2025/07/20 - 2025/07/21
12823位(同エリア31827件中)
jokaさん
本日の予定はテント場で日の出を迎えてあとは下りるだけ。メインはむしろ下山後です。
短い松本滞在を目一杯楽しみます。最近の定番、サウナももちろん予約済み。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3時半起床。もさもさしていたらあっという間に20分が過ぎて慌てて食事の準備。
相変わらず朝の支度が遅い… -
食事を済ませて外を見るとすでに薄っすら明るくなっていました。テントの中からこの景色が見られる幸せ。
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鹿島槍ヶ岳山頂で日の出を眺めたい人達は一時間以上前に出発しているはずなのでテン場は比較的落ち着いています。
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水をもらいに山小屋まで。起き抜けでヘッデン点けての山道はなかなかスリリングでした。
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こちらが給水所。テント受付時にいただいた無料給水券と引き換えに持参の容器に水を入れてくれます。
小屋泊もテン泊も通常1Lのところ、早く着いたわたしは0.5L券をサービスしてもらえましたが、本日の道のりは短いので1Lだけいただきました。 -
日の出10分前のテント場。空は真っ青ですがガスが覆っています。ご来光は厳しいか。いやいや、そんなことより撤収作業を急がないと。
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時折手を止めて様子を伺うもガスったまま。
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が、撤収作業がひと段落してふと東を見ると、いつの間にかガスがすっかり抜けていました。
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西に位置する立山連峰や剱岳もほんのり赤く染まり始めています。
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来た!
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このテン場の主役、劔と立山は控えめな朝焼け。モルゲンロートとまではいかず。
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今日もいい一日になりますように。
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朝の活気付き始めたテン場の雰囲気がお気に入り。ワクワクして少し急かされるような。
予定より少し遅れてテン場をあとに。 -
小屋前の展望台に立ち寄ってみました。
意外にも女性二人組が自撮りしているだけ。みなさん5時からの朝食に備えて食堂前でスタンバイしているのでしょうか? -
何度も撮り直しをしている二人組をみかねてシャッターを押してあげると、お返しにと撮ってくれました。
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とても居心地の良さそうな小屋だったので、次回訪れることがあれば小屋泊でもいいかもしれません。
5時ちょうど出発。 -
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朝イチの登りは身体に堪える。
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今日も天気に恵まれました。
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冷乗越(つべたのっこし)を通過。
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振り返ると鹿島槍ヶ岳。早朝出発の人は山頂から素晴らしい景色を眺めていることでしょう。
手前には出てきたばかりの冷池山荘、とその上に位置するテント場。 -
山荘とテン場の位置関係がよくわかる一枚。
結構な高度差があるので、酔っ払ったり寝起きの状態での移動は要注意です。 -
前方には針ノ木岳が顔を出しています。その中央奥、かすかに見えているのは薬師岳と北薬師岳かな。
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鱗雲と朝日と雲海。大好きな三点セット。
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朝の稜線歩きは前日山に泊まった人にだけ許される最高の贅沢。やっぱり山登るなら泊まってなんぼ。
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こんな大きな鹿島槍ヶ岳を目にできるのもこの辺りまで。
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いかにも北アルプスっぽい登山道。
歩いているうちに感覚が麻痺しがちですが、今ここにいることがいかに幸せか。 -
西の空も晴れているけど、雲の様子からしてこれから下り坂っぽい。
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昨日登った爺ヶ岳中峰はスルー。
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見た目ほど遠くはないけど
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今日も富士山までバッチリ。
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爺ヶ岳三峰はすべて登らず通過するつもりでしたが、それだと本日一つも山頂を踏まないことになると気付いて方針変更。南峰だけでも登ることにしました。
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一分で山頂。結果的に一番楽な道を選んだことになります。
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画面中央には槍ヶ岳。その左はおそらく南岳。さらに隣が前穂高岳。北穂や奥穂は厚みのある南岳に隠れているのだと思われます。
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爺ヶ岳南峰。本日唯一の山頂です。
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まだ6時前。山時間の優雅さを噛み締める。
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さて、ここからは下るのみ。体力的には楽ですが、体への負担はむしろ大きいかもしれません。少なくともわたしはそう。
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さようなら、鹿島槍。次来るのは五竜岳からの八峰キレット通過時かな。
だったらいいな… -
下るだけでこんな絶景とはなんて贅沢な。
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左に伸びる稜線は扇沢をぐるっと取り囲んで針ノ木岳、蓮華岳へと続き、針ノ木雪渓を経て扇沢に下りることができます。通称針ノ木サーキットと呼ばれており立山、剱岳を間近で臨む最高の展望ルートとのこと。
いつか必ず! -
種池山荘が徐々に近づくのが嬉しいような、名残惜しいような。
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着いてしまった。
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6時17分、種池山荘到着。予定よりもずいぶん早い。
扇沢発9時30分のバスに乗るつもりでしたが、このままだとずいぶん早く着いてしまいそう。 -
一つ前の9時発でも時間を持て余しそうだし、さらに前となると7時45分と今度は間に合うか微妙。なぜ8時台が無いのか…
それでもダメ元で少しペースを上げて歩き出す。 -
昨日は気づかなかったけど、見上げると結構な急登ですね。
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うーん、単調。登りでは思わなかったのに。
慣れなのか、気持ちの問題か? -
雪渓トラバースはやっぱり怖い。
それでも昨日よりだいぶ踏み固められて歩きやすくなっているのがわかる。昨日一日でずいぶん多くの人が上り下りしたんですね。 -
下りても下りても道は続く。こんなに長かったっけ?
