2025/05/10 - 2025/05/11
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木曽駒ヶ岳の千畳敷ホテルに一泊して残雪期の千畳敷カールから木曽駒ヶ岳へ向かって登ってきました。
1日目は曇りで視界ゼロ、翌日は強風の予報。
さてさてどうなるやら。
夏は激混み、ホテルも予約がすぐ埋まってしまう木曽駒ヶ岳ですが、5月は雪に覆われているので観光客も登山客も少なめでした。
昨年からこの千畳敷カールの八丁坂を登るべく雪山登山の練習を始め、いよいよ念願の木曽駒ヶ岳チャレンジです!
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ずっと泊まってみたかった千畳敷ホテル。
年明け早々に残雪期の5月に予約をして、この冬は雪山登山の練習に励んだ私。
ところが登山を予定してた土曜日は雨のち曇り。
ライブカメラで何度確認しても千畳敷カールは真っ白(泣)
初日の登山は無理そう…。 -
早朝に家を出発し、渋滞の無い中央道を走って9時台に駒ケ根ICに着きました。
あいにくの天気、何をしようか悩んでいたところGoogle
MAPでマルス駒ヶ岳醸造所本坊酒造を発見。本坊酒造(株)マルス信州蒸溜所 名所・史跡
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見学もできるとの事で早速訪問。
入り口の一番最初に見えるこちらの建物で受付をすると無料で見学できます。
混雑時は予約が必要ですが、この日は天気も悪く、ゴールデンウィーク明け直後の土曜で空いてました。 -
敷地内は広くはありませんが美しく整備されています。
ウィスキーの醸造所の他にビール工場もありますが、こちらは見学不可。 -
実際に仕込んでいる工場を少し上のガラス張りの部屋から見学。
こちらは精麦した大麦を熱湯と混ぜで糖化している釜。
中で白くブクブクしてる液体が見える! -
工場内はウィスキーの原酒の香りが充満してます。
家族連れの子供達は鼻をつまんで見学してました。
こちらは蒸溜釜。
2回蒸溜してできるシングルモルトの原酒は透明ですが、樽に詰めて寝かせる事で琥珀色へと変化するそうです。 -
蒸溜釜で出来た原酒を樽詰めして保管している保管庫。
樽の木の種類で味も変わる、ウィスキー、奥深い。 -
見学を終えたら受付横のショップでお買い物。
沢山種類があって迷う!
シングルモルトの駒ヶ岳というウィスキーもありました。
年代によってお値段は少し異なりますが、ウィスキーの価格高騰の中、とても良心的なお値段でした。 -
悩んだ末にこちらを購入。
マルス駒ヶ岳醸造所をイメージしてブレンドされたウィスキーだそうです。
ラベルも可愛い -
受付棟には有料試飲できるBARも併設。
こちらも超良心的価格!飲みたい!!
でも車だから我慢、なんだかとっても悔しい!残念!
マルス駒ヶ岳醸造所 本坊酒造 オススメです。 -
マルス駒ヶ岳醸造所の近くに巨石公園なる場所を発見(Google mapで)、ついでに立ち寄ってみた。
マリオの砂漠のステージに出てきそうな石。森と水のアウトドア体験広場の花の庭 名所・史跡
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こまくさ橋という吊り橋が大田切川にかかっていました。
これを渡ると木曽駒ヶ岳ロープウェイへ向かう菅野台バスセンターや駒ケ根フアームスなどのお土産店や飲食店のあるエリアに行けます。こまくさ橋 名所・史跡
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公園を後にして、少し早いけどお昼ご飯!
