2026/04/04 - 2026/04/06
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一人旅のラクさん
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4月4日から6日にかけて、甘南藏族自治州の合作市に行ってきました。
合作市は甘粛省南部にある甘南藏族自治州の町です。
青藏高原の東端に位置しており、「藏」の字が表す通りチベットの文化が深く根付いています。
海抜3000mの地点にあるため気候は涼しく、周りには高原特有の茶色い山々と草原地帯が広がっています。
以下旅程
1日目 蘭州市→合作市(バス)、当周草原风景区観光
2日目 タクシーをチャーターし美仁大草原・尕洒尔寺観光、安多合作米拉日巴佛阁観光
3日目 合作清真大寺観光、合作市→蘭州市(バス)
※中国に留学中のため出発地は日本ではなく中国からになります。
※当時の人民元-日本円のレートは1元-23.1円程です。
それではここから本編です。
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こんにちは、4月4日の昼前です。
久しぶりの中国旅行記は蘭州から始まります。
今回は甘粛省南部の合作という町と、美仁大草原という草原を観光していこうと思います。 -
合作市へは主に蘭州南バスターミナル(兰州南站)からバスが出ていて、チケットは片道75元です。
一応清明节(三連休)の1日目なんですが、案外人が少ない。 -
外国人は予約が出来ないので当日券しか買えなかったのですが、無事購入することができました。
乗るバスは12時発のようです。 -
これが今回乗るバスです。
甘南のいくつかの町を経由しながら、合作市まで約3時間で結んでいます。 -
12時05分、少し遅れて出発です。
出発するとすぐ渋滞に巻き込まれてしまったので、到着がかなり遅れそうです。 -
ようやく渋滞を抜け出した後は甘粛省の茶色い山々を行きます。
甘南は黄河上流域や草原をはじめとして自然観光が盛んです。
蘭州市街からも多くのツアーが実施されており、移動費を考えると比較的安い値段で色んな観光地を巡れます。 -
バスに揺られて4時間弱、ようやく合作の町が見えてきました。
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16時ちょうど、合作市に到着しました。
バスターミナルの装飾も何となくチベットっぽい感じ。
それでは一旦タクシーでホテルへと向かいます。 -
吉祥家园というバス停近くの维也纳3好酒店(ウィーン3ハオホテル?)に泊まります。
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1番安い部屋にしたので少し狭いですが、三連休なのに2泊で290元とかなりお安かったです。
まぁ田舎ですからね。
それでは少し遅くなりましたが今から市街のすぐ南にある当周草原という場所に行ってみることにします。 -
ホテルからタクシーで10分ほどで当周草原景区に着きました。
草原というと普通は郊外にあるものですが、ここ合作市では町のすぐ南に草原があります。 -
景区の中に入りました。
本当はチケットが60元(学生老人などは30元)かかるはずなんですが、オフシーズンだからか何故か徴収されず。 -
景区内の地図。
草原の割にはかなり狭いですが、歩きで全部まわると結構時間かかりそうです。 -
入り口近くにある草地にウシが放牧されています。
とはいえ甘南はまだ雪が解けたばかりで、草も成長しきっていない様子。 -
草を食っていた牛。
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人工池。
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向こうにも建物がありますが、オフシーズンで閉まってそうな感じでした。
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高い場所から景色を眺めたいので、向こうにある仏塔の方向を目指して丘を登っていくことにします。
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丘の上からの景色。
近場にあるのでショボいのかと思ってましたが、結構綺麗でびっくり。 -
向こうには合作の町並みと雪を被った山々が見えます。
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それでは遊歩道を下って出口へと向かいます。
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帰り道で見たウシの集団。
観光地と放牧地の両方を兼ねているのがわかります。 -
市街へはバスで向かいます。
当周草原と市街は路線バスで結ばれており、たった1元で市街の方まで行くことができます。
間隔は10分か20分くらいありますが、その方が安く済みます。 -
バスに乗ってそのまま夕食に来ました。
藏族自治州にいるということで、折角なので夜はチベット料理を食べていくことにします。 -
どうやらこの店は個室の部屋しか無いみたいで、1人にしてはやけに豪華な部屋に案内されました。
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チベット式炒飯と羊のスープ。
麺が入っていて、味は炒飯のそばめしみたいな感じでした。 -
