2025/09/05 - 2025/09/07
60位(同エリア101件中)
タルボさん
妻の定年退職祝いの旅として、TRAIN SUITE 四季島の旅を楽しみました。
JALパックの貸切ツアーとして参加したツアーで前泊に帝国ホテルの宿泊とディナーがついており、四季島の1泊2日を含めて、2泊3日の旅です。特別な空間で美味しい料理を楽しみました。旅の思い出として旅行記にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ジャルパック
-
2025年9月某日(1日目)
朝からの大雨のなか、朝10:00ちょうどに自宅前にハイヤーが到着、帝国ホテルへ送ってもらいました。初めてハイヤーに乗りました。メーターを気にしないでいいのは快適です。
帝国ホテルには予定通り11:10に到着。ホテルでベルのお迎えがあり、なんと、そのまま、部屋へ案内されました。実は、ツアーの行程外で、ランデブーラウンジでの、アフタヌーンティーを11:30で予約しており、それまではロビーで待つつもりでいたので、これはうれしいです。
部屋は、ツアーで用意された部屋は、インペリアルフロアのデラックスルームです。フロアに客室係の和装のホテルスタッフがほぼ常駐しています。帝国ホテル 東京 宿・ホテル
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アフタヌーンティーは、オーソドックスなクラシックなもので、大きめのスコーンに本格クロテッドクリームを付けて、おいしくいただきました。紅茶は5種類も堪能!
帝国ホテル 東京 宿・ホテル
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インペリアルルーム特典のお菓子とフルーツが届きました。
帝国ホテル 東京 宿・ホテル
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こちらは無料のオーダーで届いたスパークリングワイン(山形の嘉)2本です。うれしい限りです。乾いたのどを潤します。
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18:00 ホテル内の宴会場に到着するとスムーズに席に案内されました。
我々を含めてゲストは16組(32名)とのことで、列車の定員は17組(34名)なので1組は何かの事情で急に参加できなくなったと推測されます。
年齢層は我々(60歳)の少し下から少し上の世代(50から70歳ほど)だと思われます。
予定通りパーティが始まり、なだ万の懐石料理をワインとともにいただきます。
JALパックの添乗員、JALのCAさん、四季島のクルー代表3名の歓迎の挨拶を受け、
料理が多く、少しせわしない感じでしたが、予定通り19:45にお開きとあいなりました。
翌日の出発が早いので、部屋にすくに戻ります。なだ万 グルメ・レストラン
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2日目
注文どおり、朝6時に注文どおりのルームサービスが届きました。
とても立派なブレックファーストです。美味しい。帝国ホテル 東京 宿・ホテル
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朝早いので、帝国ホテルのシグネチャーとなっているロビーの花とシャンデリアをきれいに撮れました。
しっかりと朝食を急いでいただき、列車に運び入れてもらう荷物を廊下に出して、集合時刻7時20分にロビーでおり、順番に上野駅までハイヤーで送ってもらいました。土曜朝の銀座は新鮮な風景です。帝国ホテル 東京 宿・ホテル
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四季島専用の待合室 エピローグ四季島のエントランス
期待が高まります。上野駅 駅
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落ち着いた雰囲気の豪華な空間です。
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プロローグ四季島のほぼ全景です。
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ウエルカムドリンクはシャンパーニュです。写真は一口飲んでしまったので、少し量が減っています(笑)
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記念品が飾ってあります。どれも特別な商品なので迷ってしまいます。ツアー終了時に何か買うことにします。
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回送で到着する四季島を出迎えます。発車標にはTRAIN SUITE 四季島の文字が輝いています。
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四季島がゆっくりと上野駅13番線に到着しました。
ゲストは思い思いに記念写真を撮りまくっています。
このエリアは四季島到着時は、参加者と関係者以外は立ち入ることができません。 -
発車時刻が迫り、1組ずつ、客室へ案内されます。13.5番線と呼ばれる専用ホームからアプローチします。四季島のシャンパーニュゴールド色の車体がライトアップされて、とても輝いています。
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四季島の唯一のゲスト用エントランスは5号車ラウンジカーにあります。ここで、1組ずつ、記念撮影とあいなります。
