2025/09/05 - 2025/09/09
505位(同エリア729件中)
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ホイさん
ずいぶん昔から知ってはいた青の都。しかし中央アジアの壁は高く、テレビで見ているだけだった。
それが、仕事で滞在していた方のブログを読んだり、テレビ番組で大きく取り上げられたりして、個人旅行で行けるかも…
この先にチャンスは少ないと思い、2ヵ月前にチケットを購入した。
一番の目的は美しいタイルのアップの写真を撮る事。全体を写した写真はネット上にあふれているがアップは少ない。
それを元に刺繍の図案を起こして作品を作りたいのだ。足腰が弱くなって旅行に行けなくなっても刺繍はできる。老後の楽しみだね。知り合いは機織りの図案にしたいと言っていた。やはり惹かれるものがあるのだろう。
シニア女性のひとり旅、今回は安心安全を一番に予定を組み立てていく。
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2025/9/5(金) タシケント ~ サマルカンド
早朝に目が覚め、朝食前に支払いを済ませておこうとレセプションへと降りて行った。スタッフは机につっぷして寝ていて、声を掛けるとたくさんスジのついた顔面を上げた。(大丈夫かおまえ?)
請求はドル建てだったがウズベキスタンスムでも可だったのでスムで支払った。計算するとやっぱりスムの方がお得だ。レギストレーションは10cm角くらいの小さな紙片。これ大事。
朝食は7時からだが6:40に朝食室のドアをノックをした。昨日と同じおばちゃんが出てきたので、列車の時間があるから早めに入れてもらえないかとお願いした。10分待ってくれと言われたので6:50に再びノックをしたらすぐに入れてもらえた。助かる。
昨日はサラダや果物を食べてお腹の調子が悪くなったので、水道水を使っていないと思われるものだけを選んで食べる。手早く済ませ、おばちゃんに気持ちばかりのチップを渡して部屋に戻った。
7時10分頃ホテルを出てヤンデックスを呼んだ。タクシーはすぐに来て、あっという間に駅に着いた。昨日より時間帯が早いので渋滞の始まる前だったのかもしれない。駅舎の中央の入り口から入るとすぐにセキュリティーゲートがあった。するっと通過して駅構内をぶらぶらする。1時間以上も待ち時間があるなあ。なんか改札みたいな物がある。でも脇から向こうに回れるので改札とは違うな~。しばらく考えていたがQRコードをぴっとやる人を見て気が付いた。これチェックイン機だ!
待合室で時間をつぶしていたが15分前になったのでホームへ行ったら列車は既に入線していた。指定の9号車乗り口へ行くときれいなおねいさんが立っている。チケットを見せて2-1配列のビジネス車両に乗り込んだ。満席だがエアコンも効いているしゆったりしていて落ち着く。
いよいよサマルカンド。ウズベキスタン3日目だが毎日新鮮でドキドキだ。それにしても、ここまでよく来たな~、としみじみ思うのだった。
ウェイターが飲み物の注文を取っている。たぶん有料だ。
いつの間にか発車した列車、スピードが出るにつれめちゃくちゃ揺れてレールの継ぎ目のガタンガタンがすごい。しばらくすると係員が無料の軽食を配りだした。このお茶は無料。パンとケーキ、どちらも甘かった。
郊外に出ると携帯のLTEが繋がらなくなった。
車窓からはポプラの木が見えた。しかしひょろ~っとしている。水が足りないのかな?景色をながめていたら知らぬ間に寝ていた。 -
2025/9/5(金) サマルカンド
午前11時前、サマルカンドの駅に着いた。駅舎の左側の通路を通って駅前に出る。そしてたくさんの客引き。でもみんな押しが弱い。笑
結構暑いがちょっと先まで歩いてヤンデックスを呼ぶ。
えっ、ここですか?ドアに129の数字がある。ホテル名は番地そのものだ。ドアを開けるとそこは鳥のさえずりが聞こえる吹き抜けの中庭で、大きめのテーブルと椅子があった。オーナーがお茶とお菓子、時季のメロンをを出してくれてチェックインの手続きをする。先に支払いを済ませたいと言うと米ドルからスムに計算してくれた。やっぱりスムの方がお得だ。
サイドテーブルにはお茶の用意がしてありお湯やミネラルウォーターがいつでも使える。朝食はここで他の宿泊客と一緒に取るらしい。 -
2025/9/5(金) サマルカンド
30分くらい待たされて部屋に案内された。天井の電球が切れていて薄暗い。エアコンのある部屋もあったがこの部屋は扇風機のみ。しかも微風はなく弱でも音が大きい。ベッドの上には上掛けとカバーが置いてある。上掛けにカバーをかけるのが地味に面倒くさかった。
電球の事を伝えに行ったらその女性がすぐに来てくれた。ベッドの上にあがって電球を交換する私。ピッカーーーあっかるい!
