シニアトラベラー！糸魚川・能生・笹倉温泉・富山満喫の旅➁ヒスイテラス&天津神社編

2025/11/11 - 2025/11/11

　久しぶりに会う友人Hがヒスイ探し目的で糸魚川へ行く・友人Tがズワイガニ目的で能生へ行く・私がチフーリのガラスアート目的で富山へ行くと云う目的に友人Hが笹倉温泉を手配してくれて三者三様の目的を果たして来ました。①～⑤まであります。よろしければ目を通してみて下さい。
①上野～道の駅マリンドリーム能生
➁ヒスイテラス&天津神社
➂笹倉温泉龍雲荘
④富山ガラス美術館
⑤糸魚川駅前通り～本町通り～白馬通り～中央通り

エリア 富山

『道の駅マリンドリーム能生』から日本海を眺めながら親不知の道をドライブして富山県朝日町にある『ヒスイ海岸観光交流拠点施設 ヒスイテラス』へ向かっています。国道にある親不知の洞門を走っている時に後方座席から友人が撮影した超レアなドライブショットです。(笑)

13:40　『ヒスイ海岸観光交流拠点施設 ヒスイテラス』に到着しました。

あいの風とやま鉄道の越中宮崎駅が目の前にあります。

イメージは写真のような砂利浜でヒスイ探しをするつもりでした。なんちゃって【ヒスイハンター】になる気満々でした。(笑)

『ヒスイテラス』には休憩出来るよう椅子とテーブルがたくさんありました。レンタサイクルも行っている観光案内所もありました。シャワールーム等、設備が整っています。

13:44　『ヒスイテラス』前の海岸で友人H（長靴持参の本気モード）待望のヒスイ探しスタートです。私達はレンタカー事務所で借りた【ひすい棒】を抱え、なんちゃって【ヒスイハンター】に変身です。

遥か奥に先程、腕をならして走って来た親不知が見えます。しかし、眼前に広がっているのは砂利浜ではなく砂浜でした。

こちら宮崎海岸は【日本渚百選】だけでなく、環境省によって選定された水質が美しい・水辺が清潔である・水難事故に対する対策がなされている等々で【 快水浴場百選】にも選ばれているそうです。

【ヒスイ海岸】は幅100m・東西約4kmに渡って広がる海岸です。日本でも珍しい小石海岸だそうです。でもウ～ン砂浜海岸にしか見えないのは何故でしょうか？

ほとんど風もないのに、けっこう波が結構荒いなぁと感じました。ヒスイが拾える海岸は全国的に見ても宮崎・境海岸と県境を共にする新潟県の糸魚川～親不知の沿岸しかないそうです。

糸魚川市の青海川上流にある『橋立ヒスイ峡』に面した青梅川からヒスイの原石が日本海に流れ出し、その原石が荒波等で混ぜ返され海岸に打ち上げられるのだそうです。

波打ち際の濡れた石が集まっている場所はヒスイを見つけられる可能性が高いそうですが波が荒くて近づく勇気はありません。(笑)

【ヒスイハンター】の友人Hだけは注意しながら波打ち際辺りで探していました。

ヒスイが打ち上げられるのは海が荒れて大波が来る時らしいです。荒波としか見えない太平洋でも内房の海でしか泳いだ事のない私です。(笑)

砂浜に足を取られながら一歩一歩踏みしめるように波打ち際へ少しずつ近付いて行きます。

大波が来ると直ぐ側まで波が打ち寄せて来ますからスニーカーを濡らさないよう避難します。

波が引くと少しだけ勇気を出し前に攻めます。

ここまで近付くのが限度でした。帰宅後、潮見表を調べてみたら干潮時で小潮でした。日本海スゴいです。(笑)

なんちゃって【ヒスイハンター】の素人にはヒスイがヒスイでないかの判断力はあろうはずもありません。(笑)

【ひすい棒】を使うと腰を屈める事なく掘ったり、ヒスイかなぁと思われる石を拾ったり出来るので楽でした。

自分がイメージするヒスイは香港で幾度も目にして来た鮮やかなグリーンです。ヒスイ？に見えてしまいます。(笑)

波に洗われてツルツル・スベスベした角が丸い石ばかりです。

そこら中に綺麗な石がありま。どれがヒスイなのか迷う？いえいえ判りません。

これは違うな？と判断中です。(笑)

イチバン砂利浜らしい場所まで来てはみましたが・・・。なんちゃって【ヒスイハンター】は反対に探す気力が萎えてしまいました。(笑)

【ヒスイハンター】友人Hだけは集中力を欠く事なく探しています。

14:14　なんちゃって【ヒスイハンター】は意欲が萎えたので『ヒスイテラス』に戻ります。

『ヒスイテラス』内からパチリ！

2階の休憩スポットへ退散です。朝日町草野にある植物工場で実際に種から育てたメロンをふんだんに使用したカフェだそうです。

Caféの名前は『今日もかえりたい。～Melon et Cafe～』です。ちょうど団体さんが帰ったところで貸切状態でした。

〈メロンミックスソフトクリーム〉500円にしました。一口食べると濃厚なメロンの味わいが口の中に広がりました。竹墨で色付けされた楕円形のブラックコーンも映えますね。

