中国のビザ免除期間は今年いっぱい。もし更新されなかったらもう中国は行くことはないかなと考えると、今のうちにもう一度行ってみたいと思いました。<br />そんな時安い北京往復の航空券を見つけて思わず購入。さて北京起点でどこに行こう。<br />北京から高速鉄道で二時間の大同に行くことにしました。<br />この旅行なんと大同に着いた途端スマホがインターネットに繋げれなくなった。なぜ？カスタマーサポートセンターとも色々やり取りしたけどだめ。カスタマーサポートセンターはとうとう返金しますと言う。お金はともかくネットが繋がらないのは困ると言ったけど寝ておきたら「返金しました。」北京でだけでも使いたかった…<br />ということで単なるカメラに成り下がったスマホと旅行することになりました。<br />不安で一杯の旅の始まりでしたが、宿の皆様始め、中国の皆さんの優しさに助けられて楽しく旅行できて感謝しかありません。

山西省大同に行ってきた①

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2025/10/16 - 2025/10/21

30位(同エリア141件中)

エリア

大同(中国)

一日目
スムーズに高速鉄道　北京北駅に到着。
ここまではSIM 使えてました。アリペイでおにぎり買って底冷えのする駅の待合室で食べる。
16時過ぎのチケットを持っていたが、かなり早く着いたので一便でも早い列車に乗れないか窓口で尋ねてみたがないとのこと。
北京の北側の駅なので内モンゴル方向への列車が多い。
改札が始まりホームに出る。まだ早い時間なのにカスミがかかったように薄暗い。そしてタバコのにおいに混じって、何か昔懐かしいにおいがする。もしかして練炭の匂い？帰りの時は匂わなかったので違うかもしれないけど、暖房の匂いかなと思った。
18時大同南駅着。
駅から宿までdidiにしようかタクシーにしようか（まだスマホが使えるつもり）考えていたが、駅の改札を出ると青い太い線に出租车と書いた矢印が現れそれに沿っていくとタクシー乗り場があって係員が乗る車を指示してくれる。そこは正規の（？）タクシーしか入れなくなっているようだ。
それに乗って大同古城内の宿に向かう。途中古城はあちこちでライトアップしていた。
20分強で30元でした。支払いの時wechat使えず。あれ？とりあえず現金でお支払い。
宿は吉家客桟。4泊して周囲を観光する予定です。
これは後日撮った写真ですが、大同古城内、北門近くにあり、宿のテラスから北門や魁星楼，代王府も見えます。

魁星楼。奥に見える青い屋根が代王府。
古城内は狭く、バスは走っていますが、どこも徒歩圏内です。
宿泊手続きをすますと老板が「晩御飯はどうするの？」　と聞いてくれたのでどこか一人でも食べやすいところはないか尋ねたら、車で送ってくれ、注文するところまで手伝ってくださいました。こんな感じで申し訳ないほどの親切で旅行中ずーっと助けていただきました。
豆麺。このあたりの名物らしい。香草の匂いで中国にいるなと思う。お店は刘姥姥という名前で確かにおいしかったです。
帰りは一人で帰ったのですが、道に迷ってしまって、ちょっとドキドキ。何しろ地図が使えないから心細い。いろいろな人に尋ねて何とか帰り着きました。
後で見るとなぜ迷ったと思うところでした。以後次に行くところの地図を必ずスクショして出かけることにしました。
お部屋にはフルーツやお菓子が用意されていました。お部屋も使いやすく清潔でした。
朝テラスから．簾のかかっているところが食堂です。刀削面がとてもおいしかった。
二日目　雲崗石窟に行きます。
バスで行くことも考えたけど、地図アプリが使えないので不安あり。タクシーで行くことにする。老板が彼女のスマホでdidiで手配してくれ後から支払った。34元でした。乗るところまで付き添ってくれて、運転手氏に帰りのタクシー乗り場を教えてあげてと言ってくれる。そして私には困ったら游客中心に行って宿に連絡してもらうようにと繰り返し声を掛けてくれる。心配してくれてありがとう。
雲崗石窟に入ったところ。あまり人は多くないなと思う。入場料は免費でした。今回いったところはどこも60歳以上は入場料は必要なく、パスポートを提示するだけでは入れました。
全体的には人は少ないと思うのですが、石窟の中は押し合いへし合い。いい場所は人の塊ができ、皆んな写真を撮るので前にも後にも進めず端っこに追いやられます。早々に戦意消失。写真を撮るにもモタモタしているのでなかなか撮れません。もう見るだけに集中しようと…
本当の繁忙期は一体どんなんだろう。管理員のおじさんの「進め！進め！」の声はうるさいし、もうゆっくりじっくり見るなんて無理なことなんですね。
三窟かな

