一番で。遅くなればなるほどミズリー湖での乗り継ぎのシャトルバスのラインが長くなり、バスを何台か待たねばならない。
・駐車場間のシャトルバスのチケットはここでも発券できるので、買っておくと良い、とか。
世の中狭いもの。
たまたま丁度その時、ツーリスト・インフォメーションの中で、別の一人旅の日本人女性もいた。私たちの日本語の会話を聞いていたらしく、情報収集後、「日本人の方ですか?」と、ご挨拶。
今回の旅行で初めてお会いした、日本人旅行客。聞けば、南アフリカ人のご主人とフランスのコールマールにて生活中。今回はお一人で旅行中に思いがけなく聞こえた日本語が嬉しかったそう。久しぶりの日本語が話せて、お互い嬉しく、会話が弾む。 確かに、ヨーロッパへの日本人旅行者は少なくなったような印象を改めて受けました。少し寂しい気がしますね。 -
気を取り直して、街のスーパーへ買出しへ。
-
お酒や食料を仕入れて。
まあ、一杯飲みながら、明日からの戦略を立てましょう。
と、ホテルに戻り、作戦会議。
でも、考えてもしようがない。=>タクシーでトレ・チーメ登山口まで行きましょう! -
おはようございます。次の日です。
今日も良い天気!ラッキー。
朝早く、タクシー乗り場へ。今日は6人乗りのワゴン車のタクシーが待機。
すると、タクシー駐車場には、私たちと同じくトレ・チーメ登山口へ行く予定の観光客が4人。アメリカ人のご夫婦と、ノルウエーからの女子2人組。
当然、先方から「行き先が同じなのでライドシェアしましょう!」との提案が。反対する理由はありません。TK:「もちろん!」
120ユーロが40ユーロにディスカウント成功! -
途中のタクシーからの景色も素晴らしいzo。
-
約40分ほどで、トレ・チーメ登山口駐車場に到着。
タクシーの運君から、「何時ころお迎えに来ればよいかな?」
私達は、ここからは下のミズリーナ湖畔の駐車場へのシャトルバス(これは運航している)で、ミズリーナ湖へ行きます、ので予約なし。でも、他の4人の方は4時にピックアップを予約して、解散。さあ~~出発! -
ハイキングコースは、駐車場近くのアウロンツォ小屋からラヴァード小屋まで、約3.5kmの平坦なコース。高低差はたった107m。
雄大な景色を楽しみながら、標高2,300mのハイキング。 -
このとおり、シニアにも楽な平坦コースを進みます。
赤ちゃん連れのファミリーや、犬を連れた方たちも、たくさんハイキングしています。
楽なハイキングコースにもかかわらず、周りに広がる大自然の景色は感動もの! -
道の右側の景色が、これ!
アルプス造山運動の雄大な景色を、楽しみながらハイキング。 -
その左を見ると、険しい渓谷の先に、さらなる山並みが続く。
本当に素晴らしい景色。 -
ハイキングロードの左側を見上げると、迫力のあるトレ・チーメ。
-
後ろを振り返ると、アウロンツォ小屋とドロミテ山塊が。
-
素晴らしい景色を眺めながらゆっくりハイキング。
途中には教会が。ここで、一休み。 -
少し休んで、再度出発。
振り返ると、教会の上にそびえるトレ・チーメが、ドオ~ンと。 -
途中のハイキングロードには、可憐な花が咲いている。
これは、日本語で言うと、春咲きリンドウ。 -
おや、黄色のヨーロッパキンバイソウが。
この植物は有毒なので、触らないでいるのが安全。 -
物凄く小さくて、可憐なアルプスケシも。
そっとしておきたくなります。 -
おや、危ない!
山から転げた、キュービックのようない岩が。ゴロンゴロンと。 -
危ないので止めておきました。ちょい!
-
出発から50分くらいで、ラヴァレード小屋に到着。
一休みしましょう。 -
ラヴァレード小屋から眺める雄大なトレ・チーメのお姿。
見えますか?
山の下に登山道があり、登山客がアリのように登っていますよ。
さらに登ろうかと思った。
しかし、シニアの私達には結構きつそうな登りが続く。 -
横を振り向くと、道案内の立て看板があり、そこには山の反対側からの景色とハイキングルートの写真案内板があった。
ふむ、ふむ、トレ・チーメの向こう側からの景色がこのように見えるのね!
よし、これで十分。見たつもりになりました!
==>軟弱!。いいのこれで、無理しません。
ここでお弁当を食べて、引き返しましょう! -
食後は、
迫力のあるトレ・チーメをバックに、記念写真を!
