2025/12/06 - 2025/12/06
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ひろし その2さん
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2025年12月上旬。朝、自動車で送迎する用事があり、そのまま兵庫県宝塚市のJR福知山線廃線敷ハイキングに向かうことにしました。土曜日の早い時間にもかかわらず、国道などの幹線道路には車が多く、あちこちで自然渋滞が見られます。
自宅を出発したのは6時35分。目的地の日の出は6時55分とのことです。この日の最低気温は今シーズン最も低い3℃で、地面の霜は薄く凍りついていました。空はよく晴れていて、昼にかけては10℃を超える予報でした。
廃線敷の道は勾配が緩やかで、歩きやすく静かな雰囲気が続きます。どこか、屋久島の縄文杉へ向かう歩道を思い出させるところがありました。規模は違うものの、森の空気や道の佇まいが少し似ているように感じます。
12月になると木々は落葉の時期を迎えますが、まだ紅葉がわずかに残っており、冷たい朝の空気の中で柔らかい色が際立っていました。
■旅程
12/6(土)自宅 → 中央環状 → 国道176号 → 長尾山トンネル → 県道33合号 → JR武田尾駅駐車場 → 廃線敷ハイキング(往復) → 県道33合号 → 長尾山トンネル → 国道176号 → 中央環状 → 新御堂 → 自宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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廃線敷ハイキング(往路)
この写真は、JR武田尾駅からおよそ650メートル歩いたところにある、ハイキングの出発点である。
9時30分到着で、一時利用の駐車場を使う場合は、まず駅の下にある事務所を訪ね、料金を支払う仕組みになっている。領収書とともに駐車区画を示す紙を受け取り、指定された場所に車を停め、駐車区画を示す紙をダッシュボードに置く――それが一連の流れだ。
ただ、この手順がホームページには記されていなかったため、少し戸惑う場面もあった。小さな手間に足を止められながらも、ようやく準備が整い、ハイキング出発の時刻は9時45分となった。
山へ向かう前の、わずかな慌ただしささえ、静かな朝の空気の中では旅の一部として心に留まっていく。 -
廃線敷ハイキング(往路)
廃線敷の遊歩道に続く枕木は、長い年月を静かに受けとめながら、かつてこの道を列車が往き来した気配を今もそっと残している。落ち葉に半ば埋もれたその姿は、季節の中に身をゆだねるようで、歩くたびに柔らかい音を返してくれた。
その情景にふと、2020年12月、屋久島で縄文杉へ向かったときの記憶が重なった。深い森の静けさの中で、時の流れがゆっくりとほどけていくあの感覚――あれと同じものが、この道にも確かに息づいているように感じられた。https://4travel.jp/travelogue/11730070 -
廃線敷ハイキング(往路) トンネルです
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廃線敷ハイキング(往路)
廃線敷の道は、落ち葉にそっと覆われ、まるで季節そのものが静かに横たわっているようだった。歩みを進めるたび、柔らかな音が足元でほどけ、落ち葉の色合いがゆるやかに揺れる。その光景が、思わず立ち止まりたくなるほどに美しい。
アスファルトの歩道とは違い、この道は足裏にやさしく寄り添い、体のこわばりまでも解きほぐしてくれるように感じた。落ち葉に守られた廃線の跡を歩くひとときは、静かで、どこか懐かしい時間の中に身を浸すような心地よさがあった。 -
廃線敷ハイキング(往路)
この日は、今シーズンでいちばんの冷え込みだった。朝の空気は澄みきり、肌に触れた瞬間、冬の気配が静かに背筋を伝ってくる。まるで一月上旬へとひと足飛びしたかのような、凛とした寒さだった。
廃線敷へ足を踏み入れると、日陰には薄く霜が降りていた。落ち葉の上にそっと置かれた白い結晶は、かすかな光を帯びてきらりと揺れ、その儚さに思わず歩みがゆっくりになる。霜の冷たさと、そこに宿る静けさが、季節の境目をそっと語りかけてくるようだった。
紅葉もすでに色を褪せはじめ、枝先には冬の影が忍び寄っている。秋が手を離し、冬がそっとこちらに触れようとしている――その瞬間に立ち会っているような、深い余韻のある朝だった。 -
廃線敷ハイキング(往路) 快晴です
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廃線敷ハイキング(往路)
廃線敷ハイキングでは、やがて武庫川に架かる鉄橋へと行き着く。かつて列車が走り抜けたその橋は、今は歩行者用に整備され、静かに旅人を迎えてくれる。
川面を渡る風にふっと足を止めれば、鉄橋の上から見える景色が、少しだけ時間を遡ったような不思議な感覚を運んでくれた。 -
廃線敷ハイキング(往路)
