2026/03/24 - 2026/03/24
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栃木の歴史と春の花を満喫ドライブ その1 天平の丘から蔵の街へ
その昔は、現在の関東平野中央の主要部分は、荒川、利根川、渡良瀬川、鬼怒川などの洪水が繰り返されて氾濫原だったのでしょう。
奈良時代からのこの辺りは、そのような平野と山との境目の扇状地を通る東山道で、奈良や京都の都とつながった文化的な先進地だったのかとも感じる地。
「天平の丘」は、当地に国分寺/国分尼寺が建立された8世紀のお話。
蔵の街栃木は、京都からは東山道から進化した中山道が倉賀野から江戸に向かう一方、東山道の後継の例幣使街道が賑わい、江戸とは巴波(うずま)川舟運でつながる江戸時代初期から明治時代のお話。
大平(おおひら)山はその昔、二千年も前に三輪山と呼ばれた大平山に、垂仁天皇のころに大物主神と天目一大神が鎮座されたのが太平山神社の始まりとされる。
三毳(みかも)山は、万葉集などに詠まれてきた東山道の橋立・美加保ノ関があったあたりと、歴史が古い。「万葉自然公園かたくりの里」は、そんな歴史の象徴か。
今日は、そんな歴史の地の春の花を訪ねての同窓生ドライブの旅。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の通勤車のラッシュを避け、首都高に7時前に乗ってC2からS1経由、下り方向なので流れが良くて、1時間余りで東北自動車道佐野SAで休憩。
佐野SAは久々の訪問であったが、建物、トイレ棟も全て建て替えられていて、新設のSAのような感じ。
(実は、佐野SAの東側の山が、今日の旅の最後に訪れる三毳山という旅程)三毳山 自然・景勝地
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東北自動車道を栃木ICで降りて、下道を20分ほどで、旧国分寺町にあたる下野市西部、姿川と思川に挟まれた台地上に残る寺院跡天平の丘公園の一角である下野国分寺跡に到着。
発掘ののち埋め戻されて芝生の公園状になった下野国分寺跡は広大で、相当な労力をかけないと建立できない規模。
奈良時代は僻地であったこのような東国の端まで中央政権の力が及んでいたことに驚く。下野国分寺跡 名所・史跡
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周りに植えられた桜は、品種名は書いてないが、もう三分咲きくらい。
(帰宅後に調べると、下野国の国分寺はここであったが、国庁は、1979年の発掘調査で、思川を挟んで数キロ西の栃木市田村町、現下野国庁跡資料館あたりだったと判明したそう。) -
ここの桜は、ソメイヨシノよりも早咲きの桜のよう。
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復元想定図を見て、往時を偲ぶ。
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国分寺跡から東に600mほど、車を東駐車場に停めて、国分尼寺跡を訪ねる。
下野国分尼寺跡 名所・史跡
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国分尼寺跡は、芝生に柱の礎石が点々と顔をだしている公園に整備され、周囲には有名な岐阜県の根尾谷淡墨桜の実生から育てられたという淡墨桜(ウスズミザクラ)9本が満開に。
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花見客などのマナーが良いので、枝が地面近くまで垂れ下がっている。
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親の薄墨桜の写真も掲示されているが、さすがに推定樹齢1500年は大きく、親と孫のよう。
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花の色はうすいピンク。
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実生苗20本を植えたとされるが、9本が成長して群落をつくっている。
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天平の丘公園のあちこちに歌碑などが建てられている。
天平の丘公園 公園・植物園
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天平の丘公園から西に車で向かうと、すぐに栃木市の中心部。
メインストリートは、駅前から北に、日光例幣使街道のすぐ東隣に整備された「蔵の街大通り」。
名物の祭礼の山車が通り易いように電線は地中化されていて気持ちが良い。
ここ、とちぎ山車会館前の広い歩道から北を望むと、市内一番のビルが見える。東武百貨店の看板があるが、デパートは1階以下で、2階以上は栃木市役所だという。(元は福田屋百貨店の撤収跡)。とちぎ山車会館前の駐車場に車を入れて、街を散策する。とちぎ山車会館 美術館・博物館
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蔵の街大通りの西側に日光例幣使街道が通り、そのすぐ西側に舟運で賑わったという巴波川が流れる。
南の関門橋まで南下し、その先を巴波川沿いに北上することにする。蔵の街遊歩道 名所・史跡
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巴波川が東南に向きを変える曲がり角の左岸が瀬戸河原公園。
瀬戸河原公園 公園・植物園
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巴波川は、昔は湧水などを集めて水量が多かったようだが、現在は堰などで水を溜めている。
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小さな堰の上流が遊覧船のコース。川の上には鯉のぼりの装飾が季節感を出している。
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こちらが蔵の街の中心部にある巴波川遊覧船のりば。
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こちらが蔵の街遊覧船待合処
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乗船料は1,000円で、一日に何回でも乗船できるという太っ腹。
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巴波川遊覧船はNPO法人が運行しており、年配の船頭さんが竿を操る。
第一便は客が少なく、貸し切り状態で出発。蔵の街遊覧船 乗り物
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貸し切り状態なので、船頭さんに質問ができて良かった。
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川面には、カモが住み着いているよう。
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舟に集まるカモは、蒔かれる鯉のエサ目当て。
渡り鳥のヒドリガモがメインで、一部は渡りをしないカルガモも混じる。 -
この船は、1回の支払いで一日に何回でも乗れるという。
ただ、運行されているのは数百メートルの間のみ。
船頭さんの解説や唄などで30分弱で下船し、徒歩観光に移る。
以下、「その2」につづく。
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