2025/06/04 - 2025/06/12
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万歩さん
2014年以来6回目となるスイスでのハイキングの後、ヘルシンキ、タリンでの街歩きを楽しんだ。北欧は初めての訪問。
本編は6月4日から12日までのスイス、ツェルマットとグリンデルワルトでのハイキングの旅行記。
夫婦合わせて141歳。旅行前から妻と「何時まで二人でスイスハイキングが出来るか、次回が最後か」などと話していたが、今回は東京から息子が合流。三人でのアルプスのハイキングとなった。
6月初旬のスイスは今回が初めて。初夏とは言え時期的に早過ぎて、残雪で閉鎖になっているハイキングコースがあったり、湖が凍結して水面に映るマッターホルンも見られなかった。
「スイスハイキングは6月下旬から」と思った次第。
全行程は下記の通り
6月4日 出国 関空からパリ経由でチューリッヒに。
6月5日 チューリッヒ空港からベルン観光を経てツェルマットに。
6月6日~7日 ツェルマットでのハイキング。
6月8日 ツェルマットからグリンデルワルトへ、途中インターラーケン観光。
6月9日~10日 グリンデルワルトでのハイキング。
6月11日 グリンデルワルトからチューリッヒへ。チューリッヒ観光。
6月12日 チューリッヒからヘルシンキに(以上本編)
以下「2025年6月 ヘルシンキ、タリン」編
6月13日 ヘルシンキからタリンへの日帰り観光。
6月14日 ヘルシンキ観光。
6月15日 ヘルシンキ観光後、チューリッヒに。
6月16日 チューリッヒ空港からアムステルダムを経由して関空へ
6月17日 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6月4日(水)
関空発11時20分のエールフランス航空でパリを経由してチューリッヒに。
ロシア上空を避け北極圏周りの飛行。チューリッヒ到着まで、乗り継ぎ時間も含めて18時間10分。
チューリッヒ空港で東京からの息子と合流。
深夜到着の為、空港内のホテル・ラディソンブルに宿泊。 -
6月5日(木)
チューリッヒ空港駅でスイスハーフカードとツェルマットまでの切符を購入。
息子が初のスイスであったので、ベルンで途中下車し、ベルンの観光に。 -
ベルン駅のコインロッカーにスーツケースを預けてベルン観光へ。
時計塔、12時の尖塔の鐘突き人形を観る。 -
大聖堂
9年前のベルン観光で、大聖堂の北側のアーケードにあった古書店(Hegnauer-antiquariat)で19世紀のベルンの街が描かれている版画を買った。ここのご主人、片言の日本語も話し、また店内では日本の古本も扱っていた。再訪を楽しみにしていたが、生憎の昼休み時間でお店は閉まっていた。 -
連邦議会
ベルン観光後、ツェルマットへ向かう。 -
ツェルマットで三連泊したアパートパトリシア。
ツェルマットに到着後、アパートを管理運営するアルペンリゾートホテルに寄り、
アパートのチェツクインを行い、カードキーを受け取る。
ツェルマットには沢山のアパートがあるが、パトリシアは 自分なりに満足し慣れており、また設備の不具合等にホテルが即対応してくれる事 などから、今回で4回目の利用となる。
旅装を解きアパートの設備、備品を点検・確認した後、駅前のコープに食材の買出しに。日本から持参したものはレトルトのご飯、パスタと調味料。ご飯はハイキングでのお握りの分も含めて。 -
ツェルマット最初の夕食、まずは地ビールで乾杯。
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6月6日(金)
今日は電車でゴルナグラードまで行き、ツェルマットに帰る予定。天気は曇天。写真はアパートのベランダからのマッターホルン。
早朝、ベランダでコーヒーを飲みながらマッターホルンを眺めるのも楽しみ。 -
ゴルナグラードの展望台からマッターホルンを望む。ここから下る予定であったが、残雪の為ローテンボーデンまで電車を利用。
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ローテンボーデンからスタート。リッフェルゼーは凍結し、逆さマッターホルンは見れず。
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コースの途中、一部残雪の中を慎重に歩く。
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リッフェルベルグ駅に到着
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リッフェルベルグで休憩後、マッターホルンを仰ぎながらツェルマットに下る。
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途中の絶景ポイント、毎回ここで記念撮影。例年だと周囲はお花畑、今回はまだ花は咲いていない。リッフェルアルプを経て、ツェルマットに帰る。
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6月7日(土)
朝から小雨模様。アパートで待機し、天気予報を確認しながらコースを検討。予報では午後からの降水確率は20%から30%まで下がり、天気は回復傾向に。
当初、ロープウェイでシュバルツーゼに行き、そこからスタッフェルを経由してツムット村に下る予定をしていたが、天候や前日の残雪の状況からこのコースを諦め、標高の低いスネガコースに変更。