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我々の部屋は9号車なので、5号車ラウンジカー、6号車ダイニングカーを通り、特徴的な窓が続く細い通路7、8号車と進み、到着です。
部屋に通してもらうと、想像以上に広く快適に過ごせそうです。
妻の定年退職祝いのメッセージカードもあり、嬉しいサービスです。
服など荷物を開いて、クローゼットへ収納し終わると、
四季島は定刻9時15分に、大勢の駅スタッフの「お手振り」に見送られながら、ゆっくりとホームを離れました。電動車ですが、機器のノイズは低めです。 -
個室内の洗面所、トイレ・シャワーブースです。十分な広さです。清潔感があります。
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12時の車内のランチまで車窓を楽しみます。先頭の10号車の展望車へも行ってみます。
両側に発電機など機器室があるエリアは通路も壁も天井も一面、真っ赤に染められており、クランクしたとたんに、真っ白な世界に転じる素敵な演出です。 -
真っ赤な通路の先は真っ白 この先が10号車の展望車です。
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運転士越しの、線路方向への展望は床の座り込むほどの屈んだ姿勢をとらないと、楽しめないのが少し残念です。天井方向へ窓が伸びており、明るい日差しが差し込み、都会の高層ビルの景色も楽しめますし、線路を跨ぐ道路から、四季島に手を振る子供たちもよく見えます。この沿線のお手振りを通過するたびに、運転士はミュージックフォンを鳴らしてそれに応えて、列車は進みます。
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ランチの時間です。
食堂車では珍しい中華のコース(上野の白燕)です。あとで説明を受けましたが、車内ではガスを使った大きな火力は使用できないので、炒め物はできず、蒸し物やスープを中心にコースが組み立てられたそうです。化学調味料はおろか天然の調味料も一切使わず10時間をかけてつくられたスープは滋味深くとても美味しいです。お気に入りのシャンパーニュ アンリオ ロゼ をいただけて大満足です。 -
お腹いっぱいで部屋でくつろいでいると、最初の下車駅、新津駅に到着。
ここから、専用バスで、旧齋藤家別邸へ向かいます。地元のガイドさんの話を聞きながら1時間足らずで、到着しました。 -
旧齋藤家別邸到着 館長さん直々に説明を受けながら、美しい庭園とおしゃれな屋敷を観光、館長さんは予定された時間が短くて、まだ話足りないと残念そうでしたが、予定通り、新津駅に戻ります。
旧齋藤家別邸 名所・史跡
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庭園の1枚です。紅葉の時期にまた訪れたいお庭です。
旧齋藤家別邸 名所・史跡
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ディナーまで、部屋でくつろぎます。ソファはベッドに転換されていました。シャワーを使いました。ブースも広く、嬉しいのは時間制限がないことで、残量を気にする必要はありません。タンクの残量表示はありますが、10分程度では何も表示に変化はでません。お湯の出や温度調整も通常のそれと変わりありません。
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お待ちかねのディナーに時間にありました。
少しドレスアップして向かいます。
フレンチのフルコースです。
ここでは、全部のお皿を写真で紹介していきます。 -
前菜2 野菜たっぷり
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魚料理 鯛の火入れ秀逸でふっくら仕上がってます
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仙台牛 火入れが完璧 付け合わせのコーンも美味
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デザートプレートには 事前のお願いしておいた メッセージプレートを添えてもらいました。
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このコーヒーカップ とても特殊な形 ちょっと飲みにくい
記念日として購入もできますが、なんと1客が30,000円以上でした。 -
小菓子 マカロンとシュークリーム
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美味しい料理でお腹がいっぱいになり、部屋に戻りました。
さて、夜の展望車も見たくなって行ってみました。
私以外誰もいません。運転士さんは信号指差喚呼しながら孤独の頑張ってます。安全運転よろしくお願いします。 -
後半組のディナーが終わると、ラウンジカーでピアノとバイオリン奏者の生演奏が始まりました。曲は、葉加瀬太郎のエトピリカ、松任谷由実の中央フリーウェイ、フニクリフニクラなど、シャリーに口づけなどゲストの年齢層に合わせた、誰でも知っている名曲が選ばれていました。ブルートレインという名のカクテルをいただきながら、列車の揺れと相まって心地よく酔いしれました。
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生演奏を聴きながらいただいたカクテル その名はブルートレインです。