11時の開店前にソースカツ丼食べに明治亭駒ヶ岳登山口店に到着。
我が家以外にも数組すでに駐車場で待機。明治亭 (中央アルプス登山口店) グルメ・レストラン
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駒ケ根のソースカツ丼のソースは明治亭!ソースの会社がやってるお店で駒ケ根ICのすぐ近くにも店舗があります。
この日は天気も悪くて空いてました。 -
ボリューム満点のロースカツ丼とヒレカツ丼。
写真手前のヒレカツ丼はライス少な目ですが十分な量でした。 -
明治亭を後にしてすぐそばの菅の台バスセンターの駐車場に移動。
写真左手がバスの待合所で正面の三角屋根が券売所。
夏の混雑時はいずれも長蛇の列なのでWEBチケットの購入がオススメですがこの日はガラガラ。
モンベルクラブ会員はロープウェイの往復分が10%割引になるので券売所で購入。
2人で8,400円のところが7,900円でした。中央アルプス駒ヶ岳ロープウエイ 乗り物
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12時15分発のバスに乗車。
2人がけのベンチシートと補助席がある路線バス。
このバスになんと、私たち含め5人だけ。 -
ロープウェイの乗り場、しらび平駅までは一般車は通行禁止。
新緑の美しい景色を眺めながら30分かけてゆっくり登ります。
ちなみに菅の台バスセンターは標高650m。
しらび平駅は1,662mですから1,000m以上登ってます。
大型バスで車一台がやっと通れる狭い九十九折りの道を運転する運転手さん、すごすぎます! -
しらび平駅に到着。
以前に来た時は建物の外まで並んで乗ったロープウェイ。
この日は5人だけ。
この曇天、千畳敷駅のライブカメラも完全にホワイトアウト。
そりゃ、人も少ないですよね。しらび平駅 乗り物
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思っていたより小ぶりなロープウェイ。
13時に高度1,662mのしらび平駅を出発、わずか7分で2,612mの千畳敷駅まで高度を上げます。
その差950m、日本一の高度差です。 -
千畳敷駅に着きました。
とりあえず千畳敷カールを見ようと外へ出てみるもガスっていて何も見えません。千畳敷駅 駅
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ホテル内のカウンター、南アルプスが見えるはずですが、こっちもホワイトアウト状態。
ほとんど何も見えん。
1時過ぎでしたが、千畳敷ホテルのお部屋はすでに用意ができているとの事で早めにチェックイン!ありがたい。 -
フロントで部屋やホテル内の案内を聞いたら手拭いと歯ブラシ、ヘアブラシなどのセットをもらってお部屋に上がります。
客室は全て2階。荷物は自分で持って上がるよ。
布団はすでに人数分が出してありました。
南アルプスの見える部屋でしたが、外は雲で真っ白、残念。
お風呂は大浴場で、トイレは共同ですが部屋に洗面台はついてます。
お布団はフカフカ、羽毛布団だし、清掃も行き届いてるし、大浴場にはアメニティも揃っていて、こんな山の上なのに快適すぎます!ホテル千畳敷 宿・ホテル
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部屋にあったお茶とお菓子。
廊下の途中に冷蔵庫や電子レンジ、熱湯が出る給湯スペースがありました。
そこに沢山ポットが置いてあるので各自でお湯を入れ、部屋に持ちこみます。
こちらの水道水は中央アルプスの天然水、とっても美味しかった! -
お風呂が15時から21時、晩ご飯は18時から。
時間に余裕があるのでホテルのレストラン(昼は誰でも利用できます)で一杯飲む事に。ホテル千畳敷 レストラン グルメ・レストラン
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レストランからは本当なら美しい千畳敷カールが目の前に広がるはずですが、この日はガスでほとんど様子がわかりません。
しかも風も強くて、明日も登山は無理かなと弱気になりました。 -
弱気と雲を吹き飛ばすべく、飲む!
こちらの2612という地ビール、アンバーとゴールデンの2種類がありました。
この後は晩ご飯までにお風呂に入りました。
大浴場は洗い場が五ヶ所、ドライヤーが脱衣所に一つと客室階の廊下に2個置いてあります。 -
お風呂は雪解け水を沸かした、とても柔らかな、いいお湯でリラックスできました。
そして楽しみにしていた晩御飯!
レストランの外は相変わらず真っ白で何も見えませんでしたが、食事は美味しく、アルコールも豊富で、千畳敷の天然水で作ったハイボールとレモンサワーも頂きました! -
ご飯とスープ、味噌汁やお茶はカウターから好きなだけ取ってきます。
こちらはお肉の味噌漬け、ご飯がとってもすすむ!
ついついおかわりもしてしまい、お腹パンクしそうでした。
2,600mの山の上でこれだけの食事が出来るのは、食材を運んでくれるロープウェイのおかげですよね!
ありがとう~~!! -
日曜日の朝、早い時間は真っ白で何も見えなかったのですが、太陽が登ってくると同時に雲が晴れてきました。
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この後は木曽駒ヶ岳へ向けて登るので朝ごはん、しっかり頂きました。
朝食は7時からなので、早朝出発したい場合はお弁当に変更も可能。
チェックインの時に確認してくれました。 -
カフェの席からは千畳敷カールを目の前に見る事が出来ました。
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チェックアウトを済ませて余分な荷物を預け、いざ出発!
