2025年GWイタリア　フィレンツェ拠点あちこち遠出の旅（その４：チンクエテッレの街をホッピング）

2025/05/04 - 2025/05/11

今年のGWは１年ぶりのフィレンツェでした。
今回はフィレンツェを拠点に、これまで気になっていたもののなかなか訪問する機会がなかった場所を巡ってきました。
また偶然にも、次のローマ教皇を決めるコンクラーベの開催日がフィレンツェ滞在期間と重なったため、コンクラーベ開催日にバチカン市国にも行ってきました。
一方で、想定外のことが多かった今回の旅行。
色々経験値が上がりました。

旅行記その４。旅行３日目の後半です。
鉄道ストをくぐり抜けて訪問しているチンクエテッレ。
愛の小道を歩いてマナローラまでやってきました。
カラフルな街並みと美しい海岸線を堪能している真っ最中です。
この後、時間が許す限り他の村も散策したいと思います。

エリア チンクエ・テッレ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩

愛の小道を経てたどり着いたマナローラ。
愛の小道の終着点はマナローラ駅です。
ここからマナローラのメインストリートまでは、リオマッジョーレのときと同じくトンネルで繋がっているようです。

マナローラ駅 駅

トンネル。
基本的にチンクエテッレは海と山に挟まれたとても狭いエリアです。
そのためトンネルとなっている歩道が多いのかも。

マナローラのメインストリートにやってきました。
ここを降りると港があるようです。

港まで出て、海岸線の遊歩道を上ること数分。
マナローラの全景が見えてきました。
この村もカラフル！
まるでおもちゃ箱です。
海から突き出ている断崖絶壁の場所に家を建てているのが良く分かります。

さて、マナローラから先の村には、ここから出ている船で移動するつもりです。

と思って船着き場らしきところに行ってみるも、それらしき施設はどこにもありません。
船待ちの乗客も見当たらない。
どういうことだ？
疑問に思い、船会社の公式HPを確認したところ『今日は海が荒れているから全便欠航ね！』と書かれていました。
ん～残念。
海側から見るチンクエテッレの景色も楽しみだったのに。
でも荒天では仕方ないですね。
雨に降られなかっただけでも感謝しなくては。
そもそも鉄道ストの最中、ここまで来れたことが奇跡かもしれないし。

マナローラ駅まで戻ってきました。

マナローラ駅 駅

鉄道ストは継続している様子ですが、列車は一部キャンセルが発生しつつも間引き運転のような感じで運行していました。
ということで、数十分待たされた後に到着した電車に乗ってヴェルナッツァ駅に向かいます。

車窓から見えるマナローラの町並み。

ヴェルナッツァ駅に到着。

ヴェルナッツァ 散歩・街歩き

ヴェルナッツァは、チンクエテッレの５つの村の中で一番絵になる村らしいです。
ということで、この村をじっくりと堪能することにします。
メインストリートは食べ物屋さんやお土産物屋さんが並んでいて、歩いているだけで楽しいです。

港まで来ました。
街並がカラフル！
その中にあって、石造りの渋いたたずまいの建物が目を引きます。
せっかくなので行ってみることにします。

厳粛さの中にも素朴な雰囲気があり、この街のシンボルになっている感じでした。

サンタ マルゲリータ教会 寺院・教会

もう１つの石造りの塔、ドーリア城にも上ってみることにします。

ドーリア城 城・宮殿

狭くてきつい螺旋階段を上ると、、、

ヴェルナッツァの町並みが広がっていました。
美しいー
そして楽しいー

そういえば、お昼にピザを一切れ食べてから何も食べていませんでした。
この辺りで買い食いです。

いくつかあるメニューの中から選んだのは、、、

カラマリ！
食べ歩きにはぴったりです。
作り置いたものを揚げなおしてくれたので、熱々でした。

シーホール。
(私が今名付けました）

ヴェルナッツァの街をもう少し散策します。
雰囲気が、やっぱりベネチアに似ている気がします。
イタリアの港町は、どこもこのような雰囲気なのでしょうか？

海を見下ろす高台まで登ってみました。

ここ、絶景です！
教会もドーリア城も入江も一望できます。

疲れた体をジェラートでリフレッシュ。
レモンとパッションフルーツ、どちらも美味しい。
イタリアのジェラートは、どこも外れがありません。

17時を回りました。
チンクエテッレの最後の村、モンテロッソアルマーレまで行きたかったですが、帰りを考えるとこの辺りでタイムアップです。
帰路に就きたいですが、列車ストはまだ続いています。
ラ・スペッツィア駅行きはあと１時間後。
ヴェルナッツァ駅でのんびりと待ちます。

ようやく電車が来ました。
電車スト、大変です。

ラ・スペッツィア駅まで戻ってきました。
イタリアの電車ストは、長距離や都市間列車は運行が保証されているそうなので、ここまでくればフィレンツェまで帰れそうです。

ラ スペツィア駅 駅

フィレンツェ行きのレジョナーレが来ました。

19時16分発。
往路とは違い乗り継ぎがないので、らくちんです。

車内は空いていました。
今日はたくさん歩いたため、すっかりへとへと。
フィレンツェまでは爆睡でした。

22時前にフィレンツェに到着です。

フィレンツェ サンタ マリア ノヴェッラ駅 駅

アルノ川もすっかり暗くなっていました。

コンドへ帰着。
夕食は、昨日のうちに勝っておいたトルテッリーニ。
２人分で３ユーロちょっと。
安いですよね。

パラッツォ マンナイオーニスイート ホテル

スープで煮込むだけで出来上がり。
優しい味でとても美味しいです。

旅行記その５に続きます。