6月のアイスランド一周ドライブ - その１５

2025/06/14 - 2025/06/25

いつか行きたかったアイスランド、ついに行って来ました。どの時期に行くかはすぐ決まり、6月に。観光シーズンながら劇混みではなく、気候もそこそこ安定してるらしい。それに、ホテル代も最盛期よりは幾分安い。でも、いざ旅程を決めるのはかなり苦労して、なんだかんだ半年くらい調べてました。観光情報が限られてるし、地名が難しくて地図が頭に入らない。。そんな中、大いに役立ったのがここの旅行記で、読んでいくうち「これは一周しかないんじゃないか」、と思うようになりました。交通手段はレンタカーになるけど、レンタ代、ガソリン、ホテルなどとにかく高い（ユーロ建なので、それも大きい）。思案の末、なるべく自炊宿に泊まり、外食を最小限にして出費を抑えることにしました。アクセスはロンドンからBAを使い、正味8日間、走行距離2000キロに及ぶアイスランド一周達成！ 旅程自体はほぼ計画通り、無事に行ってきましたよ！ 自然の景観がとてもすばらしく、早くも再訪したいほど。旅行記は自分の記録用であるので、多少冗長になるのはどうかご容赦を。どなたかのアイスランド旅行の参考になれば幸いです。


旅程 2025年6月14－25日（10泊）＊うち前後ロンドン2泊
（ロンドン→アイスランド：ケプラヴィーク国際空港から時計回りに一周→ロンドン）

2025年6月
14日（土）ANA211便 羽田ーロンドン ロンドンヒースロー泊
15日（日）BA800便 ロンドンーレイキャビク　
　　　　　 レンタカーで観光開始　Grábrók他　 Bólstaðarhlíð泊
16日（月）Goðafoss、Lake Mývatn他　　Lake Mývatn泊
17日（火）Krafla地熱地帯、Dettifoss他　　Stuðlagil泊
18日（水）Stuðlagil 渓谷、Egilsstaðir、Hvalnes他 Höfn(近く)泊
19日（木）Jökulsárlón氷河、Svínafellsjökull他　Skaftafell泊
20日（金）Fjaðrárgljúfur、Katla Geopark Dyrhólaey岬他　Steinar泊
21日（土）Skógafoss、Sólheimajökull、Gullfoss他　Geysir泊
22日（日）Geysir、Brúaráトレイル、Thingvellir National Park、Reykjavík他 　　　　
　　　　　レンタカー返却　ケプラヴィーク泊
23日（月）BA801便　レイキャビクーロンドン　ロンドン泊
24日（火）ロンドン観光　夜ANA212便で羽田へ
25日（水）夕方羽田着

その１５は６／２２日前半の旅行記です。

エリア ゴールデンサークル周辺(アイスランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

移動予定：６／２２、１７５キロ。

主な観光目的地：間欠泉(GeysirとStrokkur)、Brúarfoss、シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir)、レイキャビク(Reykjavík)。今日はついにアイスランド最終日、夜ケプラヴィーク国際空港で車を返却します。

