2025/12/03 - 2025/12/10
103位(同エリア126件中)
らぱぱ代さん
その2は3日目午前中のパタンの観光についてです。パタンにもカトマンズと同様ダルバール広場がありますが、カトマンズほどわちゃわちゃしているわけではなく、落ち着いた感じでした。
写真は、クリシュナ寺院(左)とヴィシュワナート寺院。
12月3日 成田出発、カトマンズ着
12月4日 早朝エベレスト遊覧飛行、カトマンズダルバール広場、スワヤンブナート寺院
12月5日 パタン観光、ポカラへ空路移動
12月6日 早朝アンナプルナケーブルカー、ベグナス湖遊覧
12月7日 ポカラ市内観光
12月8日 空路カトマンズへ、バクタプル観光、バスでナガルコットへ
12月9日 ボダナート観光、夜ネパール出国
12月10日 成田帰着
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3日目、12月5日、おはようございます。
ホテルは連泊、モーニングコール7時、ホテルのレストランでビュッフェの朝食(写真撮り忘れ)後、ホテルを9時出発のゆったり行程です。
今日は、カトマンズ市街地から南にある古都パタンの観光からスタート。
パタンの入口であるパタンゲートの前でバスを降りて、後は徒歩で巡ります。
パタンゲートは、両面絵が描かれていますが、ほぼ同じです。なので、光があたってきれいな方を載せました。ヒンズー教の神々が描かれています。 -
ダルバール広場までは、やはりこんな路地を通って行きます。道の細さは中東のメディナ並、ですが上層階の木彫り装飾が施された窓が景観をつくっていて、石で囲んでしまう中東とは違ってやはり独特です。
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街角にはこんな寺院も点在しています。
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祠もあちこちにあって、宗教が生活の一部だということが感じられます。左はガルーダ、右はガネーシャ。
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20分くらい歩くとダルバール広場に出ました。
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ここでも、入場チケットを首からさげての観光です。
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先ほどは逆光でシルエットだったクリシュナ寺院と、ヴィシュワナート寺院(右)。
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クリシュナ寺院の左(南)にあるのはジャガナラヤン寺院。
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クリシュナ寺院は、17世紀に建てられたネパールでは珍しい石造の寺院です。2階にクリシュナ、3階にシヴァ、4階には仏陀が祀られているそうですが、ヒンズー教徒以外は立ち入り禁止です。
ヒンズー教の神と仏陀を同じところに祀るのがパールの宗教混淆おおらかさですね。 -
シヴァ神が祀られているヴィシュワナート寺院。正面は象です。
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ヴィシュワナート寺院の北にあるビムセン寺院。ダルバール広場の一番北端です。塔から垂れ下がっているネクタイ風の帯は天国への階段。
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マッラ王の石柱の先端部分。どのマッラ王なのかは、ネパール史には全く疎いのでわかりませんが、きっとパタンに繁栄をもたらした賢い王なのでしよう。各ダルバール広場には必ず一つありました。
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南へ進むと、タレジュの鐘(これも各ダルバール広場に一つずつあり)と、八角形をしたクリシュナ寺院があります。
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これが、ダルバール広場南端にある八角形のクリシュナ寺院。こちらも石造のようです。
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ダルバール広場の南端から北側を撮った写真。右側が王宮の建物になります。
パタンの旧王宮は、南から順に、スンダリ・チョーク、ムル・チョーク、マニ・ケシャブ・ナラヤン・チョークと呼ばれる中庭をそれぞれ囲む四角形の建物が3つつながった形式です。使用目的が異なるのか建築年代が異なるのでしょうか。そのあたりは建造物を見る限りでは全然わかりません。
一番手前に写っているのが、中にスンダリ・チョークのある旧王宮です。入口を獅子の対が守っています。
旧王宮の並びのひときわ高い屋根の建物がデグダレ寺院。 -
一番北側の、中にマニ・ケシャブ・ナラヤン・チョークのある、現在はパタン博物館として使用されている旧王宮の中に入りました。1734年完成。上階部分に上がって博物館の展示物を鑑賞できるようになっているはずですが、時間の関係か割愛されました、残念。
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入口。さすが王宮、木彫り細工がみごとです!
