2025年9月ホーチミン一人旅４　クチトンネルツアー

2025/09/09 - 2025/09/09

２泊４日の弾丸旅行も３日目、翌０：２５発の深夜便で帰国する日だが、午後からの半日（12:30～19:00頃）のクチトンネルツアーに参加した。

今回は初ベトナムだが、（すでに６月に１週間夏休みを取得しており）、社畜なので２泊でしか休みが取れず、まる１日ツアーに割くと自由行動日がなくなってしまうので、最終日の午後に半日だけツアーに参加することにした。ホーチミンの現地ツアーはメコンデルタが一番ポピュラーのようだが、ベトナム戦争に関心があるので、こちらにした。

ちなみに午前のツアーならもっと安いところがあったが、午後からのツアーは探したがここしかなかった。また、カーチャーターも探したが、２年前のバリ島のように安くなかったので止めた。

「クチトンネルは、ベトナム戦争時代に北ベトナム側（ベトコン）が使用した地下トンネル網の一部で、ホーチミン市の北西約70km、クチ地区に位置しています。全長約250kmにも及ぶ複雑なトンネルシステムは、軍事拠点としてだけでなく、生活の場や物資の保管場所としても利用されていました。」（ツアー会社TNKジャパンHPより）

実際にトンネルを訪れて、当時の人達の苦労と、不屈の精神力に思いを馳せた。

＜スケジュール概要＞
9／7（日）　9：30成田　13：25ホーチミン　VN307
Klook送迎で移動
ホテルでesim設定（傘を落としたことに気づき、各所問い合わせ）
ホップオンバス乗車
フォー（HÓA　DON　THANH　TOÁN）
9／8（月）
※初グラブに挑戦（移動はほぼグラブに）
戦争証跡博物館
プロパガンダで揚春巻
サイゴン大教会（改装中）・中央郵便局
コープマート
健之家
ベンタイン市場
Mバー
⚫️9／9（火）
午前中は部屋でのんびり
12：30～19：00TNKクチトンネルツアー参加
グラブで空港へ
落とし物探しにロストアンドファウンドを探すがたらい回しにされ、落とし物も見つからず・・・
ロータスラウンジ
９／11（水）
0：25ホーチミン　8：00成田　VN306

＜費用＞
ベトナム航空ビジネスクラス　ANA特典60,000マイル＋諸税7,490円
ホテルマジェスティックサイゴンリバーデラックス2泊　アゴダ予約55,678円(キャッシュバック▲5,091後50,587円予定）
空港送迎　Klook　1,137円
通信　KKday esim　235円
クチトンネル半日ツアー　45ドル（6,795円）　
ANA保険　4,050円
機内持込サイズキャリー購入　8,000円
現地費用　両替10,000円＋クレカ払い約3,394円＝約13,394円
（グラブ約2,555円、飲食約4,778円、入場料・マッサージ等約3,596円、土産約1,543円、残145,000VND約841円）
合計60,000マイル＋約91,453円（＋スイカ払交通費1,390円）

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルマジェスティックサイゴン、リバービューからの夜明けの眺め。

残念ながら昨夜は上階（レストラン＆バー）の深夜の掃除音と、朝は６時からの朝食稼働による騒音により、よく眠れず・・・

ホテル マジェスティック サイゴン ホテル

もう少し眠りたかったが眠れないので7:30には朝食に行く。昨日と異なるものだけ撮影。紫色のご飯

オレンジとスイカ、デトックスウォーターは同じだが、アップル＆キウィがザクロ＆アップルになっている（今Googleレンズで翻訳してザクロだとわかった。飲んだときはグレープだと思っていた）

野菜炒め（煮物？）とパスタも昨日と違っている

昨日あったパインとライチがなくて、ドラゴンフルーツとローズアップルフルーツがあった

フォーは昨日は牛肉だけだったが、今日はポークボールもあった

何かわからず食べなかったが、今検索したら
Steamed rolled rice pancake
ベトナム料理である「バインクオン（Bánh cu?n）」の英語名で、米粉から作られた薄くて柔らかい生地を蒸して巻き、中に挽肉やキノコ、野菜などの具材を入れて、ヌクマムベースのタレにつけて食べる料理
とのこと。試せばよかった！

