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<br />《2025.April》あみんちゅぶらり淡海を歩く旅そのLVII甲賀~鮎河(あいが)の千本桜ライトアップ編~<br /><br />4月を迎えても暖かい日が続く訳でもない。三寒四温ならぬ五寒一温で暖かくなったと思うとすぐに寒くなる。そんな日が続いていたこともあり、桜の〝満開〟シーズンが大変読み辛かった令和7年の春。基本〝暑がり〟〝寒がり〟の私にとっては月日の移り変わりが感じられない時期であった。ところが4月に入ってからは結構暖かい日もあり、桜のつぼみも膨らんでから咲き始め。初旬には天理の夜桜鑑賞を満喫することが出来た。この勢いだと場所場所で満開時期がズレるだろうから、今年は〝花見三昧〟の年になると思っていた…が、取り巻く環境が黙ってはいなかった。田舎駅と我が家を結ぶバス便の本数減と路線廃止。ドライバー不足は取り巻く環境を考えれば致し方ないことではあるが、午後から出勤夜帰りの通勤に対して〝モロ〟影響を受けることは、暫くなかったため油断していた。出勤時の20分〝早出〟位は我慢するにしても、土日祝日の帰りに〝2時間を要す〟可能性が出てきたことにはさすがに黙ってはいられない。退勤時間を早めること位しか今のところ手段はない。こういう時に行動が後手後手に回るのが我が社の特徴。勤務シフトを変えろなどという非現実的な答えしか返って来ない…。車通勤に変えるにしても田舎駅のくせして駐車場はかなり高い。それも自腹とくれば安月給で働いている者とすれば、納得もいかない。色々と手を考えていると、せっかくの休みまで考え込まねばならない日が続いた。結論〝実力行使〟をすることにした。想定範囲は考えるが、それ以上の努力はしないし、帰りは〝バスの時間だから帰ります〟の一点張りを貫く。もう〝バス通勤者〟を当てにするな!で言い通す。長年世話になったが仕方がない。結果はどうなるかは後のお楽しみとなるが、そう割り切ったら気が楽になった。しかし既に4月も半ば、多くの桜の名所では時期を逸している。そんな中近場で〝満開時期〟がいつもズレている名所を思い出す。甲賀市土山町の〝鮎河の千本桜〟がそれである。因みに鮎河の千本桜は6年前に一度訪れている。コロナ前の平和な時代であった。その頃はまだ〝花見〟に拘っていたようで、昼間の見学が記録されている。現在は〝夜桜〟。そのこともあり、夕方からの出発で十分となる。時期は平成31(2019)年4月17日と丁度6年前のことであった。そんなことを思い出しながら南淡海の我が家を18:00前に出発。先ずは一服ということでon the wayのローソン大津南郷一丁目店に立ち寄る。その後ナビの案内を無視して国道422号線を走って行く。次いで国道307号線を経て水口市街に入り県道等を走って行くが、途中曲がるところを間違えて国道1号線バイパスを走ったりもする。しかし大きな差はなく、無事1時間半程で目的地である鮎河の千本桜に到着する。<br /><br />前回来た際には〝うぐい川公園〟が駐車場として充てがわれていたと記憶しているが、本格的な桜シーズンだとキャパ不足になるのであろう。また別の場所に臨時駐車場が設けられていた。車を停めて目的に向かうのに迷うことはない。夜桜ライトアップがかなり目立つために光に集まる虫の如く歩けば良いからだ。6年ぶりに訪れた鮎河千本桜は、何となく記憶に残っているレベルである。というのも昼間に訪れていることから〝ピンク色〟の花のイメージが強かったのだが、ライトアップされた〝夜桜〟は正に白一色であった。うぐい川岸に約200本のソメイヨシノが咲き誇る姿は、邪魔する光もなく白色LEDに〝浮かび上がっている〟と言っても過言ではない。満開からは1~2日遅れており、葉が出ている部分もあるのは仕方がないが、それでも十分に可憐な花弁を付けている。意外にもうぐい川橋から川上流域に向けて桜並木が続いているのだと思っていたが、実は下流の〝青土(おおづち)ダム〟に向けて桜並木が続いていることを知る。うぐい川橋周辺のうぐい川沿いにある桜並木のことが〝鮎河千本桜〟とばかりに思っていたのだが、実際には青土ダム周囲には千本以上の桜が咲き誇ることが〝鮎河千本桜〟の名の由来であるらしい。尤も〝咲くや鮎河さくらまつり〟や夜桜ライトアップ等のイベントは、ここうぐい川公園で行われていることから、うぐい川橋一帯の桜のことを〝鮎河の千本桜〟と認識されることが多いようだ。事実昼間はこの場所に来るまでに滋賀県道9号線を野洲川沿いに走ってくるために、青土ダム周辺から駐車場がいくつも設けてあり、そこから〝千本桜〟が見られるのだが夜桜目的で日没後に走って来れば、〝夜桜〟=〝ライトアップ〟と捉えてしまいがちになり、ライトアップされていない千本桜は結果としてスルーしてしまうことになる。自然豊かなここ鮎河故に出来るイベントではあるが、平成30(2018)年に鮎河小学校は閉校になっている所謂過疎化の進む街ではある。鮎河千本桜イベントも地元の〝羽ばたけ鮎河自治振興会〟が主体となって行っているものであり、規模的には〝地元向けイベント〟のレベルであると言っても過言ではないだろう。それを伝え聞いて訪れる観光客向けにも解放して頂いているというのが事実である。集落内の鮎河簡易郵便局も一時閉鎖が続いている。バス便もコミュニティバスの運行で、公共交通機関の利用で訪れるには難しいために、車で訪れることが必須となれば、その対応も必要となってくる。それだけの手間を掛けて観光客を呼び込むメリットはあるのか?