間欠泉、ゲイシール(Geysir)は宿から５キロ。

９時半、ゲイシール(Geysir)の駐車場に到着。ここは有料で、Parkaで１０００ISKの支払い。

レストランとお土産屋さん。朝早くてやってなかった。

いくつか見所があるみたいだね。

湯煙？あっちみたい。

入ってすぐ、

かわいい湯煙がたくさん。ここら辺は地熱地帯なんだって。

ずっと向こうまで続いてる。

８０℃から１００℃？ かなり熱いらしい、、

お湯が流れてるし、。

ボコボコいってる。別府でこんなの、見たことあるぞ。そばで平然と花が咲いてるのが、またスゴイ。

奇妙な光景だな。

あちこちにあります、ボコボコ沸騰する穴。これはLitli Geysirだって。

なんか一帯が硫黄くさい。

そしてこれがStrokkur。１５分に１回は吹くという間欠泉。

簡単に吹くかな？ ちょっと待ってみよう。実際、流れ出たお湯で辺りはびしょびしょだし。

まだ静か。

でもその数分後、音もなく、

急に来た！

高く上がる湯気の柱。

でも小さかったみたい、

１分くらいで静かになっちゃった。

Strokkurはまた後で見るとして、他のを見に行こう。

と、離れたとたん、あれ、また上がってる。

なんだ、さっきのより大きいな。わりと頻繁に吹き上げるんだね。

後でまた行くとして、別のを見よう。

いくつか並んでる。これらはBlesiっていう名前らしい。

色がきれい。ちゃんとボコボコしてるし。

玉子茹でたら何色になるかな。

上までトレイルはあるみたいだね。間欠泉はこの上のKonungshverとGeysirで終わりみたいだけど。

そしてこれがGeysir。

吹かないらしいけど、

かなり大きい。

ほらね。

吹いたらすごいだろうな。

まわりの景色、いろんな色があってなんかきれい。

荒涼としてるような、華やかなような、、不思議な光景だな。

そしてこれがKonungshver。一番奥にあり、覆輪が印象的。これも吹かないらしい。

左奥はゲイシル(Geysir)、右奥はBlesi。手前のKonungshver。３つは近くにある。

さて、最後にまたストロックル(Strokkur)見に行きますか。

途中、Blesiからもうもうと湯煙。あんなに沸き立って。派手に吹き上がらないけど、活発なんだね。

そしてStrokkur。人だかりができてるから、そろそろみたい。

まだ静か。

水面に大きな泡が。

吹きそう、

吹いた！

でも、ほんとに一瞬。

シューって感じで、すぐしぼむ。

静かになっちゃった。

また大して吹かなかった、、みながっかり。立派な吹き上げを撮るには、相当根気がいるみたい。

盛大に吹き上げるのを撮りたかったな。諦めて帰りかけたら、

あらっ、結構吹いてる。

しばらく待ってるといいのかもね。

次へ行きましょう。さっきやってなかったGeysir Centreをちょっと見てみよう。

１０時１５分。Geysirの観光は１時間弱だった。

やっぱりまだ営業してなくて、トナカイと記念撮影して終了。もしかして、日曜日は休みなのかな。

次の目的地は滝が見られるBrúaráトレイル。歩いてHlauptungufoss、Miðfoss、さらにはBrúarfossまで行ける。もともとの予定にはなかったけど、昨夜行程の途中にあるのを見つけて、急遽行くことにした。

１５キロ、１５分のドライブで到着、今１０時半すぎ。Brúaráトレイルの駐車場はタダ、でもトイレも何もありません。

トレイルの説明。Brúarfossまで行って帰ってくると７キロあるって。計画では、Hlauptungufoss、Miðfossと歩いて行って戻ってくる。Brúarfossは改めて車で行くつもり。

久々のトレイル。滝もきれいそうだし、楽しみ。

白鳥がいる。

トレイルといっても、こんな感じの砂利道。平たくて、滝がありそうにないんだけど、。

おや、初めて見たきれいな花。なんだろう。

アイスランドらしいのどかな景色。

川の向こう側には馬もいる。

トレイルは川沿いになってきた。水面が近い。

またあった。よくあるこれ、アンゼリカ？ ってあったけど、ハーブの一種でしょうね。

水が近いときれいな花が多いな。道草食いながら進みます。

歩き始めてそろそろ２０分、

小さな支流を渡る所あり。石伝いになんとか歩けた。トレッキングポール持ってくればよかった。

何とか渡ったら、またあった。今度は泥々でもっと足場が悪い。

雨がふったばかり？ 木の枝が折れて倒れかり、道はぬかるんでる、。

泥だからツルツルすべる。ポール持ってくるべきだった。。

横は断崖で川、トレイルは狭くて足をとられそう。

苦労して歩くうち、視界が開けて川が見えてきた。きれいな色。

青い！

ゴーゴー音がしてきた。

あれかな？ 最初の滝。

歩き始めて３０分、最初の滝 Hlauptungufoss に到着。今まで歩いてきた下流とはまるで違う、勢いと速さ。

それに色がとても神秘的。なんで青いんだろう。

あの岩場からの眺めはどうかな。

道があるような、ないような。雨の後はぐちゃぐちゃ。降ってたら多分来れないね。

悪路を通って岩場に到達。

眺めはさっきの場所の方がいいかな。でも、滝の迫力をすごく感じる。川と滝に突き出た岩場のポイント。

クールミントガム色？

たくさん写真を撮りました。

狭くて蛇行してるので流れがとても速い。深そうだし。

下から見上げて一枚。人が入ると大きさがわかる。

滝の上流は何事もなかったように静かな流れ。

Miðfossまであと５００メートルだったんだけど、足場が悪くて疲れたので、ここで引き返すことにしよう。ほんと滑ってヤダ。

さっき超えてきた小さな流れ。ここが一番の難所。

飛び石は尖ってるし、泥や苔ですごく滑る。つかまる枝もないし、バランスとるのが大変。浅そうだけど踏み外したら、堆積物でくるぶしくらいまで浸かりそう、、

ユラユラしながらも渡り切ったと思ったら、足をついた岸辺の土手がズブーって沈んだ、、左足が埋没。泥を洗い落としているところ、中にもちょっと泥が入っちゃった、、いくつか大きい石を置いといてくれればいいことなんだけどなっ、と悪態。このトレイルを歩くときはポールを持って行きましょう。

Hlauptungufossは、トレイルを歩いて正味１時間半もかかった。歩きづらかったからね。上流のBrúarfossへはトレイルをさらに歩けば行けるけど、車で近くまで行くことに。４キロ、約１０分。

Brúarfossの駐車場は有料で７５０ISK。ここから滝までは歩いて５分、楽ちん。さっきのトレイルもそうだったけど、ここら辺は結構虫(ユスリカ)がいてうっとうしい。ミーバトン湖にはまだいなかったのに。

すぐに川が見えてきた。

そしてこれが滝、Brúarfoss。

上部は白糸のようで優美だな。

迫力もある。

不思議なことに、水はやはり青い。

車で簡単に来られるので、さっきより人が全然多いね。

HlauptungufossとBrúarfoss、予定してなかったけど、来てよかった。片方泥足になったけど、。これでもうアイスランドの滝とはお別れ。次の目的地、シンクヴェトリル国立公園(Thingvellir)へ向かいます。その１６に続く。