ノリノリで咸安落火ノリ　その５

2025/10/14 - 2025/10/17

2025年　ノリノリで咸安落火ノリ　の旅　その５

◇日程
〇　2025年10月14日（火）　広島→博多
〇　2025年10月15日（水）　福岡空港→釜山→太宗台→南浦洞
〇　2025年10月16日（木）　南浦洞→松島海上ケーブル→ヒンヨウル文化村→咸安落火ノリ→南浦洞
★　2025年10月17日（金）　南浦洞→甘川村→金海空港→福岡空港→広島

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(松尾芭蕉)

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアプサン
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

最終日の朝。
今回泊まった『グリフィンベイホテル』
こんなに目立つのに、なぜ嫁隊長はプチ迷子になるのだろ？
もしかして、位置情報の利用が、許可されていない？

それはさておき、今日の朝食は、隣の国のグルメイト店である。
放送後、すぐに『蟾津江』『シジミ』で検索したのだ。
その名は、『蟾津江シジミスープ』店。
土城駅から東へ100mの所にある。Googlemapと見比べて
夫隊員「外観よし！電話番号よし！」
指差し確認はしたが、普通あるはずの、シギョンちゃんと、松っ重さんの写真がないなぁ？
でも、『蟾津江シジミスープ』店だよね？
一抹の不安を抱えながら店内へ。
嫁隊長「グルメイト見て来ました。」
店員さん「ネぇ～、シジミ汁ね。」
やはりここだったんだ。
と、入口近くのおじさんが「オッ！」と叫んだ。

見ると、犬がイスに座ってる！
嫁隊長「フォトOK？」
オジ「オ、OK…」
オジサンの、歯切れの悪い返事の理由がすぐに判明。
この犬、オジサンの犬じゃなかったのだ。
モザイク取ったら、そっくりなのに！（犬は飼い主に似るっていうよね）
月形半平太のような剃り込みが似合ってる！

自分の犬ではないので、
「（この犬の）フォトOK？」だとは思わず、
「(オジサンの)フォトOK？」と言われたと思い、動揺したのかも。
飼い主は、別のテーブルのオジサンだった。（飼い主も似てた！）
外のベンチで「待て！」
って言われていたのに、しれっと店内に入って、イスに座り込んでたのね。
飼い主に、また、外のベンチへ連れ出されていた。
も～お茶目なんだから…

犬とオジサンのコントを楽しんでいると、シジミスープ定食が並んだ。
オ～美味しそう！

どれどれ、グルメイトみたいに、シジミたっぷりかな？
アレレ？？？
楽しみにしていたサバの煮付けも、2人で一切れ？？？

嫁隊長「このサバを食べに来たんだから、お代わり貰ってくる！」

お替りも、サバは２人で一切れ。
それに、グルメイトのように大根ではなく、白菜。
なんか変だなぁ？？？
それに、このサバと白菜、味が濃いのだ。
申し訳ないが、店員さんの目を盗んで水で洗って白菜食べた。
合点がいかないうちに食事終了。

？？？のまま、土城駅へ。
気を取り直して、緑の2-2バスに乗り、甘川村へ行くよ。
甘川村への道は、迷路のような急坂だった。
助手席に、ベテランが座って、「その、道じゃない！」とか言っている。
この運転手、新人くんなのか？
急坂と、定員オーバーの車重で、坂道発進失敗！　エンスト！　後ろにズズっ～と！
これは危険だ。
ベテランさんが、新人くんと強制交代。
この急坂コースで、新人の教育はしない方がよい。

教育歴史館BSで下車。
BSの看板の後ろが、絶景だった！
順光になるように、朝、ここに来たのは正解だ。

この下にたくさん人が集まっているが、ここもフォトスポットだよ。

マイクロバスの中も、大混雑だったが、メインストリートも、各国の人で混雑している。
昨日のヒンヨウル文化村とは趣が違うな。
海の好きな夫隊員としては、ヒンヨウル村に軍配が上がるかな。

人が多いのは苦手なので、静かな小道を求めて歩く。

そこの右手の坂道を上ってみるか…

それにしても、朝鮮戦争が終わって、ご先祖の墓参りにここへやって来た日本人は、驚いただろうなぁ。
墓地が村に変わっていたんだから。
歩いていたら、石垣に日本人の墓石が転用されているのが見える。
『古墓犂爲田』　　「古墓は犂(す)かれて田と為り」
半島各地から釜山に逃げてきた人々が、仕方なく墓地に住まざるを得なかったこともよく理解できるが。

坂を上がると、上のメイン通りに出てしまった。
この人形と写真を撮るために、行列ができている。
順番抜かしにならないように、歩きながらスナップ。
ここで写真を撮りたいなら、順光になる午後の方がいいかも。

今ではこの村、釜山のメイン観光地の一つなんだね。

メイン通りはあまりアップダウンがないけれど、その他の小道は急坂と階段なので、歩きやすい靴で行ってください。

南浦洞に降りるバスを見つけて乗ってみると、
アレ？　運転席のコンビ、来た時の新人くんとベテランさんだ。
下りはエンストしないから、大丈夫だよね。
ひゃ～、下りでそんなにスピード出すんじゃない！

南浦洞に下りて、オヤツのねじりパンを２つゲット。

ホテルで荷物をピックアップして、お昼ご飯はここ。
『ハルメ伽耶ミルミョン』
BIFF広場から200m東の、路地奥にあるので探してね。

坂道を登り下りして、汗をかいた2人にピッタリの冷麺。

ここのミルミョンは、他の地域と違って、小麦の麺らしい。
では、ハサミで切って、頂きま～す。

そうめんのような食感を想像していたら、しっかりコシがあるじゃないか。
うまいうまい。

ツルツルズルズル、ごちそうさまでした。
量もしっかりありました。

最後に国際市場から、富平市場を歩いて、もう一度、手長だこを愛でる。

嫁隊長「愛でるだけじゃダメよ、試食も大事よ。」
と、カマボコ通りでヒョイ。

南浦洞から8番バスに乗って、沙上駅へ。
軽電に乗り換え、金海空港へ。
嫁隊長「最後にやっぱりバナナミルクとオレンジアイス。」

嫁隊長「も一つおまけにグレープアイス。」

嫁隊長「今回の旅もよかったわね～　遊覧船と、海岸遊歩道は体験できなかったけど、他は全部できたしね。井之頭五郎's手長ダコも食べたし、シギョンちゃんシジミスープも食べたし。めでたしめでたしの旅ね。」
だが、そうは問屋がおろさなかった！

飛行機が１時間遅れ、午後11時に帰宅。
『蟾津江シジミスープ』での「？？？」を確認するため、隣の国のグルメイトを見直すと…
夫隊員「あっ、違う！　あの店じゃない！」
改めて、『蟾津江』『シジミ』『グルメイト』で再検索してみると…
『蟾津江シジミスープ専門店』という店がヒット…
場所は、済州家のすぐ裏じゃないか！
『蟾津江シジミスープ店』と、『蟾津江シジミスープ専門店』は名前似すぎ！
夫隊員「これでまた釜山に行く理由ができたじゃないか、あは、あは、は…」
後ろで嫁隊長が、熊の目をしている。
3日間、釜山の天気は無事だったが、我が家は、当分荒れ模様になりそうである。

今回の旅の予定表