聖地サンチャゴとポルトガル8日間②　サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2025/11/06 - 2025/11/13

3日め

巡礼路（カミーノ）には憧れがあるけれど、熱心なキリスト教信者でもないし、そもそも体力的にも無理が利かないと自覚。
毎度のことながら、もっと若い頃にトライしておけばよかったと後の祭り（笑）
でも、若い頃には時間も財力（？）もないのよね。

このツアーの選択ポイントがこのサンティアゴ・デ・コンポステーラ！
ポルトから片道230km、3時間30分の往復旅。
ほとんど高速だし、乗っているだけだから、巡礼旅とは言えない（笑）

何でも、巡礼旅と言っていいルールがあるらしく、100km以上歩けば、巡礼証明書（Compostela）を受け取ることができるとな。
有名な「フランスの道」は700km以上だそう。

巡礼旅は歩くことよりその精神、宗教の力ってすごいなと思うけど、その一途さには怖いものも潜んでいると感じる今日この頃。
私は、神も仏も自然も崇めちゃう（＝多神教者＋アニミズム？）。

奇しくも、キリスト教の三大巡礼地、バチカン市国/エルサレム/サンティアゴ・デ・コンポステーラ、ここでコンプリートでした！

ポルト→（専用バス）→サンティアゴ・デ・コンポステーラ→ランチ：Restaurante San Jaime→オブラドイラロ広場…大聖堂→（専用バス）→ポルト/アクシス・ポルト→夕食:Escondidinho do Barredo