ちょっとバテてきました。 -
眼下には扇沢駅。う~ん、思ったより遠い。
走ればまだなんとかなりそうですが、そこまでの情熱は無い。ということでここでのんびりペースに戻しました。 -
山アジサイを見かけると下界の気配を感じます。
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ほどなく登山口の駐車場が見えてきました。
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はい、到着。
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7時56分、柏原新道登山口に無事下山。
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中途半端な時間だからか相談所は無人でした。
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ここから扇沢駅までコースタイムで15分ほどですが、下山完了して気が緩む上に登り基調なことも相まってとても長く感じました。
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8時10分、扇沢駅到着。
テント場から意識して歩けば7時45分発に間に合いましたね。あまりにも無計画過ぎました… -
次のバスまで50分ある上に信濃大町駅に着いてさらに電車待ちが40分以上。なるべく虚無の時間を減らしたい。
扇沢駅の食堂でダムカレー食べながらまったりするか、タクシーで薬師の湯まで行ってさっぱりするか。 -
迷ってる時間がもったいないのでとりあえずタクシー会社に電話してみると配車まで20分かかるとのこと。う~ん、微妙…
それでも一時間近くは温泉タイム確保できそうなので手配するも結局到着は30分後でした。 -
一旦は大町温泉郷で停めてもらうも、中途半端になりそうなのでそのまま信濃大町駅まで。一本前の電車を利用して松本でのランチを前倒しすることにしました。バスだと5分ほど間に合わず、次の電車まで50分待たなくてはいけません。
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駅前に見慣れないスペースを発見。
まちなか山岳スタンド
ハイシーズンに合わせて開設された登山情報に特化したインフォメーションセンターのようです。電車の発車時刻まで20分ほどあるので寄ってみよう。 -
聞けば一昨日開いたばかりとのこと。それもあってかスペースの持て余し感が否めません。
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山域一帯の山小屋情報が一覧にまとめられています。
これはいい試み。この種の情報は現地まで行かないと目にしないことが多いし、そもそも可視化している小屋自体が稀。しかもこんな広範囲の情報が集約されているのは大変ありがたい。 -
惜しむらくは営業時間と公開方法。6~14時というのは一見それっぽく聞こえますが、山に登る人間からすると非常に中途半端な時間帯。
出発前に寄るには開店が遅過ぎるし、前日に立ち寄るには閉まるのが早過ぎる。結局下山後の時間潰しスペースとしてしか使いみちがない。
せめて最新情報をネットで公開するとか、掲示板を表側に設置して24時間いつでも見られるようにするとか。 -
登山当日に忘れがちな小物を販売するのはとてもいいアイディアですが、やはり営業時間と場所がネック。実際にここで補充する人はほぼいないと思います。
自販機を作って扇沢駅か登山口近くに設置するなんてのはいかが?黒字とまではいかないまでもPR代として許容できる範囲には出費が抑えられる気がしますけど。 -
せっかくなので売り上げに貢献することにしました。
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冷凍おやきを備え付けの電子レンジで温めている間に奥をのぞいてみると謎の伝承展示スペースになっていました。
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まさか打ち上げ第一弾がおやきとリンゴジュースになるとは思いもしませんでした。
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お土産にコーヒー豆をいただく。
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地方の箱もの行政と同じで、器は作ったけど中身が追い付いていない気がしました。
それでも細部を詰めていけば有益な場所になる可能性は秘めていると思うので、「求む!登山が好きでアイディアと実行力に富んだ人!!」 -
9時半の電車に乗って松本駅まで。
駅のホームに人があふれていてびっくり。周囲から「ちょっと怖いね」という声がきこえるほど。実際には週末夕方の渋谷駅ホーム程度の混み具合ですが、地方駅だとたしかに異様な光景に見えます。
つまり普段の東京が異常ということですね… -
人口50万人以下の地方都市の例に漏れず、松本も賑わっているのは駅周辺だけ。
100mも離れると人影まばら。 -
駅から徒歩3分ほど。店先に開店待ちの並びを発見。
小麦そば 池
東京を代表するラーメン店の一つ「饗くろき」の二番弟子が開いたというお店。くろきさんには秋葉原時代に三回訪問しただけで、正直あれこれ語れるほどの知識も思い入れもありません。