そしてランドリーサービスをお願いした。洗濯機は1回50,000スム。干すのは2階の回廊に渡したロープ。乾燥しているからすぐ乾いた。 -
2025/9/5(金) サマルカンド
トイレットペーパーはまるで伸縮包帯のようだ。
後で使ったシャワーは、ヘッドとのつなぎ目からお湯がジャージャー漏れてとても使いにくかった。しかもお湯の温度が安定しない。Wi-Fiはよく途切れた。
宿泊した7号室の設備はイマイチだったがオーナー家族のホスピタリティはとても高いと思った。特にマダムの笑顔は最高だ。
HOTEL-129(Booking.com) -
2025/9/5(金) サマルカンド ビビハニム・モスク
午後は何となく部屋でだらだら。4時を過ぎたのでプラプラ歩きに行った。夕方の気配がしてきていて気持ちがいい。カリモフ像のある公園の脇を通りビビハニム・モスクへと通じる歩行者専用道路を歩いて行く。道の両脇にはショップとお土産屋が並んでいてたくさんの人がそぞろ歩いている。 -
2025/9/5(金) サマルカンド ビビハニム・モスク
ビビハニム・モスクの脇の道は柱状節理のような石畳。お花模様のも。 -
2025/9/5(金) サマルカンド ビビハニム・モスク
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2025/9/5(金) サマルカンド ビビハニム・モスク
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2025/9/5(金) サマルカンド ショブバザール
ビビハニム・モスクのすぐ隣にはショブバザールがあった。
入口付近はドライフルーツと香辛料のお店が多い。声掛けも多い。観光客向けね。奥の方へ行くと地元の人向けの商品が並び観光客はほぼいない。野菜、日用雑貨、衣料品とか。もちろん声もかからない。何も買わず戻ろうとしたが広くて迷い、ずいぶん歩いてしまった。
何だコレ?と思ったモノの写真を撮る。右は砂糖か?1ドル1ドルと連呼してくるが、いらんわな。 -
2025/9/5(金) サマルカンド
市場をウロウロしたらお腹が空いてきた。宿に戻る途中のレストランに入り、売りのナスのサラダとお茶を注文。やっぱり量が多いな。シャシリク止めておいてよかった。皮をむいてあるので一見ナスに見えないがナス。ざっくり言うと大学芋のナス版。料理をシェアできないのがひとり旅のツライところ。
Чайхана Afandi food(2品で56,000スム) -
2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
朝食は8時からだが8時半に行ったらコリアン・グループのそばの席をすすめられた。つたない英語と翻訳アプリを使って少しの会話をする。元職場の同僚のおじさん4人組。年齢は少しずつ違うが皆が定年したので2か月かけてヨーロッパまで周る計画だと言う。2ヶ月!すごいな。
食事はビュッフェスタイルではないので、申し訳ないがたくさん残してしまった。
今日はこの旅1番の目的地、シャーヒ・ズィンダ廟へ行く!