アパートを出て、10時にケーブルカーの乗り場へ。 -
スネガは霧雨の中。天候の回復を待って、スネガから下る。
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途中のお花畑で。
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フィンデルの道標。
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雨は上がったが、ガスが発生。
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途中にあった切り株を加工して作られたオブジェ。
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ビンケルマッテンの村を通ってツェルマットに。
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午後1時過ぎツェルマットに帰る。
五つ星のグランドホテルの前を通ったが、クローズでオープンは6月13日となっていた。ホテルを利用する事はないが、やはり6月初旬のハイキングは時期的に早すぎた。 -
6月8日(日)
ツェルマット発、9時37分の電車でインターラーケンに向かう。 -
乗換のスピーズ駅でトゥーン湖を望む。
11時59分、予定通りインターラーケン(オスト)に到着したものの、駅のコインロッカーは総て使用中で、ロッカーの前では空きを待つ人も。しばらく空きが出ないか様子を見守ったが、一向に空きが出る気配がなかった。
待ってても埒が明かないと判断。往復で1時間は掛かるが、先にグリンデルワルトに行き、宿泊するホテルに一旦荷物を預け、インターラーケンに戻ることに。 -
インターラーケンに戻り、ハーダークルム展望台に。ここは初めての観光。
展望台行のケーブルカーに乗るまで30分程並んだ。 -
ハーダークラムからのアイガー、メンヒ、ユングフラウヨッホのユングフラウ三山を望む。
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ハーダークラムのレストランとその先にある展望デッキ。
二時間弱、ハーダークラムで周辺の景色を満喫した後、インターラーケンに戻る。
帰りのケーブルカー乗車にも、30分程並んだ。 -
インターラーケンの街歩きを楽しむ。
オスト駅近くの教会。手前には「友好の庭」と称する日本庭園。 -
街歩きで見かけた、T型フォードとジャガー。
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ユングフラウヨッホを見上げる。
オスト駅からウエスト駅まで往復し、街歩きを楽しむ。愚息曰く「インターラーケンは大自然の中の銀座」 -
6月9日(月)
グリンデルワルトでのホテル・ユングフラウロッジ。2017年に続き2回目の宿泊。
2014年、初めてのグリンデルワルトでの宿泊は、同じドルフ通りの四つ星ホテルのベルデベーレに泊まったが、私たちにとってはここが頃合いのホテル。
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ホテルベランダからメインリッヘンを望む。
今日のコースは、メインリッヘンまでゴンドラで上り、定番コースのメインリッヘンからクライネシャデックまでハイキング。
息子が初スイスであることから、クライネシャディックから電車でユングフラウヨッホに。スフインクス展望台を見学後、クライネシャデックまで電車で下り、クライネシャデックからベンゲンまでハイキングの予定。 -
ホテルから徒歩でグランドのゴンドラ乗り場へ。
乗り場は、グランドとアイガーグレッチャーを結ぶゴンドラ「アイガーエキスプレス」の開通で新たに出来たターミナル駅になっていた。 -
メインリッヘンのゴンドラ駅。まずは、ここからメインリッヘン山頂を目指す。
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山頂付近からユングフラウ三山を望む。
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ゴンドラ駅まで戻り、ここからクライネシャデックまでハイキングの予定であったが、道標にテープが貼ってあり、何とハイキングコースはこの時期であっても残雪の為かクローズに。
クライネシャデックまでのハイキングは諦め、一旦グランド迄下りて、ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホに行くことに。
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グランドへのなだらかな下り道。
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眼下にグランドの街も。
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途中のゴンドラ駅(ホーレンスタイン)。この辺りが森林限界で眺望も期待できず、また先の予定から時間の節約もかねて、ここからゴンドラでグランドまで下りる。
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ユングフラウ鉄道のグランド駅で、ユングフラウヨッホ迄の切符を買おうとしたところ、窓口で「予約制で、当日券は売り切れ」と言われた。予約が必要だとは思ってもみなかったが、仕方なく翌朝のグリンデルワルト駅からの便を予約。
