2025/08/11 - 2025/08/13
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Massanさん
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徳島市阿波踊り見物で阿南に宿泊しているので、2日目には前々から一度乗ってみたかった阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビークル)に乗ってきましたので、ご紹介いたします。
DMVとは「列車が走るための軌道と自動車が走るための道路の双方を走行できるよう、鉄道車両として改造されたバス車両のこと」だとwikipediaでは説明されており、阿佐海岸鉄道のホームページによれば乗り換えなしでバスや鉄道の両方を利用できる「夢の乗り物」だと紹介されています。2021年12月に世界で初めて、ここ阿佐海岸鉄道によって実用化されました。
阿佐海岸鉄道(阿佐東線)は、それまで牟岐線の終点だった海部から未成区間だった甲浦までを建設し開業させた第三セクター鉄道で、1992年3月に開業し、特急「うずしお」が乗り入れるなど牟岐線と連続して運用されていました。その後、もともと北海道での導入が検討されていたDMVを海部のひと駅徳島寄りにある阿波海南・甲浦間で導入することとなり、2021年12月に開業しています。このDMV導入のために阿波海南で線路を分断し、阿波海南・海部間はJR牟岐線から阿佐海岸鉄道に移管されました。
阿
波
徳 海 海 甲
島 南 部 浦
●--●--●==●(1992年 阿佐海岸鉄道開通時)
●--●==●==●(2021年 DMV導入時)
※ --はJR四国、==は阿佐海岸鉄道です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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阿南駅には9時すぎに着くようホテルを出ました。
阿南駅 駅
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ところでJR四国は2019年から徳島バスと連携し、本数も乗客も少ない牟岐線の阿南・阿波海南間を、大阪なんばと室戸岬方面とを結ぶ高速バスの当該並行区間にもJRのきっぷで乗れるようにしています。青春18きっぷも対象で、追加運賃を払うことなくこのバスを利用可能です。もちろんローカル線の代替バスではないのでこまめに途中駅に立ち寄ることはなく、利用できるバス停は限られますが、今回の私のようにDMVに乗りに甲浦へ行くには好都合でした。
阿南駅の乗り場はホテルとは線路を隔てて反対側の高速バスの停留所となります。 -
大阪なんば始発9時33分発のバスに乗ります。
バスは甲浦を越えて生見まで行きますが、JRのきっぷが使えるのは甲浦までです。 -
途中、徳島バスの橘営業所ではホームページ記載のとおり「設備調整」のため10分ほど停車していました。この「設備調整」とは車内トイレのタンク抜き取り作業のことでした。また、ここで乗務員も交替しています。
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バスは3列独立シートなので、ずいぶんゆったりしています。
前日に私が乗った神戸・徳島間の高速バスは神姫バスの運行でしたが、普通の4列シートで乗り心地も極めて普通でした。徳島バスの運行便だったら3列シートだったのでしょうか? -
途中、海部駅が見えてきました。
海部・甲浦間が開通してからすでに30年以上経過していますが、私の学生時代は海部が牟岐線の終点でしたので、どうしても海部が「終着駅」の印象が強いです。ただ、戦後開通のローカル線らしく直線的なコンクリート高架橋にある駅なので、実際に牟岐線の終点だったとしても、あまり「終着駅」らしい雰囲気は無かったことでしょう。 -
甲浦バス停には11時24分の到着です。
ここは鉄道の甲浦駅から1キロほど離れた海沿いの白浜海水浴場の目の前です。 -
白浜海水浴場の駐車場の一角には「道の駅東洋町」があり、阿佐海岸鉄道DMVはここへ乗り入れて来ます。
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ここでの待ち合わせは一時間半ほどありますので、道の駅に併設された食堂で「海駅御前」をいただきましたが、これが大変美味!
もし機会があれば、是非ご賞味ください。 -
すだちのソフトクリームもいただました。
実際にはソフトクリームではなくシャーベットなのですが、こちらも美味しかったです。 -
大阪からの高速バスは道の駅へは乗り入れませんが、DMVや路線バスは駐車場の中にバス停があり、小さな待合室もあります。
道の駅 東洋町 道の駅
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そして13時04分発の道の駅宍喰温泉始発のDMVがやって来ました。
ちなみに道の駅は近接して設置される例は少ないのですが、この道の駅「東洋町」と道の駅「宍喰温泉」は4キロも離れていません。道の駅「東洋町」は高知県、道の駅「宍喰温泉」は徳島県なので、お互い譲れなかったのかもしれません。 -
DMVは道の駅東洋町を出るとすぐに、鉄道の甲浦駅がある山手へ入ります。
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鉄道の甲浦駅には、真新しい待合室のような駅舎がありました。おそらくDMV導入とともに完成したのでしょう。DMVはこの駅舎の前から半ループ状に上っていきます。
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そしてかつての鉄道駅へやって来ます。
ここでDMVはバスモードから列車モードに変わりますが、乗客は下車できず、モードが変わってからバスは線路の上を走ります。甲浦駅 駅
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山間をトンネルで直線的に続く線路は、いかにも戦後のローカル線といった趣きです。
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そして13時28分に阿波海南駅に着きました。
DMVはこの先バスとして阿波海南文化村へ向かいます。阿波海南駅 駅
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写真正面の線路は甲浦から続いていたDMVのもの、右側の車止めは分断されたJR牟岐線の線路の終端です。
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徳島ゆきの列車の発車を待つ間に、阿波海南文化村から折り返してきたDMVが戻って来たので、バスモードから鉄道モードへの変換場面を見ることが出来ました。
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まず前輪部分が持ち上がって線路用の車輪がセットされます。
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続いて後輪部分も持ち上がってセットされ、バスから列車に変身!・・・というわけです。
道路整備が進んだ我が国ではこのDMVが実用的な乗り物として普及することは無さそうですが、世界初の実用化だそうですので、世界のどこかにはこの技術を活かせるところがあるかもしれません。また、実用性は無くとも観光資源としては十分魅力的でした。 -
帰りは阿波海南14時08分発の徳島ゆき牟岐線普通列車で戻ります。
これからいよいよ阿波踊り見物となりますが、以後は「後編」にてご紹介いたします。阿南駅 駅
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