まずはヤンデックス。行先の指定に時間がかかる。マップがわかりにくいことこの上ない。やって来たタクシーに乗り込みゆったり座って車窓をながめる。時々スマホのグーグルマップを見る。ん?ここ左折じゃないの?あーーっ、指定場所間違えてる!あせっている間にも車はどんどんあらぬ方向へと進んでいく。やっと信号待ちで止まったのでドライバーに伝えるとこのまま戻るか?と聞かれたので Yes と答えた。料金の差額はどうすればいいのか尋ねたら、アプリが自動で計算して請求すると言う。ほ~そりゃ楽だ。
やっと目的地に着いた。ずいぶん乗っていたのに請求は400円ちょっとだった。階段を上って中に入り入場料50,000スムを払う。高くない。 -
2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
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2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
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2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
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2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
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2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
真っ白な壁から突き出ているかのような。多分うんと昔の柱と壁なんだろうな。ここだけそのまま残したらこんなんなっちゃったんだ。 -
2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
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2025/9/6(土) サマルカンド シャーヒ・ズィンダ廟
廟群の中はそれほど広くはない。狭い通路に観光客がひしめいてる感じだ。外壁、内装の工事中のところも結構あった。
気が済むまで写真を撮って出口に向かおうとしたが、団体さんに囲まれてなかなか進めない。日本でエアコン生活を送っていた私は、乾燥しているとはいえ東京より高い気温に少々バテ気味。
やっと外に出て駐車場の方へ歩いて行く途中にトイレを見つけた。
物は試しと入ってみる。入口には札束をにぎった女性がいて、言われた5,000スムを渡した。60円くらいか。
個室の中は和式のようだが向きが違うように思った。トイレットペーパーは流せないので横のカゴに捨てる。
個室が並ぶ奥には足湯のような場所があり、女性たちが座って水で足を洗っていた。
すぐ近くにスーパーがあったので飲み物を選んでいると学生アルバイトみたいなスタッフに、日本人か?と声を掛けられた。この先横浜へ留学する予定だと言うので、蒸し暑いぞ~と脅しておいた。
ジュースを飲みながらヤンデックスを待ち、宿に戻ってまたダラダラ... -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
気持ちいい朝の空気を楽しみながらレギスタン広場へ向かう。
竹ぼうきを持ったおばちゃんたちがお掃除している。この後あちこちでその姿を見かけた。
長いこと雨が降っていないのか、街路樹などの葉は砂埃をかぶって白っぽくなっているが芝生は青々している。公園などにはたくさんのスプリンクラーがあって芝生に水を撒いている。それほど水事情のよくない国だと思っていたのだが... 飲料用とは違う水なのかな。 -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
8時に着いたが既に結構な人が入っている。画像の手前の左奥にチケット売り場があって、115,000スムだと。 200,000スム札を出したら100,000スム札が返って来た。アバウトなの? -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
ふお~~~... キラキラじゃあ -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
首が疲れる... -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
博物館に昔の写真が掲示されていた。 -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
シャーヒ・ズィンダ廟群は11世紀から15世紀の間に造られたものらしいが1930年代には写真のようになっていたようだ。
それを修復したんだな。どれだけの人手、どれだけの時間がかかったことか。そして今は人々を魅了し、世界中から観光客を集めている。 -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
アミール・ティムール廟。1930年代 -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
ウルグベク・マドラサ。1930年代
広場にはバラック小屋のような建物がひしめいている -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
現在のウルグベク・マドラサ -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
シェル・ドル・マドラサの内部。1930年代 -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
現在のシェル・ドル・マドラサ内部
日影はまだひんやりしていて、ずっと日影にいたら寒くなってきた。 -
2025/9/7(日) サマルカンド レギスタン広場
たっぷり1時間かけて写真を撮った。青いタイルよりなぜか乾いた土のレンガに目が行った。
レギスタン広場前には木陰の多い公園があって、ベンチに座って休憩しながら周りの人々をながめていた。ほとんどの人が携帯を手に持っている。
女性の服装は、チュニックと柔らかいパンツのウズベキスタン風(?)と裾を引きずる長さのワンピースドレス(またはスカート)の中東風が多い。学生は白シャツに黒のボトムスと決まっているらしい。小学生くらいから大学生までほぼそんな感じ。
そしてメガネをかけている人が殆どいない。宿などで遠近両用のメガネをかけていると「先生か?」と聞かれたことがあった。それも2回も。みんな目がいいのか...?
市内は鳥が多いと感じた。どこへ行ってもさえずっている。そしてタクシーの客引きも多いが皆押しが弱い。全然弱い。 -
2025/9/7(日) サマルカンド
レギスタン広場から街中のカフェへやって来た。まだ9時半。朝食をパスして出てきたのでブランチとして紅茶とパンケーキ、マシュルームのスープを注文した。
最初に運ばれてきた紅茶、この色の薄さは何?ポットにたっぷりあるけど色の付いた白湯だね。スープうまい!弱ったお腹に沁みるわ~。パンケーキってクレープ生地なのね。
El' Merosi(3品で90,000スム) -
2025/9/7(日) サマルカンド
壁に昔の写真が飾ってあった。雰囲気が戦後の東京を思わせる。 -
2025/9/7(日) サマルカンド
このカフェの値段設定はちょい高め。
隣のテーブルに存在感のある4人のマダムがやってきてお菓子とお茶とおしゃべりを楽しんでいた。 -
2025/9/7(日) サマルカンド
カフェの近くにあったスーパーで買い物をして宿に戻る。
また洗濯機を使わせてもらい、シエスタに突入だ。
午後6時頃夕食の為近くのレストランへ行った。ラグマンを頼んだらお茶とパンも付いてきた。え?セットなの?
