2025/05/04 - 2025/05/04
49位(同エリア126件中)
宝石魚さん
ずーっと前から行きたいと思っていた足尾銅山。
都内から微妙な距離なのと、
他に何かあるのかなぁ?という事で、
ついつい後回しにしていたのですが、
わたらせ渓谷鉄道にトロッコ列車が走っていて、
しかも駅舎がすごいレトロという事を知ったので、
日帰りで、わたらせ渓谷沿線観光をしてきました。
-
浅草発の一番特急列車に乗って、
トロッコ列車始発駅、大間々駅へ。
トロッコ列車の出発は10時54分なのですが、
こんなに早く来たのには理由がありまして。 -
お目当ての物を探しに、まずは駅舎に入ると、
中はところ狭しとポスターが並べられ、
四季折々の沿線の風景の紹介がされています。 -
早めに駅に来た理由は、こちら、
座席指定でいい席をゲットするため。
座席指定は当日の朝9時から、
大間々駅まで来ないとできないので、
早く来たのですが、
無事、窓側席をゲット♪
早起きした甲斐がありました。 -
この後、トロッコ列車で向かう方面を。
天気がいいので、気持ちいい列車旅になりそうです。 -
実はもう、トロッコ列車はスタンバイしていて、
ただし、出発30分くらい前までは乗車できないので、
これから乗車するお客さんによる記念撮影大会が開催されていました。 -
さすがに1時間以上も
車両撮影では時間を潰せないので、
大間々の街中散策。
立派な建物があって、
何かと思って近づくと、
江戸時代から続く醤油屋さん。
せっかくなのでのぞいてみます。 -
しょうゆソフトクリームが売っていたので買ってみました。
お味は、みたらし団子のタレの味のソフトクリームで、
意外とイケました。
それにしても、背景の金庫、立派すぎです。 -
適当に時間を潰して、乗車時間に。
列車は専用ホームから乗り込みます。 -
さぁ乗車です♪
-
じゃーん!
これがトロッコ列車の車両です。
窓がないとめっちゃ開放感ありますねー。 -
椅子は背もたれがないので、
後ろの人に寄りかからないよう、
注意が必要です。 -
指定した窓側席へ。
朝早く家を出て正解でした♪
乗車券代わりに、1日フリー切符を購入しておいたので、
今日はついでに、わたらせ渓谷鉄道沿線の散策でもしようかな。
ちなみに、観光地である足尾銅山跡とかまで行くとすると、
1日乗車券の方が安いので、
簡単に元が取れちゃう、お得な切符です。 -
1番後ろの4両目の車両は、
窓と壁で仕切られた普通の列車。
とはいえ、
こちらも十分年季が入っていそうな感じで、
これはこれでレトロな感じがいいですね。 -
手洗い場も、昭和とか平成初期の感じがして、
レトロ~な感じです。 -
お昼時にかけて運行するので、
事前にお弁当を注文しておきまして、
発車前に車内(先程の4両目)で引き取ってきました。
注文できるお弁当は2種類。
私は手拭いのお土産が付く、やまと豚弁当(1400円)にしました -
さぁ走り始めました。
最初こそ少し街並みを抜けていきますが、
少しすると、渡瀬川との並走が始まります。 -
新緑の緑と川の水面の碧が続き、車窓から目が離せません。
おかげで弁当が進まない。。。 -
水沼駅に到着。
ここは駅舎に温泉が併設されていて、
最近リニューアルされたようで、すごくオシャレな感じ。
今日は時間がないけど、
次は寄ってみたいですね。水沼駅 駅
-
さらに進んで、神戸(神戸)駅。
奥に止まっているのは旅客用列車ではなく、
東武鉄道で走っていた、
特急けごんの車両を使ったレストラン。
こちらも今日は夜時間がないのでスルーですが、
わたらせ渓谷鉄道、
沿線に色々と興味深い施設があるので、
再訪が必要ですね。神戸駅 駅
-
神戸駅を過ぎると、まもなくトンネルに突入。
長さが約5キロと距離があるので、
車窓の代わりに車内がライトアップされます。 -
トンネルを抜けると、
渡瀬川を渡る絶好のビューポイントに差し掛かります。 -
新緑の美しい車窓を楽しむこと、
約1時間30分、終点の足尾駅に到着。
のどかな感じがいいですねー。 -
お世話になったトロッコ列車。
車体には、この車両の愛称である、
かわせみが随分とリアルに描かれていました。 -
乗客による車両の撮影会も続く中、
早々に回送となって、駅から離れていきます。 -
ホームに降り立つと、
まるでタイムスリップしたみたいです。 -
改札を抜けて外へ出てみると、
映画に出てきそうな、
いかにも昔の駅って感じの、
レトロな感じ満載の素敵な駅舎♪足尾駅 駅
-
訪れた時期も抜群で、駅舎横の花(桜の一種かな)が満開。
地面にはピンクに絨毯も広がっていて、
木造の建物とコントラストになって、映えますね。 -
駅奥の使われていないレールの上には、
随分と古そうで、ボロボロの車両がありまして、
放置されているのかと思いきや、
中はちょっとした資料館になっていて、
でも、埃っぽくて、
んー何というか、資料置くなら、
もう少しメンテナンスした方が良いのでは?と思っちゃうけど、
メンテナンスもお金がかかるから、
まぁ仕方ないのかなぁ。。。 -
折り返しの電車が来るまで、
1時間以上あるので近くを散策。
駅徒歩3分ほどのところに立派なお屋敷が! -
ここは足尾銅山を開発した古川鉱業が所有する迎賓館(古河掛水倶楽部)。
先ほどの洋館は、旧足尾鉱業書を復元した施設で、
こちらが昔からある建物らしい。
どうりで随分綺麗な建物だったわけです。古河掛水倶楽部 名所・史跡
-
こちらの建物も、築100年以上ながら、
美しい様を残しており、
いろいろと建物内も撮影したかったのですが、
撮影禁止だったので、外観だけで。 -
続いて、足尾銅山へ向かうため、
再び足尾駅へ。
何度見ても、映えますねー。 -
晴れてくると、
古い駅舎に木々の新緑とお花にピンクが、
コントラストになって、本当に絵になります。 -
お隣の通洞駅に移動して、
足尾銅山跡を目指します。通洞駅 駅
-
駅から徒歩5分ほど。
足尾銅山観光までやってきまして、
坑道までは、トロッコ列車で移動です。 -
トロッコ列車に乗り込んで、さぁ出発!