エリア サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

7:00　起床

アシス ポルト ビジネス アンド スパ ホテル ホテル

7:20　朝食

8:35　ホテル出発
9:15　高速に乗るまで市内渋滞
山間部は霧
9:53　ミーニョ川を越え、スペインへ入国

10:15　ランデ橋

ビゴ湾

10:20　サービスエリアのPAUSA

美味しそう！お土産のショップもあります

10:35　トイレ休憩終了

11:30　ちょっと早く着きそうなので、寄り道とな、ワクワク（笑）

広々とした北海道みたいな場所でバスを降り、

11:35　寄り道の目的地「モンテ・ド・ゴゾ（Monte do Gozo）」が目の前

皆さん素早い動き！

モンテ・ド・ゴゾ（Monte do Gozo）歓喜の丘に建つ銅像

モンテ ド ゴゾ 散歩・街歩き

私たちは晴天に歓喜（笑）

写真の真ん中あたり、3本の塔が大聖堂
ここからまだ5kmはありそう

巡礼の人はこの道を進んで来るみたい

まだ時間があるので、石碑を観にきました
お～、日本とスペインの交流400周年記念の碑です

こちらの石像は「トルハルバン」、韓国済州島とスペイン・ガリシア州の友好関係の碑

12:00　バス専用降車場に到着

ちょいと見にくい案内図

12:10　サン・フランシスコ・デ・バルデディオス修道院
13世紀に建てられた歴史あるフランシスコ会の修道院

アッシジの聖フランチェスコを祀る美しい記念碑

が、のんびり眺めてはいられないのがツアーのつらいところ（笑）

12:13　オブラドイロ（Obradoiro）広場到着
大聖堂の前を素通りして、

オブラドイロ広場 広場・公園

噴水広場に面した

12:16　Restaurante San Jaimeに入店

Restaurante San Jaime 地元の料理

ランチは「タコのガリシア風」というので、滅多にランチでアルコールは飲まないけれど、私たちも白ワイン（4.2ユーロ）をいただきます

パンはタコのお皿に残ったオリーブオイルをつけるとまた美味しい

プルポ・ア・ラ・ガジェガ「タコのガリシア風」登場！
2人で1皿、想像以上にタコが柔らかく、美味し

パエリアは4人で1皿、日本人用に柔らかめな仕上がり

アーモンドケーキ
ん～、なんかこの頃、海外の甘いケーキが好みじゃない（笑）

13:16　サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学が目の前の

噴水広場

巡礼路（カミーノ）のホタテ貝マーク発見

13:22　オブラドイロ広場に戻ってきました
6つの異なる道から来た巡礼者たちがカミーノの旅を終える場所
ここらから大聖堂をバックに記念撮影するのが定番

オブラドイロ広場 広場・公園

サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂（西側ファサード）
1985年世界遺産登録

サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂 寺院・教会

サンティアゴ＝スペイン語で聖ヤコブ
スペインの守護聖人で、十二使徒のうち最初の殉教者

ここで現地ガイドさんが巡礼を終えた人に話かけ、

日本で言うところの御朱印帳、クレデンシャル（巡礼手帳）を見せてもらえることに！スタンプは宿泊施設や教会、バル、レストラン、観光案内所などで押してもらえるそうです

ポルトから私たちはバスでビュ～ンと3時間強の距離を、彼らは10日歩いてきたそうな…どや顔OKです！！

お土産屋さんにホタテ貝の付いた杖、四国八十八ヶ所巡りの金剛杖みたい

大聖堂を左に廻ると、

プラテリアス広場の噴水、その先の階段を上がり、右方向に進むと、

キンターナ広場、その前にあるのが、

13:34　聖なる門（Porta Santa）
聖ヤコブの祝日の7月25日が日曜日にあたる「聖年」だけ開かれる門（1世紀に14回）、2027年がその年に当たります

この門を通るとすべての罪が赦されるので、「ごった返し」間違いなし（笑）

13:40　この南の扉から簡単なセキュリティーチェックを受け、聖堂に入ります（無料）

翼廊を通り、

主礼拝堂、聖ヤコブの祭壇！まばゆき空間！煌びやかです！

エルサレムで殉教した聖ヤコブの遺骸が9世紀頃、この地で見つかり、埋葬されたことが聖地の始まり、なぜここまで運ばれてきたのか？もしかしたら、イベリア半島がヤコブの布教活動を行った地だからかも…

身楼には見たことがないパイプオルガン

どんな音色なのか？

1705～1709年作られたそうです

13:48　主礼拝堂の地下に聖ヤコブの銀色の棺が安置されています
残念ながら撮影不可

イエスキリストのステンドグラス、鮮やかです

聖なる門（Porta Santa）の内側

主礼拝堂の聖ヤコブさんをバックハグしてお祈りしました
その周囲も写真不可（ガードマンさんがいます）

コルティチューラ礼拝堂

王家のパンテオン礼拝堂、こちらも煌びやか

身楼から主礼拝堂

案内図が少なく、途中から自由行動になったため、「栄光の門」に辿り着けず
巡礼者しか辿り着けないのかも（笑）
帰国してから調べたら、予約が必要だったみたい、写真撮影も制限があるようでした

じっくり見学できない残滓を残しつつ、
（大聖堂博物館とか屋上ツアーもあるようでした）

大聖堂見学終了
ショッピングタイム＆トイレ
15:40　オブラドイラロ広場集合

16:00　サンティアゴ・デ・コンポステーラ出発
一路、来た道を戻ります

ビゴ湾の生簀、何を養殖しているんでしょうね、カキかな？

15:58　ランデ橋

15:58　大西洋に陽が沈んでいきます

16:20　ポルトガルに入国
16:55　帰りのトイレ休憩は、バルセロス

バルセロスの雄鶏＝ガロ
無実の罪と奇跡の予言の伝説から、幸運のマスコットになったニワトリが町のシンボル

16:55　アクシスホテルポルト帰着
休憩後、旧市街に移動

アシス ポルト ビジネス アンド スパ ホテル ホテル

18:15　ドゥエロ川沿いのバス駐車場
遊覧船も出ているみたい

川向こうはワイナリー、そうあの有名なポートワイン

毎度のごとく皆さん足早（笑）

18:17　ドン・ルイス1世橋

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

18:22　Escondidinho do Barredo　ポルトガル料理店入店

今晩はワイン1杯無料
でも、飲まない人がいたので、もう少しご相伴に（笑）

シーフードサラダに

ブイヤベース…ポルトガルのは日本で食べるものとちょっと違うぞー！
じゃがいもと魚（タラ？）

チョコレートケーキ、はい、甘すぎです（笑）

19:40　ポルトの夜は更けていきます

裏道をそぞろ歩き

ムード満点の夜景を垣間見て、「あ～この近くのホテルなら、しばし散策したいぞ」

19:45　モヌメント・デ・サン・フランシスコ教会（バス駐車場そば）

20:00　アクシスホテル帰着

アシス ポルト ビジネス アンド スパ ホテル ホテル