2026/05/30 - 2026/05/30
470位(同エリア474件中)
TKGさん
この旅行記のスケジュール
2026/05/30
この旅行記スケジュールを元に
20歳のときに韓国、21歳で中国、22歳でインド、次第にはまり込んでいき、それ以降、さまざまな国を訪ね歩いた若かりし日々。しかし、若い頃はアジア・アフリカを中心に旅してきたので、ヨーロッパも北中南米もほとんど経験がありません。中央アジアや北アフリカもまだ。まだまだ行ってみたい場所は山のように残っています。60歳を迎え、若い頃の続きを始めようと思っています。これから、年に4回程度、7~8年かけて、全30回ほどでまだ行っていない場所を少しずつ訪ね歩いていく予定です。その記念すべき第1回は、まずはウォーミングアップ代わりの台湾です。
日程は以下です。
5/28:関空→台北
5/29:(台北市内を観光)
★5/30:台北→嘉義
5/31:嘉義→阿里山
6/1:阿里山→嘉義
6/2:嘉義→台東
6/3:(台東近郊を観光)
6/4:台東→台北
6/5:台北→関空
今回の台湾旅行のメインは、何と言っても阿里山林業鉄道です。その玄関口である嘉義は、日本時代に阿里山の木材の集積地として栄えました。嘉義農林野球部の活躍を描いた映画『KANO』でも知られ、市内各地には日本時代の面影を残すスポットが点在し、日本ノスタルジーを求める若い人たちに大人気です。当初は、5/30の午前中に嘉義に移動し、午後は嘉義の町をのんびりと散策しようと思っていたのですが、トラブルが次から次へと降りかかり、それどころではありませんでした。
- 旅行の満足度
- 2.0
- 観光
- 2.0
- ホテル
- 1.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- タイガーエア台湾
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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始まりは順調でした。まずは台北駅に行き、自動券売機で高鐵の自由席チケットを購入しました。
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高鐵台北駅は、台鐵(在来線)のすぐ横にありとても便利なロケーションです。日本と同じように、切符を入れて改札機を通過しました。
台北駅 駅
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駅は2ホーム4線の造りです。南方面に行く列車は1A、1Bの2線から次々と発車していきます。電光掲示板にある通り、
・8:31発、左營行き、のぞみタイプ
・8:36発、台中行き、こだまタイプ
・8:46発、左營行き、ひかりタイプ
・8:51発、左營行き、のぞみタイプ
と、5~10分おきに列車が発車していきます。私が乗るのは、嘉義に停車する、8:46発のひかりタイプの列車です。
ちなみに、反対側の2A、2B線では、到着した列車から大半の乗客が下り、ほぼ無人になった列車が、台北駅から少し東に行ったところにある「南港」駅へと向かっていきます。東海道新幹線で言えば、全便が「上野」行きのような感覚です。 -
8:31発ののぞみタイプの列車が入線してきて、待っていた人たちが見る見る列車に吸い込まれていきました。
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8:31発の列車が行くと、いよいよ自分が乗る8:46発の列車がやって来ました。日本の700系をベースにした車両です。
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台北駅を出発した時点ではまだ空席が目立っていました。
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しかし、板橋、桃園、新竹と停車していくたびに徐々に乗客は増えていき、自由席の通路は人でいっぱいになりました。台中で多くの人が下車して車内は少し落ち着き、やがて定刻通り10:13に嘉義に到着しました。ここまではすべてが順調でした。
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トラブル続きだったのはここからです。1つ1つ列挙していきましょう。
(1)嘉義市内へのバスがなかなか来ない
高鐵嘉義駅に列車が到着したのは10:13で、これに接続するバスが10:30頃に嘉義市内に向かいました。しかし、このバスに乗れたのは数割程度だけで、残りの乗客は次のバスを待つハメになりました。次のバスが来たのは11時頃のことで、40分以上も立ったまま待ち続けるしかありませんでした。しかも、この11時のバスに乗れなかった人も相当数いました。
この混雑はこの日が土曜日だったからで、普段はそれほど混雑していないのかもしれませんが、もう少しどうにかならないのでしょうか?高鉄嘉義駅 (高鐵嘉義站) 駅
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(2)高鐵の駅が市内とやたら離れている
やっと来たバスでは、もちろん席など確保できません。そして、このバス移動は延々30分以上も続きました。日本の「新***駅」で、こんなに市内から離れている駅はありません。台南や台中など他の都市もどうやら同様のようです。
これが例えば中国であれば、
各都市が離れている(北京⇔上海なら約1300km)
⇒超高速運転が必要
⇒可能な限り線路はまっすぐに
⇒小さい都市は犠牲に
となってしまうのもある程度はやむを得ないと思うのですが、台湾で、途中の都市を犠牲にしてまで線路をまっすぐにする必要などなかったはずです。なぜこんなことになってしまったのか理解に苦しみます。