ロープウェイからカールへ出る手前のこのスペースでスノーシューを貸し出してました。
登山届もこちらで提出します。
数は多くないけどコインロッカーもあり。
板が敷いてあり、ここでアイゼをつけて外に出る事が出来ます。
とってもありがたい! -
やっと千畳敷カールを見る事ができました。今からあの八丁坂を登るんだ~、ワクワクです!
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ホテルのテラスからは宝剣岳が目の前に迫ってきます。
手前の建物は神社で登山の無事を祈りました。
ちなみにホテルのフロントで御朱印がもらえるようです。 -
8時過ぎに登山開始。
始発のロープウェイが到着するより少し前に登り始めました。
ゴールデンウィーク明けのこの時期でも今年は2mを超える積雪量。 -
春の雪はやはり少しグズグズ。朝イチでも気をつけないとズリッと滑ります。
宿泊者でこの日登ったのは私達ともう1組、女性二人組。
八丁坂最後の急な登り、こちらで前を行く女性が雷鳥を発見!!オスが1羽、坂の上にいました!
初めて雷鳥を見る事が出来て大感激!
写真に収めたい!でも簡単に動けないこの状況、写真は諦めてトコトコと登っていく姿を見送りました。
雷鳥かわいい -
振り返ると時折雲が広がり、カールを覆います。
この日は天気は良いのですが強風の予報。
始発のロープウェイでの登山組もあまり多くない様子。 -
八丁坂最後の整備されたルートまでやってきました!
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乗越浄土まで約1時間。
この冬はここに来るのを目標にしていたので本当に嬉しかった! -
宝剣岳。カール側から見るのとはまた少し違う。
稜線に出てからは暴風が止む気配が無く、女性二人組はここで引き返しますとの事。 -
中岳は目の前。天気も良い。
でも風はかなり強い。天気とくらすの登山指数Cはウソじゃなかった…。 -
とりあえず中岳まで行こうと決めて先に進む。
中岳の途中からは南アルプスと富士山が綺麗に見えました。 -
中岳までは途中に雪が溶けて山肌が出ている場所もあり。
途中で一度大きく踏み抜いてしまいました。
中岳山頂に到着。
あまりの強風に先に進むか悩みながら一旦アイゼンを外して休憩。 -
御嶽山がすぐ近くに見えます。
迫力ある美しい姿は登山者を惹きつけます。
2014年の噴火での惨事を思い、心の中で合掌しました。 -
さて、目の前に木曽駒ヶ岳の山頂が見えてます。
往復1時間もかからない距離、すごく行きたい!
でもこの日は暴風で、氷と砂粒が顔や体に打ちつける勢い。
初心者の私には危険と判断し、涙の撤退です。駒ヶ岳(木曽駒ケ岳) 自然・景勝地
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中岳から乗越浄土へ戻る途中から見た宝剣岳と天狗岩。
この日は日曜日でしたが、ここまでですれ違った人はわずか。 -
乗越浄土で少しエネルギーチャージをしたら下山開始です。
千畳敷カール側に入ると風は遮られ無風状態。
気を引き締めて下ります! -
雲が少しずつ広がってきました。
眺望が無いのでよそ見をする事なくひたすら足元に集中して下る。 -
少し雲が切れると南アルプスが広がります。
富士山、北岳、間ノ岳、甲斐駒ヶ岳と一望に出来る最高の景色!
休憩含めて4時間で無事ロープウェイ駅につきました。 -
ロープウェイは30分に一本。
この日は観光客も少なめでロープウェイ、バス共に余裕のある状態でした。夏は下りのロープウェイ2時間待ちなんて日もあるらしいです。 -
菅の台バスセンター横の駐車場。こちらは土曜日の写真で車はほとんど停まっていません。
日曜日も3割程度で空いてました。
駐車場は24時間800円、2日分1,600円かかりました。
菅の台にはこまくさの湯という立ち寄り温泉がありますがこの日は利用せず。
駐車場の横の駒ケ根ファームスでソフトクリームを食べて帰路につきました。 -
千畳敷ホテルのお土産ショップで雷鳥のピンバッチとカラビナを購入!
ずっと楽しみにしていた千畳敷ホテルと木曽駒ヶ岳、予想していた以上に素晴らしい所でした。
夏は混雑間違いなしですが、機会があれば木曽駒ヶ岳に再度チャレンジしたいです!
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