高千穂・五ヶ瀬旅行記(ブログ) 一覧に戻る
第3日目 11月29日(土) 晴れ<br /><br />今日の予定<br />08:30	Lv. こがね山荘<br />08:50	Av. 中津駅<br />09:08	Lv. 中津(特急にちりんシーガイア7号)<br />12:07	Av. 延岡駅<br />13:00	Lv. 延岡バスセンター(路線バス 高千穂行)<br />14:30	Av. 高千穂バスセンター<br />14:40	Lv. 高千穂バスセンター(宿の迎え)<br />15:10	Av. 岩戸屋<br />~16:30	天岩戸神社など散策<br />18:30	夕食<br />20:00~21:00	高千穂夜神楽見学<br />ー	泊 岩戸屋<br />

想い出の旅15 九州縦断の旅(2)       高千穂

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2014/11/29 - 2014/11/30

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リュック

リュックさん

第3日目 11月29日(土) 晴れ

今日の予定
08:30 Lv. こがね山荘
08:50 Av. 中津駅
09:08 Lv. 中津(特急にちりんシーガイア7号)
12:07 Av. 延岡駅
13:00 Lv. 延岡バスセンター(路線バス 高千穂行)
14:30 Av. 高千穂バスセンター
14:40 Lv. 高千穂バスセンター(宿の迎え)
15:10 Av. 岩戸屋
~16:30 天岩戸神社など散策
18:30 夕食
20:00~21:00 高千穂夜神楽見学
ー 泊 岩戸屋

  • 宿の車で中津駅まで送ってもらい、<br />事前に購入しておいた乗車券でホームに入る。<br />今回の旅に行く前に「JR大人の休日倶楽部ジパング」に<br />夫婦で入会し、九州地区のJR乗車券、特急券は<br />すべて20%割引制度で購入しておいた。<br />中津駅ホームで列車を待つ。<br />ホームの長~いベンチがあった。中津名物鱧を模したベンチ。<br /><br />延岡駅に到着。大きな駅舎だ。<br />駅前は広いロータリーになっている。昼時車も人も少ない。<br />閑散としている。延岡バスセンター待合室でバスの到着を待つ。<br />待合室には多くの地元の人たちがベンチに座っているが<br />旅行客は我々のみのようだ。<br />待っている地元の人たちはほとんど高齢の女性で、<br />男の高齢者はいない。地方都市の典型的なパタ~ン。<br />バスが来た。<br />老女たちと一緒にバスに乗り込む。<br />彼女たちは途中で一人二人と下車し、<br />市街地を離れると車内はガラガラになった。<br />次第に山が近くなり、やがて曲がりくねった狭い山道を登ってゆく。<br />道路幅が狭いのでたまに出会う車とのすれ違いは大変だ。<br />可なり山深くなった。<br />川は渓谷となり、はるか下のほうを濁流になって流れている。<br />途中いくつかの村落で人々が乗り降りする。<br />それにしてもこんな山奥でどうやって生活しているのだろう。<br />高千穂はまだまだ。<br />バスは喘ぎながら曲がりくねった山道を登る。<br />やがて、広い道路にでた。<br />これがバイパス路でバスが上ってきた道は旧道だった。<br />まっすぐ伸びた広い道路。今まで深い渓谷の山道とはまるで違う。<br />谷合の開けた景色。<br />立派な道路が縦横に走り、幾つもの大きな橋が架かっている。<br />山裾には立派な民家が立ち並ぶ。<br />まるで天空の都市の感じだ。ここが高千穂。<br />バスは街中に入り、高千穂バスセンターにたどり着く。<br />延岡からここまで1時間30分の行程だった。<br />ここで今夜の宿から迎えに来るはず。<br />しかし、待てども、待てども迎えに来ない。<br />しびれを切らせて宿に電話をする。忘れていたようだ。<br />10分ほどして迎えの車がきた。<br />ドライバーは何となく魚臭い。今まで厨房に立っていたようだ。<br />「バスの到着時刻に合わせて迎えに来てくれるはずだったのに」<br />「どうもフロントとの連絡がうまくいってなかったようです」<br />「すみません」とも「お待たせしました」などの挨拶はなし。<br />インターネットでは評判の宿で、部屋の確保、高千穂観光など細かく親切にメールで教えてもらったのでこの宿に決めていたが、<br />少し心配になってきた。<br />車は天岩戸神社の前を過ぎ、今夜の宿、岩戸屋に着く。<br />若い女性がフロントから出迎えてくれた。<br />宿帳に記載し、若い女性に迎えに来なかったことに文句を言った。<br />恐縮した面持ちであったが、詫びはない。<br />「これからのご予定は?」<br />「メールで細かく打ち合わせしてあるのですが」<br />小生いささか気分が悪くなり、口調がきつくなった。<br />女性は小生とやり取りしたメールのコピーを持ってきた。<br />「あれ、メールでやり取りさせてもらった方はあなただったのですか」<br />「はい」<br />実はこの宿の予約はJTB経由で行っていて、<br />直接予約は受けていなかった。<br />我々は特別室を予約したかったがJTBでは「満室」とのことだったが、<br />この女性がJTBと調整し、「特別室」を確保してくれた。<br />とても親切な人だった。

