2025.9 レンタカーで九州１周の旅 Day2

2025/09/12 - 2025/09/15

9/14(日) ２日目
朝6時に鹿児島中央駅近くの宿泊施設を出発。
今日は宮崎県の都井岬と熊本県の阿蘇山火口の見学をしたら、大分県湯布院の宿に向かいます。
宿のチェックインは18時までなので、巻き気味の１日。事故のないよう気をつけなければ。

⚫︎（鹿児島県）ゲストハウスバンビーナ→姶良駅→道の駅おおすみ 弥五郎伝説の里→（宮崎県）都井岬→道の駅なんごう→道の駅高千穂→（熊本県）阿蘇山→（大分県）湯布院駅→盆地うどん麺一（夕飯）→湯布院お宿花の湯（泊）

エリア 都井岬・串間(宮崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー スカイマーク
• 旅行の手配内容: 個別手配

6時、右側に桜島を見ながら鹿児島湾沿いドライブのスタートです。

途中のセブンイレブンで朝ごはんを購入がてら桜島を撮影。晴れていたら素晴らしい写真が撮れるだろうなぁスポットでした。
１年前に息子と屋久島へ行った時も桜島センパイは常に頭を隠していました。いつか全景をこの目で見たい。

昨日、鹿児島県内でスタンプを押し忘れてしまい、姶良駅ならありそうじゃない？と立ち寄ってみました。
姶良駅は無人駅。早朝だからか部活動の格好をした学生さんがいっぱいだったけど、残念ながらスタンプはなし。

まずいぞ…宮崎県に入る前に鹿児島県内の道の駅へ行かないとー！

姶良駅 駅

娘が検索してくれて、姶良駅から50キロほど離れた「道の駅おおすみ弥五郎伝説の里」へ到着。

スタンプ帳を持ってキョロキョロしている私に、開園前の掃除をしていた従業員の方が話しかけてくれて、事務所にしまっていたスタンプを持ってきてくれました。
ありがとうございます😭
弥五郎についても色々教えてくれました。

弥五郎ってなんだ？の方は「“弥五郎どん”祭り2025」で検索！当日は大盛り上がりだそう。

敷地内には立派な牛の像がありました。
娘が地球上で１番好きな動物は牛。

道の駅 おおすみ弥五郎伝説の里 道の駅

畜産が盛んな鹿児島県を象徴している素敵な銅像。
豚さんだけ後ろ向きなのもかわいい。
トイレ休憩もできたし地元の方とお話もできて、ここに立ち寄れてよかった。

さぁ、目指す都井岬まではあと60キロ！
志布志湾に出てからは眺望が素晴らしかった。

都井岬へ到着しました。
駒止めの門と呼ばれる都井岬の入り口で、野生馬保護協力金として車1台につき400円を払って入場です。

都井岬は、国の天然記念物である野生馬、御崎馬（みさきうま）が自然のまま放牧されている場所。
ここからは、どこから御崎馬が出現するかわからないので、時速30キロ以下に減速して慎重に進みます。

娘によると、国の天然記念物を轢いてしまった場合、文化財保護法違反に問われるので警察に届け出なければならないそう。故意でなければ直ちに逮捕とはならないみたいだけど、細心で気をつけなきゃですね。

【文化財保護法より抜粋（第百九十六条第一項）】
第百九十六条 史跡名勝天然記念物の現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をして、これを滅失し、き損し、又は衰亡するに至らしめた者は、五年以下の懲役若しくは禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。

都井岬 自然・景勝地

あ！いた。

あちらこちらに御崎馬さん。
彼らは車に慣れまくっている。

娘は授業で「馬伝染性貧血」を学んだ時に御崎馬の存在を知り、生活環境を含めて一度見てみたかったそう。

こんにちは、御崎馬さん！
よぉ、人間ども。俺たちを見てそんなに楽しいか？ってところですかね。

サラブレッドに比べると小柄でかわいい。

入場したときにいただいたパンフレットによると、御崎馬が病気や怪我になっても、人間は手を加えず自然のままにしているとのこと。岬内をパトロールしている係の方が、糞の除去や健康観察をしていました。

途中、道路の真ん中で立ちすくんでいる御崎馬がいました。どうやら左脚を痛めている様子。
御崎馬はハーレムを作り家族で移動するので、その姿は群れから離れ孤立したことを意味します。
馬は自分の脚で立つことができなくなると死ぬので、娘の予想ではあと数日かな…と。
がんばるんだよーと声をかけて離れました。