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廃線敷ハイキング(往路)
廃線敷の道に並ぶトンネルには、どれも照明が設けられていない。短いトンネルなら、外の光がかすかに届き、明かりがなくても歩けるのだが、このトンネルだけは様子が違った。入口から見ても奥が闇に沈んでおり、歩みを進めるには懐中電灯の光が欠かせなかった。
暗がりに一歩足を踏み入れると、ひんやりとした空気が肌を撫で、かつて列車が走り抜けた時間の気配が、静かに満ちているように感じられた。 -
廃線敷ハイキング(往路) トンネル内も枕木があります
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廃線敷ハイキング(往路)
廃線敷を歩いていると、ふいに渓谷が姿を現した。切り立つ岩肌と川の流れが織りなす景色に立ち止まると、かつて訪れたアフリカのザンベジ川でのラフティングが思い出される。荒々しい水音、ボートが跳ねるたびに胸が高鳴ったあの時間は、今でも鮮明だ。
日本では安全基準が厳しく、あのスリルをそのまま体験するのは難しいのかもしれない。それでも、静かなハイキングと、かつてのラフティングの記憶がどこかで響き合い、この土地ならではの魅力として語れそうだ――そんな思いがふと胸をよぎった。https://4travel.jp/travelogue/10698145 -
廃線敷ハイキング(往路)
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廃線敷ハイキング(往路)
廃線敷を進んでいくと、新名神高速の高架が姿を現す。この近くには公衆トイレも整備されており、JR武田尾駅から歩いてきた場合は、このあたりがひとつのゴール地点となる。
この日は、公衆トイレ付近でひと息つきながら景色を眺め、しばし体を休めた。そして再び歩き出し、来た道を折り返して出発地点へと戻ることにした。静かな往復の時間もまた、廃線敷ならではの味わいだった。 -
廃線敷ハイキング(復路)
復路はちょうど順光になり、足元から景色まで明るさが増していた。雲ひとつない快晴の空の下で、山肌の紅葉が陽に照らされ、いっそう鮮やかに映えている。歩きながら何度も立ち止まりたくなるほど、心に残る景色だった。 -
廃線敷ハイキング(復路) トンネルです。
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廃線敷ハイキング(復路)
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廃線敷ハイキング(復路) 渓谷です
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廃線敷ハイキング(復路)
水面には、紅葉に染まった山の姿がそっと映り込んでいた。風がないせいか、水鏡のように静かで、景色はそのままもうひとつの世界をつくっている。鮮やかな色づきが揺らぎもせず広がっていて、しばし見とれてしまうほどの、ほんとうに美しい風景だった。 -
廃線敷ハイキング(復路)
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廃線敷ハイキング(復路)
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廃線敷ハイキング(復路)
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廃線敷ハイキング(復路) 渓谷
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廃線敷ハイキング(復路) 渓谷
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廃線敷ハイキング(復路)
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廃線敷ハイキング(復路)
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廃線敷ハイキング(復路) 春は桜が咲くようです
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廃線敷ハイキング(復路) トンネルです
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廃線敷ハイキング(復路) 武田尾稲荷神社
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廃線敷ハイキング(復路) 出発地点に戻りました。ゴールです
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駐車場付近
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