とも思えてしまう。勿論生活の場を解放しているので、住宅地への侵入に関してはこと細かい規制がされている。それを本当に観光客が守れているかどうかと聞かれれば、首を傾げたいところもある。権利と義務。最近良く耳にする言葉ではあるが、なにも夜桜を見に来ることが、よそ者の〝特権〟である訳がない。定められた場所に車を停めない輩のことを見ながら、溜め息をついた私であった。<br /><br />目の前を通り過ぎ、駐車場でない場所に車を停める他府県ナンバーの車を見てふと思っことであったが、これだけは本人の問題故に考えても仕方がないと割り切ってライトアップを楽しむことにする。うぐい川橋を境に上流域は白色、下流域は緑色のLEDが当てられているために受ける印象も変わってくる。先ずは上流方向へと進み、カメラに浮かび上がった桜の木々を収めて行く。川沿いの遊歩道とは言え居住区ではあるのでどうしても家や物置き等が写り込んでしまう。この辺りは注意を払わないと居住権の侵害に繋がりかねない。制約はあるがこういった心配をする必要がある場所故に楽しみが増すのではないかとも思えてしまう。そんな道を歩きながら進むのだが、確か記憶によるとうぐい川対岸に渡る橋は上流方向にはなかった筈・・・と記憶を辿るが間違いなかった。川岸に下りる階段はあるが橋がないために対岸には行くことが出来ない。桜の時期だけなのかも知れないが、仮設の“浮橋”が何本か架けられている。しかし基本うぐい川橋近くにあり、上流方向には無く対岸からの〝花見〟となる。仕方がないので川岸を歩いて行く。見ている桜の木は遊歩道と同じものではあるが、目の高さが違うので見え方も違う。風が吹くと花弁が舞い散る状況ではあるために〝動画〟で撮影すればより良くなることはわかるのだが、そういうことは基本しないのであくまで〝静止画〟で記録しながら歩いて行った。<br /><br />川の広さ位の距離があった方が幾本かの桜を纏めて1枚の写真で切り取れるためにビジュアル的には良いのかも知れないと思いながら川岸を歩いて来た。せっかくなので〝浮橋〟を使って対岸に渡ろうとするが、ここでまたひとつ目に余る光景を眼にする。浮橋の上で10名程のインバウンドのグループが手を繋いて〝ジャンプ〟する様をカメラに収めているようだ。それ位という意見もあるが、やはり通路になっている場所故に邪魔になること。それよりもあくまで仮設橋故にそんな場所で飛び上がってバランスを崩し、橋を破壊しかねない行動には呆気に取られる。昼間ならば暑いくらいだった気温も、今では8℃程度しかない。川にハマったら風邪ひくのに・・・と思いながらただ見ていることしか出来なかった。勿論この場所はうぐい川橋から上流域の桜並木を撮影するのに〝ベストポジション〟であるために、さっさと渡り切ってから再び対岸の景色をカメラに収めて切り上げる。そして上流域とは趣を変えてライトアップしている下流域の様子をカメラに収め、今年最後になる花見〝鮎河千本桜〟の見物を終わりにしたのであった。<br /><br />いつもならば2時間程度は粘る私ではあるが、今回に限っては1時間半程度が限界であった。理由は単純で〝寒かった〟ためである。昼間の気温の高さから薄手の服しか着ていなかったことが裏目に出た。桜の開花時期がズレている場所故に気温も低いことをすっかり忘れてしまっていた(泣)。<br /><br />まあ悔やんでも仕方がないので車に戻り、車内を少し温めてから出発する。野洲川沿いに走っているために、右手には〝千本桜〟がキレイに咲いているはずだが、ライトアップされてはいないエリア故に素通りし、鮎河集落を後にして水口市街へと向かうことにした。<br /><br />鮎河のある土山も水口も甲賀市ではあるが、元々はそれぞれが甲賀郡土山町と水口町という別の自治体である。すぐ近くと読んでいたのが甘かった。約30分、25kmの距離を走り、水口の吉野家1号甲賀水口店に到着する。いつもの如く定番化した夕食を摂る。牛丼大盛+みそ汁の組み合わせだが、価格が上がっている。外食を頻繁にすることもないので際立った影響はないものの、同じメニューが多いためその代金の推移がわかるだけに複雑な気持ちになる。別に給料を上げてくれとは言わないが、旅行時に係る費用が値上げされると、旅そのものの〝質〟の低下は否めなくなってしまう。身勝手な願望だが、その辺りの改善は国会議員のおえらいさんに是非一考願いたいと思う。<br /><br />ということでお腹も膨れたので帰路につく。水口から自宅に帰るのは、いつも決まって国道307・422号線を利用するが、今回敢えてグーグルナビの指示に従ってみる。信楽までは確かに国道307号線を案内していたが、新名神高速道路信楽IC付近から北上せよとの案内が出る。黄瀬(きのせ)を通るルートは何処を通るのかと不安になったが、整備された走りやすい道を走って行くので〝新しい道か?〟とも思ったが、普通に田上から瀬田南へと抜ける帝産バスのルートであった。そう言えば甲南町から通勤していた上司が〝この道〟を通っていると聞いたことがある。しかし旧道しか知らない私は〝なぜそんな狭い道〟を通る?と疑問に思ったのだが走って納得する。従来の道を走るより距離も短く早いので、所要時間も短かった。その後いつも最初に立ち寄るローソン大津大平一丁目店に立ち寄ってタバコを購入後自宅に到着。走行距離こそ122km走ったが、5時間ほどの時間で行って帰ってきた三重県境に近い土山町の鮎河千本桜散策はこうして無事終わったのであった。<br /><br />  《終わり》