ホテルに戻り、グリンデルワルトの街を散策。
後で調べてみたら、今年の5月1日から予約制が導入されていた。
写真は窓口で渡された、確認のために往路と復路の時間がマーキングされたユングフラウ鉄道の時刻表。 -
6月10日(火)
グリンデルワルト発9時15分の電車でクライネシャデックに到着。
ここでユングフラウヨッホ行きに乗り換え。
ユングフラウヨッホは11年前の初スイスの際に訪れており、今回で二回目。 -
予約制であったので座席指定かと思ったが、車内は大混雑。時間帯による総量規制のようだ。
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スフィンクス展望台にて。
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アルプス最大のアレッチ氷河を見下ろす。
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見学ルートに従い、アイスパレスを歩く。
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雪原プラトー。スイス国旗の前では写真を撮る人で長い行列が。
11年前とは比較にならないほどの混雑。近年観光客が増加したのが伺える。帰りの電車も、予約制でありながらすし詰め状態。 -
クライネシャデックに戻る。ここからベンゲンを目指してハイキング。
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前回(2018年)は、アイガーグレッチャーから暫く岩場(モーレン)を歩き、ベンゲンに向かったが、クライネシャデックからは整備されたハイキングコース。
足元を気にせず、雄大な景色を堪能しながら歩く。 -
ハイカーは少なく、ほぼ私達だけの、貸し切り状態。
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ベンゲンの街を見下ろしながら歩く。
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ベンゲン駅に到着。しばらく休憩して、グリンデルワルトに帰る。
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6月11日(水)
グリンデルワルトからチューリッヒに。
駅のコインロッカーにスーツケースを預けてチューリッヒ観光に。 -
駅からブラブラと街歩きをしながらチューリッヒ美術館へ。
チューリッヒ美術館は三度目の訪問。写真は初めて訪れる増築された新館。たまたま水曜日であったので入場料は無料。 -
エントランスの吹き抜けではモダンアートの展示も。
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絵画の梱包輸送を連想させるオブジェ。
解説に「占領化のフランスからの没収品(返還された)」とあり、新館開館時に寄贈されたビュールレ・コレクションの来歴をも暗示・象徴するものと理解したがーーー。 -
ルノアールの代表作の一つと言われる「イレーヌ嬢」。これもビュールレ財団からの寄贈。
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バスキアの作品が展示されていた(「ミシシッピ・デルタの未知の天才」)。
解説に「2025年 個人蔵」とあることから美術館の新館増築後に寄贈されたものか。
バスキアは二年前(2023年6月)バーゼルのバイエラー財団美術館を訪れた際に、開催されていたバスキアの特別展で知った画家。
チューリッヒ美術館で思いがけず、バスキアの大作を観ることが出来たのは旅の幸運。 -
デジタルアートを体感できる部屋もあった。
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チューリッヒ美術館後はリマト川を渡り旧市街をチューリッヒ駅に。
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ブラブラと旧市街をお店を覗きながら街歩き。
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リンデンホフの丘。
ここで息子がKLMから、「明日の帰国便(経由地のアムステルダムまで)の出発時間が1時間25分早まり7時55分となり、航空会社もKLMからスイスエアに変更。また同便を利用するか要返答」との通知があった事を知る。
旅先でもメールのチェックは必須で、スマホは旅の必需品と今更ながら思った次第。 -
チューリッヒ駅前からトラムでホテル、イビス・バジェット(写真)へ。
このホテル、チューリッヒ駅から30分ほどのトラム停留所の前で、空港まではここから2駅の位置。イビス系でもお手軽な分、狭い室内に二段ベッドとシャワールーム、洗面台を詰め込んだ部屋。朝食は4時から。
宿泊だけと割り切るならここで十分か、とも思うが。
翌日、息子の出発に合わせ早めの朝食を済ませ、チューリッヒ空港に向かう。息子は成田へ。私たちは初めての北欧、ヘルシンキに。(以降、「2026年6月 ヘルシンキ、タリン」編)
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