2025/10/03 - 2025/10/04
173位(同エリア303件中)
めんまさん
前回の旅で会津にある勝常寺の副住職さんに教えていただいた邪鬼の別の姿を見に、旅から帰って5日というのに今度は奈良に行くことになりました。
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10月3日(金)
支度を済ませ、いつものごとく夜9時ごろの出発。関西方面は東名の静岡が長くて飽きるので気が進まない(運転するのは夫)ですが、いろいろ話をしていたら割と退屈しないで静岡を過ぎ、土山サービスエリアで車中泊。
10月4日(土)
朝起きて、まずは五劫思惟阿弥陀仏を見に玉桂寺(ぎょくけいじ)へ。
五劫思惟阿弥陀仏と言えば8月に奈良へ行った際、五劫院で見た五劫思惟阿弥陀仏様(通称アフロ大仏)をたいそう気に入ったのは私ではなく夫。 私の仏像愛が移ったか?(笑)
ということで小雨の降る中、滋賀県甲賀市にある玉桂寺に到着。
周囲の道路は細いので運転には注意が必要かも。電車で来る場合は駅からなんと「吊り橋」を渡らなくてはなりません。こちらもこちらで注意が必要。玉桂寺 寺・神社・教会
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玉桂寺は、高野山真言宗のお寺です。「勅旨の弘法さん・信楽の弘法さん」と親しまれており、子宝祈願の股木杉、弘法大師ゆかりの三鈷の松にも訪れる方も多いそう。
その三鈷の松は駐車場の端に植えられており、この松の葉を持っていると幸せが訪れるのだとか。お財布の中に入れれば金運に恵まれるらしい。
もちろん、拾いましたとも。(笑) 葉が三本の珍しい松です。 -
中に入ると、大きな不動明王様がお出迎えしてくれます。カラフルで、巨大です。
雨が降っているので写真を撮りそこないました。
本堂へ進みます。
お線香を灯しお参りをしていると(たぶん)いつも来ている方が「そこへ入って地下に行けるよ。地下を通って隣の建物に行けますよ」。と教えてくださいました。
靴を脱いで中に入ります。 -
本堂のご本尊は秘仏「弘法大師像」で、50年に一度の開帳。厨子が閉ざされていました。脇侍の愛染明王はお見えでした。ピンボケです(笑)
外では先ほどの方がお参り中。お坊さん並の流暢なお経を唱えていらっしゃって、とてもムードが高まりました。 -
右奥には大黒様が。投げたお金が倍になるらしいけど、ここは思い切れない私がいました。
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本堂左奥にはこのような階段があり、謎めいた闇に呼ばれて中へ。
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階段を下りて左に曲がると、ぎょっとする数の観音像が。本当はもっと暗いのでちょっと怖い。
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途中、足腰神経痛にご利益があるという薬師如来様が鎮座しています。中年であちこち痛い夫婦は一心に祈り、真言を唱えます。薬師如来の真言「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」は以前に愛知県岡崎にある一畑山薬師でご祈祷をしてもらったときに覚え、それ以来暗記しています。
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地上に出て、阿弥陀堂へ。
ここには平安時代の阿弥陀如来坐像(甲賀市指定文化財)と室町時代の阿弥陀如来坐像、五劫思惟阿弥陀如来坐像(甲賀市指定文化財)が安置されています。 -
今回の目的であるアフロ大仏(五劫思惟阿弥陀如来坐像)は一番右のこの方。
五劫というとてつもない長い時間、思惟(考えること)をこらし修行をされた結果、髪の毛が伸びてしまったのが五劫思惟阿弥陀仏で、全国でも16体ほどしかみられないという珍しいお姿です。
落語の「寿限無寿限無、五劫のすり切れ」はここからきています。一劫の表現は様々なので、調べてみると面白いと思います。 -
さて、ここ滋賀県には焼き物の里があります。みんなが知っている狸の置物、そう信楽焼。
近江グリーンロードにはたくさんの窯元や焼き物のお店があります。
どこにしようか迷ってしまうくらい本当にたくさんの店が並んでいるのですが、初心者の私たちはとりあえず「滋賀県立陶芸の森」という大きな施設に伺いました。
山には陶芸関係の研究所や研修所、美術館や体験プログラムが出来るところや広場など、たくさんの建物が点在していて、とても広いです。滋賀県立陶芸の森 美術館・博物館
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通りの駐車場に車を停めて、ひたすら上り坂。やっと展示館に着いたと思ったら、たまたま屋外でイベントをやっていました。そっちの方が面白そう!と小雨の中を1店舗ずつ見て歩きました。
個性あふれる作家さんたちの作品を見るだけでも楽しいですが、よく見れば掘り出し物もあったりして、二、三買いました。こうして作家さんから直接買うのは特別感があって好き。 -
そして車に戻り、焼き物ロードを京都方面へ走っていくとだんだん「お茶ロード」に変わっていきます。
京都に入り、次のお寺はこちら。
正寿院
ご本尊の十一面観音が50年ぶりの開扉と聞き、これは行かねばと向かったわけです。しかも鎌倉時代の有名仏師、快慶作の不動明王様もいらっしゃるなんて。正寿院 寺・神社・教会
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ここを左に行ったところで十一面観音と不動明王を見ることができます。
拝観料1000円+駐車場代300円を支払うと、パンフレットとお菓子をいただきました。そして本堂の中へ。畳敷きの広間の奥、普段は開かないところに通され進んでいくと、小さな十一面観音様がいらっしゃいました。