    宿の車で中津駅まで送ってもらい、
    事前に購入しておいた乗車券でホームに入る。
    今回の旅に行く前に「JR大人の休日倶楽部ジパング」に
    夫婦で入会し、九州地区のJR乗車券、特急券は
    すべて20%割引制度で購入しておいた。
    中津駅ホームで列車を待つ。
    ホームの長~いベンチがあった。中津名物鱧を模したベンチ。

    延岡駅に到着。大きな駅舎だ。
    駅前は広いロータリーになっている。昼時車も人も少ない。
    閑散としている。延岡バスセンター待合室でバスの到着を待つ。
    待合室には多くの地元の人たちがベンチに座っているが
    旅行客は我々のみのようだ。
    待っている地元の人たちはほとんど高齢の女性で、
    男の高齢者はいない。地方都市の典型的なパタ~ン。
    バスが来た。
    老女たちと一緒にバスに乗り込む。
    彼女たちは途中で一人二人と下車し、
    市街地を離れると車内はガラガラになった。
    次第に山が近くなり、やがて曲がりくねった狭い山道を登ってゆく。
    道路幅が狭いのでたまに出会う車とのすれ違いは大変だ。
    可なり山深くなった。
    川は渓谷となり、はるか下のほうを濁流になって流れている。
    途中いくつかの村落で人々が乗り降りする。
    それにしてもこんな山奥でどうやって生活しているのだろう。
    高千穂はまだまだ。
    バスは喘ぎながら曲がりくねった山道を登る。
    やがて、広い道路にでた。
    これがバイパス路でバスが上ってきた道は旧道だった。
    まっすぐ伸びた広い道路。今まで深い渓谷の山道とはまるで違う。
    谷合の開けた景色。
    立派な道路が縦横に走り、幾つもの大きな橋が架かっている。
    山裾には立派な民家が立ち並ぶ。
    まるで天空の都市の感じだ。ここが高千穂。
    バスは街中に入り、高千穂バスセンターにたどり着く。
    延岡からここまで1時間30分の行程だった。
    ここで今夜の宿から迎えに来るはず。
    しかし、待てども、待てども迎えに来ない。
    しびれを切らせて宿に電話をする。忘れていたようだ。
    10分ほどして迎えの車がきた。
    ドライバーは何となく魚臭い。今まで厨房に立っていたようだ。
    「バスの到着時刻に合わせて迎えに来てくれるはずだったのに」
    「どうもフロントとの連絡がうまくいってなかったようです」
    「すみません」とも「お待たせしました」などの挨拶はなし。
    インターネットでは評判の宿で、部屋の確保、高千穂観光など細かく親切にメールで教えてもらったのでこの宿に決めていたが、
    少し心配になってきた。
    車は天岩戸神社の前を過ぎ、今夜の宿、岩戸屋に着く。
    若い女性がフロントから出迎えてくれた。
    宿帳に記載し、若い女性に迎えに来なかったことに文句を言った。
    恐縮した面持ちであったが、詫びはない。
    「これからのご予定は?」
    「メールで細かく打ち合わせしてあるのですが」
    小生いささか気分が悪くなり、口調がきつくなった。
    女性は小生とやり取りしたメールのコピーを持ってきた。
    「あれ、メールでやり取りさせてもらった方はあなただったのですか」
    「はい」
    実はこの宿の予約はJTB経由で行っていて、
    直接予約は受けていなかった。
    我々は特別室を予約したかったがJTBでは「満室」とのことだったが、
    この女性がJTBと調整し、「特別室」を確保してくれた。
    とても親切な人だった。