また地方のラーメン店巡りではこの手の最先端タイプは意図的に避けています。
それでもなぜか訪問してしまった。 -
おそらくご夫婦二人体制。ザックを店外の邪魔にならない場所に置いて入店しようとすると、ホール担当の女性が気を利かせて一番奥の席に案内してくれました。
ハッフルパフに5ポイント! -
お疲れ様~♪
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安曇野放牧豚の炭火焼き
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名物焼売
もちろん割った後です。肉肉しくて旨し。
二個にすればよかった。 -
塩そば
第一印象は“垢抜けてる”。たしかに美味しいし、地方都市では異端の味だと思うので地元で評価されるのはわかります。
ただやはり東京、大阪、京都あたりからやって来てわざわざ訪問する意味があるかというと、マニアのコレクションの域を出ていないような気がするのも確か。これからに期待です。
ご馳走様でした♪ -
照りつける太陽の下、Googleマップを頼りに歩くこと10分。
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えっ?ほんとにここで合ってます?
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tabi-shiro
サウナを併設したドミトリー形式のゲストハウス。 -
銭湯のような靴箱に登山靴を預けて扉を開けるといきなり広がるオシャレ空間。
宿泊者が自由に利用できるラウンジのようです。 -
ソファスペースの奥にはキッチンらしき場所が。
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バーカウンターもあります。
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冬にストーブにあたりながらくつろぐのも楽しそう。
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小上がりスペースも。
ベッド数8の宿にしては異常なほどの充実ぶり。 -
ただいま清掃中とのこと。
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オリジナルグッズ多数。
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準備が整うまでこちらのソファで待つことにしました。
映画あるいはリアリティショーのセットみたいだな。 -
後で気付いたのですが、この宿の謳い文句は「宿とサウナとジェラート」。
そこまで推しているなら試してみればよかった。 -
こちらはキッチンスペース。宿泊者は自炊してもいいようです。まさにおしゃれシェアハウスそのもの。
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民度も高そうです。
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わたしの予約は12時から。
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20分ほど待って受付が始まりました。
バスタオル、キューゲル1ヶ、オロポを追加発注。 -
tabi-shiro サウナ MUKU
従業員さんに案内されて宿の奥に鎮座する貸切専用サウナへ。 -
手前の共用シャワースペースで汚れを落としてからいざ入場。
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なるほど。こういう感じか。
いつものごとく中身の予習は一切していません。手作り感あふれる素敵な空間です。 -
白いタンブラーがオロポ。赤い容器がキューゲル用。
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コンパクトな脱衣所の右手にサウナ室。
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思ったより広い。ゆとりがあっていい感じ。
これなら三人でも余裕かも。 -
室温は低めですが、ストーブの真上にファンがあるおかげでセルフロウリュウ後の室温上昇はなかなかのものでした。
効果が持続しないのはご愛嬌。 -
なんかいる!
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枕もあって寝サウナにも対応しているようです。
いろいろ試した結果、枕を背もたれとして使うスタイルに落ち着きました。 -
サ室としての性能はまずまずですが、抜群の雰囲気がそれを補って余りあるという感じ。
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サ室を出て3歩で水風呂、外気浴場への扉。
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扉を開けると目の前に水風呂用の樽二つ。
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アルプスの雫とは?
