2025/09/04 - 2025/09/05
15位(同エリア28件中)
ひらしまさん
アルバニアの首都ティラナの東バスターミナルに着いて、まず両替屋でユーロをアルバニアレクに替えてみた。100ユーロが9550レク。あまりよくはないかな。
さて、わたしたちがベラトへ行くには、国内線バスが出る南北バスターミナルへ移動する必要がある。両ターミナル間は市内バスだと2本乗り継ぐことになるそうで、スーツケース組にはちょっと不安だ。
シュコドラだったら国際線と国内線のバス停がすぐ近くなので、そこに泊まれば乗り換えは楽勝というグッドアイディアだったのに、という思いにふたをしてタクシー乗り場へ行く。整理役のお兄ちゃんがいて15ユーロだというので、カードで前払いして乗り込んだ。
南北バスターミナルのベラト行きバスはすぐ見つかった。乗客はまだ1人もいなかったが、運転手が「ベラート」「ベラート」と呼びかけるうちにふえてきて、10人ほど集まった14時に出発。運賃は1000レク。
ちなみに、日本ではベラトという呼び方が定着しているのでそれに合わせるけれど、本当はアクセント的にベラートでないと、とは思う。
ベラトへの道中では、地元の人たちが結構乗り降りするが、どうやらバス停じゃないところでも乗り降りできるみたいだ。中には運賃を払っていない人もいるように見受けられたが、きっとなにかしらローカルルールがあるのだろう。
☆08/30 ウィーン泊
☆08/31 ベオグラード泊
☆09/01 コトル泊
☆09/02 コトル泊
☆09/03 ポドゴリツァ泊(予定はシュコドラ泊)
★09/04 ベラト泊
★09/05 オフリド泊
☆09/06 オフリド泊
☆09/07 イスタンブル泊
☆09/08 機中泊
100レク≒1ユーロ≒172円
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ベラトのバスターミナルからは市内バスもあるけれど、宿のヴィラバリウがベラト城と同じ高台にありバス停から遠いので、タクシーに乗り換える。ここでもグーグルマップで宿を表示したスマホを運転手に貸してあげた。運賃10ユーロ。
ヴィラバリウで迎えてくれた老人はなんだか反応が薄くて、最初は客かと思った。英語はほとんど通じないが、宿泊料の取り立ては厳しかった。Booking.comでは支払はカードのみとなっていたのに、逆に「現金のみ」と言われて絶句する。この地域で個人経営の宿は、カードは使えないと思った方がよさそうだ。
しかし、部屋の窓から見える景色は素晴らしい。 -
ベラト城跡が正面に見える。
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その左手にはカラサ地区の家々。どの家もベラトの家の特徴である縦長の窓を持っている。
同様に縦長の窓を持つヴィラバリウは、施設も新しくきれいで、朝食付50ユーロ。9千円弱とお安いので、老人がどんなに無愛想でも全然構わない。 -
明るいうちに城へ行こう。
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突然、羊の群れが現れた。
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馬に乗った飼い主も。
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ベラト城跡は今は人々の暮らしの場となっているのだ。
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なのでこの門は住民の車もくぐってゆく。
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張り巡らされている城壁。
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家の壁も堅固だ。
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左手に宿(写真中央左上)を見ながら展望台方向に歩く。
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ハンドメイドの服やテーブルクロスを売る店があるくらいで、あまり商売臭のしないのがいい。
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あいにく小雨が降りはじめたけれど、展望台からは対岸のゴリツァ地区の家々を見下ろせる。
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雨がやんだところで、下のマンガレム地区に下り始めた。車の通るアスファルト道では面白くないので、古い石の坂をゆっくり下りる。
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さっきいた展望台を下から見上げる。
坂は滑りやすいので、足を置く場所を選びながらゆっくり歩く。 -
道を譲って先に行ってもらった若者がわたしをまねて「ゆっくり、ゆっくり」と言うので、日本語分かるんですかと尋ねると、日本にいたことがあり富士山も登ったという。そして、日本は暑いということが印象に強かったようだ。今来たらもっと暑いよ。
先を進む彼の向こうに聖ミカエル聖堂が見えてきた。 -
山腹にしがみつくように建つ小さな聖堂は門が閉まっていた。
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ようやくマンガレム地区にたどり着いてほっとする。
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18世紀、オスマン帝国時代の街。「千の窓の街」と呼ばれる。
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先ほどの聖ミカエル聖堂とマンガレム地区。
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ベラト城跡の崖下にギュッと圧縮されたオスマン様式の「千の窓の街」。
ただ、レストランの看板がこんなになければよかったんだけど…。 -
と言いながら、そのレストランのひとつソニア・ジェネに入った。
テラス席からは対岸のゴリツァ地区が見える。 -
茄子の詰め物は塩っぱすぎたが、チーズのリゾットはおいしい。
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妻が食後のアイスクリームを食べている間に、暗くなったマンガレムを撮影。
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サービスもちゃんとしているいい店だった。
