蔵王山域で手軽に登れる山・瀧山（りゅうざん）

2025/05/21 - 2025/05/21

新緑まぶしい５月後半、蔵王温泉に行ってきました。
お天気よければ少し登山しようと思い調べると、ロープウェイは、季節柄週末しか動かない！山頂尾根付近をラクチンで歩くことはあきらめ、温泉街から歩いて登れる瀧山へ。
歩程３時間くらいの周回コースでしたが、結構な登りと下り。
爽やかな新緑とそよ風が助けとなり、楽しい歩きでした。

エリア 蔵王温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

瀧山1363.5ｍは、蔵王温泉街からみて一番西側に位置しています。
主峰の熊野岳1841ｍに比べ、500ｍも低く、あまり目立たないのですが、温泉街（853ｍ）からそのまま登れ、短時間で山頂にいける山です。
温泉街から見た瀧山。
大きく削られ岩肌が露出している。山頂近くの尾根から見ると、岩の断崖になっていました。
コースは、瀧山ゲレンデコースを選択。山の左側から登り、周回しました。

登山口にとりつく前に近くの展望台（標高900ｍくらい？）に寄り、スキー場の風景を見ました。

登りは、ブナを中心とした自然林。
関西では4月が盛りのタムシバが、ここ蔵王では1か月遅れで盛りでした。
このほか、ピンクのムラサキヤシオツツジがきれいでしたが、なぜか撮らなかった。後悔。。。

ゆっくり休み休み1時間半ほど歩いて山頂。
隣には、瀧山神社と斎藤茂吉の句碑があります。

山頂付近から熊野岳方面を望みます。
見てわかるように、熊野岳方面からぐるっと縦走できます。
いつか歩いてみたい。

同じ山なのに登りと下りの道は雰囲気が異なり、花が見えませんでした。
ブナが少なく松が目につきました。
ちょっとした窪地には残雪があります。
最後は石の多い谷道で雪解け水が流れている中を慎重に下りました。

少しなだらかな道となり、高い針葉樹林帯になると、まもなくゲレンデと宿街に戻りました。