2025年7月韓国弾丸鉄道旅行2（仁川地下鉄1号線延伸区間乗車）

2025/07/01 - 2025/07/01

　2025年6月28日、韓国　仁川地下鉄1号線の桂陽駅から黔丹湖水公園駅までの区間が延伸開業しました。
　以前は2025年5月ごろの開業との情報もあり、前月韓国へ行った際乗りに行けたらいいなあと思っていました。でも、前月の韓国行きは韓国到着が遅れたため、もし開業していたとしても乗りに行くことができなかったと思われます。
　前回は「なんにも用事がない」韓国旅行でしたが、今回は「仁川地下鉄1号線延長開業区間に乗る」という目的がある韓国旅行です。(笑)
　日程は、7月1日から2日にかけての、相変わらずの1泊2日弾丸旅行です。
　韓国へは中部国際空港からの往復、行きは2025年4月に就航したピーチ金浦行きに乗り、帰りは前月に乗ったジンエアー中部行きを今回も格安で予約しました。
　なお、今回の韓国旅行で通算50回目の訪韓となりました。
　ソウル金浦空港に着いて、今回の旅行の第1目的　仁川地下鉄1号線延伸区間へ向かいます。

エリア 仁川(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　中部国際空港からピーチ747便　金浦行きに乗っています。
　セントレアのラウンジで飲み過ぎて、セントレアの離陸も気づかないくらい眠り込んでいました。(笑)
　せっかく窓側席だったのに飛行ルートも確認できず、目が覚めたら既に韓国上空に差し掛かっていました。たぶん浦項の少し北あたりの上空です。

　空港が、後から調べたら醴泉飛行場でした。
　かつては金浦空港との便があったと記憶していますが、現在は民間航空機の就航はなく軍用空港とのことです。写真ＮＧかな？

　金浦空港に向けて降下開始

　ぐるっと時計回りに旋回して

　北西方面から着陸しました。　
　セントレアを少し遅れて離陸しましたが、定刻より早着しました。

金浦国際空港 (GMP) 空港

　金浦空港では初めてのバス移動です。

　バスもボーディングブリッジも大韓航空

　ピーチ全景

　金浦空港から入国するのは、2019年1月以来です。
　もともと羽田からのFSCの発着が主だったのですが、近年はLCCも金浦空港に乗り入れるようになりました。

　入国審査は少し並びました。
　韓国の入国シール、前回に続いてとんでもないところに貼られました。(笑)
　せっかくパスポートのページ順にスタンプ押してもらっているのに。
　預け荷物もないのでそのまま韓国入国

　国際線到着案内、関西からのチェジュ航空便も乗り入れています。
　着陸してから20分余り、バスに乗ってから10分余りでした。

　金浦空港駅へ向かいます。
　せっかくなので、遅ればせながらWOWPASS作ってみることにしました。
　日本語ガイドもあるので、スムーズに作れました。

　WOWPASSには、様々なお店で利用できる「韓国内カード決済」と、「交通カード決済」との２つの機能があります。チャージはクレジットカードでもできるそうです。
　交通カードは、ずいぶん前に購入した「レイルプラス」持ってずっと使っているし、あまり使う機会がないかもしれません。
　ちなみに、スマホとの連携もできるとのことで、後から連携しました。

　せっかくソウル市内にいるので、ダメもとで駅構内のコンビニGS25へ、気候同行カード売っていました。（3,000ウォン）
　こちらは、現金チャージしてソウル地域の地下鉄やバスのフリーパスに使えるもので、1日券5,000ウォン、2日券8,000ウォン、3日券10,000ウォン等定額で利用できるものです。ソウル市内の地下鉄乗りつぶしには最適、ただし、私のように市域を越えて乗りつぶす人には不適です。(笑)
　なお、帰りに仁川国際空港へ向かう時は追加料金不要です。金浦空港駅から仁川空港1ターミナル駅まで乗ると4,200ウォン（2ターミナル駅までだと4,800ウォン）しますので、その時はお得になると思われます。

