2025年12月　熊野古道ハイキング　伊勢路9　曽根次郎坂・太郎坂

2025/12/11 - 2025/12/11

某旅行社の企画ツアー

『熊野古道　伊勢路ハイキング　第10回　曽根次郎坂・太郎坂』

に参加しました

※曽根次郎坂・太郎坂の名前の由来

この峠はかつて「志摩の国」と「紀伊の国」の国境だった

山越えの際　峠までが自領（自分の領地）

峠を越えると他領（他人の領地）です

自領・他領が訛って次郎・太郎になったそうです

現在も峠が尾鷲市と熊野市の市境になっています

エリア 熊野(三重)

今回の集合・受付は8時30分エスカ地下街　

バス乗場はＡバースで名古屋駅を8時40分出発

エスカ地下街 市場・商店街

途中　嬉野パーキングでトイレ休憩

嬉野の下りＰＡはコンビニとトイレだけのシンプルＰＡ

伊勢自動車道 嬉野PA (下り) 道の駅

今回のバスは三重交通さんのバス

座席にUSBポートがあった

ランチはバス内で食べます

最近のこのツアーでは弁当をバス内で食べています

できれば外で開放感を感じて食べたい

賀田駅前でバスを降りてハイキング開始

本日の現地ガイドさんは88歳のおじいさんです

賀田駅 駅

賀田湾を左手に見て国道311号を歩きます

賀田湾 自然・景勝地

曽根の首なし地蔵

首から上の病に御利益があるという

飛鳥神社境内　大クスノキ

樹齢は1000年以上です

曽根弾正屋敷跡

曽根弾正は室町時代に近江から招かれこの地一帯を治めた人物

本名は佐々木宇右衛門正吉でこの地に移り住んでから曽根弾正と改名

登り口（世界遺産区間）を目指します

今日は尾鷲市と熊野市の市境である甫母峠を超えるコース

曽根次郎坂登り口にある広場でトイレなど準備します

これより先のハイキング中はトイレ無し

曽根次郎坂・太郎坂　登り口

ここから世界遺産区間の始まりです

曽根次郎坂・太郎坂　曽根五輪塔案内板

すぐ近くに五輪塔があるはずだけどガイドさん素通りでした

曽根次郎坂・太郎坂

今日は総勢20数名のハイキング

曽根次郎坂・太郎坂　南無阿弥陀仏名号碑（関所跡）

熊野古道を旅する巡礼者の安全を祈って建立

曽根次郎坂・太郎坂　猪垣

猪垣も熊野古道の名物です

曽根次郎坂・太郎坂　木製の世界遺産道標（01/39）

分母39ですから今回の道のりの長さが分かります

因みに世界遺産区間には100ｍ間隔でこの木製道標がある

曽根次郎坂・太郎坂　石切場跡

切出した岩は江戸城の築城に使われた

曽根次郎坂・太郎坂　木製の世界遺産道標（02/39）

紀伊国と志摩国を分ける甫母峠を目指します

曽根次郎坂・太郎坂　石切場跡

切出し跡の残る巨岩が転がっている

曽根次郎坂・太郎坂

結構きつい登りが続きます

曽根次郎坂・太郎坂　行き倒れ巡礼供養碑

巡礼旅人の中には志半ばで亡くなった旅人もいます

曽根次郎坂・太郎坂

きつい登りが続く中でここは平たんな道

曽根次郎坂・太郎坂

苔むした石畳が普通にあるけどとても貴重な史跡です

曽根次郎坂・太郎坂　曽根の一里塚

道の両脇に土塚らしき膨らみがある

案内板があるからわかるけど何もないと素通りしそう

曽根次郎坂・太郎坂　鯨岩

確かに山の中から出てきた鯨です

曽根次郎坂・太郎坂

まだまだきつい登りが続く…さすが中級レベル

曽根次郎坂・太郎坂　行き倒れ巡礼供養碑

この日2基目の供養碑

曽根次郎坂・太郎坂　甫母峠　ほうじ茶屋跡

ここにかつてほうじ茶屋があって旅人をもてなした

曽根次郎坂・太郎坂

降りでいきなり木の根道が始まった

曽根次郎坂・太郎坂　木の根道

雨の日はスリッピーで歩きにくそう

曽根次郎坂・太郎坂　

熊除け鈴付き木製の世界遺産道標（17/39）

曽根次郎坂・太郎坂　楯見ヶ丘

見晴らしは……木が伸び過ぎてあまり見えない

曽根次郎坂・太郎坂　楯見ヶ丘

近畿大学の鮪養殖場が見えた

曽根次郎坂・太郎坂　

尾根道です

曽根次郎坂・太郎坂

結構膝や腰に響きます…明日が心配

曽根次郎坂・太郎坂　猪垣

江戸時代から農作物を猪や鹿に荒らされていた証

曽根次郎坂・太郎坂　猪落としの穴跡

ここに落ちた猪や鹿を捕って食べていた

曽根次郎坂・太郎坂　猪垣記念碑

猪垣の記念碑は他所では見かけない

曽根次郎坂・太郎坂　木製の世界遺産道標（37/39）

あと少しだけど降りは膝に堪えますなぁ

曽根次郎坂・太郎坂　

切出したけど捨てられた石も猪垣に利用

何となくシュールな光景

曽根次郎坂・太郎坂　木製の世界遺産道標（39/39）

ついに最後の木製道標

下りは道標の番号が進むのが早く感じる

曽根次郎坂・太郎坂

最後の最後でこの悪路

曽根次郎坂・太郎坂　行き倒れ巡礼供養碑

刻まれた文字で17歳の少年の供養碑であることがわかる

曽根次郎坂・太郎坂　世界遺産道標

ここまでが世界遺産区間

二木島駅までもう少し歩きます

見えた海は二木島湾

アスファルトの道に描かれた案内マーク

二木島港公衆トイレ　ハイキング終了

二木島駅に到着

熊野市駅まで電車に乗ります

二木島駅 駅

二木島駅　ＪＲ紀勢本線

乗客は我々の他はほとんど学校帰りの高校生

JR紀勢本線 乗り物

熊野市駅

ここにバスが待機しています

熊野市駅 駅

嬉野ＰＡ上りでトイレ休憩

外の売店は閉まっていました

嬉野パーキングエリア(上り線)フードコート グルメ・レストラン