2024/10/27 - 2024/11/01
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たびきんぎょさん
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本日はドレスデンからマイセンに日帰り小旅行。
昔から陶磁器大好き。ドレスデンに来る目的の一つがマイセンでした。アルブレヒト城やマイセン大聖堂は磁器工房のついでのつもりでしたが、思った以上に見ごたえがありました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝は7時過ぎに起床。ゆったり身支度して、朝食会場に向かいます。
このホテルは16世紀に織物工業関連の倉庫として建築されたものを、18世紀に豪華なバロックスタイルで改装され、ホテルになりました。現在の建物は大戦中に破壊されたものを再建したものです。
建物中央にはガラス張りのアトリウム。この隣にレストランがあり、朝食はそこでとります。なぜかわかりませんが、レストランの写真を撮り忘れてました。ゲヴァントハウス ドレスデン オートグラフ コレクション ホテル
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一階のロビー風景。奥がエレベータホールです。
ここを撮っておいてなんでレストランの写真がないのかは謎です。ちなみに朝食のブッフェは種類豊富でとてもおいしかったことをお伝えしておきます。ゲヴァントハウス ドレスデン オートグラフ コレクション ホテル
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窓からの景色も乙。
本日、曇り空ですが雨は降っていません。本日はマイセン訪問。Sバーンでのんびり日帰り旅です。これからトラムで、ドレスデン中央駅に向かいます。ゲヴァントハウス ドレスデン オートグラフ コレクション ホテル
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中央駅の片隅にこんな模型がありました。他にも、アマチュア写真家の写真展示とかもされていました。
ドレスデン中央駅 駅
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午前9時7分のSバーンに乗ります。乗り間違えやトラブルないように、時間に余裕をもって行動しています。
マイセンの磁器工房の最寄りはマイセン・アルトシュタット駅。Sバーンで40分程度です。ドレスデン中央駅 駅
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Sバーン到着。しっかり行先を列車の表示でも確認。
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昨日、ICEの中から見たDressden Neustadtの駅を通過。クリームイエローのキオスクがかわいい。
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Sバーンの中はこんな感じ。朝早いからか平日だからか、ガラガラです。
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アルトシュタット駅で下車して、マイセンの磁器工房までは徒歩10分ほど。のんびりした田舎町をてくてく歩いていきます。黄葉がきれいです。
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こちらがマイセンの磁器工房…というより博物館です。昔はこちらがメインの製造現場だったそうですが、今は別のところにあるとのこと。小さすぎますもんね。
マイセン磁器博物館 (マイセン磁器工場) 博物館・美術館・ギャラリー
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今回、工房見学の予約はネットで完了済みです。ショップで買い物するだけであれば入場料は要りません。博物館と製造工程のツアーは有料です。博物館だけ入場することもできます。
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入口の陶磁器でできた像。フォトスポットになってましたが…、どういうありがたみがあるんだろうか(笑)技術はすごいと思うけども。
マイセン磁器博物館 (マイセン磁器工場) 博物館・美術館・ギャラリー
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お楽しみの製造工程ツアーですがドイツ語のみ。翻訳が必要な場合は、イヤホンを貸してくれて説明を聞けます。日本語もありました。ただどうしてもタイミングがずれてしまいますが…。
マイセン磁器博物館 (マイセン磁器工場) 博物館・美術館・ギャラリー
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製造工程を詳細に聞いていくと、マイセン磁器が高価な理由が良くわかります。全て人力。人材育成にかかる年月がすごい。細かな作業工程は洗練されているので無駄はないけどとにかく時間がかかる。寸分の狂い無く作り上げていく、その手技と仕上がりの精密さにこそ価値があります。
マイセン磁器博物館 (マイセン磁器工場) 博物館・美術館・ギャラリー
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花弁も一枚一枚、型に押し当てて成型した後で花の形に整えます。
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さらさらとすごいスピードで描いています。細筆の先、まったく迷いなし。見とれてしまいます。
マイセン磁器博物館 (マイセン磁器工場) 博物館・美術館・ギャラリー
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マイセンは色の種類が豊富なほどに価格が高くなります。理由は工房での説明をぜひ聞いてください。とにかく焼成の行程が複雑。
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工程ツアーが終わると、陶磁器博物館に入って自由に見学をします。
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超絶技巧。
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こんな作品もありました。
買ったとしてこれどうするんだろう。一回は履いてみるんかな(笑) -
私は博物館や美術館でご飯食べるのが好きです。併設のレストランの食器はもちろんマイセン。
パスタサラダの味は微妙だった。レストラン マイセン カフェ
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パスタサラダは完食しましたが、なんとなく微妙だったので、デザート代わりのアイスココアを追加。こちらは文句なし。
Mの模様が入ってる。レストラン マイセン カフェ
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陶磁器博物館を堪能した後、アルブレヒト城に向かいます。博物館から街の反対側へ、距離にして1.5キロ程度です。
ただしお城は一番高台にあるので坂道をとにかく登って行かないといけません。足の弱い人はバスかタクシーを使いましょう。 -
紅葉を眺めながら。
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どんどん上り坂になっていきます。
街の中にはマイセンを売るお店がたくさんありました。セカンドハンドとかも扱っているようです。 -
マイセンの古いエリアの小さなマルクト。いちいち絵になります。
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登れ登れ!