《2025.April》あみんちゅぶらり淡海を歩く旅そのLVII甲賀~鮎河(あいが)の千本桜ライトアップ編~

32いいね!

2025/04/16 - 2025/04/16

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《2025.April》あみんちゅぶらり淡海を歩く旅そのLVII甲賀~鮎河(あいが)の千本桜ライトアップ編~

4月を迎えても暖かい日が続く訳でもない。三寒四温ならぬ五寒一温で暖かくなったと思うとすぐに寒くなる。そんな日が続いていたこともあり、桜の〝満開〟シーズンが大変読み辛かった令和7年の春。基本〝暑がり〟〝寒がり〟の私にとっては月日の移り変わりが感じられない時期であった。ところが4月に入ってからは結構暖かい日もあり、桜のつぼみも膨らんでから咲き始め。初旬には天理の夜桜鑑賞を満喫することが出来た。この勢いだと場所場所で満開時期がズレるだろうから、今年は〝花見三昧〟の年になると思っていた…が、取り巻く環境が黙ってはいなかった。田舎駅と我が家を結ぶバス便の本数減と路線廃止。ドライバー不足は取り巻く環境を考えれば致し方ないことではあるが、午後から出勤夜帰りの通勤に対して〝モロ〟影響を受けることは、暫くなかったため油断していた。出勤時の20分〝早出〟位は我慢するにしても、土日祝日の帰りに〝2時間を要す〟可能性が出てきたことにはさすがに黙ってはいられない。退勤時間を早めること位しか今のところ手段はない。こういう時に行動が後手後手に回るのが我が社の特徴。勤務シフトを変えろなどという非現実的な答えしか返って来ない…。車通勤に変えるにしても田舎駅のくせして駐車場はかなり高い。それも自腹とくれば安月給で働いている者とすれば、納得もいかない。色々と手を考えていると、せっかくの休みまで考え込まねばならない日が続いた。結論〝実力行使〟をすることにした。想定範囲は考えるが、それ以上の努力はしないし、帰りは〝バスの時間だから帰ります〟の一点張りを貫く。もう〝バス通勤者〟を当てにするな!で言い通す。長年世話になったが仕方がない。結果はどうなるかは後のお楽しみとなるが、そう割り切ったら気が楽になった。しかし既に4月も半ば、多くの桜の名所では時期を逸している。そんな中近場で〝満開時期〟がいつもズレている名所を思い出す。甲賀市土山町の〝鮎河の千本桜〟がそれである。因みに鮎河の千本桜は6年前に一度訪れている。コロナ前の平和な時代であった。その頃はまだ〝花見〟に拘っていたようで、昼間の見学が記録されている。現在は〝夜桜〟。そのこともあり、夕方からの出発で十分となる。時期は平成31(2019)年4月17日と丁度6年前のことであった。そんなことを思い出しながら南淡海の我が家を18:00前に出発。先ずは一服ということでon the wayのローソン大津南郷一丁目店に立ち寄る。その後ナビの案内を無視して国道422号線を走って行く。次いで国道307号線を経て水口市街に入り県道等を走って行くが、途中曲がるところを間違えて国道1号線バイパスを走ったりもする。しかし大きな差はなく、無事1時間半程で目的地である鮎河の千本桜に到着する。