ラグマンはカレーに近いスパイシーなスープともちもち麺。パンはハーブが練り込まれたみっちり詰まったパン。
ハンバーガーやホットドッグもあるファミレスのような店だった。
"Chorsu" Chaihana(全部で25,000スム) -
2025/9/8(月) サマルカンド アフラショブの丘
体調も復活して来たので、朝からアフラショブの丘へ行ってみた。
ヤンデックスでアフラショブ博物館まで行き、目の前に広がる乾燥した大地に足を踏み入れた。
いたるところ羊のフンだらけだ。羊の食事は草。気にしないでズンズン歩く。 -
2025/9/8(月) サマルカンド アフラショブの丘
あちこちにポコポコと穴が開いていた。住人は何者だ? -
2025/9/8(月) サマルカンド アフラショブの丘
崖の壁面。粘土質のように見える。これでレンガを作ったんだろうか。 -
2025/9/8(月) サマルカンド アフラショブの丘
砂煙を立てて羊たちが畜舎から出てきた。 -
2025/9/8(月) サマルカンド アフラショブの丘
季節によってはもう少し緑もあるのだろうが今の季節はカラカラだ。
羊たちはいったい何を食べているのだろう。 -
2025/9/8(月) サマルカンド アフラショブの丘
ここはアフラショブ州立考古学保護区となっており、地区の周りは住宅がびっしり。人っ子一人いない大地を歩き回り満足して戻った。
まだ元気だったので歩いて20分ほどのウルグベク天文台へ向かう。 -
2025/9/8(月) サマルカンド ウルグベク天文台
入口前。ここから階段を上っていく。 -
2025/9/8(月) サマルカンド ウルグベク天文台
階段を上りきると画像のミュージアムの左側に出た。そこで入場料を払うのだが75,000スムもする!これは高いんじゃない?
帰りはミュージアムの右側にある階段を下りて行ったのだが何もなく駐車場へ行けた。ここから入って来た人は入場料払わず見学できるんじゃないのか?実際にすれ違って上がって行く人もいた。
建物は新しくタイルもきれいだったが値段ほどの内容ではないように感じた。 -
2025/9/8(月) サマルカンド ウルグベク天文台
ミュージアムの中で見た本。なぜに余白がこんなにある? -
2025/9/8(月) サマルカンド ウルグベク天文台
こんな風にして測っていたのか。よく考えつくなとただ感心。 -
2025/9/8(月) サマルカンド ウルグベク天文台
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2025/9/8(月) サマルカンド グリアミール廟
ヤンデックスでグリアミール廟のそばまで移動。ルホボド霊廟をのぞいてからグリアミール廟へ行った。すごい観光客。 -
2025/9/8(月) サマルカンド グリアミール廟
何だか入る気にならなくて望遠で撮りまくった。 -
2025/9/8(月) サマルカンド グリアミール廟
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2025/9/8(月) サマルカンド グリアミール廟
敷地の外を塀に沿ってぐるっと回る。住宅街の道路から写すと順光できれいな写真が撮れた。 -
2025/9/8(月) サマルカンド グリアミール廟
塀の隙間から...
マップで近くのカフェを探し、10分くらい歩いて行った。
Boulevard restaurant&bakery はこじゃれた店で、欧米人の利用が多いような雰囲気。メニューもそれっぽい。アメリカンとクロワッサンを注文した。
カップちっさ~、味濃い~、クロワッサンでっか~。久しぶりに飲んだ美味しいコーヒーと15cmくらいあったクロワッサンでお腹がいっぱいになった。(2品で72,000スム)
この後ハッピー・バード・アートギャラリーへ行ってみた。
中庭の周りを多様なお店が取り囲むように建っている。
スザニ屋さんがあったので入ってみる。すごい量!そして素晴らしい技術。体験教室はやっていないのかと尋ねたら、明日の14時から2時間で15ドルであると言う!すぐにお願いした。16時に終わってすぐにタクシーで駅へ行けば17時40分の列車にちょうどいい。
旅行社やインフォメーションセンターで案内しているのは30ドル~40ドルくらいなのでここはとっても良心的。
ほくほくしながら宿に戻った。 -
2025/9/8(月) サマルカンド
おとといの夜、ホテル予約サイトを通じて今夜泊る予定のホテルからメッセージが届いた。「オーバーブッキングで部屋がない。」
なんですとぉーーー!
