2025 静かな遺跡（Gianyar）

2025/08/11 - 2025/08/11

オーバーツーリズムのバリ島、さらに夏休みど真ん中
静かな場所を探しに探し、誰もいない遺跡を楽しめました。

・謎の赤ちゃん像
・テガリンガ・クリフ寺院
・Yeh Pulu遺跡
・ゴアガルバ遺跡（入れず）

事前情報が少なく、地図を頼りに行ったは良いけど藪の中（ナタが要るか）、という心配もしていたのですが、いずれもきれいに整備されていました。

☆8/8(金)名古屋→ハノイ ハノイ泊
☆8/9(土)ハノイ→バリ島 サヌール泊
☆8/10(日) サヌール泊
★8/11(月) ギニャール、ウブド泊
☆8/12(火) ウブド泊
☆8/13(水) ウブド泊
☆8/14(木) クタ泊
☆8/15(金) ハノイ→名古屋 機内泊
☆8/16(土) 名古屋着

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

可愛いポリス（車窓から）

klookのカーチャーターで、サヌールからウブドに移動中

klookのカーチャーター、計3回利用し便利でした。
他社の半額以下だし。
3回とも約束の時間ピッタリに来てくれて、行きたい場所にきちんと連れて行ってもらえました。
営業もソフトで、1度断ればそこまでです。
（明日もドライバーやるよ。コーヒー好き？は必ず聞かれる）
英語ドライバーにしましたが、ドライバーさんもネイティブスピーカーでは無いので、お互い歩み寄る感じで問題なし。(私の英語は中一レベル)

今回のドライバーだけ、ながらスマホが過ぎるし、会ってから給油する(事前にやっとけ)など、ちょっと、、でしたが。

9:20（サヌールを8：30出発）
まずは巨大な赤ちゃん像
https://maps.app.goo.gl/t8NrY4sdWPewqTkZA

わ～、予想通りかわいーです
誰なのー

一周して後頭部も見たかったのですが、交通の要所に鎮座しており、激しく車が行き交います。
ここから見ただけでサヨナラしました

9：55
「テガリンガ・クリフ寺院」に着きました

素敵な村だな～
外国人の入場料はひとり30k（≒270円）
https://maps.app.goo.gl/Kcj1YXJ4qWbBDKgy6

階段をグングン降りますよ
遺跡への道がこんなに美しいなんて♪

るるる～

ごきげんで歩いていると、途中の川で「大の方」をなさっている方があり、一同絶句しました

見なかったことにして、また下ります

凛々しい後ろ姿でした
（腰から下は川の中）
日本だって「厠」の語源は「川屋」だそうだから…
いや何であれ、もう忘れたいです

しかし、どこまで降りるんだろ
ここは健脚向きかも

でも景色が素晴らしくって、ほんとに素敵な参道

あ！
着いた！

もうこの時点でだいぶ興奮していました

わー、素敵な沐浴場
でもこの上流で、、

10世紀～12世紀と推測され、発見は1950年
永く静かに眠っていたのですね

これどういう訳か、遺跡の上に着いてしまいます

どうやって降りたらいいんだい、と道を探します

あ、向こう側にも穴がある
自然に取り込まれて美しいなー

たぶんここだろう、と降りましたが、途中ジャンプしなければならない箇所があり、着地点にも苔が生えています。濡れてるし。

両親はここで骨折でもするといけないから、と諦めました

ごめんねー、と言いながら私だけ見学

あの塔、グヌンカウイと似てる
やはりここも陵墓だろうか

こういうのは漏れなく入ります

頬ずりしたくなる美しさ

地震で転がった？

過去の大きな地震を調べたら、
1815年11月27日 インドネシア、バリ島
1917年01月21日 インドネシア、バリ島

もし100年周期なら、、恐ろしいことです
2004年のスマトラ島沖地震がそれであってほしい

ところで地震の多い国ランキング、日本は4位なんですね。
インドネシアは2位です。（1位は中国）
だけどあれは多分回数だから、面積比率なら日本の方が多そう
（インドネシアの面積は、日本の5倍）