  • 夕食まで時間があるので、宿から数分の天岩戸神社を訪れた。<br />夕暮れ時なのか参拝客はまばら。<br /><br />

    夕食まで時間があるので、宿から数分の天岩戸神社を訪れた。
    夕暮れ時なのか参拝客はまばら。

  • 岩戸神社に入るとすぐにリアルな像が立っている。<br />これから見学する夜神楽の主役,天岩戸神楽、<br />戸取(手力男命)岩の戸を取り払う舞。

    岩戸神社に入るとすぐにリアルな像が立っている。
    これから見学する夜神楽の主役,天岩戸神楽、
    戸取(手力男命)岩の戸を取り払う舞。

  • 国家君が代に詠まれている「さざれ石」<br />岐阜県揖斐郡春日村の山中にあったこの石は学名を石灰質角礫岩。<br />石灰石が雨水に溶解し、<br />その石灰分をふくんだ水が時には粘着力の強い乳状体となって<br />地下にて小石を集結し次第に大きくなる。<br />やがてそれが地上に出て国歌によまれている如く<br />千代八千代、代年をへてさざれ石が巌となり苔のむすという。

    国家君が代に詠まれている「さざれ石」
    岐阜県揖斐郡春日村の山中にあったこの石は学名を石灰質角礫岩。
    石灰石が雨水に溶解し、
    その石灰分をふくんだ水が時には粘着力の強い乳状体となって
    地下にて小石を集結し次第に大きくなる。
    やがてそれが地上に出て国歌によまれている如く
    千代八千代、代年をへてさざれ石が巌となり苔のむすという。

  • ひっそりとした天岩戸神社 西本宮

    ひっそりとした天岩戸神社 西本宮

  • 天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って<br />徒歩約10分ほどの急な山道を谷川まで下る。帰りが大変。<br />天照大神が岩戸に隠れ際、<br />天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり<br />神議したと伝えられる大洞窟。<br />別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ぶ。<br />以前は社のみがあり信仰の対象となっていたが、<br />いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていく。

    天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って
    徒歩約10分ほどの急な山道を谷川まで下る。帰りが大変。
    天照大神が岩戸に隠れ際、
    天地暗黒となり八百万(やおよろず)の神がこの河原に集まり
    神議したと伝えられる大洞窟。
    別名「仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ぶ。
    以前は社のみがあり信仰の対象となっていたが、
    いつのまにか祈願を行う人たちの手によって石が積まれていく。

  • 谷合の河原のある洞窟。<br />うっそうとした森に囲まれ、<br />夕刻であったこともあり薄暗い神秘というか、<br />不気味な感じすらあった。

    谷合の河原のある洞窟。
    うっそうとした森に囲まれ、
    夕刻であったこともあり薄暗い神秘というか、
    不気味な感じすらあった。

  • 東本宮を訪れる時間がなく、<br />また鳥居から本宮まで急な長~い石段があるので割愛。<br />鳥居の脇には天岩戸神楽29番鈿女(天鈿女命が<br />身振り面白く天照大御神を誘い出させる舞)の像があった。<br />近くに寄ると音楽が鳴り、像が廻り出す。<br /><br />宿に戻る。<br />夕食時、初老の女性とこの女性が客の世話をしている。<br />今夜はJTBのツアー客が別部屋で食事をし、かなり混雑していた。<br />食事を運んできた女性に<br />「もしかしたら、若女将?」<br />「はい」<br />「イヤー、先ほどは声を荒らげすみませんでした。<br />メールでいろいろご親切に教えていただいたのに」とお詫びした。<br />小さな声で、「こちらこそ」<br />どうやら、この若女将と給仕で忙しい初老の女性は若女将の母親で、<br />車で迎えに来てくれた男性は若女将の父親のようだ。<br />家族でこの宿を運営している。大変だ。<br />特別室は新しくはないが、<br />畳が新しく交換され、井草の匂いが心地よい。<br />ヒノキの内風呂であせを流し、<br />食事後、ロビーに集合してこれから宿のマイクロバスで<br />高千穂神社で行われる夜神楽を観に行く。<br />参加者は宿に宿泊したツアー客も加わり<br />数台のマイクロバスで夜道を行く。<br />高千穂神社に着いた頃には<br />すでにたくさんの観光バスが駐車場に止まり、<br />多くの人たちが会場に向かっている。<br />我々が会場に入ったころにはすでに満員。<br />前の方の隙間に座った。板の間みたいな堅い床に座る。<br />すぐに尻が痛くなり、足がしびれた。<br />ざっと見て、200~300人が詰めかけている。

