初孫を訪ねてボストン8 (自動車事情)

2025/07/28 - 2025/09/12

ボストンは他の都市に比べればバス・地下鉄路線が充実しているとは言え、アメリカは基本的に自動車社会。車の交通量は非常に多い。とは言っても道路が広いからか、この辺りが人口過密地帯ではないからか、バンコクのように道路が車で埋め尽くされるという風景は見ることがない。トランプ大統領はアメリカには日本車が多いと文句を言っているが、ざっと見た感じでは確かに日本車は多いが、全体的に各国各社各車種が満遍なくバラけているという印象だ。ただ中国車、(BYD, MGなど)は全く見かけなかった。日本車、韓国車、ドイツ車、そしてアメリカ国産のフォード、シボレー、クライスラー、ジープ、GM、テスラだ。滞在しているボストン首都圏ウォータータウンは住宅街なので住宅の前や脇に駐車スペースがあって複数台停まっているのは日本の住宅街と同じだ。

エリア ボストン(アメリカ)

州や自治体によって法制度は違うが、この辺りの住宅地の道路では路上駐車し放題だ。家に駐車スペースがあっても前の路上に停めている人が多い。

商業地、交通量の多い道ではパーキングメーター制の所もあるが、少し歩けば路駐できるんだから停めないよなあ。

こちらはボストン市内中心部。静止画で分かりにくいが、画像右端が自転車・電動キックボードレーン、次が路駐レーン、走行車線(一方通行)、反対側の路駐レーンとなっている。ボストン市内でも路駐できてしまう。

車種について日本ほど偏りはないが、日本ではよく見るコンパクトカー、軽自動車は無い。それとアルファード、ステップワゴンといったRV車はほぼ見かけない。全体的にSUV車が多く、各国の各社のSUV、ベンツやBMWでもSUVが走っている。そんな中、強いて言えばトヨタのRAV4とスバルのフォレスターが人気のようでよく見る。アパートの駐車場に新旧RAV4がお揃い。

タクシーもSUV

テスラのタクシーもあるで

この辺は農業地帯が無いのでピックアップトラックは少ない。土木工事や庭の草刈り枝払いの工作車両を積んでけん引するのはよく見かける。

こちらはバキュームカー。公園の簡易トイレを汲んでいるところ。

映画でよく見る黄色のスクールバス

アメリカらしいごっつい三輪バイクがツーリング中

ガソリンスタンドは多い。シェルやモービル等のブランドチェーンもあるが、個人営業の店もよく見かける。ガソリン価格はガロン単位。円/リッターになおすと120円ぐらい。

ナンバープレートは日本同様柄のモノが選べるか、この辺りではほとんど無地。この車のオーナーは障がいのある方のようだ。プレートには各州のキャッチフレーズが書かれていて、マサチューセッツ州は「The Spirit of America」、州都ボストンの人たちは合衆国はボストンから始まったと自負しており、自尊心が高い。キャッチフレーズが「アメリカの精神」だよ。ボストン市と姉妹都市を結んでいる京都市と相通じるところがあるね。京都の人も他の関西の人から気位が高いと見なされていますから。「和の心」ですよ。

こちらはイリノイ州、リンカーンの出身地ってことかな？

こちらは偉人ではなく熊、バージニア州。自然が売りなのか？日本のご当地ナンバープレートに熊を使ったら賛否荒れるでしょうな。

こっちはロブスター、メーン州、キャッチフレーズまでロブスター、なんでやねん。

もう一つメーン州、「バケーションランド」だそうです。