唐津のまちなかを行く~唐津駅と唐津城の間

2025/05/04 - 2025/05/04

　城下町で名高い唐津市をトリップした。ちょうど唐津やきもん祭りで、唐津焼が売り出されていたタイミングだ。JR駅前商店街は再開発で新しい通りが形成されているほか、古き良き町並みを現代的な街並みにミックスさせて、観光客の興味を引く手法はさすがだ。

エリア 唐津・虹の松原(佐賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　この日はマイカーを唐津市ふるさと会館アルビノ駐車場に止めた。JR唐津駅から唐津城に向かい、最後はアルビノでの買い物で終えるスケジュールだからだ

唐津市ふるさと会館アルピノ お土産屋・直売所・特産品

　まずは唐津駅へ。駅のドアのハンドルが唐津焼だった

唐津駅 駅

　駅の唐津観光案内所へ。ここで一通りの情報を。この日は唐津やきもん祭りで、さまざまなイベントが市内で開かれていた

唐津駅観光案内所 名所・史跡

　JR唐津駅前には「唐津曳山像 赤獅子」が。実は唐津焼で、高さ約3.5メートル 重さ2.1トンは唐津焼の作品の中でも中でも最大。赤獅子は唐津くんちの一番曳山で、シンボル的存在

唐津曳山像 赤獅子 名所・史跡

　赤獅子像の反対側にある五足の靴文学碑。『五足の靴』は紀行文で、明治40年、与謝野鉄幹が４人の若い詩人を連れて九州北部を巡った旅の記録

唐津 「五足の靴」 文学碑 名所・史跡

　駅前近くの京町商店街

京町商店街 市場・商店街

　唐津城方面に歩いて行くと、五幅の縁結び通りに。元呉服町商店街で、アーケードを撤去後、イメージチェンジした。昭和レトロ風で、おしゃれ

からつ呉服町商店街 市場・商店街

　通り沿いには唐津くんちの曳山紹介が

からつ呉服町商店街 市場・商店街

　五幅の縁結び通りを行き当たると、市役所そばに肥後堀が

肥後堀 名所・史跡

　肥後堀のそばには櫓が。唐津城の再現遺跡かと思ったら、観光用トイレだった

肥後堀 名所・史跡

　市役所隣にはバスセンターが。路線バスだけでなく、福岡方面の高速バスはここから

唐津バスセンター 名所・史跡

　唐津銀行など城下町を代表するエリア。建物が登録有形文化財の「うなぎの竹屋」

竹屋 グルメ・レストラン

　旧唐津銀行。別称は辰野金吾記念館。東京駅や日銀本店を設計した辰野金吾は唐津の出身であり、この建物を設計した。往路は外観を見るのみで、唐津城に向かった

旧唐津銀行 名所・史跡

　旧唐津銀行から少し東側に歩くと、町田川沿いに唐津城三の丸辰巳櫓が見える。明治期に解体されたが、平成4年に再建された

三ノ丸辰巳櫓 名所・史跡

　辰野金吾の没後100年を記念して2019年に旧唐津銀行前に置かれたモニュメント。立っているのが辰野で、座っているのはやはり唐津出身の建築家・曽禰達蔵の像

旧唐津銀行 名所・史跡

排水溝の蓋が、唐津城だった

旧唐津銀行 名所・史跡

　からくり時計の時の太鼓。江戸時代、ここに時を告げる鐘が置かれたことにちなむ。

時の太鼓 名所・史跡

　毎正時になると鐘楼に人形が現われ、太鼓をたたく

時の太鼓 名所・史跡

　ドン、ドン、ドン

時の太鼓 名所・史跡

　たたき終えると、再び奥へ下がっていった

時の太鼓 名所・史跡

　時の太鼓がある二の門の交差点には奥村五百子女史像が。幕末・明治期の社会運動家で、銅版には刀自の敬称が付けられていた

　二の門外堀。二の門と三の門をつなぐ堀だ。この辺りからお城の雰囲気が出てくる

唐津城 - 二の門堀 名所・史跡

　お城に行く前に旧高取邸へ。旧高取邸前の道は石垣と木々が生い茂った城下町らしい道だ

旧高取邸 美術館・博物館

　旧高取邸は、杵島炭鉱などの炭鉱主として知られる高取伊好の邸宅。国の重要文化財。豪華なしつらえの連続で、大広間には能舞台がある

旧高取邸 美術館・博物館

　旧高取邸を後にして唐津城に向かうと、西の浜海水浴場から島が見えた。本当にきれいな

西の浜海水浴場 ビーチ

　水野旅館の武家門。豊臣秀吉の朝鮮出兵で築かれた名護屋城から約400年前に唐津城下に移築され、1973年にこの地に移された

水野旅館 宿・ホテル

　唐津城に向かう石垣の道。いよいよ城郭へ