ガラス張りになっているので天候に関係なく海を眺められますね。

【ヒスイハンター】友人Hも戻って来ました。

14:29　『ヒスイテラス』内から最後に【ヒスイハンター】友人Hと日本海のコラボをパチリ！

学芸員の方がヒスイかどうかを無料で判定して下さるとの事でチャレンジしに向かいます。

14:33　石を見極める名人の学芸員がいて10個まで無料で見分けて下さいます！該当する石の写真の上に実際に拾った石を置いていきます。残念ながらと云うか当然ヒスイはありませんでした。玄武岩・流紋岩・泥岩・火成岩・石英斑岩・緑色岩でした。

ヒスイを見つけるには5つのポイントがあるそうで［白っぽい色合い・角ばった形・表面に見えるキラキラした結晶・重たい・なめらかな触り心地］だそうです。こちらのヒスイのように青っぽい白を見つけるといいと教えていただきました。先に聞いて行けばよかったです。(笑)

記念に緑色岩と流紋岩を持ち帰りました。【ヒスイハンター】友人Hは1つだけヒスイをgetしました。

14:41　本日、最後の目的地『天津神社』へ向かって出発します。

15:25　糸魚川まで戻って来ると【ヒスイ海岸】の看板が出迎えてくれます。

15:34　越後国一之宮『天津神社』『天津神社』へ到着しました。駐車場から近い『鳥居』から境内に向かいます。

扇形の水鉢が脇に置かれています。表参道側に『手水舎』があります。この時には、そちらへ行くつもりでした。

『衣紋所』は4月10日の祭礼で舞う【舞人の稚児】の控室・化粧所だそうです。

『楽屋』は4月10日の祭礼で舞楽の演奏者の詰所だそうです。

おみくじ掛けの後ろに見えているのは『石舞台』だそうです。

そして眼前に飛び込んで来たのは茅を被った重厚な『拝殿』です。一瞬、山間の集落かと思ってしまう原風景的な茅葺の建物です。

『拝殿』は入母屋造・茅葺で1662年建立の有形文化財だそうです。

扁額は【天津社】です。

御祭神は三柱で《天津彦々火瓊々杵尊 》・《天児屋根命》・《太玉命》で『伊勢神宮外宮相殿』と同じだそうです。

『幣殿』前中央の扁額は【天津社】隣の扁額は【奴奈川神社】があります。小さい扁額は【住吉】です。

御利益は『天津神社』が 学業成就・厄除け・開運招福・五穀豊穣で『奴奈川姫命』は安産・縁結び・子授け・子育てだそうです。

境内の鮮やかな紅葉をパチリ！

『社務所』兼宮司宅で御朱印をいただきます。

［一粒万倍みくじ］もありました。

『天津神社』の境内図が掲載されたパンフレットです。御朱印と一緒にいただきました。

【一の宮けんか祭り】・【糸魚川の舞楽】について掲載されたパンフレットです。

御朱印500円（書置きのみ）です。

『神輿庫』には小さな神輿が並んでいました。

『千代の松』と云う石碑がありました。

奥に見える『忠魂碑』だそうです。

『拝殿』と『幣殿』を横からパチリ！

『子聖神社』の『石鳥居』をパチリ！

対の武将に守られた奥には多くの石祠がありました。

御祭神は《子聖上人》で子年の子月、子日の子刻に生まれたとされている方だそうです。足腰など下半身の病に霊験があるそうで、更に真剣に参拝したシニアでした。

こちらは『拝殿』・『幣殿』とは独立した直接参拝が出来る『天津神社本殿』です。御祭神《天津彦々火瓊々杵尊》は《天照大神》の孫にあたる神様で《天児屋根命》・《太玉命》2柱は《天津彦々火瓊々杵尊》に従った神様だそうです。

『天津神社御本殿』と表示されています。

どうしても笑顔が恐いと感じてしまったBigFaceの『狛犬阿形像』です。

こちらは、しっかり睨みを効かしている『狛犬吽形像』です。

隣りは『奴奈川神社本殿』です。《奴名川姫》は神話に登場する伝説上の姫君です。ヒスイを使って祭祀を行っていたヒスイとも縁の深い女神だそうです。

御祭神には《奴奈川姫命》と《大国主命（八千矛命）》の夫婦神が合祀されています。『諏訪大社』の《建御名方命》の両親だそうです。

『奴奈川神社御本殿』と表示されています。

こちらは笑顔スッキリの『狛犬阿形像』です。

困り顔？の『狛犬吽形像』です。

先程の反対側から『拝殿』と『幣殿』を上空に飛んでいる鳥とコラボさせてパチリ！

『宝蔵』をパチリ！

こちらの奥へ進むと表参道があります。

『玉取狛犬阿形像』です。

『玉取狛犬吽形像』です。

16:00　『旧社務所』です。ポツリポツリと雨粒が落ちて来ました。この先に『表参道・弁天池・石橋・石鳥居』があるのですが下調べで距離がある事が分かっていたので諦めて車に戻ります。雨足が酷くならない内に『笹倉温泉龍雲荘』へ向かいます。➂へ続きます。