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大聖堂が近くなってきました。
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雰囲気の良いプチホテル、レストランやカフェが何軒もありました。マイセンをじっくり見たい人は、ここに泊ってもよさそうですね。
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ようやくお城の外周に到着です。ここからまたお城の入口まで階段で登ります。
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ようやっとお城の入口まで来ました。街並みがきれいに見えます。
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アルブレヒト城へようこそ。人いないな(笑)
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こちらマイセン大聖堂です。お城のすぐ隣に建ってます。中には入りませんでした。
基本的に、ミサなどの行事がない限り、教会はいつでも入れるものですが、後から検索してみたら珍しくこちらの教会は有料でした。大聖堂 (マイセン) 寺院・教会
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ウィキペディアによると、こちらの創建は968年、神聖ローマ皇帝オットー一世によるもの。当初はロマネスク様式の教会だったものを、13~15世紀にかけて現在のゴシック様式に建て直したようです。
クラナッハの祭壇画があるらしいです。今回、お城を優先したので入場しなかったのですが…しまった。見ておくべきでしたね。大聖堂 (マイセン) 寺院・教会
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大聖堂のすぐ横にアルブレヒト城があります。創建15世紀末。日本では応仁の乱がようやく終わり、京都がボロボロになってた頃ですね。
アルブレヒト城 城・宮殿
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お城の窓から見えるエルベ川。かつて城主が見てたのと同じ風景でしょうか。
アルブレヒト城 城・宮殿
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城の中にはこうやって建築法がきちんと説明されています。英語の説明がほとんどないですが、今はグーグル翻訳で読めるので便利。
アルブレヒト城 城・宮殿
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ルネッサンス様式の螺旋階段が美しい。
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豪華な内装です。
このお城、最初は戦争のための砦城の意味が強く、城主が住み始めたのは、サクソン選帝侯フレデリック1世の孫の時代とな。(アルブレヒトはこのフレデリックの息子の名前で初代城主。住んでなかったけど)。
その後30年戦争でぼろぼろになって18世紀までほぼだれも住んでなかったらしいです。現在もまだあちこち修理中ですが、見事に再建されてます。アルブレヒト城 城・宮殿
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2階にある城主の奥方の部屋…だったかな?
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こちらメインのバンケットルーム。写真ではわかりづらいですが奥行きがすごい。
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非常に迫力ある建物なので、実際に目で見るのをお勧めします。
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地下に通ずる階段です。
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こちらお城の地下部分。無料ですがきれいなトイレがあります。
アルブレヒト城 城・宮殿
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いやー見ごたえありました。こちらは出入りの城門です。
さあここから駅までまた歩いて帰ります。今度は下りオンリーです。アルブレヒト城 城・宮殿
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あるいている最中に見つけた、コウノトリの置物を屋根につけている家。
一瞬本物かと思った(笑) -
駅までの道中、エルベ側沿いに1722年という年号の入った石柱を発見。
何だろう? -
調べてみましたら、こちらはザクセン選帝侯領の郵便用の道標でした(オベリスク)。ラッパのマークは郵便を示していて、各地までどの程度の距離か、ということを示しているとのこと。
Stと書かれているので Stunde(時間)なのかと思いきや、当時ザクセン領では「ザクセンマイル」という度量衡を使っており、1ザクセンマイル=9.069キロ(細かい…)だったようです。
ライプツィヒまで約170~180kmってありますが、グーグルマップで見ると100kmありません…。道が現在とはだいぶ違うってことでしょうか。 -
アルブレヒト城とマイセン大聖堂は、川の反対側からきれいに全景が見えます。この風景はマイセン駅から北西に行ったところから撮りました。
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さてマイセンの駅に戻ってまいりました。再びSバーンに乗ってドレスデンへ帰ります。
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今日は一日観光して、良く歩きました。外に出るのもおっくうなので、ホテルでルームサービスの夕食です。
バーガーと、サラダの付け合わせに…ゲヴァントハウス ドレスデン オートグラフ コレクション ホテル
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地ビールですね!ラーデベルガー・ピルスナー。やわらかくて飲みやすい。
ホテルレストランの食事はおいしいです。ゲヴァントハウス ドレスデン オートグラフ コレクション ホテル
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