2026/05/13 - 2026/05/16
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5月13日から5月16日にかけて、内モンゴル自治区西部の鳥海市にある鳥海湖(とおまけで寧夏の西夏王陵)を観光してきました。
鳥海市は黄河中流域に位置する黄土高原の町です。
町の西部には黄河が流れているのですが、幅が広くまるで湖のような形をしていることから「鳥海湖」と呼ばれています。
市街の対岸には中国八大砂漠の1つであるウルンプハ(烏蘭布和)砂漠が広がっており、砂漠と鳥海湖を利用したアクティビティなどが体験できます。
以下旅程
1日目 蘭州→鳥海(列車)
2日目 蘭州→鳥海(列車)、乌海湖休闲度假旅游区観光
3日目 鳥海→銀川(高鉄)、西夏王陵観光、銀川→蘭州(列車)
4日目 銀川→蘭州(列車)
※中国に留学中のため出発地は日本ではなく中国からになります。
※当時の人民元-日本円のレートは1元-23.1円程です。
それではここから本編です。
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こんばんは。5月13日の夕方です。
今回は内モンゴル自治区の鳥海市を観光していきます。
まずは鳥海へと向かう夜行列車に乗るため、蘭州駅へとやってきました。 -
乗るのは20時20分発のフフホト行き。
20時前には既に検票(改札)が始まっていたので、さっさと乗り込みます。 -
乗る席はいつも通り硬卧(一般的な寝台車)です。
別に連休でも無いんですが、案外混んでます。 -
20時20分になると列車は定刻通り発車。
降車する鳥海駅までは約11時間の乗車です。 -
22時になると消灯。
明日は早いので私もそろそろ寝ます。 -
おはようございます。5月14日の朝です。
外はあいにくの曇り模様。 -
やけに視界が悪いので空気汚染の度合いを調べてみると、なんと数値が999でカンストしていました。
私もある程度慣れてるんですが、ここまで酷いのは初めてです。 -
そんなこんなで07時30分、鳥海駅に着きました。
駅の外へと出ます。 -
鳥海に着きました。
鳥海は内モンゴル自治区西部に位置する、黄河中流域の町です。
町の西側には黄河(鳥海湖)とウルンプハ砂漠が広がっており、河と砂漠を利用したアクティビティなどが体験できます。
それではバスに乗ってホテルへと向かいます。 -
今日泊まるG家ホテル。
高層階かつ立地もよかったのでここにしました。 -
部屋からは黄河が見えるはずなんですが…空気汚染のため全く視認できず。
外に出ると寿命が縮みそうなので、お昼頃まで少し二度寝します。 -
13時になって外に出てきました。
若干空気もマシになった様子。
お腹が空いたので、鳥海湖に行く前に近くにあった冒椒姥爷江湖菜という店で腹ごしらえ。 -
適当に麻婆豆腐を注文。
山椒が効いてておいしかったです。
ではタクシーで鳥海湖へと向かいます。 -
鳥海湖の東岸にある乌海湖休闲度假旅游区に着きました。
ここでは対岸にあるウルンプハ砂漠までの渡し船と、砂漠と河を利用したアクティビティなんかをやっています。 -
見にくいですが景区の地図。
川幅は東西で5kmもあるらしく、湖と言われるのも納得です。 -
アクティビティの紹介。
かなり値段が張りますが、ロードバイクやモーターボート、ラクダ乗り体験など色々あります。 -
では両岸の往復代99元(学生老人は76元)を支払い、ボートに乗ってウルンプハ砂漠へと向かいます。
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14時15分、対岸へ向け出発。
かなりスピードを出すのでスリルがあって楽しいです。
対岸は空気が悪いため全く見えません。 -
10分ほどすると陸地が見えてきました。
入り組んだ中洲の中を蛇行しながら砂漠を目指します。 -
建物や乗り物などが見えてくるともうすぐ到着です。
所要時間は15分くらいでした。 -
ということで対岸のウルンプハ砂漠に着きました。
平日だからなのか、人はかなり少なめ。 -
砂漠の砂。
少し赤茶っぽいのが特徴かも。 -
カヤック漕ぎ体験がありました。
38元と比較的安いのでやってみることにします。 -
漕げるのは湾になっている所だけなので範囲は狭いですが、今日は風が強いので漕ぎ甲斐があって楽しい。
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カヤックからの景色。
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ラクダ乗り体験をしている人もいました。
50分ほど楽しんだので、そろそろ陸に上がります。 -
次に砂漠トラム?とオフロードバスがセットになったチケットがあったので買ってみました。
元々218元なのが129元まで割引されてかなりお得。 -
まずは砂漠トラムに乗ります。
行きは网红公路という砂漠の中にある道路を通り、帰りはオフロードバスに乗って戻ってくるみたいです。 -
それでは出発。
ウルンプハ砂漠は非常に広大で、東西110km、南北170kmもあります。 -
砂漠の草。
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10分ほどで終点につきました。
少しあたりを散策してみます。 -