ポスターの感じからするとある程度の大きさがあるように想像してしまうのですが、実物は台座を含めて90センチほどの小さな仏様でした。
およそ700年以上前に作られたヒノキまたはカヤという木でできた観音様、小さいながらも装飾の細部まで作りこまれ、間近で見ると惚れ惚れするほどです。
これで最後というのは、この展示が終わったら200年ぶりの修復に入るのだそう。なので今の姿を見られるのは最後、というわけです。
一方、快慶作の不動明王様はどっしりとした体格とすべすべした肌感、整ったお顔と美しい曲線が素晴らしかったです。こちらも小さいお像で、高さは45センチほどだそうです。 -
客殿では色とりどりの天井画や、ハートの形にくりぬかれた壁「猪目窓」を見ることができますが、お寺の庭を見ながらヨガ体験が出来たり、風鈴の絵付けをしたりと、こちらは歴史的価値というよりは、インスタ映えの意味合いが強いかも。夏には2000個の風鈴を飾り付けた「風鈴祭り」が催されるという事なので、お好きな方はぜひ。
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次もまたお寺です。「禅定寺」(ぜんじょうじ)正しくは、白華補陀落山観音妙智院禅定寺(びゃくげほだらくさんかんのんみょうちいんぜんじょうじ)という長い名前のお寺です。通りに面した駐車場からはこのように見えます。
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階段を上っていくと、おや?なかなかいい感じ。
禅定寺は1000年以上の歴史を持つ古いお寺で、もとは天台宗でしたが現在は曹洞宗で、福井県の永平寺と神奈川県の總持寺を両大本山とする寺院です。
仁王門をくぐると、立派なかやぶき屋根の本堂が見えてきます。
本堂と素敵な庭を周ったら収蔵庫へ。あらかじめ鍵を開けてくれているので自分で扉を開けて入れます。
入ると自動的にガイドのアナウンスが流れます。
十一面観音立像(本尊)寄木造漆箔 像高286cm 藤原時代初期(10世紀末) 国重要文化財
大きくて金ピカの観音様です。
禅定寺-十一面観音立像(本尊)
月光菩薩立像 一木造彩色 藤原時代初期(10世紀末)像高208cm
禅定寺-月光菩薩像
日光菩薩立像 一木造彩色 藤原時代初期(10世紀末)像高203cm
日光・月光菩薩様は体の曲線がきれいなものが多い気がします。
禅定寺-日光菩薩像
他にも地蔵菩薩・四天王・文殊菩薩などたくさんの仏様が並んでいました。禅定寺 寺・神社・教会
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ここでお昼。道すがら何か食べるものはないかと見つけたお店がこちらです。
たなか屋
夫はかつ丼が食べたくて仕方が無かったようで、メニューにあったので喜んでいました。 -
私が食べたのはこちら。ちくたま天ぶっかけうどん(冷)。
京都のうどんってなんか普通だなぁ~と思っていたら、どうやらここは讃岐うどんのお店らしい(笑) 卵の天ぷらは大好物。美味しかったですよ。 -
そして大安寺 がん封じの寺として信仰されているお寺です。
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がん封じのおまじない?でしょうか。小さな達磨がたくさん置かれています。
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宝物殿。楊柳観音立像をはじめ、奈良時代の7体の仏像が安置されていました。
嘶堂(いななきどう)には頭に馬を載せていない珍しい馬頭観音様がいらっしゃるのですが、こちらは3月の公開のみとなっているのでこの日は会えず。 -
次のお寺は霊山寺(りょうせんじ)
世界平和を祈るバラ園がある珍しいお寺。
珍客がお出迎え(笑)霊山寺本堂 寺・神社・教会
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色々な仏像がずらっと並んでいました。
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本堂へ続く階段。苔むしていて滑りやすい。
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本堂(国宝)。こちらには秘仏(平素非公開)の薬師如来・日光、月光菩薩。
他に十二神将、に天皇、大日如来、阿弥陀如来、地蔵菩薩、行基菩薩、などが祀られている。
この日は時間外により入れませんでした。 -
そしてここは薬師湯殿(お風呂)です。熱めの湯でしたが薬湯ということでなんとなく染み入るお湯でした。
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バラ園はこの通り和の雰囲気はゼロ。バラはほとんど咲いておらず、あと2週間遅いくらいがちょうど良かったかも。時期にはカフェが開いてバラ苗販売もされるそうです。変わったお寺ですね。
戦後に世界平和を願い、本堂の北東に当たる鬼門に、とげのある木を植える習わしに倣ってバラを植えたそうです。私もいつも世界平和をお祈りしています。 -
その後、いつものように夫が大好きなイオンモール。奈良登美ヶ丘を冷やかし、続いてご当地モール「平和堂アルプラザ木津」へ。夕飯時になり、一階にあった洋食屋さんのショーケースに心を惹かれましたが、最初に決めていた「つけ麺無心」へ。
奈良のラーメン百名店のお味は…
食べログ百名店WESTに選出された名店らしく駐車場が満車で、付近を3回ほど回ってからやっと入れたお店なのですが、あれあれ?
なんかいろいろ「???」なお店でした~
十一面観音にまみれた一日でした。
道の駅クロスウェイ中町で車中泊 早々に寝ます。
2日目につづく。つけ麺無心 グルメ・レストラン
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