2025秋の奈良　フルーツ旅は続くよ～次は柿

2025/09/27 - 2025/09/28

7月のメロンから始まったフルーツ旅。
メロン・桃・ぶどう・梨の次は、９月の夫の誕生日に合わせて柿を求めてドライブ旅。
柿の市町村別の収穫量の1位は、奈良県五條市。
日本一の柿のまち、なんだって。
見どころをいくつかチェックして、少ない選択肢から宿の予約も完了。
夫を連れて（運転は夫だけど）、五條市へGO！

エリア 五條(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

産直市や道の駅で柿を探しながら五條市に向かいます。

天理市の「道の駅　なら歴史芸術文化村」のにあったのは、刀根早生柿とあんぽ柿。
あんぽ柿は干柿のことかと思っていたら、ちょっと違うよう。

道の駅 なら歴史芸術文化村 道の駅

店頭で靴下を販売していた、葛城市の「道の駅　ふたかみパーク當麻」。
さすが日本一の靴下生産地、奈良。

柿はそんなになく、家族連れが楽しんでいたのは芋掘り。

道の駅 ふたかみパーク當麻 道の駅

名物サラダ寿司を販売していた、「道の駅　かつらぎ」。
同じ葛城市でも、こちらは柿がいっぱいの柿まつり。

刀根早生柿と平該無柿は、ほぼ同じ味とは知らなかった！

道の駅 かつらぎ 道の駅

柿の出荷量全国2位の奈良県。
1位は和歌山県で、我が愛知県は5位だとか。

和歌山県橋本市のJAの産直市も、たねなし柿まつりで柿まみれ状態。

JA紀北かわかみ やっちょん広場 お土産屋・直売所・特産品

奈良に戻る途中の、かつらぎ町の「道の駅　くしがきの里」。

ここの人気はフルーツパフェで、まだまだぶどうがメイン。
その後は、柿・イチジク・キウイ・みかんと続くのね。

道の駅「くしがきの里」 道の駅

京奈和自動車道のPAエリア内にある「道の駅　かつらぎ西」。

ここで初めて見た紀の川柿、B品でも1個200円と高価。
木になったまま渋抜きをして完熟で出荷される、手間がかかった品種。

道の駅 かつらぎ西(上り) 道の駅

五條での宿は「大和五條　藤井館」。
JR五條駅から徒歩5分、駐車場は無料。

商店街らしき中にあるけど、まわりで営業してる店はほんの少し。

大和五條　藤井館 宿・ホテル

バス・トイレは共同で、洗面所は広縁に。

窓の外を見ると中庭があって、反対側も旅館の部屋のよう。
昔は賑わっていた料理旅館の雰囲気。

大和五條　藤井館 宿・ホテル

女将さんに近くの見どころを聞いたら、徒歩7分の新町通りと。
新町通りは、江戸時代の町並みが残る旧紀州街道。

新町通りの坂道、丸い窓のたばこ店。

新町筋 名所・史跡

年季が入った、薬屋の看板。

ゼニガサって聞いたことないなー
と調べたけど、皮膚病としかわからず。

新町筋 名所・史跡

国の重要文化財に指定されている、栗山家住宅。

新町通りに来た時間が遅くて、店は営業終了ばかり。
もう少し早く来るべきだった～

栗山家住宅 名所・史跡

かつては餅店だった建物。
現在は無人販売所になっていて、覗いて見えたのはプリンなどのスイーツ。

翌日訪れる、柿博物館のスタッフのオススメ店でした。

餅商一ツ橋 グルメ・レストラン

町並みに合わせて置かれている、レトロなポスト。

この先の五條市まちなみ伝承館で、懐かしいものや写真が見られるそう。
入りたかったのに16時で閉館していて残念。

五條と新宮を結ぶ鉄道になるはずだった、五新鉄道。
明治末期に計画されて工事が進んだにもかかわらず、中断されてそのままに。