タクシーを呼んでもらい宿に帰った。 -
電気ケトルを借りようと、宿のマダムにスマホの翻訳で頼んだが通じない様子であきらめた。でも、そのあとすぐマダムがミネラルウォーターの大瓶を持ってきてくれた。
こちらの希望とは違うけれど、その気持ちがうれしかった。旦那さんとは大違いだ。
写真は夜のベラト城跡とカラサ地区。 -
9月5日。ようやく時差に慣れて、朝までぐっすり眠れた。
ベラト城跡とカラサ地区を見渡すテラスでの朝食は、ちょっとゆっくりめの8時始まり。 -
目玉焼き2個に塩っぱいチーズなどに大きなスイカも加わり、品数は少ないが量はたっぷり。でも、この旅ではどこでもそうだったが、フレーバー付きでない普通の紅茶が飲めないのは紅茶党のわたしとしては残念だ。
家猫がいつのまにかわたしの脇に上がって来ていて、今にもテーブルにジャンプしようという気配なので、肘で押さえながら食べるのに苦心した。 -
今日は午前中にベラト城跡・カラサ地区を歩いて、午後は北マケドニアへ移動する。
朝9時の城門は観光客の姿がない。 -
昨日は東寄りを歩いたので、今日は西寄りの案内図上部のエリアに行ってみよう。
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石造りの建物が散在する間をぶらぶらと。
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13世紀に建てられたというベラト城がわずかに残っている。
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イスラームの礼拝所も廃墟となっている。オスマン帝国時代のものだろう。
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そのすぐ下に、町を見下ろして建つのが正教会のトリニティ聖堂である。毛糸の帽子をかぶったような屋根がかわいい。
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順光の東側から。
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スマホで色鮮やかに。
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参道から見上げて。
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そこから下には行けなさそうで上に戻る。
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向こうの山がナマコを並べたような奇妙なかたちだった。
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これもイスラームの礼拝所の廃墟だそうだが、大きな焼却炉のようにも見える。
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昨日はここから大変な思いをしながら山を下ったのだ。
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城壁に沿って門方向に戻る。
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早めの昼食代わりにケーキでもと、店を探して細い路地に入った。
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ケーキはないけどピザはどうかと言われ、1皿を分けて食べる。お茶2杯、水1本を含めて500レク。マンガレム地区よりずっと安いだろう。
おしゃれな店ではなく写真も撮らなかったけれど、あとから思うといちばんバルカンのイメージに近い店だったな。 -
午前中のベラト城跡・カラサ地区は人が少なく、静かにゆっくり遺跡めぐりを楽しむことができた。
午後は、予約していたタクシーで国境を越え、北マケドニアへ向かう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- sanaboさん 2025/12/09 00:54:29
- 未知の国アルバニア
- ひらしまさん、こんばんは
私にとってアルバニアは全くの未知の国で、その通貨レクも
初めて耳にしたくらいです。
ただ「千の窓の町」という呼び名と独特な光景は以前どこかで見て
印象に残っていました。
到着時に100ユーロも両替されたので、お宿代をすぐに現金で
お支払いできて良かったですね。
レストランでは果たしてクレカ払い可能なのかとか、どのくらい
両替すべきか悩ましいところですね。
聖ミカエル聖堂とトリニティ聖堂は大きさこそ違えど
そっくりな佇まいで写真を見比べてしまいました。
正教会とのことですけど、今までに見たどの教会とも異なる
独特な佇まいで、今後アルバニアといえばこの聖堂が思い浮かびそうです。
宿のマダムにスマホの翻訳で電気ケトルを頼んだけれど通じなかったのは
電気ケトルそのものがなかったからなのでしょうか?
アルバニア語をダウンロードされていったのですよね。
思わず自分のスマホ(の翻訳アプリ)を見てしまいました(笑)
便利な世の中になりましたね。
sanabo
- ひらしまさん からの返信 2025/12/09 22:15:02
- Re: 未知の国アルバニア
- sanaboさん、こんばんは。
>聖ミカエル聖堂とトリニティ聖堂は大きさこそ違えどそっくりな佇まいで
>写真を見比べてしまいました。
そうなんです。
建物だけ見たら僕はきっと区別がつきません。
次に行くオフリドのカネオ聖堂もそうですが、この地域で13世紀頃に建てられた正教会の聖堂はこんなデザインのようです。
正教会だから基本はビザンツ様式なんだけれど、イタリアに近いのでロマネスク様式の影響を受けているのだとか。
キリスト教建築がまったく分からない僕なので、カワイイとしか言えないのがちょっと恥ずかしいですが、でも好きです。
電気ケトルの件は、僕が電気湯沸かし器と入力してしまったのが失敗だったんです、たぶん。
日本語でも今は電気ケトルと言うんですね。
アルバニア語でどう変換されたのか分かりませんが、宿のマダムはきっと意味不明だったことでしょう。
それでもなにかしてあげようと思ってくださったのがうれしかったです。
それにしても、この頃では電気ケトルってどこでもあるものだとばかり思っていましたが、バルカンではイスタンブル以外ありませんでした。
部屋で食事はともかく、お茶飲みたいとも思わないのかなあと不思議でした。
ひらしま
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