前回来た際には〝うぐい川公園〟が駐車場として充てがわれていたと記憶しているが、本格的な桜シーズンだとキャパ不足になるのであろう。また別の場所に臨時駐車場が設けられていた。車を停めて目的に向かうのに迷うことはない。夜桜ライトアップがかなり目立つために光に集まる虫の如く歩けば良いからだ。6年ぶりに訪れた鮎河千本桜は、何となく記憶に残っているレベルである。というのも昼間に訪れていることから〝ピンク色〟の花のイメージが強かったのだが、ライトアップされた〝夜桜〟は正に白一色であった。うぐい川岸に約200本のソメイヨシノが咲き誇る姿は、邪魔する光もなく白色LEDに〝浮かび上がっている〟と言っても過言ではない。満開からは1~2日遅れており、葉が出ている部分もあるのは仕方がないが、それでも十分に可憐な花弁を付けている。意外にもうぐい川橋から川上流域に向けて桜並木が続いているのだと思っていたが、実は下流の〝青土(おおづち)ダム〟に向けて桜並木が続いていることを知る。うぐい川橋周辺のうぐい川沿いにある桜並木のことが〝鮎河千本桜〟とばかりに思っていたのだが、実際には青土ダム周囲には千本以上の桜が咲き誇ることが〝鮎河千本桜〟の名の由来であるらしい。尤も〝咲くや鮎河さくらまつり〟や夜桜ライトアップ等のイベントは、ここうぐい川公園で行われていることから、うぐい川橋一帯の桜のことを〝鮎河の千本桜〟と認識されることが多いようだ。事実昼間はこの場所に来るまでに滋賀県道9号線を野洲川沿いに走ってくるために、青土ダム周辺から駐車場がいくつも設けてあり、そこから〝千本桜〟が見られるのだが夜桜目的で日没後に走って来れば、〝夜桜〟=〝ライトアップ〟と捉えてしまいがちになり、ライトアップされていない千本桜は結果としてスルーしてしまうことになる。自然豊かなここ鮎河故に出来るイベントではあるが、平成30(2018)年に鮎河小学校は閉校になっている所謂過疎化の進む街ではある。鮎河千本桜イベントも地元の〝羽ばたけ鮎河自治振興会〟が主体となって行っているものであり、規模的には〝地元向けイベント〟のレベルであると言っても過言ではないだろう。それを伝え聞いて訪れる観光客向けにも解放して頂いているというのが事実である。集落内の鮎河簡易郵便局も一時閉鎖が続いている。バス便もコミュニティバスの運行で、公共交通機関の利用で訪れるには難しいために、車で訪れることが必須となれば、その対応も必要となってくる。それだけの手間を掛けて観光客を呼び込むメリットはあるのか?とも思えてしまう。勿論生活の場を解放しているので、住宅地への侵入に関してはこと細かい規制がされている。それを本当に観光客が守れているかどうかと聞かれれば、首を傾げたいところもある。権利と義務。最近良く耳にする言葉ではあるが、なにも夜桜を見に来ることが、よそ者の〝特権〟である訳がない。定められた場所に車を停めない輩のことを見ながら、溜め息をついた私であった。

