2025年12月韓国鉄道旅行4（釜山から東大邱・晋州乗り継いで木浦へ）

2025/12/16 - 2025/12/16

　2025年12月15日から17日にかけて韓国へ行ってきました。
　韓国へ行くのは今年7回目、通算52回目になります。
　今回、韓国国内で新たに乗る新線区間はありませんが、SRTが走る西大邱駅前後区間と東大邱駅～晋州駅区間に乗ることを第一目的としました。
　航空券は、2025年2月に予約していたANAの特典航空券が大雪のために断念し変更したものを利用しました。
　羽田から金浦の行きの便はビジネスクラス利用です。
　釜山駅に到着し、折り返しKTX青龍号に乗って東大邱駅へ戻り、今度はSRTに乗って晋州駅へ向かいます。

エリア 木浦(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

　釜山駅です。
　クリスマスムード

釜山駅 駅

　駅舎の東側から、こちら側に出たのは初めてかも。
　釜山港国際旅客ターミナルへはこちらから向かいます。
　乗る機会はありませんが。

　反対側へ

　西側の正面口

釜山駅 グルメ・レストラン

　Busan is good

釜山駅 駅

　なにかのイベントやるのかな。

　以前宿泊した東横イン釜山駅1

東横INN釜山駅1 ホテル

　12:34発「KTX青龍32号」に乗ります。

　釜山駅にもKORAILラウンジ、次来た時利用してみようっと。

　自動ドア開いたので、ちょっと中のぞいてみました。

　KTX青龍号、160000系電車、2024年デビューの新しい車両です。
　

　新型と従来型

　釜山駅12:34　→　13:13（KTX32号）

　160101

　1号車に乗ります。

　TC1　160101

　特室予約していました。
　パーソナルモニター付きです。

　2+2列シートですが、一般室よりゆったりしています。

　テーブル広げてみます。

　8A

　日本語表記もあります。
　「この列車は12:34に出発する　ソウル行き　KTX32列車でございます」

　半分くらい乗っていました。

　パーソナルモニターちゃんと映りました。
　Ypu Tubeで「ビルボード2025年間チャート」の紹介の映像とか見ていました。

　「KTX青龍32号」は、最高速度320キロメートルの速達タイプです。
　釜山駅からサウル駅まで最速の2時間25分で走ります。
　蔚山駅通過

KTX 蔚山駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

　東海線が見えてきました。

　慶州駅を通過

新慶州駅 駅

　駅近くに高層マンション見えます。

　10年くらい前にはなかったような？？

　あっという間に東大邱駅に到着

　前方から1枚
　当初、この下り「KTX17号」に、幸信駅から釜山駅まで乗り通す予定にしていましたが、西大邱駅経由のSRTに乗ることを優先しました。(笑)

　また乗りたいですね。

　いまのところ、この1編成だけの運用のようで、平日は幸信－釜山－ソウルと1往復ののち、湖南高速線の龍山－光州松汀を往復する運用になっています。
　週末は、釜山2往復の運用です。

　見送ります。

　今度は14:01発「SRT381号」晋州行きに乗ります。

　いったん外へ、こちらは北側

東大邱駅 駅

　こちらは南側の正面口

　クリスマスの扮装で募金活動行っていました。

　すぐ隣の新世界百貨店大邱店内に東大邱バスターミナルがあります。

東大邱バスターミナル バス系

　気候時計（クライメートクロック）、気候変動によって地球が限界を迎えるまで（世界の平均気温上昇を1.5℃以下に抑え、気候変動による影響で取返しのつかなくなるまでに残された時間）のリミットを表しているそうです。
　あと、3年と216日22時間10分59秒

　ホームに戻り、「SRT381号」晋州行きに乗ります。

　東大邱駅14:01　→　晋州駅15:44（SRT381号）

　220編成

　先頭車は122052

　122008車両に乗ります。

　降りる人の方が多かったようにみえました。

　車内

　この列車は東大邱駅を出ると、京釜高速線から京釜線に移ります。

　密陽駅を出ると慶全線に入り、進永駅、昌原中央駅に停車します。
　昌原中央駅では半分以上のお客さんが降りました。
　この駅は、慶全線の複線電化によりできた駅で2010年12月15日開業、同日からKTX号が馬山駅まで運転されるようになり、この駅にも停車しています。
　今まで知らなかったのですが、昌原中央駅は、その名の通り近くに慶尚南道庁や昌原市庁がありました。
　もっとびっくりしたのは、昌原市と馬山市、鎮海市が合併して2010年に新「昌原市」が誕生していたことでした。
　馬山駅は馬山市にあるものと思っていました。
　ちなみに、現在の昌原市は人口100万人超とのことです。

