2026/04/16 - 2026/04/16
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あまいみかんさん
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akikoさんのアーティゾン美術館での「モネ展」の旅行記を拝見してとても満たされた気持ちになったし、5月24日からのヨーロッパ旅行は「モネさんの足跡を追ってノルマンディー」が旅のテーマのひとつだったし、今まで「モネ展」はいくつか見てるし・・・で、スッパリ諦めていた。が、どうしても元気なうちに昭和記念公園のチューリップを見たいと思い「東京行き」を決めた。それならば「モネ展」も楽しもう~!
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
品川プリンスホテルのお部屋からの眺め。いいお天気だあ~。
-
東京駅迄行き、後は歩きでアーティゾン美術館へ。通り向かいの
千疋屋さんのパーラーは毎回チラ見してます・・・が。
モネ没後100年の記念すべき展覧会にやって来ました。
日曜美術館でフランスの担当者が「オルセーのモネ全部がやって
来る規模ですよ」的な説明。大掛かりな展覧会らしい。
*モネの作品、オルセー美術館蔵の場合、説明省略。悪しからず。 -
クロードモネ「ノルマンディーの農場」
1860年代、オンフルールのサン=シメオン農場(兼宿屋)に師
のブーダン、バジール、クールベらが集って絵を描いていたそう。
「パリのバルビゾン派」に対し、さしずめ「ノルマンディーの
バルビゾン派」かな。現在は高級ホテルになっている。バスで
通りすぎた美しい街がオンフルールで、なんて素敵なっと驚いた。 -
ウジェーヌ・ブーダン「洗濯女のいる風景」(カーン美術館。
オルセー美術館の寄託による)
今回たまたま前日SOMPO美術館でモネの師であるブーダンの
展覧会に巡り合ったのは大きなご縁。ブーダンはオンフルール
生まれ、10代からル・アーブルで育った。モネはパリ生まれだが
父親の商売の為、ル・アーブルで育った。子供の頃から絵は評判の
上手さ。その才能を生かして風刺画でモネ少年は小遣い稼ぎ。
ブーダンがたまたま画材屋の店頭に飾られていたモネの風刺画を
眼にしたのが二人の出会いで屋外で風景を描く楽しさを教えた。 -
ウジェーヌ・ブーダン「トゥルーヴィル近郊の浜」
国立西洋美術館で「トゥルーヴィルの浜」と言う作品を見て以来
着飾った人達が浜辺で何してるんだろう~っと疑問に思ってた。
鉄道が開通して以来、パリのブルジョワ達の社交の場となった。 -
カミーユ・コロー「オンフルールのトゥータン農場」
(アーティゾン美術館)
パリ近郊のイル=ド=フランス(ベルサイユの少し手前)にある
小さな村。父親が別荘を購入したことで、コローはこの地に
アトリエを構え,160点以上もの絵を描いたそうです。 -
カミーユ・コロー「ヴィル・タヴレー」
上の絵は「コローの絵?」って思ったけど
これ、これぞ、正しくコローだわ。 -
シャルル=フランソワ・ドービニー「アルクの谷」
描かれた谷は、フランス北西部のノルマンディー地方の英仏海峡
沿いの港町ディエップの南に広がっている。自然豊かな地は屋外
での写生を好んだドービニーや印象派の画家たちが好んで作品の
モティーフにしたそう。 -
コンスタン・トロワイヨン「牧場、曇り空」
フォンティーヌブローの森(バルビゾン派)で、ミレー・コロー
らと写生。オランダ絵画の影響で牛を描くようになり、大人気
画家となった。モネなどにも大きく影響。有名な画家らしい。 -
カミーユ・ピサロ「プージヴァルのセーヌ川」
(アーティゾン美術館蔵)
パリの中心部から西へ約15~20㎞のイル=ド=フランスにある。
印象派の画家たちが集って蛇行するセーヌ川を描いた
「印象派の故郷」のような場所として知られている。 -
「モネが暮らし、描いたフランスの風景」
美術館のお子ちゃま用、イラスト入りの説明パンフレットを
掲載しま~す。位置関係がとても分かりやすかった。
私達が行こうとしている場所とぴったしカンカン。(結果は
ヴェトゥイユとエトルタは時間がなくて行けなかったけど・・・) -
「荷車、オンフルールの雪道」
国立西洋美術館で「アルジャントゥイユ」の雪景色を初めて