今も残されている、利用されることなく廃線になった姿。

五新鉄道 名所・史跡

五條市をPRするポスター。
柿を眺めているのは、五條市出身の女優尾野真千子さん。

土曜なのに新町通りの観光客はわずか、町は静か。

宿に戻って夕食。

鮎の塩焼きに添えられているきゃらぶきはいいとしても、チーカマって！？
それ以外は、刺身・揚げ物・卵豆腐・漬物・りんごにおひつのごはん。

大和五條　藤井館 宿・ホテル

地元グルメらしきは、そうめん入りのお吸い物。

浴室は男女別にあるものの、女性用はシャワー2つと小さい。
タオルが積んであるのは便利だけど、コンディショナーがないのは困った！

大和五條　藤井館 宿・ホテル

2日め。

朝食は、さつま揚げ・煮豆・オムレツ・しらすおろしなど。
柿や奈良漬けは出なかったな～

大和五條　藤井館 宿・ホテル

宿のオーナーに柿を買うならどこがいいか尋ねると、西吉野柿選果場と。
選果場の直売所、今季オープンは前日！

選果場に向かう山道で見た、巨大な柿のオブジェ。

どんどん山の中に進み、ちょっと不安になったら見えてきた選果場。
直売所はその奥にあり、駐車場はこっちとスタッフが指さし。

直売所の中には、袋詰めにされた柿とカゴに入った柿が。

カゴの柿は、1kg300円の量り売り。
選んだ柿は5個で1.1kgだったけど300円でOK、おまけで2個の柿も。

袋入りは大きい柿2kg入りで600円。

入館無料の柿博物館、外観が斬新！

10月から11月の旬の時期は本物の柿を展示していて多くの品種がずらーっと並ぶんですよと、柿案内と観光案内をしてくれたスタッフ。

柿博物館 美術館・博物館

奈良の柿は、五條市と下市町にまたがる五條吉野地域で8割以上を栽培。
品種別栽培面積は、半分以上が富有柿。

愛知県が栽培面積全国1位の次郎柿、生まれは静岡県だったなんて。

柿博物館 美術館・博物館

柿の品種は、全国に1000種類以上！

私たちが好きな太秋柿は、富有柿より早く出てさっぱり甘くて美味。
九州での生産量が多いらしいけど、岐阜でもよく見てお手頃価格。

柿博物館 美術館・博物館

柿の記念日は10月26日、覚えておかなきゃ。

果樹・薬草研究センターにある、柿博物館。
敷地内には多くの柿の木が植えてあり、高台で眺めがよかったです。

柿博物館 美術館・博物館

柿博物館のスタッフが「空いているから行ってみて」と勧めてくれた、五條市役所隣接の「柿専門　にぎわい棟」。

土日祝日はカフェのみの営業だからか、本当に空いている。

柿の専門 にぎわい棟 グルメ・レストラン

柿のスイーツは、プリン・ソフトクリーム・シェイク・パフェなど。

コーンを持つウシロボットが渡してくれた、柿ソフトクリームは300円。
動きがカワイイし、お値段がリーズナブル♪

柿の専門 にぎわい棟 グルメ・レストラン

ソフトクリームに柿ジャムがたっぷり。

カッキーシェイクもおいしかったし、柿プリンも食べてみたかった。
でも柿パスタはどうなのかな・・柿ボナーラって・・

柿の専門 にぎわい棟 グルメ・レストラン

最後に、大淀町の「道の駅　吉野路大淀iセンター」で買い物。

欲しかったのは、2年前の奈良旅行で何気なく買った陀羅尼助。
私のおなかに合うようで、時々お世話になっています。

道の駅 吉野路 大淀ｉセンター 道の駅

五條では外国人観光客の姿を全く見なく、日本人もあまりいないような。
静かに楽しめて、ゆっくり買い物できて、渋滞知らず。

また訪れるなら、博物館に柿がずらーっと並ぶ11月に！