    東本宮を訪れる時間がなく、
    また鳥居から本宮まで急な長~い石段があるので割愛。
    鳥居の脇には天岩戸神楽29番鈿女(天鈿女命が
    身振り面白く天照大御神を誘い出させる舞)の像があった。
    近くに寄ると音楽が鳴り、像が廻り出す。

    宿に戻る。
    夕食時、初老の女性とこの女性が客の世話をしている。
    今夜はJTBのツアー客が別部屋で食事をし、かなり混雑していた。
    食事を運んできた女性に
    「もしかしたら、若女将?」
    「はい」
    「イヤー、先ほどは声を荒らげすみませんでした。
    メールでいろいろご親切に教えていただいたのに」とお詫びした。
    小さな声で、「こちらこそ」
    どうやら、この若女将と給仕で忙しい初老の女性は若女将の母親で、
    車で迎えに来てくれた男性は若女将の父親のようだ。
    家族でこの宿を運営している。大変だ。
    特別室は新しくはないが、
    畳が新しく交換され、井草の匂いが心地よい。
    ヒノキの内風呂であせを流し、
    食事後、ロビーに集合してこれから宿のマイクロバスで
    高千穂神社で行われる夜神楽を観に行く。
    参加者は宿に宿泊したツアー客も加わり
    数台のマイクロバスで夜道を行く。
    高千穂神社に着いた頃には
    すでにたくさんの観光バスが駐車場に止まり、
    多くの人たちが会場に向かっている。
    我々が会場に入ったころにはすでに満員。
    前の方の隙間に座った。板の間みたいな堅い床に座る。
    すぐに尻が痛くなり、足がしびれた。
    ざっと見て、200~300人が詰めかけている。

  • 始めに、演じられる夜神楽について説明がある。<br />夜神楽は4つの舞が舞われる。<br />最初は手力雄(たぢからお)の舞で<br />手力雄(たぢからお)の舞は手力雄命(たぢからおのみこと)が<br />天照大神の隠れている天岩戸を探し当てるところをあらわした舞。<br /><br />次に鈿女(うずめ)の舞で天岩戸より誘い出す。<br />そして、戸取(ととり)の舞で天岩戸を開く勇壮な舞と続く。<br />最後にご神体の舞で二神のよる国つくりの舞で多少色っぽい。<br />これらの舞は笛と太鼓に合わせて舞う。<br />太鼓の音、リズムが腹に響き、いまでもはっきり思い出させる。<br /><br />1.手力雄(たぢからお)の舞<br />これら4つの舞を解説した記事があったので一部引用させていただく。

    始めに、演じられる夜神楽について説明がある。
    夜神楽は4つの舞が舞われる。
    最初は手力雄(たぢからお)の舞で
    手力雄(たぢからお)の舞は手力雄命(たぢからおのみこと)が
    天照大神の隠れている天岩戸を探し当てるところをあらわした舞。

    次に鈿女(うずめ)の舞で天岩戸より誘い出す。
    そして、戸取(ととり)の舞で天岩戸を開く勇壮な舞と続く。
    最後にご神体の舞で二神のよる国つくりの舞で多少色っぽい。
    これらの舞は笛と太鼓に合わせて舞う。
    太鼓の音、リズムが腹に響き、いまでもはっきり思い出させる。

    1.手力雄(たぢからお)の舞
    これら4つの舞を解説した記事があったので一部引用させていただく。

  • 手力雄命鈴と紅白の岩戸幣を持つ。<br />岩戸幣には冠がついて青幣の山冠は天と水を、<br />赤幣の横冠は地と土を表し、分け幣の手は青幣を立て、<br />赤幣は肩に当て鈴を一緒に横にして舞う。 <br />青幣が山、赤幣は畑の象徴とある。