たいした登りもなく、ピクニック感覚でこのような3000メートル級の雄大な大自然の景色を楽しめる。
素晴らしい、ハイキングコースです。 -
来た道を引き返えす。
-
帰り道も、地球の息吹を感じるような壮大な景色が続く。
-
駐車場へ到着。
ここから、ミズリーナ湖の駐車場行きのシャトルバスに乗車。10ユーロです。
登山口近くの駐車場は、いつも満車。そこで、ミズリーナ湖近くにも登山客用の駐車場を作った。そことの往復シャトルバスに乗れば、ミズリーナ湖へ行けます。 -
駐車場からの景色。
この森の先に、ミズリーナ湖がある。 -
はい、15分ほどで、ミズリーナ湖の駐車場バス停に到着。
見ると、多くの人達がここの駐車場に車を置いて、シャトルバス待ち。
ここで、参考情報です。
(6月中旬からは)コルティナから朝一の直行バスに乗れば、一気にトレ・チーメ登山口まで行けます。しかし、直行バスに乗り遅れると大変。その後出発の路線バスはここのミズリーナ湖の駐車場バス停までしか行きません。
つまり、ここのバス停で、(長い行列待ちで)シャトルバスに乗り換える必要があります。
そこで裏技。今回のように6人集めてライドシェアでタクシーで一気に登山口駐車場まで乗って行ければ楽ちん。これがコスパも良く、一番効率よくアクセス可能です。(バスで行っても、一人当たり合計約15~20ユーロ必要だから) -
着きました!
ドロミテの旅行パンフレットでは必ず出てくる、このかっこいい景色のミズリーナ湖! -
後ろを振り向くと今登ってきた、トレ・チーメの雄姿がミズリーナ湖越しに展望!
-
ミズリーナ湖畔を少しハイキングして、レストランで休憩。
その後、レストランのオーナーに、タクシーのピックアップ依頼の電話をお願いした。タクシーは20分後に来て、無事ホテルへ帰宅(60ユーロ)。
(なぜか、UBERは使えない) -
おはようございます!次の日です。
今日は、コルティナ・ダンペッツオ市内の探索へ。
今日も良い天気!
今日は、本当なら、この指示板に従って、ゴンドラ観光へ行くつもりでしたが、あいにくまだ運航していません。
まあ、昨日はトレ・チーメから、(ゴンドラの先から眺める景色と同じ?と思う)ドロミテの雄大な山塊をたっぷり楽しめたので、これで良しとしましょう?<==負け惜しみではなく、本心です! -
まず行ったのは、町の北端に位置する「オリンピック・アイス・スタジアム」。
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのカーリング競技会場。
また、イタリアにおけるカーリング発祥の地。
ここは、1956年コルティナダンペッツォ五輪の開会式会場としても使われた、歴史的建物である。
ほ~~すごい。 -
また、街の中心部コルソ・イタリア通りに戻って、散策。
この写真は街のシンボルであるサン・フィリポ・ジャコモ教会の鐘楼 -
内部は豪華なバロック様式の教会で、コルティーナ・ダンペッツォの守護聖人である聖フィリップと聖ヤコブを祀っている。
-
後ろには、パイプオルガンもあるし。
-
豪華なバロック様式の祭壇の中央には聖母マリアと幼子イエス、その上には復活したキリスト、左右には聖人像が配置されている。
-
ロザリオの聖母の祭壇
-
教会を出たら、また街の散策を続けよう。
コルティナ・ダンペッツオは標高約1,224mの美しい山岳リゾートの街。
おしゃれな高級ブティックやカフェ、伝統工芸品店が並ぶ。
街歩きも楽しい。
ここは、カシミヤのお店。デザインも立派、お値段も立派でした。 -
イタリアのラグジュアリーブランドのトッズ(TOD'S)お店の前の面白い広告塔。
おもわず、気になりますねえ。 -
お土産屋さんの前のお人形。
見ているだけでも楽しくなります。 -
街で見つけた、可憐で可愛く咲く真っ白いエーデルワイス。
アルプスの花はこれですね。 -
さて、今日の夕食はホテルのレストランで。
まず赤ワインを。 -
イタリア北東部・ヴェネト州、を代表する赤ワイン、
トンマーゾのヴァルポリチェッラを選択。
まだ、苦みの少ない若いフレッシュな味。 -
豚のスペアリブと大粒のポテトチップスのセットを注文。
これが、とても、ジューシイで旨味があって美味しいかった。
ポテトチップスも塩味がちょうどよく絶品。
ので、思わずもう一皿追加しちゃった。 -
もう一皿は郷土料理のビーツのリゾット。
ビーツの色が毒々しかったけど、大変美味しかった!
さすが、イタリア。美味しい! 外れはありません。 -
おはようごさいます。最終日です。
なんやかんやあったけど、体力のないシニアでも、期待以上の絶景が続くトレ・チーメやミズリーナ湖の景色をたっぷり体験できたし、コルティナ・ダンペッツオの山岳リゾートも満喫できたので、十分満足。
感動を胸に、今日はこのバスで、ベニス空港へ出発!
その後、ベルギーのアントワープへ行く。
この時点では、アントワープで爆破未遂事件に巻き込まれて、もう少しで帰国便に乗り遅れそうになるなんて、想像もつくはずがない。
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