希望するなら代替ホテルを提案できるとのことだったのでお願いした。
が、その後一切連絡なし。今夜の宿が無い。という事で自分で探して予約した。結局似た感じの隣のホテルを予約したのがお昼前。129番地から139番地へ、玄関出て10mほど移動する。
MUZAFFAR HOTEL SAMARKAND(Booking.com) -
2025/9/8(月) サマルカンド
ドアを開けて中に入ると、おおっ!
チェックインは14時だが荷物を預けるために13時頃に行くと予約がまだ反映されていなくて手間取った。私に届いた予約票を提示して何とか荷物を預かってもらえた。
またハッピー・バード・アートギャラリーへ行き、今度は他の店もゆっくり見て回った。再び訪れたスザニ屋でもゆっくり見せてもらい、店主のおじさんに色々説明してもらった。ここにある物は一族の女性たちが作ったものらしい。ちらっと見ただけだが作品の手の違いを感じた。明日の体験講習も楽しみだ。
14時過ぎにホテルに戻り部屋に入れてもらった。
入口はいってすぐ右の部屋だが、バスルームは後から付け足したような狭い部屋だ。せっかくエアコンのある部屋になったが涼しいので使わなかった。テレビのリモコンは無いしアメニティがシャンプーのミニボトル1個しかない。廊下に出ると洗濯室でマダムがくつろいでいる姿が見えた。(たぶん広いアイロン台の上に横になっていた!)声をかけて希望を伝えたら、ごめんね~ハイこれ、みたいな感じでリモコンと石鹸を渡してくれた。このマダムがなんともいい感じ。
地下の朝食室にはいつでも使えるウォーターサーバーがある。他に誰もいない部屋でコーヒーとお菓子を食べて休憩した。 -
2025/9/8(月) サマルカンド
午後6時近くなったのでマンティの店まで歩いて行くことにした。
何度も通った道の途中にドレスショップがあって、いつもドアが開けっぱなしで中の様子が見える。通るたびに気になってはいたのだが、中で作業をしている女性たちに思い切って声を掛けてみた。壁に下がっていたのはキラキラ多めの華やかなロングドレス、やっぱりパーティーなどに着るらしい。パーティーねぇ、パーティーやるんだ。パーティーなんて縁がないなぁ。
マンティの店はフレンドリーなスタッフが二人いて、身振り手振りと翻訳アプリで会話する。お茶とマンティ1皿と注文。1皿は5個だがバラ売りもあるみたいだ。熱々でおいしいんだけど脳がギョーザになっているから味にイマイチ感。振りかけられているスパイスがちょっと苦手かも。醤油ほしい。結局1個残してしまった。量が多かったとお詫びをして店を出た。
Manti na Zakaz(2品で45,000スム) -
2025/9/9(火) サマルカンド
ここの朝食は8時から。ビュッフェスタイルなので助かる。この他に暖かい卵料理のリクエストができた。昨日のマダムがテキパキと明るくサーブしてくれる。朝食室には10人以上いたが男性は1人のみで、この宿は女性の人気が高いのかと思った。
昨日グリアミール廟から帰ってきて何かを調べているうちにグリアミール廟のすぐ隣にあるアクサライ廟について知った。がーーん!地味な外観とは裏腹に何てきらびやかな内装。すぐ隣まで行ったのに外観に騙されて入らずに帰ってきてしまった。激しく後悔。なので今日の午前中に行くことにした。 -
2025/9/9(火) サマルカンド アクサライ廟
朝の散歩を兼ねて30分弱でアクサライ廟に着いた。時刻は午前9時半。
ん?入口はどこだ?正面の小さな看板のところへ行ってみると中から男性が出てきた。どうやら管理人らしい。入りたい旨を伝えると10,000スムだと言う。安っ。鉄柵を開けて中に入れてくれた。 -
2025/9/9(火) サマルカンド アクサライ廟
なんじゃこりゃ~~~~!すごいわ。圧倒される。そして首が痛くなる。 -
2025/9/9(火) サマルカンド アクサライ廟
部屋の中央にはスマホを乗せられる回転台が設置されていてクルクルまわる天井の画像が撮れる。やろうとしたらさっきの男性が自分の撮った画像を送ってあげると言い、WhatsApp にちゃちゃっと送ってくれた。慣れてる。すご~い、クルクルクルクル。 -
2025/9/9(火) サマルカンド アクサライ廟
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2025/9/9(火) サマルカンド アクサライ廟
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2025/9/9(火) サマルカンド アクサライ廟
15世紀に建てられた物らしいが荒れてこんな姿に。