身体の調子を整えるため、メインはおかゆにして、おかずはオムレツメインにしてみた。（が、ケチャップだとおもってかけたのはスイートチリで辛かった・・・）
画像ないが、この後ふわふわのパンも食べたが甘くておいしかった！

食後部屋で荷物の整理をしたらもう９時半。予約したクチトンネルツアーのお迎えまで約３時間あったので、昨日行けなかった統一会堂まで行こうと思えば行けたが、体力も今ひとつだし、せっかく高いホテルにしたので、無理せず午前中は部屋でゆっくりくつろぐことにした。

チェックアウトは騒音のお詫びに12時を14時まで延長するといわれたが、お迎えあるので12時半少し前にチェックアウトして荷物を預ける。

ロビーで待っていると、ツアーの日本語ガイドさんから声をかけられる。とてもフレンドリーなベトナム人の方で、日本語はベトナムで学んだだけということで難解な日本語は理解できないそうだが、コミュニケーションは問題なし。他の方をピックアップしてくる車をしばらくロビーで待つ間、帰りが何時になるかなど心配なことを相談する。早速クチトンネルの基礎知識をレクチャーしてくれる

13時前にはツアーバス（座席５～６列のバンみたいな車）が来て出発。ホーチミン市内からクチまでは約７０ｋｍ、トイレ休憩入れて約２時間とのこと。

画像はトイレ休憩のところで撮影したバン画像。
当日の参加者は１０名弱で、日本人は私一人（日本語ガイドは実質私専属）。他の人達には英語ガイド１名が説明。
他の参加者の国は確かインド、韓国、オーストラリア、中国だったかな。実際最近は日本人が少なく、インドと中国からが多いとのこと。経済力を反映？

トイレ休憩によった施設。枯葉剤被害者の職業支援のとりくみのようで、漆や螺鈿を使用した工芸品を販売している施設だった。

細かく切り取った卵の殻を使って絵を描いているらしい

こちらは貝からの螺鈿。このような工芸品の制作過程を見学した後、トイレに行って、その後は工芸品が展示された建物の中に案内される。（ここは撮影禁止で画像なし）それらは大変高額な売り物で、きれいなアオザイを着た販売員のお姉さんがいるという流れで、買うまで出してくれなかったら？と不安がよぎるが、押し売りは一切なく、買わずに部屋を出た。

14:30頃クチトンネルの施設に到着

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

入口に売店あり、お土産ものなど売っている

爆弾の展示

銃の展示

地下トンネルの図形。3階構造になっていて、会議室や休憩室、食堂、医務室などもあったという。地下水や川の水も取り込んでいた。川魚やエビなども取っていたとか

トンネルはこの鍬で手掘り

ジャングルの中にあり、昔は屋根などなかったが、今はトンネル遺跡を観光地として整備しているようである

自然豊かな森の中にある。通路も当時はなかった

このトンネルの入口は落ち葉で隠されていて、狭い入口から入る体験ができるが、一度地面に座らないと入れないので、服が汚れるのでご注意を

ツアーのサイトによくあるポーズで写真を撮ってくれる。
が、この深さまで入ると、私は腕の力がなく自分で出れないので、引っ張り出してもらう羽目になる。。ベトコン入隊試験不合格だな。

次は敵を落とすための落とし穴。竹槍に刺さって死ぬ仕組み。

トラップの数々。針先に返しがついていて、引き抜けない仕組みになっているものなどもあり、恐ろしい

これは空気穴だったかな。アリの巣で隠したらしい

これも地下トンネル入口だったと思うが、入ったのはここからではない

ベトコン兵士の人形がくつろいでいる。ずっと地下は暑いので、たまには地上でくつろぐこともあったという。ちなみにトイレだけはトンネル内にはないので、地上に出て用を足していたそうである。お風呂も入れなかっただろうし、苦労が忍ばれる。
一日でもお風呂に入れないと嫌な私はまず務まらないな。