韭菜盆子という料理。
ヤクの肉を使っているらしく少しクセがありましたが、味はほとんど焼き餃子と同じで美味しく食べられました。 -
ツァンパというチベット族の主食。
標高の高い場所で育つハダカムギという麦にバター、砂糖、お湯加えたものを押し固めて作ります。 -
この時は店の人が実演して作ってくれました。
形は手で握ったものは型にはめて模様をつけたものなどもあります。 -
自分でも作ってみました。
味は日本のきな粉と殆ど一緒で、日本人でも親しみやすい味わいです。
個人的にはバターを少なめにするとしつこく無くてより美味しかったです。
会計は118元でした。 -
ということでホテルに戻って来ました。
明日は昼からメインの美仁大草原を観光していきます。 -
日が明けて、4月5日の昼前です。
美仁大草原観光のタクシーのチャーターは事前にウィーチャットを通じて済ませてあるので、これからバスに乗ってその待ち合わせの場所へと向かいます。 -
市街の北部にある安多合作米拉日巴佛阁(ミラリバ仏閣)へとやって来ました。
ここと美仁大草原二号展望台の往復を300元でやってくれることになっています。 -
12時過ぎ、迎えの車がやってきて出発です。
美仁大草原は合作市から東に約40km程離れた場所にある草原で、場所によっては海抜が3600mにも達します。
盛り上がったコブのような地形が特徴的で、観光シーズンの夏には凸凹した地形が綺麗な緑一色に染まります。 -
道中の景色。
昨日の当周草原と同じく、まだ雪が解けてすぐなのでまだあまり草も生えていない様子。 -
まだ美仁大草原では無いんですが、駐車スペースがあったので車を停めて草原に降りてみました。
周りでは羊やウシなんかが放牧されています。 -
うーん茶色い大地。
まぁシーズンじゃ無いのでしょうがないです。
とはいえ夏はかなり混むらしいので、混雑が嫌ならこの季節に来るのもありかも知れません。 -
再び車に乗っていると小さな村とお寺がありました。
今は一旦先を急いで、帰りに時間があれば寄ってみます。 -
今度は大きな岩を発見。
車を降りて近寄ってみます。 -
どうやら白石頭という名前の岩みたいです。
周りはタルチョ(チベット仏教で用いられる簱)で仕切られており、チベット仏教の信仰の場だったりするんですかね? -
近くに展望台があったので登ってみました。
ここまでくると残雪も多く見られます。 -
近くの山にあった巨大なチベット文字のモニュメント。
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車に乗ってまた移動です。
13時半になるとようやく美仁大草原一号展望台が見えて来ました。 -
美仁大草原に着きました。
馬に乗ったチベット族の銅像が出迎えてくれています。 -
画像が荒くて見にくいかもしれませんが、これが美仁大草原の地図です。
合作市街から草原へ通じている道の途中には村、寺院、展望台等の観光スポットがあり、一番東まで行くと山の中にある治力关という村に行き着きます。 -
これが美仁大草原の景色です。
海抜3600mの大地に広大な草原の景色が広がっています。 -
拾い画になりますが、これが夏の時期の美仁大草原です。
夏の時期だと辺り一面が緑色で、本当に綺麗なんだろうなぁと思います。 -
この草原の特徴のコブの様な草地です。
この現象は水捌けが悪く草原の沼地化が起こりやすいこと、凍土になりやすいこと、植生、風や水による侵食といった要因によって引き起こされるそうです。 -
遊歩道があったので行ってみます。
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遊歩道からの景色。
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夏の景色も見てみたくなります。
それでは再び車に乗って先を行きます。 -
2018年に作られたというタルチョのトンネル。
風で飛ばされて地面に落ちたりしてたのでこれはちょっと…
しかし800mもあるみたいで、中を通ると少しだけ面白かったです。 -
タルチョを抜けた場所での一枚。
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最後に第二展望台へと向かいます。
東の方にある山が段々と近づいてきました。 -
第二展望台に着きました。
駐車場のすぐそばには売店があります。 -
展望台なのでまた遊歩道でもあるのか思ってたんですが、見当たらないのでそこら辺の草地を歩いてみることにします。
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向こうにも道路が続いており、あの雪を被った山の方に治力关という村と渓谷があるみたいです。
今思えば追加でお金を払って行けばよかったかも。 -
落ちていた動物の骨。
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今回の旅行記のサムネ。
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ではそろそろ草原を後にします。
来る時期が少し早かったのが残念ですが、景色が広大で結構よかっです。
機会があれば夏にリベンジしてみたいですね。
この後は来る途中に見たチベット仏教のお寺に寄ってみることにします。 -
二号展望台から40分ほどかけて寺院にやって来ました。
尕洒尔寺という名前らしいです。
ただあまり観光地化されてないのか、扉が閉まってる場所が多いです。 -
香炉?