何年もかけて修復がおこなわれ、2007年に今の姿になって公開されたという事だった。 -
2025/9/9(火) サマルカンド アクサライ廟
地下のお墓を見ることができる。階段を下っていくと模型の棺を置いた丸い部屋がある。別の階段から戻ろうとするが螺旋になっている上にとても狭くて難儀した。最後のところはさっきの男性が手を貸してくれた。ふぅ -
2025/9/9(火) サマルカンド
いったん宿まで戻りチェックアウトをして荷物を預かってもらった。
気温が上がってきているが元気になったので歩いてカフェレストランへ行く。
路地を抜けて15分弱、Shoxjahon はそこそこの感じの店だった。スタッフが来てロシア語で話しかけられた!(顔を見てロシア人かと思ったんだって。なんでじゃ)
英語で、ヌードルスープ、ラムのシャシリク、紅茶を注文。ここの紅茶もうっすい!スープは細麺、肉団子、パプリカ、ひよこ豆の入った見た目より優しい味。シャシリクうまい!噛んでいくうちにジンギスカンの味がしてきたから羊だと確信できたがこれはおいしいわ。(3品で95,000スム)
あ、ホテル代まだ払っていない、と唐突に思い出した。 -
2025/9/9(火) サマルカンド
荷物を受け取りにホテルに戻る。ドアを開けてレセプションのおにいさんと顔を合わせたとたん、二人とも同じことを思ったことがわかった。笑
支払いを済ませ、荷物を受け取り、お礼を言って宿を出た。
約束の2時よりだいぶん早いがスザニ屋さんへ行くといきなりおじさんに謝られた。講師の奥さんがウルグットへ行かなくてはならなくなり、講習ができなくなったと言うのだ。そんなぁ~...
しょんぼりしていたら奥さんが来て出かけるまでの15分だけ講習すると言ってくれた。15分でもいい。奥さんの手元をじっと見て覚える。そして実践。すべてチェーンステッチなのだが、葉の先の始末とか所々にコツがいりそうだ。出かける前にチェックしてくれたら上手いと褒められた。やったぜ!(取りあえず喜ぶ)
講習で使う予定だった生地と糸をわけてくれ、と店主のおじさんに頼んだ。気の弱そうなおじさんは無料でいいと言ってくれたがそうもいかない。そうしたら100,000スムだけ、と言うのでそうさせてもらった。おじさんありがとう!
木綿の生地に青のボールペンで下絵が描かれている。刺繍糸は絹なのだが3本の甘撚りなので扱いがとても面倒だ。すぐにひっかかったりもさ~っとなったりするのだ。刺繍糸は天然の染料で染められていると何かで読んだ。そのせいか色合いが微妙に違う。カセ毎に違うのはまだわかるが1mの長さの中でもグラデーションがある。まあそれがスザニの良さなのかもしれない。
画像は見本 -
2025/9/9(火) サマルカンド
そしてこれが帰国してからも自己流で続けて完成した物。刺繍枠を使わない手法なので生地が突っ張っている。
1か月くらい滞在してもうちょっと大きい物を作ってみたいと思ったが、水が合わないので断念せざるを得ない。スザニ留学...いいなぁ~
15時半頃までいさせてもらってお礼を言って出た。車道まで移動しヤンデックスを呼んだのだが指定の車が来ない。マップを見ていても車が動かないのだ。イライラしながらも30分以上待ったが諦めてキャンセルした。別の車はすぐに来て16時半には駅に着いた。まだ余裕はある。駅舎に入ってセキュリティーゲートを通り、改札口にあたるところにいるスタッフにQRコードを見せた。コードを読み取った係員は明るく「次の列車だよ」と教えてくれた。
駅構内には小さなショップがいっぱいあった。ペットボトル高い。パンを売っている店はたくさんあるが甘くないパンを売っている店はなかった。最後に寄った店でやっと甘くないポテトパンを見つけた。わざわざ温めてくれたので近くの席について食べる。
来る時も帰りもアフラショブ号なので約2時間半。あっという間だ。
午後6時半過ぎ、落ちる寸前の線香花火のような夕日が見えた。
2025 サマルカンドでタイルを撮りたい!①(準備編)
https://4travel.jp/travelogue/11989178
2025 サマルカンドでタイルを撮りたい!②(タシケント編)
https://4travel.jp/travelogue/11989182
2025 サマルカンドでタイルを撮りたい!③(サマルカンド編)
2025 サマルカンドでタイルを撮りたい!④(タイル写真集)
https://4travel.jp/travelogue/12006478
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