2025春　京都　娘と二人旅［1/2］　空也上人立像がすごい！

2025/02/28 - 2025/03/02

昨今のインバウンドで賑わう京都のニュースに躊躇しながらも、娘と二人で京都に行ってきました。
京都旅行は２０数年ぶり。当時はまだ外国人旅行者もそこまで多くなく、嵐山方面とかそんなに混んでいませんでしたし、竹林の道などは人が全然いなくて、むしろ怖いくらいにひっそりとしていたという記憶があります。
今回は京都駅周辺と京都駅より南方面の伏見稲荷大社と宇治の平等院へ行ってきました。外国人を含め旅行者はとても多かったですが、桜の季節よりも前だったためホテルもまだ空きがありましたし、旅行を楽しむことができてよかったです。

［1日目］
　三十三間堂、六波羅蜜寺、東本願寺、東寺、京都タワー

［2日目」
　平等院、伏見稲荷大社、北野天満宮、金閣寺

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円

土日の旅行を満喫するために、金曜の夜に京都へ移動しました。
ホテルは京都駅南側すぐにあります「ホテル京阪京都グランデ」。
お部屋に空きがあるとのことで、予約していたお部屋より少し広いお部屋にアップグレードしてくださいました！嬉しいです！アメニティーはホテルのロビーに用意されているので、必要な物だけ選びました。
到着は21時半過ぎでしたので、この日は寝るだけです。

ホテルで朝食です。
ビュッフェはたくさんあって悩んじゃいました。湯豆腐もありました。どれも美味しかったです。

駅前の京都タワーです。
さて初日。まずは三十三間堂を目指しました。
駅から少し歩いたバス停からバスに乗りました。

三十三間堂です。正しくは蓮華王院の本堂とのこと。1164年に後白河上皇が平清盛の資金協力を得て建立したのだそうです。
1体1体の表情が違う1000体の千手観音像は圧巻です。整然と並んでいる様子とその数に圧倒されました。中央に座す中尊千手観音坐像はとても大きく、こちらにも圧倒されました。すべての仏像に見ごたえがありました。

三十三間堂から空也上人立像のある六波羅蜜寺へは歩いて移動しました。途中に豊国神社がありました。豊臣秀吉公を祀る神社です。たくさんの千成瓢箪の絵馬がかかっていました。

途中のカフェで、軽く昼食です。

しらすのトースト、美味しかったです。

カフェから歩いてすぐ、いよいよ六波羅蜜寺に到着しました。
が、境内の様子がなんだか・・・。

そんなに広くない境内が大勢の人であふれていて、少々たじろいでしまいました。空也上人立像ってこんなに人気があるんだ、なんて戸惑っていましたが・・・。
お寺の係の方に尋ねたところ、この日は「「巳の日」の中でも60日ごとに巡ってくる「己巳の日（つちのとみのひ）」で特に縁起が良い日」とのこと。そして「特別な御朱印がいただけるので、それに大行列ができている」とのことでした。ちなみに「巳の日（みのひ）」は、12日ごとに巡ってくる芸事や財運を司る弁財天さまの御縁日だそうです。
御朱印行列とは別に、本堂内にも結構な行列ができていて、これはおみくじの行列だったようです。後から知りましたが、おみくじも有名なようです。人が多すぎて並ぶ気力が起きず・・・。お参りだけしました。
空也上人立像は本堂の裏側にある令和館にあるとのことで、人混みをぬって奥へ向かいました。

本堂横の令和館へ向かう通路です。
こちらは拍子抜けするほど全然人がいませんでした。御朱印、人気なのですね。

令和館入口です。
阿弥陀信仰を始められ「念仏の祖」と呼ばれた空也上人ですが、念仏を唱える口から六体の阿弥陀様が現れたという伝承があるそうで、そのお姿が像となって表現されています。ちょっとシュールなそのお姿に目を奪われました。
令和館は思っていたよりも展示スペースは小さかったです。境内とは異なり、誰もいないので、静かにゆっくり見学できました。娘は興味なさそうでしたが・・・。

六波羅蜜寺を出た後、バス停に向かうつもりでしたが面倒になり・・・。ちょうどタクシーが通り過ぎようとしましたのでタクシーで東本願寺へ向かいました。どのバスに乗れば・・・と考えなくてよく、楽してしまいました。道路は結構混んでいました。
東本願寺の御影堂門です。

東本願寺のお堂・境内はとにかく大きくて広くて驚きました。
右側が宗祖・親鸞聖人の御真影が安置される御影堂。
左側が御本尊・阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂。

こちらの阿弥陀堂門から出ました。
大通りを挟んで南側は京都タワー、その南側は京都駅です。この周辺の歩道は人が多くとても混雑していました。駅まで行って電車に乗るのが面倒になり、京都タワー横のタクシー乗り場からタクシーで東寺へ向かいました。

東寺に到着です。
東寺は真言宗総本山であり、また世界遺産に登録されているとのことです。

五重塔が良い雰囲気を出しています。日本で一番高い五重塔だそうです。

ちょうど「京の冬の旅　非公開文化財特別公開　東寺 五重塔」というのをやっている期間でした。入場の行列はできていましたが、そこまで多くはなかったので、せっかくですし、五重塔の中を拝見させていただきました。心柱も見ることができました。

こちらは金堂です。薬師三尊像が安置されています。薬師如来像とその両側に日光菩薩像、月光菩薩像です。大きな仏様で見上げてしまいます。その存在感がすごかったです。

金堂の隣に建つ講堂には、立体曼荼羅があります。この立体曼荼羅を見たいと思っていました。よく絵に描かれた曼荼羅は見かけますが、仏像を配置して立体的に表現するとは・・・。迫力があり圧倒されました。

東寺の南大門から出ました。ちょうど閉門の時間で、門が閉まりました。

南大門周辺から見た五重塔です。大きいです。いかにも古都という雰囲気で絵になります。

東寺からは電車で京都駅に戻りました。

京都タワーの展望室から見た東本願寺です。大きいですね。

東寺です。五重塔が目立っていました。

京都駅内の通路を通り抜けて、駅南にあるホテルに一度戻りました。いろいろと買い込んだお土産をお部屋に置いて、少し休んでから夕食に出かけました。

京都駅八条口にある「みやこみち」という駅構内の商店街にある「京とんちん亭」に入りました。
ねぎがたっぷりのった「京やきそば」です。

「九条ねぎ焼き」です。たっぷりのねぎが美味しかったです。

ホテルでもう一杯。娘はお土産に買った八つ橋を食べていました。翌日にまた買い足さなくては。
よく歩いた日でした。