植物なんかが燃やされていました。 -
存在感のある金色の仏堂。
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中はこんな感じ。
建物の中には入れませんが、境内は開放されていました。 -
建物の壁にはマニ車(回転させると経典を唱えるのと同じ功徳があるとされている)と仏画がびっしりと並んでいます。
折角なんでマニ車を回しながら一周してから出ました。 -
別の建物にあった巨大なマニ車。
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お坊さんたちの居住区。
ここで生活しながら修行してるんですかね。
ということでそろそろ市街へと戻ります。 -
再び米拉日巴佛阁に戻って来ました。
予定では明日行く予定だったんですが、少し早めに戻って来たので今観光してしまうことにします。
米拉日巴佛阁は1678年に贝喜饶曲丹大师という人が寺を開いたのが始まりだそうで、カギュ派(白派)の代表的な寺院らしいです。 -
境内の地図。
色々建物がありますが、少し疲れたので九层佛阁という大きな仏閣だけ見ていくことにします。 -
これが九层佛阁です。
11世紀のチベット仏教の指導者であるミラリバという人物が9層の碉房(チベット族の伝統的な住宅・建築様式 )の建設を命じたという故事に基づき、1777年に建設が始められたらしいです。
中には計1270体の仏像が安置されていると言います。 -
中へは靴を脱いで入ります。
中は勿論撮影禁止なので、代わりにその時書き残したメモを貼っておきます。
1.2階は吹き抜けで中央にはジャンツン?という巨大なチベット仏教の旗の塊があり、周りの壁には仏像や指導者の写真が置かれている。
3階以降は壁で仕切られた内側の仏像ゾーンと外側の廊下壁画ゾーン(壁に直接が仏画や模様が描かれている)があり、各回ごとに階段が違う場所にあるため右回りだけで一周できるようになっている。 -
1階の中央の旗の塊(ジャンツン)が何かわからず、僧侶の方にコレがなんなのか聞いてみたところ、ジャンツンだけなら写真を撮っていいよと言ってくれたのでありがたく撮らせてもらいました。
青・白・赤・緑・黄のチベット仏教特有の5色の簱を使った作り物で、かなり大きくて迫力がありました。 -
外に出て来ました。
写真は駐車場近くにあった仏塔。
確か西寧のタール寺にも同じようなのがあった気がします。 -
境内の風景。
それでは米拉日巴佛阁を後にして、夕飯へと出かけます。 -
夕食に行く途中に少しだけ立ち寄った香巴拉(シャンバラ)文化広場。
ここは街の中心部的な場所で、子どもたちが凧を挙げたり和気藹々としてました。 -
香巴拉文化広場から歩いて5分の場所にある宗巴雍姆藏餐府という店にやって来ました。
ホテルの中に併設されてるみたいです。 -
トゥクパという羊の出汁に麺が入ったスープ。
出汁が羊なだけで味はほぼ日本のうどんと一緒で、あっさりしていて非常に食べやすかったです。 -
甘南産牛肉を使ったステーキ。
赤身が多くて牛の味が濃い割には癖もなく、草原の草を食べて育った牛肉はこんなに美味しいのかと驚くぐらい美味しかったです。
合作に行ったときは是非食べていただきたい一品です。 -
焼いたジャガイモ。
味は良かったんですが。こんな多いとは思ってなかったので隣のテーブルのグループにお裾分けしながら食べました。 -
ということでホテルに帰って来ました。
明日は元々米拉日巴佛阁に行く予定でしたがもう行ってしまったので、予定にはなかったんですが街の北部にある回族のモスクに行ってみることにします。 -
日が明けて4月6日の昼です。
今日は回族のモスクを少し覗いた後、バスで蘭州へ帰ります。 -
その前に軽く昼食を食べます。
モスクに向かう途中にあった馨雅阁茶餐厅という店に入りました。 -
コーンの炒め物。
個人的にはそのままの方が好きですが、意外とこういう食べ方もありですね。 -
名前は忘れましたが混ぜ麺。
特色料理でもないですが、まぁ無難に美味しかったです。 -
市街の北部にある合作清真大寺にやって来ました。
見た目はモスクというより仏教のお寺に近い感じ。
中は写真撮影禁止だったので写真はないんですが、私が行ったときは丁度祈りの時間だった様で、1階の礼拝室では沢山の回教徒の方が祈りを捧げていました。
建物の裏には生活スペース?や祈りを始める時間が表示された掲示板なんかもあったりしました。
だいぶアウェー感がありましたが、リアルな回教徒の空間が垣間見れて良かったです。 -
祈りを終えると回教徒の方が一斉にモスクから出て来ました。
付近にはハラルの店があったりして、チベット文化の町においてもイスラム教が共存しているのがわかります。
それではそろそろ蘭州に帰るため、バスターミナルに向かいます。 -
合作市のバスターミナルにやって来ました。
行き同様当日チケットを購入してバスを待ちます。 -
14時35分発のバスだったんですが、満席になったのか14時30分に発車しました。
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行きは途中いくつか町を経由していたんですが、帰りはノンストップでした。
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17時10分、蘭州南バスターミナルに着きました。
歩いて出口へと向かいます。 -
出発地点と同じ場所に戻って来ました。
ということで今回の旅行記はここまでです。
今回の旅行では合作市と美仁大草原を中心に観光して来ました。
チベット高原の広大な自然とチベット文化は中々他の場所では味わえない体験で楽しかったです。
甘粛省はどうしてもシルクロードのイメージが先行してしまいますが、甘南には蔵族、回族、蒙古族など様々な少数民族が居住しており、また秘境が多く自然も非常に豊かなので、興味を持たれた方は是非一度調べてみてください。
これにて「甘南藏族自治州 合作市と美仁大草原に行ってきた」は終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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