ほー、インドネシアの面積は日本の5倍、1万以上も島からなるなんて！
と思ったら、日本だって島の数は1万以上あると。

たしかに松島だけでも数百ありそうだし、島の数というのはあまり指標になりませんね。

あ、向こうの階段の上に両親がいる
おーい
（なぜ降りてこないのですか）

あれが正規ルートだったのか
母が「料金所のパンフレットもらえば良かったのにー」と言うので帰りに見ると、近所の眼科のパンフレットでした。

遺跡の横には川が流れ、遺跡と川がセットであることに意味がある様子

あの穴がお墓かと思ったけど、瞑想部屋らしい

あぁ、おら胸がいっぱいだ
何度も振り返り、遺跡を後にしました

ついでにこの棚田が緑なら最高だったな

母が、昔の人が爪を染めるのに使った花（ホウセンカ？）の解説をしてくれているところ

この花、ウナズキヘリコニア　といふらしい
なかなか味のある名前じゃないか

はっ、さっき「大の方」をされていたところで、お洗濯をされている

川の浄化力は想像を越えていました

帰りは脇道に入ってみたり、道中も楽しかった！

鶏が走り回って、なんとも素敵な場所

10:45
次にやってきたのは、近くの「Temple Yeh Pulu」
ここも、ひとり30k（≒270円）

玄関の模様が蜂とか蜘蛛って、面白いですね
わたしは大好きな2者だけど、もしかすると鬼瓦的な存在？

ここにもホテルがあるようでした
満天の星空が見えそう

沐浴場にもいろんな彫刻
顔の横のやつを取っては如何でしょうか

ここも我々だけだったけど、途中にお土産屋さんがあったから、バスが来たりもするのだろうか

お、バナナも生ってる

ちょっとした滝もあります

当初はウブド近郊の滝巡りを計画したのですが、若向け過ぎるイメージ（滝に飛び込んだりされておる）で、遺跡に変更。
さっきの「大」目撃で、ますます川に入るのはハードルが高いと思いました

お、着きました

イエ プル 史跡・遺跡

お花がかわいい

チラと写ってますが、入口は割れ門です

天秤棒で壺を運ぶ男性
Yehは「水」、Puluは「壺」の意味らしい
つまり、この壁画に由来してのイエプル遺跡？

んーと、にしても

覗くカラス天狗

あのこれ、もしかして下手では、、

こちらの長髪は、もしやクリシュナ？
クリシュナはモテモテの色男だったとか

やっぱり下手では、、

何かに「虎に右手を食われる男」と紹介されていたが、これが虎、なのかしら

ここまで下手だと可愛いいな

あれ、もう1人食われてた
こっちが虎？

しかし何世紀も前の遺跡で、こんなに下手なやつ、初めて見たかも。
逆に新鮮です

さらに子供がやったらしい落書きがあり、より一層なんというか畏れを感じさせない雰囲気

ガネーシャまで、めためたに落書きされておる

このくらい距離を取ると、立派な遺跡に見えます (失礼だな)

14～15世紀の推測で、1925年発見ですって。
あ、発見からちょうど100年だ

最後は意味深な石窟

岩の切れ込みとか、竹の梯子も気になる

奥に続く道があるので行ってみましたが、行き止まりでした

川にゴミが溜まっており、バリは川が清流だったらどんなにか美しかろう、と思うシーンによく出会います

遺跡の奥は沐浴場と礼拝所

聖水ふりふりお婆さんはいませんでした
（寄付を求められるらしい）

帰りは田んぼ側の道で帰ります

プルメリアが散華してる
踏まないように行きましょう

外の道は、少し上から眺められますよ

解説文がかわいい

あれ？これには「ジャングルでの生活が彫られている」と書いてある
（よく見たら下半分は英語だった）
いや、世の解説には「マハーバーラタ」あるいは「クリシュナの生涯」の彫刻と言われているのです。
わたしは「life in the jungle」の方がしっくりきました。

これ瓶再利用の電気
キャップのスクリューって同じ規格なんですね、こういうの好きだわー

↓下のお店も、この電気

途中のレストランでランチしていきます
遺跡の料金所の後にある店なんだけど、やっていけるのだろうか。
店名もまさに「Yeh Pulu Cafe」

空いてるおかげでこの上なく落ち着くし、
青い鳥を観察して、楽しい時間を過ごした

美しいナシチャンプルー
旅行中に行った小綺麗なレストランの中でダントツ美味しかった
ハーブを上手く使われています

ソトアヤムとナシゴレン
全部で220.6ｋ（2075円カード）
観光値段だけど、この美味しさとロケーションなら文句なし
父はここが一番美味しかったと言っておりました

お店の青年も感じが良くて、居心地が最高
ところで
日本語は「ありがとう」と「食べましたか」しか知らないんだー、とテレながら話しており、二つ目のやつはどうかと（最初「飛べましたか」に聞こえてびっくりしたし）気になったけれど、悩み過ぎてお節介できず

「食べましたか？」ってフレーズ、美しくないですよね。

でも「お下げして宜しいですか？」なんて言うと、日本語ペラペラかと思われて、後が面倒かな。
２フレーズで長いし。
「いかがでしたか？」でも伝わると思うけど、日本語で感想を答えられると意味がわかんないよね。
それなら「美味しかったですか？」の方が外人さんらしいかなー。
でも「オイシイですか？」は、彼の奥ゆかしいキャラと合わない。
却下だ。

あくまでもお皿を引くことに特化するとして、いっそ「食べましたか」で良いのか、直訳だな＝日本語苦手も伝わるし、、なんて考えながら帰りました。
適度な日本語って難しい。

この後、もうひとつ予定していた遺跡は、セレモニー中で一般人は入れず。
6時間チャーターを4時間半で終え、ウブドに到着しました


ちなみにいずれの遺跡もお手洗いがありましたし、殆どのコンビニでトイレが借りられ、トイレに困らない国でした。
バリ島では、驚くほど旅の高齢者を見なかったのですが、高齢者でも旅し易い国なのに何故でしょう。
年間を通じて最高気温30度前後なんて、今の日本からしたら楽園だし。

しかしうちの両親も、飛行機が大変、お腹壊すし、もう行きたくないと言っておりました、、