見た時、「モネの睡蓮の絵同様モネの雪の絵も大好き!」に
なった。雪って白い絵の具を塗っただけで表現できるものでは
ないんだ~色々な色があってこそ表現できる雪景色。 -
「ボート、アルジャントゥイユのレガッタ」
パリ(北西10㎞)近くの街のアルジャントゥイユでは
当時ヨットレースが盛んだった。ブルジョワの友人のカイユボット
(板を削る人々を描いた印象派の画家)は自らヨットを設計する程。
競ってレガッタ風景を描いたそうだ。 -
「昼食」
アルジャントゥイユに家族で移り住んだモネが最も幸せに暮らした
と言われる時期。カミーユとの結婚をなかなか父親に許されなか
ったことを思うと、この絵が(何気ない)幸せに満ちている
ように思えてならない。 -
モネ「アルジャントゥイユのセーヌ川」
何度もアルジャントゥイユの絵を見たら「これは行かねば
ならない!」とサンラザール駅から出掛けた。セーヌ川は
滔々と流れていた。 -
「アルジャントゥイユの係船地」
モネのお住まいに行く時間は取れなかったが、駅から
可愛い町並みが続き、緑豊かな公園も多かった。
こんなセーヌ川沿いの遊歩道を歩いてみたかったが、公園で
サンドイッチを食べ、花で飾られた長い橋の上から、鉄道や
行きかう船を眺めただけ。ただそれだけで満足だった。 -
「トゥルーヴィル、ロシュ・ノワールのホテル」
まだ貧しかった若きモネがカミーユと歩きながら高級ホテルを
眩しく眺めた・・・みたいな解説が書いてあった。
ドーヴィル・トゥルーヴィルは超素敵な高級リゾート地だった。 -
「チュイルリー公園」
パリの中心。 -
「モネ」(1875年)
モネの生涯の友人ピエール=オーギュスト・ルノアール作。
若き、充実の30半ばのモネのお姿。 -
「サン=ラザール駅」
2012年にノルマンディー線に乗った時には、この有名な絵の
場所に来れたのが嬉しくて何枚も駅舎の写真を撮ったものだった。 -
「パリ、モントルグイユ街、1878年6月30日の祝日」
人々の歓喜の声が聞こえるようだ。このはためくトリコロール
の国旗ったら。 -
「石炭の積み下ろし」
アルジャントゥイユの近くでの仕事風景だが、モネの画風と少し
異なるように感じた。が、かつてル・アーブルにいた頃のモネは
諷刺画で高い評価を受けていたようで、社会をしっかり見る目を
持った人だったようだ。 -
「ヴェトゥイユの解氷とラヴァクールの風景
病に侵されていた妻のカミーユが病死した街。モネのパトロン
の破産により、その家族達と同居生活。モネにとっては重苦しい
生活の頃であった。ちょっと行くのに時間がかかるので
ヴェトゥイユには行けず。 -
「ヴェトゥイユの教会」
カミーユの死や、パトロン・オシュデ氏の破産により二家族が
同居、経済的なことも重なり、モネにとってはヴェトゥイユ
時代は「幸せでなかった時代」だったらしい。それで絵も
寒々しい氷塊や凍り付いた景色が多かったらしい。 -
「死の床のカミーユ」
最愛の妻の臨終の際に絵筆をとったモネ。その変わりゆく姿
さえも心にとどめようとしたのだろうか。
以前、幼くして亡くなった熊谷守一さんのお子さん(死に顔)の
絵を見たことがある。消えて行く姿を「永遠」に残したい・・・
と思う・・・よねえ。 -
「ボルディゲーラのヴィラ」
モネはイタリアのリグーリア州にある富豪所有のヴィラと庭園が
いたく気に入り、ルノワールとの旅の後、一人でこのヴィラに
3か月滞在して絵を描いたとか。
2025年10月に高知のモネの庭に行った時、「ボルディゲーラの庭」
が再現されていたのに感激。この絵の雰囲気のままでした。 -
「オランダのチューリップ畑」
モネは英国やオランダなどにも出かけて絵を描くようになったそう。 -
「雨のベリール」(アーティゾン美術館蔵)
「ベリール島」はフランスブルターニュ地方の大西洋に浮かぶ島。
荒々しい波や断崖、変わりやすい天候など、穏やかなセーヌ川
との対比に惹かれたのか。TGV乗り換えの短い時間にレンヌ美術館で
印象派の画家達の絵を見る機会があったのだが、モネの描いた
景色とそっくりな絵が多く驚いた。レンヌはブルターニュ州の
州都だから当たり前かあ。 -
「戸外の人物習作ー日傘を持つ右向きの女」
これはアリスの娘がモデルとか。カミーユがモデルの日傘を
持つ女もあるが、それにはお顔が描かれている。 -
「昼食」は大人気!