　カードを2枚も作ってしまいました(笑)。
　それでは乗りつぶし開始、空港鉄道に乗ってひと駅空港寄りの桂陽駅で下車します。
　ここは既に仁川広域市になります。

桂陽駅 駅

　仁川空港まで行かない黔岩行きだったので空いていました。

　金浦空港駅16:11　→　桂陽駅16:17

　仁川地下鉄1号線に乗り換えます。

　仁川地下鉄1号線ホームへ

　右側の3駅が延伸しました。
　仁川地下鉄1号線は1999年10月6日に朴村駅－東幕駅間 (20.5km) が開業、同年12月7日には橘ヒョン駅－朴村駅間 (1.5km)が 開業しました。（1999年12月19日乗車）
　その後、
　2007年3月16日　桂陽駅～橘ヒョン駅間 (0.9km) 開業（2007年6月5日乗車）
　2009年6月1日　東幕駅～国際業務地区駅間 (6.5km) 開業（2010年2月5日乗車）
　2020年12月12日　国際業務地区駅～松島月光祝祭公園駅間 (0.9km) 開業（2023年5月9日乗車）と延伸して、
　そして、2025年6月28日　桂陽駅 - 黔丹湖水公園駅間（6.8km）開業に至りました。
　　

　時刻表　平日日中は9分ごと、週末は8分ごとの運転です。
　1号線延伸に伴い、運転間隔が長くなったという報道も見ました。

　現在地

桂陽駅 駅

　空港鉄道　桂陽駅と並行しています。

　ソウル行き到着

　 黔丹湖水公園行きに乗ります。
　路線図（西半分）

　 桂陽駅16:27　→　黔丹湖水公園駅16:36（仁川地下鉄1号線）

　新線区間に入ります。
　しばらく空港鉄道線と並行に走り、地下に潜ります。

　路線図、1号線全線乗り通すと1時間以上かかるようです。

　妊産婦さん用のシートが両端に

　新線区間の1駅目　アラ駅に停車

　次は新黔丹中央駅に停車

　お客さん誰もいません。

　終点　黔丹湖水公園駅に到着、もう一方の終着駅は松島月光祝祭公園駅、どちらも「公園」が付く駅名となっています。
　これで、韓国鉄道全線再踏破達成です。

　開業4日目のピカピカのホーム

　改札抜けて外に出てみます。

　開発途上の駅前、韓国鉄道あるあるです。
　でも、鉄道開通に合わせて道路も整備されると、このあたりも大きく発展していくのでしょうね。

　駅名案内看板
　もう数キロメートル西へ延伸すれば地下鉄2号線に接続するのですが、延伸する計画があるのかどうか。

　出入口は東西南北4か所ありました。

　道路挟んで反対側にも出入口がありますが、道路が完成していません。(笑)

　道路の向かい側の出入り口から駅へ戻ります。

　ピカピカです。(笑)
　GTX-A線とは異なり地下深く潜っていません。

　改札

　1番ホームから

　時刻表

　戻りは終点　松島月光祝祭公園駅まで乗り通そうかとも思いましたが、途中の仁川市庁駅まで乗ることにしました。
　
　黔丹湖水公園駅16:45　→　仁川市庁駅17:23（仁川地下鉄1号線）

　桂陽駅の次は橘ヒョン駅です。この駅も地上駅です。
　1999年にこの駅まで来た時は、首都圏電鉄1号線富平駅からこの駅まで乗り、折り返し当時の終着駅　東まく駅まで乗りました。
　この駅から桂陽駅まで延伸したのは2007年3月16日、空港鉄道が開業したのはその1週間後でした。
　

　仁川市庁駅で下車し、2号線に乗り換えます。

　2号線に乗り換えます。

　仁川市庁駅17:26　→　黔岩駅17:53

　仁川交通公社2000系電車　2018
　2両編成の無人自動運転です。

　無人運転なので前方が見渡せます。(笑)
　2号線は2016年7月30日開業のまだ新しい路線なので、地下区間も明るいです。
　反対列車とすれ違い、こちらは短編成の車両ということもあり、ラッシュ時は3～4分ごとに運転されています。

　アシアード競技場駅を出ると、地上区間に出ます。

　地上高架区間に

　一気に登ります。この路線の最大の特徴ある区間です。

　黔岩駅で下車します。

　この先　黔丹梧柳駅まで走ります。
　なお、途中の完井駅と先ほど乗った1号線　黔丹湖水公園駅とは直線距離で2キロメートルくらいです。

　すれ違い

　黔岩駅で下車します。

黔岩駅 駅

　空港鉄道に乗り換えます。

　空港鉄道ホームへ、隣駅は桂陽駅です。
　途中改札がありましたが、運賃計算はどうなるのか不明です。(笑)
　

　地上高架駅なので、大きな扇風機が回っていました。

　空港鉄道で仁川国際空港へ向かいます。

　黔岩駅18:07　→　仁川国際空港2ターミナル駅18:38

　干潟の横を走ります。

　1ターミナル駅で半分以上のお客さんが降りました。

　終点　2ターミナル駅に到着

仁川国際空港駅 駅

　15日ぶりの2ターミナル駅です。