チラー水ということだけはわかりました。この時期はキンキンのこちら一択なのでは。 -
こちらは松本市の水道水。
ありそうでなかったこの仕様。松本ブランドのせいか、これはこれでアリな気がする。 -
水風呂前には整い椅子が二脚。
結局一度も使用せず。 -
さらに扉を開けると外気浴スペース。外気浴大好きなのでずっとここでした。
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デッキチェアの傍らにはパラソル。
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サウナの神様を祀る祭壇みたいになっています。
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空が見えるのはありがたいのですが、さすがに日差しが強過ぎる。
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かといってパラソル開くと圧迫感と密閉感が強まって息苦しい。
けっきょくパラソルは使用せず、デッキチェアを日陰に寄せるのが最適解でした。 -
もちろん飲用の氷と水も完備。
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キューゲルとは、香り付けした香りの玉のこと。ヒノキとクロモジからクロモジを選択しました。
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こんな風にサウナストーンの上に載せて使います。氷が溶けるとともに香りがサウナ室中に広がるというわけです。
くろもじの香り最高でした。もう少し余韻が長ければ言うことなし。らかんの湯のキューゲルはもっと持ちがよかった気がするけど。製法によって性能が違ってくるのでしょうか? -
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試したいことがあり過ぎてあっという間の100分。価格はそれなり(一人だと6600円)ですが、その価値は充分ありました。二人利用で7700円はもはやバーゲン!
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次は是非とも宿泊で。
松本に泊まる機会はそうそうなさそうですが。 -
クラフトビールのお店に伺うも月曜定休日。祝日だから開いてるものと思い込んでいました。
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駅近にも立ち寄り先候補はあるものの、珍しくクラフトビール気分になっていたので遠回りしてこちらへ。
電車の発車時刻まであと40分。 -
こんな時に限って3階とは。
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松本ブルワリータップルーム 本町店
2階にも大規模なクラフトビール販売スペースがありました。かなり推しているみたいです。 -
満席だったらどうしようという心配は杞憂でした。ホームで見かけたあの人だかりはどこに消えたのか?
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どれにするかな?
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サウナ上がりの一杯はタップルーム限定のファーストコールで。文字通り最初の一杯にふさわしい爽快な味。
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時間に余裕があればテラス席でのんびりするのもありでしたね。
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二杯目はスタッフおすすめというGOLAZOを。松本山雅FCとのコラボ商品だそうです。
Jリーグが掲げる地域密着の理念は地方を訪れるとその浸透ぶりがよくわかります。30年以上ぶれない姿勢はお見事。手遅れになる前に野球も見習った方がいいのでは? -
東京ではクラフトビールに全く興味が湧かないのですが、旅先だと気になるこの不思議。
いつもは素通りする地元のビアバーに寄ってみるのもアリかと思うほど気に入りました。 -
ビルの前ではランダムな動きの散水機の周りで子どもたちとお母さんが大はしゃぎ。心和む光景です。
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時間ギリギリで特急あずさに乗車。駅の売店はどこも行列でアルコールを買う余裕はありませんでした。
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車内販売で無事缶酎ハイを購入し、食べかけの行動食をつまみにひと息。
昔から新幹線の閉塞感や匂いが苦手なのですが、特急は明るく快適でいいですね。 -
阿佐ヶ谷駅で下車。
東京ぐれっち
お気に入りの一軒。定期的にブラッシュアップされる定番が美味しいのはもちろん、ほぼ毎日やっている限定がこれまた魅力的。軽く飲むのにも最適です。 -
いつもの赤星で乾杯♪
アテは単品メニューもありますが、金額を伝えてお任せもできます。 -
今日は800円ぐらいでお願いしました。
いろんなものを少しずつ、が好きなわたしにはドンピシャ。 -
茄子の煮浸しまで出てきました。
手間を考えると申し訳ないほど。 -
粗ごしとうもろこしの冷やしつけ麺
夏の人気メニューのひとつ。売り切れ表示に気付かずに注文すると、麺が変わってもいいなら一人前だけできますよとのこと。ラッキー! -
今年食べたつけ麺の中でもかなり上位に入る出来でした。太くうねった麺もつけ汁によくマッチしています。
ご馳走様でした♪♪♪
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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