(3)バスの終点が台鐵嘉義駅の裏手でわかりにくい
30分以上かけてやっとバスは嘉義市内に到着しましたが、到着したのは台鐵嘉義駅の裏手でした。ここから駅を通り抜けて反対側に行くと、やっと本当の意味での嘉義市内に入ることができるのですが、これもまた少々戸惑いました。駅とは別に自由通路があればいいのですが、嘉義にはそういうものはなく、代わりに駅の改札で「通過パス」を受け取り、それを持って反対側に行けば、駅の中を通過できる仕組みになっているのです。この仕組みを把握するのに結構な時間と労力を要しました。
結局、高鐵嘉義駅に列車が到着したのは10:13でしたが、台鐵嘉義駅の表側に辿り着いたときには時刻は12時を過ぎていました。これでは、何のために高鐵に乗ったのかまるで意味が分かりません。
嘉義に行く際には、高鐵ではなく、台鐵(在来線)を利用することを強くお勧めします。 -
(4)宿泊場所に行ったが、人がいなかった
予約していた「安蘭居旅店文化別館」は町の中心にあり、市内にいくつかある見どころからもそう遠くない場所にあります。そこで、まず、その場所まで行き、荷物を預け、それから市内観光をしようと考えました。そして、迷いつつ辿り着いたのが、商店街の中にある写真の場所です。 -
ドアは電子キーで施錠されていました。ドアノブをガチャガチャしてみてももちろん開くはずはなく、ドアに記されている電話番号に電話してみても、誰も出ませんでした。おそらくここは、「安蘭居旅店」というホテルが運営している民泊施設で、管理人が別の場所にいるタイプの施設なのでしょう。これでは荷物を預けるどころの話ではありません。
3時のチェックイン時間になった後に、ちゃんと中に入れるのかという不安はありましたが、その前に3時まで荷物をどうするかという問題が生じました。コインロッカーのようなものは近くに見当たらず、しばし途方に暮れるばかりでした。 -
(5)荷物を抱えたまま時間つぶし
結局、嘉義の見どころの一つである、「檜意森活村」までタクシーで行き、そこで時間をつぶすことにしました。
「檜意森活村」は阿里山林業鉄道の線路沿いにあり、かつて林業に携わる人々の宿舎があった場所です。ヒノキ造りの日本式宿舎が残っており、それらをショップやカフェにリノベした、言わば昭和ノスタルジックのテーマパークのようなものです。ここに来れば、カフェなどもあるので、時間つぶしが可能です。正直、それほど魅力的な場所とは思いませんでしたが、チェックイン時間の3時までここで待ちました。檜意森活村 博物館・美術館・ギャラリー
-
(6)ネットに接続できないと何もできない仕様の民泊施設
タクシーで民泊施設に戻り、再度、ドアに記されている電話番号に電話してみたところ、今度はちゃんと出てくれました。やはり、相手は、この建物の中にはおらず、別の場所にいるようです。
私は、名前さえ確認できれば、カギを開けるためのパスワードを教えてもらえると考え、自分の名前と日本人であることを伝えました。しかし、相手は、パスワードを教えてはくれず、メールを見ろと言うだけでした。
後でわかったことなのですが、チェックイン時間の3時になると、宿泊者には、カギを開けるためのパスワード、WiFiのパスワードなどを記したメールが送られていたようなのです。しかし、私は台湾では、フリーWiFiに頼っており(台湾はフリーWiFiが充実しているので、よほどのことでもない限り困ることはありません)、この場所でネットに接続することはできませんでした。
そのことを説明し、とにかくここに来てくれと言ったのですが、相手はなぜか頑なにその要望を拒絶し、代わりに、電話越しにWiFiのパスワードを伝えてきました。しかし、数字、大文字、小文字、記号を組み合わせたパスワードを電話越しに伝えるのは簡単ではありません。相手は、直接救援に来るという手段も、カギを開けるためのパスワード(これは数字のみ)を教えるという手段も拒絶し、最も難易度の高いWiFiパスワードを伝えるという手段にこだわり続けました。そして、20分ほどがむなしく経過していきました。
すると、中から人が出てきました。清掃に訪れていたスタッフでした。彼女が現れてくれたおかげで、ようやく状況は好転しました。彼女が相手と話をし、WiFiのパスワードを自分のスマホに表示してくれました。これでやっとネットに接続でき、それと同時にメールを受信できました。メールには英語と日本語で、施設の場所(マップ)、玄関ドアのパスワード、部屋番号、部屋のキーを入れたキーボックスの場所とパスワード、WiFiのIDとパスワード、館内設備の案内、その他注意事項が親切に記されていました。
確かに、通常であれば、このメールを普通に受信できて、何の問題もなく館内に入れるのでしょう。そして、この施設を外国人が利用することは極めて稀で、さらに私のようにフリーWiFi頼みの外国人はもっと稀だったことでしょう。その意味では、今回のトラブルは仕方のないことだったのかもしれません。しかし、スマホが故障する人だっているでしょうし、旅の途中でなくす人だっているでしょうし、ネットに接続できない人が出たときの緊急の対応はいずれにしても必要だったのではないでしょうか。スタッフが頑なに現場に来ようとしなかったことは、やはり問題だったと言わざるを得ないと思います。 -
(7)ダメ押しの水漏れ
民泊施設なので部屋が狭いことはやむを得ません。トイレ、シャワーが共同なのもやむを得ません。その割に値段が1万円近くしたのも良しとしましょう。しかし、やっと落ち着いた頃に、水漏れがは発生したことにはさすがに閉口しました。
待ちに待った阿里山林業鉄道乗車の前日にトラブル続きだったことは、残念でなりません。後になって振り返ったときには、こういうことがむしろ忘れがたい思い出として残るのかもしれませんが……。
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