上の窓は王が公衆に顔を見せるときに使われたもの。 -
入口をくぐると、中庭であるマニ・ケシャブ・ナラヤン・チョークにはいります。何か美術関係のイベントが行われていました。
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チョークを東へ出た広場では、日本でいう十三参りみたいな風習でしょうか、着飾った少女がいました。カメラ・スマホを向けると視線を合わせ、ポーズをとってくれたので、思わずツアー一同パチリ。横では、我が娘を撮る日本人観光客一同を、スマホ撮影をするパパの姿がありました(笑)。
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親族一同女性は着飾ってお祝いするのでしょうか。ネパールは多民族国家で、民族により風習はかなり異なるそうです。
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スンダリ・チョークの東側の池。
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スンダリ・チョークを囲む旧王宮の建物。
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このチョークからは、右に八角形の屋根のタレジュ寺院、左にデグタレ寺院の屋根が見えます。高層建築!
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スンダリ・チョークの目玉、王の沐浴場。精巧な彫り物。
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ムル・チョーク。王が執務を行ったところ。
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このチョークには、秋のダサインの祭りで水牛やヤギなど生け贄がささげられる場所があります。長年使われて血で黒く変色しています。
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もちろん、素晴らしい木彫り細工で覆われています。
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修復時に修復不可能だったものもまとめて展示。
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マンガ・ヒティ。水場。ちょうど地元の男性が何かを洗っていました。
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ダルバール広場をあとに少し歩いて行くと、とある街角の四阿(にほんでいう「あずまや」は柱だけで四方素通しですが)のような集会所(この施設、あちこちにあるのです、ちょっと驚き。住居内部が暗いので、こういう所で集まっておしゃべりとかするのかなあ)に、女性たちが集まって、なにやら作業をしていました。現地ガイドさんによると、「ヨモリ」とよばれるお供え物をつくっているそうです。白い粉を練った皮の中に、餡(白いのと黒いのと2種類つくっていました)を入れて、らっきょう型に形を整えていました。このあと、道ばたの蒸し器で蒸して完成。お祭り前の共同作業でしょうか。ニコニコしてカメラにおさまってくれました。
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ゴールデン・テンプル入口。
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12世紀建立、現在の建物は19世紀のものだそう。左半分は修復中でした。「ゴールデン」というだけあって、本堂もその前の祠(?)も金箔が貼られて絢爛です。
修復作業中のためか、はたまた規制がゆるくなったのか、廻廊は歩けず、中庭の皮革製品規制も特にありませんでした。 -
祠前のドルジェ。
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本堂。
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ご本尊。合掌。
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ゴールデン・テンプルからバスに戻るときに見かけた門。「ヨモリ」型のものが屋根に置かれて(供えられて?)いました。
以上で、パタンの観光はおしまい。五重の塔があるというクンベシュワール寺院や、赤いご神体が祀られているというマチェンドラナート寺院は見ることができませんでした。残念。。。 -
昼食はホテルサンセットの中にあるヒマラヤそばで。
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全景。1階席と2階席があります。
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もともと、ネパールはダウラギリ近くのツクチェ村というところで、そばを栽培していてそばがきのようにして食していたそうです。日本のそばを知ったホテルのオーナーが、ヤル気のあるスタッフを日本の戸隠に研修にだし、蕎麦の打ち方から天ぷらの揚げ方まで習得させて開いたのがこのお店。いまも、ツクチェ村のそば粉をを使用しているそうです。蕎麦のコシから天ぷらの衣の加減まで完璧でした。(きっとお高いんだろうなぁ、ツアー代金に含まれているのでお値段は不明ですけど)
蕎麦のコシから、天ぷらの揚げ加減までバッチリ。おいしゅうございました。 -
昼食後、空路でポカラに向かうためトリブバン空港へ行きました。
国内線での移動になるので、預託荷物が15㎏まで。液体物ではない重い物は手荷物にするなど工夫が必要でした。
14:40発のブッタエアU4-617の予定ですが、ネパールあるあるで、1時間くらい遅れましたね。エベレスト遊覧飛行の時と同じ72人乗りの機体です。この種類しか保有していないんでしょうね。西に向かって飛ぶので、右側の席が当たりです。写真を撮るにはプロペラがジャマな席でしたが、リアル感があって良いかな?! -
この日も快晴で、ヒマラヤ山脈がバッチリ見えました。
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絶景をもう1枚。
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