粋な着物姿のジャパニーズマダム達が鈴なりでした。
それも眼福。江戸前なお洒落さん。 -
人と写真撮りに疲れてしばし休憩。いつも安らぎを与えてくれる
勝利の女神様。いつ見ても、どの角度から見てもお美し~~~い! -
入口付近にある銅線で編んだような椅子。存在感抜群。
いつも「たただいま」って言って坐ってしまう。 -
今回、このシリーズは初めて。スタイリッシュ。
-
透明ガラスの長椅子もあったが、展示品なのかどうか?
お尻置いたら割れそうな繊細さだったので座るのはパス。 -
「林忠正の面」(1853~1906)
1873年の第3回パリ万国博覧会で社員として渡仏の後、パリで
美術工芸品を扱う店を構えた。ジャポニズムの隆盛に貢献した人。 -
ジャポニズムのフランス皿で、オルセー美術館蔵品。
他にもモネ好みのブルーの浮世絵が日本の美術館から多数
出品されていた。モネは、ル・アーブル時代、オランダ
滞在時代に包装用に使われていた日本の版画と出逢ったらしい。
オルセー、北沢美術館所蔵のガラス作品も多数展示されていた。 -
ドーム兄弟「鶴首花瓶・睡蓮」(北澤美術館)
-
モネに関する写真や絵葉書も多数展示されていた。
-
「ポプラ並木、風の日」
国立西洋美術館の「エプト川のポプラ並木」の連作だろうか。
モネは連作の人。
ジヴェルニーの睡蓮の池はエプト川を水源としているので
モネにとっては大きな意味のある川と並木ね。 -
モネ「ルーアン大聖堂」
ルーアン美術館でも、大聖堂の連作をみることができた。
たった一泊だが、落ち着いた古都を再訪できて良かった。 -
「ロンドン国会議事堂」
モネは英国にも足を伸ばして描いたそうだ。 -
「黄昏、ヴェネツィア」
イタリアにも。 -
「ノルウェー型の舟で」
国立西洋美術館にも似た絵がある。アリスの娘たちがモデル。
ジヴェルニーで豊かで穏やかな生活を手に入れたのが何より。
幸せ感が伝わって来る。 -
「睡蓮」(アーティゾン美術館)
名画だわ。満たされた心が表れてるような。 -
「睡蓮の池、緑のハーモニー」
ジヴェルニーの家の壁には沢山浮世絵が飾られていた。
こんなにも日本を愛して下さってありがとう。 -
「ジベルニーの庭。自邸でのモネの写真」
2回目のお庭訪問となった。高知のモネの庭の半券で無料で
入れると言うのが背中を押してくれた。薔薇は終わりかけていたが
庭のお花も睡蓮のピンクの花も満開。小さな村のシャンブルドット
泊も趣があった。 -
「自画像」
モネ79歳頃の肖像で86歳で没。 -
「しだれ柳」
最晩年の連作のうちの一作品。白内障を患っての作品。
好きなものを描きたいと言う想いが素晴らしい。いくつか
最晩年の絵が飾られていたが、この1点だけ撮影可だった。
それにしてもほとんど写真撮影OKなのはスゴイ。
人が多いので撮りにくかった。だから行ったり来たり、滅茶苦茶
になっちゃったワ。 -
常設展は下の階にあったので日本画なども見ることができた。
これはベン・シャーンの絵。 -
これもまたベン・シャーンの絵。
本の挿絵だそうだが、可愛いかったので。 -
美術展に来れて良かった・・・っとつくづく思えた。
-
アーティゾン美術館は素晴らしい。吹き抜けの天井が高くて
開放的。居心地よくて、ついつい長居してしまったが、今日は
行きたい場所がいくつも。欲張って、頑張って、歩きましょっ。
さてさてどこから行きましょうか。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- akikoさん 2026/07/25 16:44:42