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四季島は、直江津から越後トキメキ鉄道、しなの鉄道を走り、善行寺平の夜景を楽しむため、22時41分姨捨駅に到着。ここで30分ほど停車 下車して夜景の撮影などを楽しみます。深夜の姨捨駅は我々だけしかいない不思議な空間になっています。幸いに天気がよく、満月に近い月もきれいに見えました。
四季島は23:12 姨捨駅を発車して、松本駅へ向かいます。松本では深夜約4時間停車しますので、寝台車は揺れて眠れないという方も、揺れない車内で、ぐっすりと睡眠をとることができます。姨捨駅 駅
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姨捨発車後のダイニングカーです。ここで、夜食をいただけます。
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夜食は、料理長おススメの キーマカレーとラ夜鳴きそば(ラーメン)を小盛り(1/4人前ずつ)でオーダー アルコールとともにチーズの盛り合わせも欲張ってみました。
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朝起きると、四季島は姨捨駅へ戻り中です。早朝の姨捨駅で下車して、ホームから朝焼けを鑑賞します。天気に恵まれ、幻想的な朝焼けの風景を楽しみました。
姨捨駅 駅
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姨捨駅に停車中に撮影 朝日を浴びて美しい
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姨捨駅は出た四季島は次の停車駅篠ノ井駅に、専用バスでマンズワイン小諸ワイナリーへ
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専用バスの車内を撮影
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マンズワイン小諸ワイナリー到着 ゲストハウスです
マンズワイン(株)小諸ワイナリー 名所・史跡
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朝食は、軽井沢プリンスホテルの 日本料理からまつ の料理で、スパークリングワインとともに楽しみました。美味しい。
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朝食のあとはワイナリー見学 写真は試験畑で雨除けの独自のレインカットが施されています。
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こちら ワイナリー内の庭園 万粋園 です
マンズワイン日本庭園「万酔園」 公園・植物園
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通常は非公開のセラー(事業用ではなく接待用のディスプレイ)
マンズワイン(株)小諸ワイナリー 名所・史跡
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見学が終わるとテイスティング
テイスティングしたワインが美味しかったので、バックビンテージの2015のソラリス4本セットを買って、自宅へ発送しました。マンズワイン(株)小諸ワイナリー 名所・史跡
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ワイナリーを出たバスは四季島が待つ下諏訪駅へ
車内ではフレンチのランチを楽しみます。松本駅近くのヒカリヤ ニシによる地元の食材を生かした料理の数々に舌鼓を打ちつつ、四季島は進みます。 -
枝豆とイカの前菜
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シイタケのテリーヌ仕立て 美味しい
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千曲川を渡ります
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列車はすでに見慣れた、甲府駅、相模湖駅と次第に東京へ戻り、八王子駅を通過、どんどんゴールの上野駅へ進みます。
途中、国立駅の先で国立支線へ入り武蔵野線を走り、武蔵浦和の先で東北貨物線へ、東大宮操車場へ北上します。普段はあまり走ることのない線路を進むので、展望車で車窓を楽しみました。 -
もうすぐ返却する 部屋のキーです。下車の際にはクルーに預けて、下車と乗車確認に使用しています。
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東大宮操車場で進行方向を変えると、あとは終着駅の上野を目指します。
予定どおり上野駅に到着、ゲストはプロローグ四季島へ案内され、フェアウェルパーティーが開催されました。カメラマンが撮影した写真のスライドショーが上映されると、最後の乾杯は特別なお茶が出されました。自身名前とクルー全員のサイン入った乗車証明書をもらい、その後、回送列車となる四季島を見送りにホームへ出ます。 -
1組に1個貸し出された、ハンドベルで、ゆっくりと出ていく四季島を見送りました。
乗車記念のお土産に、四季島ツアー参加者だけ購入できる限定品のトートバッグを買い、
ハイヤーの手配順で、我々は、最後の1組となり、都内の自宅まで送ってもらいました。
今回、妻の定年退職祝いに、夫婦で憧れのTRAIN SUITE 四季島の旅行が楽しめた幸運に感謝、すべてのクルー、スタッフにも感謝です。
FIN
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