2025/09/21 - 2025/09/21
645位(同エリア2794件中)
呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さん
- 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんTOP
- 旅行記235冊
- クチコミ135件
- Q&A回答270件
- 102,710アクセス
- フォロワー22人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
ドイツでは、2025年の9月19日から21日まで「線路の日」として、各地でさまざまな催しが開かれました。
この記をアップする9月27日は、英国で世界初の鉄道が開業して200年ということもあり、それに噛ませたものもありました。
ここでは、たくさんのそれのうちのひとつである、フランクフルトで運転された蒸気機関車列車の模様を掲げます。
実際に行ってみると、まるで大したことないもので、ゆえにこの旅行記も(いつものように)面 白くない内容ですが、備忘録としてアップします。この点、どうぞお許しください。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「線路の日」公式サイトのホーム画面です。
曰く、
線路発見:
鉄道体験一杯の3日間
= 中略 =
ドイツ全土で353の催し
。 -
上述353のうちのひとつ、
「フランクフルト港湾鉄道での蒸気機関車列車運転(Dampfzugfahrten auf der Hafenbahn durch Frankfurt)」
の車両が入って来ました。鉄の橋 建造物
-
これが全容、
蒸気機関車(52 4867)+貨車+客車2両+食堂車+客車2両+小型ディーゼル動車(Kö 5712)
です。
貨車には、乳母車などが積み込まれます。 -
切符売り場です。
サイトには、「多くの要望が見込まれるので事前に予約することを強く勧める」とありましたが、乗車券はその場で何の困難もなく買えました。車内も混んでいませんでしたし。 -
乗車券。
8オイロです。 -
正面。
ボイラ前頭部両側の除煙板(デフレクタ)は、日本の一般的なもととは異なり、台枠には付いておらず浮いています(元門司局管内の「門デフ」みたい)。 -
客車は、区分室車(コンパートメント式)です。
若い頃はユーレイルパスを使って西欧各国を移動しましたが、冬の空いている時期の夜行列車で、写真のように座席を引き出し、追加料金なしで寝ながら移動したものです。 -
停止位置は、マイン川に架かるアイゼナー シュテーク(Eisener Steg)の袂です。
マイン川 滝・河川・湖
-
運行団体公式サイトの運転線路図です。
この列車は、Hp.(Haltepunkt=停止位置) Eisener StegからWendepunkt Ost Güterbahnhof(折り返し点 東貨物駅)への往復です。
© Historische Eisenbahn Frankfurt e.V., 2023 -
発車しました。
偶然居合わせた観光客も、皆スマホでパシャパシャ(こっちのは無音だけど)!
この鉄路は、フランクフルト市が所有する「Städtische Verbindungsbahn」、市有連絡鉄道とでも訳すものですが、「列車」運行の保安システムの要である主信号機は設置されておらず、構内信号機も両端のDB駅から分岐するところにしか建植されていないことから、(日本的には)路線というより専用線(引き込み線)というべきもので、列車ではなく「車両」(群)ですね。(どうでも良いことですが、自己のメモということで。) -
マイン川とそれに沿う「マインカイ」という道路に挟まれたこの線路での速度は、ことのほかゆっくりで、ドラフト音もほとんど聞こえません。
GPS受信機で計ってみたら、15km/h弱くらいでした。マインカイ通り 散歩・街歩き
-
途中のHp. EZBに停車中。
EZBとは、Europäische Zentralbank(オイロペーイッシェ ツェントラールバンク=欧州中央銀行)の略。日本で一般的には、英語を使う加盟国がないにもかかわらず「ECB」との英略が用いられていますが.... -
沿線では、多くの人が手を振っていました。
-
Osthafen(オストハーフェン=東港)に出ました。
-
港沿いをゆっくり走ります。
-
途中には遺構らしきが。
本サイトの位置情報を「地図から探す」の地図に依れば、「Riederhöfe Ruine」とありました。 -
東貨物駅構内に到達。
向こう側に見えるのは、一般の普通列車です。 -
ここで折り返し。降乗はできません。
中央に見えるビルが、EZBの本店です。 -
機廻しをせずそのまま折り返すので、今度はディーゼル動車が先頭です。
このKö 5712は、元BR(Deutsche Reichsbahn=旧東ドイツ国鉄)の駅構内での入れ替えや専用線用で、この積車6両の牽引は無理だと個人的に思います。きっと、前方監視と非常制動用の「目」でしょうね。 -
バナナ輸送車?! 隣接するカフェのため? な訳ないか!
オーステン 創作料理
-
この列車には、冒頭のとおり食堂車も連結されていて、軽食が楽しめます。
テーブルがある飲食用スペースも半車分あるのですが、撮り忘れました。 -
そのメニュー。
-
フランクフルトソーセージを試してみました(EUR 3,50)。
このパンは、ちょっと酸っぱい味です。 -
嬉しい期待外れで、パリっとして美味しゅうございました。
ちなみに、日本農林規格(JAS)上の「フランクフルト」は本場のそれを無視した真っ赤な誤定義で、直径20mmに満たないこの細長い本場もんは「フランクフルト」を名乗れません。
また食堂等では、必ず腸で繋がっている状態の2本を、焼かずに湯で温めて供されます。
日本から当地に来る訪問者には、「本場のフランクフルトをぜひに」との声が高いですが、これを見ると一様に驚きます。 -
Eisener Stegに戻って来ました。
所要約50分でした。 -
次の運転として、また出発して行きました。
https://youtu.be/3nHMTf-t4roこの釜は貨物列車用で、線路状態が良くないところでの使用も考慮して、動輪を5軸として軸重を抑えています。
ここでの運転にも、うってつけ??
ちなみに、ここでの次の蒸気機関車列車の運転は、ヴァイナハツマルクト(クリスマスマーケット)開催中の12月13、14日です。マインカイ通り 散歩・街歩き
-
最後尾ですが、尾灯ではなく前灯が点きっ放し。
-
そのあと、腹ごしらえのためチベット料理屋に行きました。
「Tibet Dawa Momo」です。 -
店内。
奥の壁には、ダライ ラマ14世の写真が掲げられています。 -
品書きの一部。
このほか、店名の一部になっているモモや、汁なし麺もあります。 -
長い麺のトゥクパ(Thukpa)。
右側は、別の日に食べた、
短冊状麺のテントゥク(Thenthuk)と
モモが入っているモクトゥク(Mogthuk)
です。
どれも野菜たっぷりで、肉(いずれも牛を選択)も柔らかく、自家製麺類は腰があり、美味しゅうございました。
私が知る限り、当地中心部にインビスを含む5つあるチベット屋のうちで、麺は1、2を争う味です。
最後に旨いもん喰って、ハラの皮張りゃ目の皮弛むで、S-Bahn乗車中には転寝しながら帰途に着きました。(了)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
フランクフルト(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
31