    手力雄命鈴と紅白の岩戸幣を持つ。
    岩戸幣には冠がついて青幣の山冠は天と水を、
    赤幣の横冠は地と土を表し、分け幣の手は青幣を立て、
    赤幣は肩に当て鈴を一緒に横にして舞う。 
    青幣が山、赤幣は畑の象徴とある。

  • 2.鈿女(うずめ)の舞<br />天照大神(あまてらすおおみかみ)が<br />天岩戸(あまのいわと)に隠れられてしまった折に、 <br />岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が<br />調子面白く舞ったことにより、神々が大笑いし、<br /> 不審に思った天照大神が姿を表したという<br />日本神話が題材にされている。 <br />天の岩戸の所在がはっきりしたので、<br />岩戸も前で面白おかしく舞い、<br />天照大神を岩戸より誘い出そうとす舞う。<br />この天鈿女命の、天岩戸の前での舞いが、<br />神楽の起源ともいわている。<br />微笑みをたたえた女面に三段切りの御幣と<br />日の丸の扇子(おうぎ)を持ち、<br />素襖(すおう)の袖を巻き上げて優雅に舞う。<br />この舞は男神の力強さを象徴した<br />手力雄命(たぢからおのみこと)の戸取りとは対象的。

    2.鈿女(うずめ)の舞
    天照大神(あまてらすおおみかみ)が
    天岩戸(あまのいわと)に隠れられてしまった折に、
    岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が
    調子面白く舞ったことにより、神々が大笑いし、
    不審に思った天照大神が姿を表したという
    日本神話が題材にされている。 
    天の岩戸の所在がはっきりしたので、
    岩戸も前で面白おかしく舞い、
    天照大神を岩戸より誘い出そうとす舞う。
    この天鈿女命の、天岩戸の前での舞いが、
    神楽の起源ともいわている。
    微笑みをたたえた女面に三段切りの御幣と
    日の丸の扇子(おうぎ)を持ち、
    素襖(すおう)の袖を巻き上げて優雅に舞う。
    この舞は男神の力強さを象徴した
    手力雄命(たぢからおのみこと)の戸取りとは対象的。

  • 3.戸取(ととり)の舞 天岩戸を開く勇壮な舞<br />戸取明神 (手力雄命)は天岩戸を開き、<br />天照大神に再び出て頂く。<br />これで又世の中に光が戻る事となる。<br />赤面に裁着袴、たすきを腰にはさみ杖を持った<br />力強い手力雄の舞い。<br /><br />「ああら来たり大神殿、<br />なんとて出でさせ給わぬものならば、<br />われ八百万神の神の力を出し一方の戸を取りて投げ捨つれば、<br />伊勢の国は山田ヶ原に着きにけり。<br />また一方の戸を投げ捨つれば、<br />日向国橘の小戸の阿波木原にぞ着きにけり。<br />その時日月さやかに拝まれ給うものなりやぁー」と<br />唱教しながら赤面の汗をはらい黒髪をふり乱し、<br />渾身の力をこめて戸をはらう手力雄の舞は男性的な神楽。<br />同じ手力雄の舞でも「手力雄」で用いる神面は<br />白面であるのに対して「戸取」で用いる神面は赤面。<br />これは戸取りという神楽の性格上、<br />渾身の力をこめられるため面(おもて)が<br />紅潮した状態を表しているそうです。

    3.戸取(ととり)の舞 天岩戸を開く勇壮な舞
    戸取明神 (手力雄命)は天岩戸を開き、
    天照大神に再び出て頂く。
    これで又世の中に光が戻る事となる。
    赤面に裁着袴、たすきを腰にはさみ杖を持った
    力強い手力雄の舞い。

    「ああら来たり大神殿、
    なんとて出でさせ給わぬものならば、
    われ八百万神の神の力を出し一方の戸を取りて投げ捨つれば、
    伊勢の国は山田ヶ原に着きにけり。
    また一方の戸を投げ捨つれば、
    日向国橘の小戸の阿波木原にぞ着きにけり。
    その時日月さやかに拝まれ給うものなりやぁー」と
    唱教しながら赤面の汗をはらい黒髪をふり乱し、
    渾身の力をこめて戸をはらう手力雄の舞は男性的な神楽。
    同じ手力雄の舞でも「手力雄」で用いる神面は
    白面であるのに対して「戸取」で用いる神面は赤面。
    これは戸取りという神楽の性格上、
    渾身の力をこめられるため面(おもて)が
    紅潮した状態を表しているそうです。