御崎馬をたくさん見られたので次は都井岬灯台へ。
中には入らず前で撮影。

駒止めの門に戻るために車を走らせます。

都井岬灯台 名所・史跡

途中、日向灘の見える写真スポットに立ち寄りました。
開けていてすごく綺麗な景色でした。

反対側には、丘に登っていく観光客がたくさん。
運が良ければこの丘にも御崎馬がいるようだけど、私たちは先を急ぐのでパスしました。

ここからは宮崎県の海沿いをドライブ。
景色がよくて最高でした♪

道の駅なんごうに到着。
ここには、映画「すずめの戸締まり」モチーフの扉がありました。インスタ映えスポットらしい。
“すずめ”が主人公の女の子の名前だと初めて知りました。新海誠監督作品は何も観ていないので色々わからない。

道の駅 なんごう 道の駅

その後もひたすら走ります。
娘がトイレに行きたいと言うので、道の駅高千穂へ寄りました。道の駅なんごうからは190キロの位置。

駐車場に入るための列がかなり延びていたので、娘にスタンプ帳を託し、私は降りず。

カオナシみたいなスタンプが押されて帰ってきました。ひむか神話と呼ばれるこの地域の伝説をモチーフにしてるようだけど、道の駅なんごうの陽気なみかん君とのキャラ差がすごい。

道の駅 高千穂 道の駅

いよいよ阿蘇に入りました。
いいなー阿蘇！
父島が青なら、阿蘇は「緑って100色あんねん」です。

阿蘇山上ターミナルの横で駐車場代1,000円を払い急勾配を登っていきます。
いよいよ阿蘇山火口に到着です！

世界最大級の活火山、阿蘇山カルデラが見たかった私は感無量。大興奮。
本日は火山ガス警戒ランプの点灯はなし。

おーーー！！！（興奮）

すごい…火の国熊本。
今噴火したらどうする？と娘と話し…

避難壕で避難訓練ごっこ。
避難壕の中にはヘルメット等が入った箱が設置されていました。

噴火兆候があれば警戒レベルを上げるから、有事の際は火口付近に観光客はいない設定でもろもろ想定されてるのだろうけど、御嶽山の時のような急な噴火もあり得るよね。
時期によっては避難壕だけじゃ定員オーバー、阿鼻叫喚になるんだろうなぁ。

気の利くスーパーヒーローが「避難壕の中の人はヘルメットを被らないで！外の人にヘルメットを！」って配布してくれるといいけど、有事の際の我先行動の中ではそうはいかないですよね。

火口から降りて火山灰ソフトクリームを食べます。
味は黒胡麻。
ネーミングセンスがお見事です。

火口を堪能したので、大分に向かいます。

途中で阿蘇の名産「あか牛」を探す。
この辺りで放牧されているみたいなのだけど。

あ！あれじゃない？…ちがう、馬だ。を繰り返す。

いたいた！
写真真ん中あたりのうすい黄色が阿蘇のあか牛。

道路環境的に止まれず流し見でしたが、ホルスタイン派の娘は「ふーん」な感じ。私はあか牛のようなうすい色の牛が好きです。

宿には17:30頃到着しました。
チェックインをして鍵をもらい、夕飯を食べに湯布院駅前へ。「盆地うどん　麺一」
娘は素うどん、私は鳥天うどんを注文、美味しかったです。

若い男の子4人グループが後ろで食べてて、明らかにどんぶりが大きかったから「大盛り」を注文している様子。
メニューには載っていない「大盛り」がいくらなのか娘と予想。
彼らの個別会計額を聞いて予想するに、200円か300円かな。今日はケンタも誘ったけど自衛隊の訓練で来れなかった、ということを詳細把握できるほど、彼らの声は大きく元気でした。

さて宿へ。私たちは３人定員の「もみじ」でした。
この宿の売りは、すべての部屋に源泉掛け流しの内風呂があること。

家族経営のようで、18時にはフロントは無人になると説明を受けました。お部屋に置いてある旅館案内に、緊急時用のオーナー携帯番号が記されてました。

翌朝、8時までに出発するならフロントに鍵を置いてくださいねと言われましたが、明朝玄関の鍵は閉まっていました。置けないじゃーん。
悩んだ末に郵便ポストの中に鍵を入れて出発しました。折り返しもないので、問題なかった様子。

これが内風呂です。中庭もあって、露天風呂気分も味わえました。
家にこれだけのお風呂があれば最高だなぁ。
旅行に行くたびに己の価値観の変化を実感します。

今日も無事に終わりました。
世界陸上を見ながらうとうと…おやすみなさい。
明日は最終日、長崎県に行きます。