- 展覧会が繋いだ今年のヨーロッパ旅(フランス編)♪
- あまいみかんさん、こんにちは~
みかんさん、今年のヨーロッパの旅は「モネの足跡を追ってノルマンディー」が旅のテーマだったとか。アーティゾン美術館での「モネ展」を旅行に出る前に見に行けてよかったですね!旅のテーマに沿った作品がたくさんありましたよね(^_-)-☆
「モネ展」を観たのはずいぶん前のような気がしますが、3、4ヶ月前のことだったんですね。みかんさんが撮影された作品の案内で、もう一度モネと同時代の画家の作品を観ることができて忘れかけていたことを思い出したり、初めて知った情報が多くあったりで、展覧会を楽しむことができました。
この展覧会の作品が描かれた場所とみかんさんの行こうとしていた場所が一致し、旅のスケジュールに組み入れた場所もあったとか。アルジャントゥイユはその一つで、実際に訪問され、そこで感じられたことも作品の感想に含められていて、とても興味深かったです。
ジヴェルニーへも再訪されたそうで、現地のシャンブルドットで宿泊もされ、モネの庭(家)をご覧になったそうですね。水の庭では睡蓮も咲いていたとか.:*☆*:. ぜひ、その時のことを旅行記で紹介してくださいね!なにしろ、私は睡蓮を見ることができず、それがずっと心残りで、心残りで…(笑)
モネが描いたノルマンディーの街や場所にもとても興味があります。続編の旅行記を首を長くしてお待ちしております~~(^^)♪
akiko
-
- ドロミティさん 2026/07/25 09:05:40
- 暑中お見舞い申し上げます。
- あまいみかんさん、おはようございます。
今夏はノルマンディにいらしたのですね。
ご旅行前にタイミングよくブーダン展とモネ展を訪ねられた
みかんさん、さすがです。
お子ちゃま用のモネが暮らして描いたフランスの風景、判り易くて
良いですね。私も欲しいわぁ。
素敵なモネの作品をみかんさんの解説でじっくりは鑑賞させて
いただきました。ありがとうございました!
連日の猛暑、どうぞお気をつけてお過ごしください。
ドロミティ
- あまいみかんさん からの返信 2026/07/25 09:34:00
- Re: 暑中お見舞い申し上げます。
- ドロミティさん、
ご無沙汰してます。ほんまに溶ろけそうに暑い連日ですね。
昭和記念公園のチューリップ姿が見たくて東京に出掛けた頃は
実に気持ちの良い季節でした。🌷🌷🌷とモネ展に行けるだけ
でも私の心は浮き浮きだったのですが・・・「ブーダン展」まで
見ることできて・・・おまけにもひとつ「思いがけない展覧会」
も行けました。これは東京だからのことだと思います。東京は
スゴイ!
今年は、マッターホルン、モネが描いた場所を訪れること、
モンサンミシェル巡礼(笑)が中心のテーマでした。ドロミティ
さんのパリにも、ガンガン行ってみるつもりでした。
ところが、パリは40度近くの猛暑、歩き廻るのは無理でした。
ドロミティさんのモロッコの旅のように痛快なものではないん
だけど、楽しかったこの夏のヨーロッパ旅行に繋がった
私なりの「モネ展」の様子を伝えたくて、遅まきながらも
思い出しながら旅行記を書きました。
毎日酷い暑さですが、お体大切にゆっくりお過ごし下さいね。
ありがとうございました。
あまいみかん
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