2025年お盆休みは広島へ：前編

2025/08/12 - 2025/08/13

2025年お盆休みの旅は広島へ行ってきました。
広島に原爆が投下されて80年となります、原爆ドームや広島平和記念資料館を見学、改めて世界平和を願いました。

エリア 広島

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

新大阪から広島に向かいます。

07:23発新幹線みずほ603号に乗車。

2025年8月3日、広島駅は駅ビルの2階部分に路面電車が乗り入れるという大変貌を遂げました。

広島駅 (JR) 駅

駅前大橋ルート開業。

広島駅ビル2階中央アトリウム空間の新たな広島駅停留場から電車が出発します。

広島駅電停 (広島電鉄) 駅

広電とJRを乗り継ぐための移動距離・所要時間が短縮されたほか、雨の日でも傘をさす必要がなくなりました。

広島電鉄 (電車) 乗り物

広島駅停留場・猿猴橋町停留場の営業は終了。

駅ビルから延びる高架線が新設されました。

ワクワクが止まりません。

一日乗車券（700円）を購入しました。

八丁堀電停で下車、お好み焼きを食べに行きます。
「元祖へんくつや 本店」さんは、昭和22年創業の老舗です。

元祖へんくつや 本店 グルメ・レストラン

牡蠣そば肉玉入りを注文。

手際よく焼かれてゆきます。

鉄板の上で焦げるソースの香りがたまりません。
大きな牡蠣の身はプリッとしていて濃厚な味わい、甘いキャベツとモチモチの麺、さすが人気店のお味です。
広島名産牡蠣とお好み焼きのゴールデンコンビ、大満足。

人気の洋菓子店「ガトーフェスタハラダ」、ラスク（グーテデロワ）が人気ですが、“地域限定商品”の「ティグレス」も美味しいのです。

ガトーフェスタ ハラダ そごう広島店 グルメ・レストラン

広島限定の「ティグレス シトロン」は、「そごう広島店」でのみ販売されています。
レモンを連想する鮮やかな黄色のパッケージが可愛い。

瀬戸内のレモンの果皮と果汁を生地に使用したレモンケーキです。
爽やかなレモンの香り、ホワイトチョコレートとレモンの酸味が相性抜群。
練り込まれたレモンピールの食感が、とてもいいアクセント。

原爆ドームは、第2次世界大戦末期に人類史上初めて使用された核兵器により、被爆した建物です。

原爆ドーム 名所・史跡

ほぼ被爆した当時の姿のまま立ち続ける原爆ドームは、核兵器の惨禍を伝えるものであり、時代を超えて核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和記念碑です。

原爆ドームのもとの建物は、大正4年(1915年)広島県物産陳列館として完成。
建物はれんが造りの3階建てで、正面中央部分は5階建ての階段室、その上に楕円形のドームが載せられていました。

原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め平和を築くための像をつくろうという運動が始まり、全国からの募金で平和記念公園内に「原爆の子の像」が完成しました。

原爆の子の像 名所・史跡

日本国内をはじめ世界各国から折り鶴が捧げられています。

原爆死没者慰霊碑は、昭和20年（1945年）8月6日、世界最初の原子爆弾によって壊滅した広島市を平和都市として再建することを念願して設立。
中央の石室には原爆死没者名簿が納められており、石棺の正面には「安らかに眠って下さい　過ちは繰返しませぬから」と刻まれています。

平和の灯は、昭和39（1964）年の8月1日に灯火されて以来、消えることなく燃え続けており、核兵器が廃絶されるまで燃え続けるという反核の願いの象徴となっています。

広島平和記念資料館は、原爆によって被爆した広島市の歴史と現状を紹介する施設です。
本館は2006年（平成18年）、わが国の戦後建築物としては初めて、国の重要文化財に指定されました。