网红公路。
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砂丘からの景色。
天気が悪いのが残念ですが、広大な砂漠の様子を見て取れます。 -
鳥海湖方面の写真。
晴れてればもっと綺麗なんでしょうが… -
では今度はオフロードバスに乗って次の停留所に向かいます。
砂山を下る時がジェットコースターに乗ってるような感じで面白かったです。 -
なんか変な木が生えてる川辺に着きました。
飯屋が近くにありましたが、空いていない様子。 -
鳥海湖。
特に何も無かったので、少しベンチで休憩した後オフロードバスに乗って船着場まで戻りました。 -
ということで船着場まで戻ってきました。
市街に戻るボートの最終便は17時30分らしいので、そろそろ帰ります。 -
ボートからの景色。
対岸に戻った後は少し川を上った所にある乌海滨河公园に向かいます。 -
乌海滨河公园にやってきました。
この近くに両岸を結ぶ鳥海湖大橋という橋があるらしいです。 -
これがその橋。
空気が悪くて先の方はどうなってるのかよく見えません。 -
拾い画になりますが、天気が良ければこの様に鳥海湖の向こうに日が沈むのが見えるそうです。
一応期待して来てみたんですが、今日の天気でこの様な景色が見れるはずもなく…残念。
まぁ運が無かったということで、切り替えてそろそろ夕食に向かいます。 -
ホテルの近くにある水浒烤肉という串焼屋にやって来ました。
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メニュー表。
牛や豚なんかもありますが、折角内蒙に来たならやはり食べたいのは羊。
店員さんに聞いた所、羊はここの近くで育てられたものを使っているらしいです。 -
羊肉が来ました。
肉のサイズが大きくて食べ応えがありそう。 -
ここの店は自分で焼くタイプらしく、なんと自動で裏返してくれるため何もしなくても勝手に焼けてくれます。
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焼けました。
調味料は付け過ぎず、なるべくそのままの羊肉を味わうのが本場の食べ方です。
やはり内蒙の羊の味は他の場所のものとは格が違います。 -
追加で頼んだジャガイモとシイタケ。
久しぶりに内蒙で羊肉を食べられて良かったです。 -
20時ごろ、ホテルに戻ってきました。
天気が悪かったのが残念でしたが、鳥海湖での観光は中々楽しめました。
メインの観光は今日で終わりで、明日はおまけの銀川観光をしていきます。 -
おはようございます。5月15日の朝です。
今日は昼の列車で寧夏回族自治区の銀川へと向かいます。
本当は鳥海に留まりたかったんですが、夜まで時間が潰せる気がしなかったので銀川に行くことにしました。 -
バスに乗って鳥海駅にやってきました。
駅の中に入ります。 -
乗るのは13時13分発の銀川行きです。
銀川までは1時間弱の乗車。 -
乗る前に駅構内にあった飯屋で昼食をとります。
失礼ですが、鳥海駅に飯屋があるとは思ってませんでした。 -
20分前になると検票開始。
高鉄に乗り込みます。 -
列車は定刻通り発車。
今回は窓際の席を取ることができました。 -
右側の車窓には有名な賀蘭山が見えます。
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もうすぐ到着です。
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銀川駅に着きました。
駅の外へと出ます。 -
銀川に着きました。
銀川は寧夏回族自治区の首府(省都)の街です。
約800-1000年前は西夏王国の首都として栄え、当時は興慶府という名前で呼ばれていました。
では駅前にある荷物預かりにスーツケースを預け、賀蘭山の近くにある西夏王陵に向かいます。 -
駅前の広場でバスを待っていたんですが、いつまで経っても来ないのでタクシーで向かうことにしました。
駅からは大体3、40分ほどで着きます。 -
15時30分、西夏王陵に着きました。
ここは西夏の歴代皇帝の陵墓が建てられている場所で、巨大な盛り土の様な非常に特徴的な形をしていることで有名です。
何と2025年には世界文化遺産にも登録されたそうです。 -
チケットは入場料が68元(学生老人は34元)、3号陵までのバス代が20元です。
また追加料金を払えば他の陵墓へも行くことができます。 -
ではまず景区に併設されている博物館の方をサクッと見ていきます。
西夏はタングート族の李元昊によって建国された王朝です。
1038年に建国され、200年間中華の西北で存続したのち1227年にモンゴルの侵攻によって滅ぼされました。
井上靖さんの名作「敦煌」で舞台になったのもこの西夏時代のことです。 -
西夏の歴代皇帝。
一般的には李元昊が初代皇帝ですが、西夏の前身を築いた父の徳明と祖父の継遷にも後に皇帝号が贈られました。 -
西夏を興したタングート族は自然信仰と鬼神信仰を主としていましたが、西夏の建国に前後して仏教信仰が盛んになりました。
その後西夏では仏教が最も信仰され、多くの石窟が造営されました。 -
敦煌郊外にある榆林窟石窟の第29窟を再現した部屋。
西夏時代に掘られたらしいです。 -
西夏時代の仏教絵画。