　ホーム、反対側ホームは嵩上げしてあります。
　釜山と馬山を結ぶ電鉄線のホームだと思われます。
　だいぶ前から建設が進められていますが、トンネル崩壊事故の影響で改行が大幅に遅れています。

　長項（電鉄）線の牙山駅のような段差のあるホームです。

　車内が空いて来たので、

　シート倒してみます。

　旧線と合流して、

　昌原駅に停車します。

　馬山駅に停車して、次は終点　晋州駅

　これでSRTが走る
　京釜高速線直通（水西－釜山）
　湖南高速線・湖南線直通（水西－木浦）
　東海線直通（東大邱－浦項）
　全羅線直通（益山－麗水エキスポ）
　慶全線直通（東大邱－晋州）
全区間踏破達成です。

　駅名標

晋州駅 駅

　今乗ってきた列車は16:47発「SRT384号」として水西駅へ折り返します。
　私が次に乗るのは、その下の17:00発「セマウル1087号」木浦行きです。
　前月にも乗った木浦宝城線経由の列車です。

　きっぷ売り場

　晋州駅舎

晋州駅 駅

　晋州駅前、この駅は2012年10月に慶全線の複線化により郊外に移転してきました。
　

　2013年6月に訪れた時の写真はこちらです。

　https://ssl.4travel.jp/img/tcs/t/pict/lrg/29/67/86/lrg_29678650.jpg?20130703221302

　10年余りの間に高層マンションが立ち並ぶようになりました。

　ロータリー

　駅前のいくつかの飲食店営業していました。

　駅前のこちらのお店に入ります。

　おひとりさまでも気軽に入れる食堂でした。

　メニュー、キンパやラーメン等

　キンパとチーズラーメン、今度こそチーズラーメン食べられます。(笑)
　ただし、メニューにはキンパ3,500ウォン、チーズラーメン5,000ウォンとあるのですが、レシート見るとチーズラーメン6,000ウォンとなっていました。
　お店の人に伝えようかと思いましたが、伝え方が分からないので断念
　

　キンパ

　2015年に建てられたモニュメント
　「KORAIL　ここは晋州駅です」

　ホームに戻ります。

晋州駅 駅

　ホーム

　乗車案内

　ホームと高層マンション

　釜田駅発木浦行き「セマウル1087号」到着

　晋州駅17:00　→　木浦駅19:45

　ディーゼル機関車の後ろに

　セマウル客車3両、その後ろに電源車

　木浦⇔釜田
　
　朝、木浦駅を8:02に出発し釜田駅に12:38着、折り返し釜田駅15:06発木浦駅19:45着という1日1往復する運用となっています。

　後ろは電源車

　客車内、空いていました。

　セマウル号のシートです。

　倒してみます。

　コンセントがあります。

　河東駅に停車

　河東駅に停車

　順天駅に停車、この駅で車両点検のため約5分遅れで出発します。
　木浦駅での乗り継ぎが10分しかないのであまり遅れると困ります。

順天駅 駅

　順天東川を渡ります。
　

　木浦宝城線に入り、新宝城駅に停車

　この時点で6分遅れ

　新宝城駅で順天行き「ムグンファ1964号」と交換します。
　重点方面への列車はこれが最終です。
　なお、慶全線得粮駅～光州松汀駅間は、木浦宝城線の開業により1日3.6往復の運転となってしまいました。

　セマウル号は、新線区間に入るとスピードを増しました。
　次の長東駅を通過し全南長興駅に停車

　車内もだいぶ空いてきました。
　車掌さんに聞くと木浦駅でKTXに接続するとのこと、よかった。
　まもなく木浦駅に到着、約5分遅れ。

　19:55発「KTX434号」幸信行きに乗り換えます。
　接続が5分くらいなので、係員の方に誘導されました。
　ただし、乗り換え客は私のほかにも数人いました。

木浦駅 駅

　山川車両、途中の益山駅で麗水エキスポ駅からの車両と併結されます。

　木浦駅19:55　→　龍山駅22:34（KTX434号）

　車いすスペースがある先頭の1号車に乗ります。

　車いすスペース

　夜のソウル方面行き、空いていました。

　この列車はソウル駅の先、車両基地がある幸信駅まで行きます。
　また、ソウル駅にも停車します。