広島平和記念資料館 美術館・博物館

2019年（平成31年）4月25日（木）にリニューアルオープンしました。

広島に投下された原子爆弾｢リトル・ボーイ｣。

長崎に投下された原子爆弾｢ファットマン｣。

廃虚となった広島。

広島県産業奨励館はれんが造りの3階建てでした。
爆心地から約160メートルの至近距離で被爆し、爆風と熱線を浴びて大破、全焼しました。

戦後、旧産業奨励館の残骸は、頂上の円盤鉄骨の形から、いつしか市民から原爆ドームと呼ばれるようになりました。

被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や絵などの資料を展示。

原爆の恐ろしさを実感。

男の子が乗っていた三輪車。

原爆の非人道性や残虐性を伝える展示に言葉もありません。

地球平和監視時計は、原爆による悲劇を知ってもなお、繰り返される核実験の実施を牽制するために建立したもの。

「日本被団協ノーベル平和賞受賞記念パネル展　被爆者－核なき世界を目指して」。
2024年(令和6年)のノーベル平和賞は、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与されました。
メダルと賞状のレプリカが展示されています。

平和記念公園は、旧太田川(本川)が元安川と分岐する三角州の最上流部に位置し、原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈念して開設された都市公園です。
公園内には、原爆ドーム、広島平和記念資料館、平和の願いを込めて設置された数々のモニュメントなどがあります。

平和記念公園 公園・植物園

中四国最大のショッピングストリートとして知られる本通商店街は、広島の老舗やおしゃれカフェ、人気グルメのお店が集まる注目スポットです。

広島本通商店街 市場・商店街

広島アンデルセンは1967年に広島本通に誕生しました、全国に直営ベーカリー「アンデルセン」を展開しています。

原爆遺構である帝国銀行広島支店の建物を2020年にリニューアルオープン。

5階建ての立派な建物です。

1Fはベーカリー、種類豊富なパンやグロサリーなどが並びます。

ショーケースには、色鮮やかで美しいケーキがズラリ。

さくらんぼとライチのケーキは、見た目も可愛らしいですね。
甘酸っぱいさくらんぼのムースにライチとラズベリーのジュレ、爽やかな夏にぴったりなケーキです。

夕食は「魚菜家」さんで、広電「胡町駅」よりすぐの所です。

魚菜家 グルメ・レストラン

地元広島県の食材をふんだんに使った創作和食のお店で、瀬戸内の味覚を堪能できます。

カウンター席。

お通し・無農薬大長レモンの生搾りサワー。

お刺身はどれも新鮮、特にトリガイとタコが美味しかった。

小イワシは、広島県では昔から親しまれている魚で、天ぷらやお刺身など広島の隠れたソウルフードなんです。
天ぷらは、さっくりふわふわ、旨味もたっぷり。

広島名物がんすは、魚のすり身にパン粉をつけて揚げた食べ物で、 揚げかまぼこの一種です。
外はサクサク中はジューシー、とても旨いです。

牡蠣と広島菜のまぜご飯は、プックリした牡蠣とシャキシャキの広島菜との相性が最高。
瀬戸内の味覚を堪能、大満足の夕食でした。

広島駅まで戻ります。

駅前大橋を通ります。

駅ビルの中へ路面電車が入って行きます。

ミナモアは、広島駅の新駅ビル。
商業施設・ホテルが一体となった複合施設です。

minamoa（ミナモア） ショッピングモール

ミナモアの9階屋上にある「ソラモア広場」、緑豊かで解放感のある癒し空間。

中央部7・8階に大階段。

「駅前大橋ルート」など、駅前の風景が一望。

反対側は、新幹線のホーム。

出雲大社の分祀が祀られています。

ひまわりガーデンが綺麗でした。

Merci life organicsさんは、フランス産バターを100%使用したクロワッサンが人気のベーカリーです。

パン棚には美味しそうなパンがズラリ、どれも魅力的です。

一番人気のプレミアムクロワッサンは、72時間かけて製造とか。
フランス産AOPバターとフランス産発酵バターを使用。

外はザクザク食感、中はバターの芳醇な香りが広がる口溶けの良いクロワッサンです。

お宿は、ヴィアインプライム広島新幹線口 ＜紅葉の湯＞で2泊しました。

ヴィアインプライム広島新幹線口＜紅葉の湯＞ 宿・ホテル

JR広島駅から徒歩3分の好立地。

綺麗なホテルです。

客室は、木のぬくもりを感じられるあたたかな空間。

心地よい時間が過ごせます。

館内着は着心地が良いセパレートタイプ。

最上階には露天風呂付き大浴場「紅葉の湯」があります。

マイクロバブルのシルキー露天風呂で至福の一時。
ぐっすり眠って明日は宮島に行きます。