一つ一つゆっくり見れず残念ですが、周囲の雰囲気というか地形などはその場でないとわからないものもあるからやっぱり来てよかったなと思う。
そして石窟を見るたびに思うことだが石窟を掘った人々を支えたものは何だろうと考えてしまう。
一部は後代に彩色されたとのこと。とても色鮮やかな石窟もありました。
圧倒されるパワーです。
帰り道より。
出口を出るとここもまた青色の太い線で出租车と矢印がある。ついたところはタクシーのたまりとバスの乗り場。バスも調べていたのですが、スマホが使い物にならないので安全第一でタクシーを選択しました。宿まで40元でした。
いったん宿に戻ってから再度出かける。
宿の前の大通り（武定街）を南に歩く。10分くらいで四牌楼。このあたりが大同古城の中心のようでお店もたくさん並んでいました。
四牌楼のすぐ東に九龍壁。大きくて全部を写真に収めれない。これが玄関の目隠しということはどんな大きなお屋敷だったのでしょうね。
そばにちょっとした展示室があり、故宮と北海公園の九龍壁の写真もあって興味深く見比べました。故宮のがやっぱり立体的で迫力がある様に思われた。
帰りに北京で北海公園の九龍壁も観るつもりなので楽しみです。

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この旅行記へのコメント（4）

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メイリンさん 2025/11/02 14:36:46

ビザ免除、延長こないですかね

bibirinさん、こんにちは。
ビザ免除、延長の発表あるでしょ、と思って待ってますけど、こないですね。
中国だって外貨が欲しいだろうに…。
そんな中、最後かも、と選んだのが大同、渋いチョイスですね。

雲崗石窟は60歳以上が無料なんですね。
じゃ私も60になったらいこうかな…＾＾
写真見るだけでも素晴らしい石窟で、さすが中国三大石窟、一度は見てみたいです。
最初の方にあった阿弥陀仏の写真は圧巻ですね。

SIMが突然動かなくなるなんて、そんなことあるんですか？
めっちゃ怖いですね。

bibirinさんからの返信 2025/11/02 15:39:07

Re: ビザ免除、延長こないですかね

メイリンさんこんにちわ。コメントありがとうございます。

私結構SIMトラブルあるんですよ。ここまでひどいのは初めてだけど。現金全く使わず旅行しましたなんて記事を読むと落ち込むくらい。
私のスマホが日本製だから相性が悪い？田舎に行くとだめなことが多いかな？でも大同ってそれなりの観光都市だよね？
答えが出るはずもなく、もし次回があるのなら二重、三重の備えをするしかないのでしょうね。
あとは中国のみなさあのご厚意にすがる…

雲崗石窟は私も期待以上でした。莫高窟とはまた違った迫力がありました。

メイリンさんは次はいずこへ？旅行記楽しみにしています。

余談ですが先日のケーキビュッフェの記事を見て見るだけならわ～おいしそうと思えるけど、見るだけでお腹一杯になりそうと思いました。
何事も若くないとだめね。

メイリンさんからの返信 2025/11/03 22:25:56

ビザ免除、延長きましたね！

１月に上海トランジットがあって、一応友人から臨時入境カードを頂いてはいたのですが、免除きましたね！
また中国いかないと ^^) _旦~~

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2137a2bac4fccd329855934f56783c01efbbe4e

bibirinさんからの返信 2025/11/04 17:05:36

Re: ビザ免除、延長こないですかね

まずはひと安心ですね。
行きたいところはたくさんありますが、行けるかな～

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