-
坑道に突入!!
-
乗車後数分で、あっという間に下車する場所に到着です。
中は、結構ライトが設置されているので、
実際は写真より明るめですが、
湿気でそこらじゅうが濡れています。 -
この先、数キロメートルも坑道がつながっているそうで、
強力なライトで照らしても、
奥が全然見えません。 -
突如現れた坑夫たち。
坑内では、時代ごとに、
人形で採掘の様子を解説しています。
こちらは、採掘初期、江戸時代の様子。
めっちゃ人力で掘ってます。
ちなみに、それぞれボタンを押すと、
微妙に動作したり、音声が流れたりと、
結構凝った演出がされています。 -
通路に現れた運搬夫。
結構リアルに人形が作られているので、
一瞬、ドキッとします。足尾銅山観光 名所・史跡
-
こちらは、坑道内にたまった水を掻き出す係。
1日中、こんなことをやるとなると、
かなりの重労働ですね。 -
時代は進んで、大正だったかな。
機械を使った掘削が始まりました。 -
運搬もレールの上にトロッコを走らせるようになって、
以前と比べて、だいぶ楽になった様子。
まだ人力だけど。。。 -
昭和に入りまして、
しっかりヘルメットもして、
安全第一で作業が進められます。
ちなみに最後は発破で掘削を進める様子が展示されていました。 -
分かれ道に差し掛かりました。
迷わないようにしないと。。。
とはならず、基本的には一本道で、
分かれ道の先も行き止まりで、
案内板も出ているので、
坑道内で迷う事はありません。 -
薄暗く、湿った坑道を進みます。
おぉ、何やら補修をしている人が!
と思いきや、これも人形でした。。。。
いちいちリアルすぎで、
ホント待ち違えそうになります。 -
銅のインゴッド。
ずっしり重みがありました。 -
坑道内をゆっくり見学して約30分、
ようやく娑婆に出まして、
太陽の明かりがまぶしいです。 -
下車した場所はそんなに深くないので、
外からも見える位置にあります。 -
トロッコ列車が坑道から出てきました。
坑道の他にも、資料館的な建物もあって、
色々見たら1時間くらい時間を使っていました。 -
通洞駅に戻ってきまして。
この駅も古い駅舎で、
すごく雰囲気のある改札です。 -
静かな駅舎で、ゆっくりとした時間が流れていきます。
-
再び、足尾駅に戻ってきて。
手前のバイクがいい感じに絵に収まってくれました。 -
駅舎とその周りのレトロな雰囲気が良すぎて、
何か、ホント、映画の世界に入り込んだ気分です。 -
イチオシ
この画角が最高かも。
-
この改札も、
とにかく映画のセットのような光景に、
ただただ酔うばかりです。 -
反対側のホームから駅舎全体を。
-
そうこうしているうちに、
帰りの列車がやってきました。
帰りもトロッコ列車。
こんどは1両編成の短い電車です。 -
今度の列車は背もたれがあるので、
寄りかかって座ることができます。
ちなみに席は自由席だったので、
帰りも窓側、しかも行きとは逆の景色が見れる席を確保するため、
わざわざ、始発に近い足尾駅まで移動したのでした。 -
通洞駅に到着。
お客さんがたくさん乗ってきまして、
やはり、足尾まで移動しておいて正解でした。 -
通洞駅を過ぎると、
足尾銅山跡地に大きな貯水槽が見えます。 -
帰りも渡良瀬川を何度もわたって、
並走しながら進みます。 -
この辺りが一番のビューポイントなのか、
列車が2~3分停車して、撮影タイムが始まりました。 -
山々の間を縫って、
川が流れているのがわかります。 -
途中、どこの駅だか忘れましたが、
すごく年季の入った待合所がありました。 -
長いトンネルに差し掛かると、
この列車でも、車内のライトアップが始まりました。
が、さすがに夕方で、ビュンビュン風を切るので、
トンネル内を通過するときは、めちゃめちゃ寒かった。。。 -
最後は、車窓から見える小さな滝を。
こちらを通過する際も速度を落としてゆっくり通過してくれました。
そんな感じで、新緑のわたらせ渓谷鉄道、
車窓も素敵ならば、駅舎も雰囲気が良くて、
今回撮り逃した、降り損ねた駅もあるので、
また、ゆっくり沿線めぐりに来たいですね。
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