爆破されたアメリカ軍の戦車。

アメリカ軍の爆弾を盗んで、小型の爆弾を製造していた

射撃体験ができる射撃場あり、実はこれがここの売りのようだ

一人3500円程度で10発撃てるとのこと。二人で分け合うのはだめ。表示の60000ドンはおそらく1発の値段。10発からできると聞いた。
他の参加者は全員体験していたが、私は大きい音が苦手だし、ちょっと高いとおもったのでやらなかったが、今にして思えば、こんな機会はあまりないし、万一に備え銃の使い方を知っておくためにも？一度やっておいてもよかったかも。

銃も選べるらしい。イヤーマフが必要。近くで聞いたらすごい音だった。

銃は固定されているようである

インストラクターが付いて安全に配慮してくれるようだが、急に利用者に殺意を催されたら怖いな

トンネルにはこの入口から入る

狭い急な階段を降りる

高さは１ｍくらいなので、立っては歩けない、しゃがんで１００ｍ位はけっこう長かった。当時にはない扇風機も付けてくれているが・・・。一部明かりもなく、手探りで進むところがあるので、閉所恐怖症の方は止めたほうがいい。

出口は、短いがほぼ垂直なはしごに近い階段を登る

当時兵士たちの食料だったのはキャッサバ芋。これのふかし芋と笹の葉茶を振る舞ってもらえる。芋はさつまいもとじゃがいもの間のような味でけっこうおいしかった。
しかし、塩や砕いたピーナツが入った調味料につけて食べるのだが、残りは他の客にも流用していて、二度付けする人もいるであろうこの調味料の衛生度合いがやや気になった（お腹は無事だが・・・）→こんな細かいことを気にする時点で私には兵士は務まらないな

最後にビデオを見せてもらうが（日本語）、工程表では見学前だったはず、しかもビデオの途中でみんな集まったからいいですかといわれ、途中までしか見れなかった。
16時過ぎにはクチトンネルを後にする。

道中の眺め、ワイルドな丸焼きを売っている飲食店

ホーチミン市内に近づくにつて大渋滞。
ちなみに道中の舗装が悪いのか、車のサスペンションが良くないのか、けっこう上下に揺れて、幸い気分は悪くならなかったが、あまり快適ではなかった。

一番先に降ろしてもらっても、ホテルには19時前到着となる。（行きはトイレ休憩ありで１時間半、帰りは休憩なしで３時間近くかかったことになる）預けていた荷物を受け取り、グラブを呼んで空港へ向かう。

５、ロータスラウンジ、帰路便に続く

ホテル マジェスティック サイゴン ホテル

この旅行記へのコメント （3）

• Nickさん 2025/09/24 00:39:10

  こんばんは

  ベトナム航空のビジネスも素晴らしいですし、マジェスティックホテルも、クラシカルで部屋からのサイゴン川の眺めもバーも素晴らしいですね
  
  来年のGWホーチミンに行く予定なので、とても参考になりました
  
  以前、クチのトンネルに行ったときに、落とし穴は同胞のベトナム軍の隊員も犠牲になったと聞いた記憶があります。そうだとするととても悲しい話ですね

  Nickさん からの返信 2025/09/24 00:39:54

  Re: こんばんは

  GRUBお役に立ててよかったです。これで東南アジア旅行も大丈夫そうですね！

  たまこさん からの返信 2025/09/24 08:21:29

  Re: おはようございます

  Nickさんコメントありがとうございます😊
  ベトナムビジネスとマジェスティック、Nickさんのお役に立てたなら幸いです。但しリバービューでもレストラン真下は避けたほうがいいかもです。。
  
  クチの落とし穴はジャングルの中にあるから仲間だってわからないこともあるのではないかと思いましたが、やはりそうだったんですね。人を傷つける武器は、自らも傷つけられてしまうものなんですね…
  
  教えて貰ったグラブを使えるようになったのは本当に良かったです！あとｅsimQRコードをスクショ撮っておくのも以前Nickさんが教えてくれなければわからなかったと思うので助かりました。これからもよろしくお願いします?‍↕️