2024/05/23 - 2024/05/25
298位(同エリア378件中)
ちゃおさん
お昼を終えて再び埠頭に戻ると、観光客らしき何人かが観光船乗り場の方に向かって歩いている。赤レンガ館の中では、こんな沢山なお客さんは見かけなかったが、どこか近くの駐車場に車を止めて、遊覧船に向かっているのだ。興味があって案内板を見ると、これから湾内遊覧があるようだ。定員50人程の小型遊覧船に中には既に半数以上のお客さんが乗船している。自分も切符売り場に戻って1枚購入し、乗船する。
元自衛官OBが船長で、船内の案内人も元自衛官。この舞鶴で定年になったようだ。勝手知ったる地元の案内人、軽妙な話しぶりで案内が始まった。最初に向かったのは、岸壁から見えた係留されている自衛艦の直ぐ近くまで寄って航行する。自衛艦は以前横須賀でも見たことはあったが、スマートでスピードも速そうだ。良くは分からないが、多分イージス駆逐艦だろう。
引き続き、湾内の丁度真ん中辺りにある無人島に向かって進む。奥深い港湾の外洋とを隔てる中間程の位置にこの島がって、外敵の侵入を塞ぐことも出来るし、津波等の大波の防波にもなる。天然の良港だ。島の名前も言っていたが、聞き洩らした。更に海岸線に沿って沖に向かって進むと、ジャパンマリーンのドッグが見えてきて、今そこにドッグ入りしている艦船も見える。案内人によればイージス日向だ。日本の誇る最新鋭のイージス艦。ここ舞鶴を母港としている。
ジャパンマリンユナイテッド。JMU. 日本の誇る造船業が安い賃金の後発の韓国、中国に追いまくられ、高技術を誇った石川島播磨、日立、鋼管などの経営が立ち行かなくなり、大同団結して合併した会社だ。今では海自の下請け会社のようになって生き延びているが、その技術は失われてはいない。今や徐々に体力も回復し、法律の改正もあって、新造船を海外に輸出するまでになった。嘗ての海洋王国。世界最大の戦艦大和、武蔵を建造した国だ。今、日向は陸揚げされ、洋上の雄姿を見ることはできないが、いずれ日本も世界に冠たる造船国に復帰するだろう。そんな思いを持って、ドッグ入りの日向を眺め、湾内クルーズを楽しんだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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