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西夏文字。
西夏では西夏語が公用語とされ、それを表す西夏文字が李元昊によって制定されました。 -
西夏が支配していたシルクロード交易路。
西夏は河西回廊一帯を支配し、交易によって経済は非常に発展しました。 -
西夏学の研究について。
日本人の研究者の方も西夏学の研究に貢献したみたいです。
ということで博物館を出て、地下通路を通って西夏王陵行きのバス乗り場へと向かいます。 -
西夏王陵の陵墓は賀蘭山の麓の枯れ野の中に点在しています。
実は西夏王陵へは2023年に一度行ったことはあるのですが、世界遺産になってから来るのは初めてなので、何か変わったところが無いかと楽しみ。 -
景区の地図です。
地図の上には幾つか陵墓がありますが、普通のチケットで行けるのは3号陵だけで、1、2号陵墓(双陵)、4号陵に行くには追加料金がかかります。
なおこの時は双陵は開放されていないようでした。 -
それではバスに乗って観光開始。
まずは3号陵に向かいます。 -
5分ほどで3号陵に着きました。
遠くの方に盛り土をした様な形の陵墓が見えます。 -
その周りにある副葬品の建物など。
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これが3号陵です。
建国者李元昊の陵墓だと言われています。 -
陵墓を拡大したもの。
風化によるものなのか、所々穴が空いています。 -
後ろからの写真。
そろそろ三号陵を後にします。 -
前行った時には無かった分かれ道がありました。
右に行くと双陵、左に行くと4号陵と出口方面に向かうバスの停留所があります。
これだけで帰るのは勿体無いと思ったので、追加で30元を支払って4号陵にも行くことにしました。 -
先程の場所からバスで移動して、4号陵への分かれ道がある停留所で下車しました。
4号陵へは電動の馬車に乗って移動します。 -
少し待たされてから出発。
やはり追加料金が掛かるからなのか、4号陵に向かう人はかなり少ないようです。
にしても前来た時は追加料金不要で4号陵にも行けたような気がするのですが…料金設定が変わったんですかね? -
そんなこんなで4号陵に到着。
ここは二代目皇帝李諒祚の陵墓だと言われています。
前は中に入れず周りにある柵からしか眺められませんでしたが、今は整備されて柵の中に入れるようになったみたいです。 -
これがその4号陵。
真後ろには賀蘭山があります。 -
正面からの写真。
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丘の上には角台と言われる塔があります。
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角台近くからの写真。
この荒涼とした感じが哀愁を誘います。
ではそろそろ出口の方に向かいます。 -
というこで景区の入り口まで戻ってきました。
一度見た事があるとはいえ、4号陵が整備されてから来るのは初めてだったので中々楽しめました。
この後はタクシーで夕食へと向かいます。 -
駅の西側にある益兴轩固原特色炒烩肉という店にやってきました。
特に食べたいものもなかったんですが、ネットの評価が良かったのでここにしました。 -
適当に川魚の唐揚げを注文。
骨が固くて口の中から出血しましたが、味はおいしかったです。 -
西安名物の羊肉泡馍。
ボリュームたっぷりでした。 -
時間が余ったので、銀川で最も大きな夜市である怀远夜市にやってきました。
雨が降ってるんですが、かなり賑わっています。 -
歩道橋からの写真。
道路には出店が並んでおり、右に曲がって夜市の中に入ると屋台と飲食店が軒を連ねています。
まぁ夕食はもう食べてしまったので、軽くデザートだけ食べていくことにします。 -
アイスクリーム。
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銀川ヨーグルト。
まだ来て20分ぐらいしか経ってませんが、雨足が強まって来たのでもう駅に向かってしまうことにします。 -
21時40分ごろ、銀川駅に戻って来ました。
このまま夜の列車で蘭州へと帰ります。 -
駅の中に入りました。
私が乗るのは22時40分発の西寧行き。
20分前になると検票が始まりました。 -
3泊中ホテルに泊まるのが1泊だけという変な日程の旅行でしたが、残るはもう寝台列車での移動だけです。
-
列車は定刻通り発車。
銀川のビル街を後にします。 -
少し遅めの23時ごろに消灯。
私も明日は早起きなのでそろそろ寝ます。 -
おはようございます。5月16日の朝です。
蘭州駅にはまもなく到着です。 -
6時45分、蘭州駅に到着です。
駅の外に出ます。 -
ということで今回の旅行はここまでです。
今回は内蒙の鳥海湖をメインに観光してきました。
天気が最悪だったのが残念でしたが、アクティビティなどもあって鳥海湖と砂漠の景色を堪能することができて良かったです。
夏休みは私の大好きな新疆を舞台に旅行する予定なのでお楽しみに。
これにて「内蒙 鳥海湖(黄河)に行ってきた」は終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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