  • 4.ご神体の舞 二神のよる国つくりの舞<br />伊邪那岐命(イザナギノミコト)と<br />伊邪那美命(イザナミノミコト)二神による国産みの舞で、<br />本来は新穀感謝祭(新嘗祭・にいなめさい)を祝うために<br />男女の神が新穀で酒をつくり,、神前に捧げるお神楽で<br />「酒おこしの舞」ともいわれる。<br />神道祭祀では、新穀、神酒を神前に供えて同じものを<br />直会(なおらい)として人々が一緒に戴き、<br />その行為を通して“神人一体”化すると信じられており、<br />それが神楽御神躰のもつ本来の意味であり、<br />男女二神の抱擁として表現されている。<br />男神は裁着袴に面をつけ餅を入れた藁苞(わらづと)を<br />棒にさして担ぎ、<br />右手の扇で棒をリズミカルにたたきながら出て来る。<br />男神が神庭を一回りすると頬がふくれて<br />おちょぼ口の愛敬のある女神が桶とザルをかついで男神に続く。

    4.ご神体の舞 二神のよる国つくりの舞
    伊邪那岐命(イザナギノミコト)と
    伊邪那美命(イザナミノミコト)二神による国産みの舞で、
    本来は新穀感謝祭(新嘗祭・にいなめさい)を祝うために
    男女の神が新穀で酒をつくり,、神前に捧げるお神楽で
    「酒おこしの舞」ともいわれる。
    神道祭祀では、新穀、神酒を神前に供えて同じものを
    直会(なおらい)として人々が一緒に戴き、
    その行為を通して“神人一体”化すると信じられており、
    それが神楽御神躰のもつ本来の意味であり、
    男女二神の抱擁として表現されている。
    男神は裁着袴に面をつけ餅を入れた藁苞(わらづと)を
    棒にさして担ぎ、
    右手の扇で棒をリズミカルにたたきながら出て来る。
    男神が神庭を一回りすると頬がふくれて
    おちょぼ口の愛敬のある女神が桶とザルをかついで男神に続く。

  • 二人そろって濁酒をこすことになるが、<br />浮気心を出した男神は神楽見物の若い女性のところへ<br />飛び込んで行き大騒ぎとなる。 <br />女神につれ戻され再び酒をこす作業がはじまる。<br />太鼓の調子に合わせてドブロクをしぼり、<br />酒を飲み合ううちに酔った二人は抱き合って夫婦となる。<br />夜神楽は一時間ほどで終了。<br />足はしびれ、腰が痛くなったが、<br />古代の民芸を鑑賞したようで面白かった。<br />まだ幼いころ、家の隣が御岳神社で祭礼の時に演じられた<br />お神楽を良く見ていたことを思い出した。<br />夜神楽終了で大勢の人たちが一度に駐車場に行き<br />迎えのバスや車に乗るので大混雑。<br />我々は迎えの車で宿まで戻る。<br />ロビーで温かい白玉しるこをふるまわれた。ありがたい。<br />明日は高千穂峡を訪れてから宮崎に向かう。<br />

    二人そろって濁酒をこすことになるが、
    浮気心を出した男神は神楽見物の若い女性のところへ
    飛び込んで行き大騒ぎとなる。 
    女神につれ戻され再び酒をこす作業がはじまる。
    太鼓の調子に合わせてドブロクをしぼり、
    酒を飲み合ううちに酔った二人は抱き合って夫婦となる。
    夜神楽は一時間ほどで終了。
    足はしびれ、腰が痛くなったが、
    古代の民芸を鑑賞したようで面白かった。
    まだ幼いころ、家の隣が御岳神社で祭礼の時に演じられた
    お神楽を良く見ていたことを思い出した。
    夜神楽終了で大勢の人たちが一度に駐車場に行き
    迎えのバスや車に乗るので大混雑。
    我々は迎えの車で宿まで戻る。
    ロビーで温かい白玉しるこをふるまわれた。ありがたい。
    明日は高千穂峡を訪れてから宮崎に向かう。

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