目の前を通り過ぎ、駐車場でない場所に車を停める他府県ナンバーの車を見てふと思っことであったが、これだけは本人の問題故に考えても仕方がないと割り切ってライトアップを楽しむことにする。うぐい川橋を境に上流域は白色、下流域は緑色のLEDが当てられているために受ける印象も変わってくる。先ずは上流方向へと進み、カメラに浮かび上がった桜の木々を収めて行く。川沿いの遊歩道とは言え居住区ではあるのでどうしても家や物置き等が写り込んでしまう。この辺りは注意を払わないと居住権の侵害に繋がりかねない。制約はあるがこういった心配をする必要がある場所故に楽しみが増すのではないかとも思えてしまう。そんな道を歩きながら進むのだが、確か記憶によるとうぐい川対岸に渡る橋は上流方向にはなかった筈・・・と記憶を辿るが間違いなかった。川岸に下りる階段はあるが橋がないために対岸には行くことが出来ない。桜の時期だけなのかも知れないが、仮設の“浮橋”が何本か架けられている。しかし基本うぐい川橋近くにあり、上流方向には無く対岸からの〝花見〟となる。仕方がないので川岸を歩いて行く。見ている桜の木は遊歩道と同じものではあるが、目の高さが違うので見え方も違う。風が吹くと花弁が舞い散る状況ではあるために〝動画〟で撮影すればより良くなることはわかるのだが、そういうことは基本しないのであくまで〝静止画〟で記録しながら歩いて行った。

川の広さ位の距離があった方が幾本かの桜を纏めて1枚の写真で切り取れるためにビジュアル的には良いのかも知れないと思いながら川岸を歩いて来た。せっかくなので〝浮橋〟を使って対岸に渡ろうとするが、ここでまたひとつ目に余る光景を眼にする。浮橋の上で10名程のインバウンドのグループが手を繋いて〝ジャンプ〟する様をカメラに収めているようだ。それ位という意見もあるが、やはり通路になっている場所故に邪魔になること。それよりもあくまで仮設橋故にそんな場所で飛び上がってバランスを崩し、橋を破壊しかねない行動には呆気に取られる。昼間ならば暑いくらいだった気温も、今では8℃程度しかない。川にハマったら風邪ひくのに・・・と思いながらただ見ていることしか出来なかった。勿論この場所はうぐい川橋から上流域の桜並木を撮影するのに〝ベストポジション〟であるために、さっさと渡り切ってから再び対岸の景色をカメラに収めて切り上げる。そして上流域とは趣を変えてライトアップしている下流域の様子をカメラに収め、今年最後になる花見〝鮎河千本桜〟の見物を終わりにしたのであった。

いつもならば2時間程度は粘る私ではあるが、今回に限っては1時間半程度が限界であった。理由は単純で〝寒かった〟ためである。昼間の気温の高さから薄手の服しか着ていなかったことが裏目に出た。桜の開花時期がズレている場所故に気温も低いことをすっかり忘れてしまっていた(泣)。

まあ悔やんでも仕方がないので車に戻り、車内を少し温めてから出発する。野洲川沿いに走っているために、右手には〝千本桜〟がキレイに咲いているはずだが、ライトアップされてはいないエリア故に素通りし、鮎河集落を後にして水口市街へと向かうことにした。

鮎河のある土山も水口も甲賀市ではあるが、元々はそれぞれが甲賀郡土山町と水口町という別の自治体である。すぐ近くと読んでいたのが甘かった。約30分、25kmの距離を走り、水口の吉野家1号甲賀水口店に到着する。いつもの如く定番化した夕食を摂る。牛丼大盛+みそ汁の組み合わせだが、価格が上がっている。外食を頻繁にすることもないので際立った影響はないものの、同じメニューが多いためその代金の推移がわかるだけに複雑な気持ちになる。別に給料を上げてくれとは言わないが、旅行時に係る費用が値上げされると、旅そのものの〝質〟の低下は否めなくなってしまう。身勝手な願望だが、その辺りの改善は国会議員のおえらいさんに是非一考願いたいと思う。

ということでお腹も膨れたので帰路につく。水口から自宅に帰るのは、いつも決まって国道307・422号線を利用するが、今回敢えてグーグルナビの指示に従ってみる。信楽までは確かに国道307号線を案内していたが、新名神高速道路信楽IC付近から北上せよとの案内が出る。黄瀬(きのせ)を通るルートは何処を通るのかと不安になったが、整備された走りやすい道を走って行くので〝新しい道か?〟とも思ったが、普通に田上から瀬田南へと抜ける帝産バスのルートであった。そう言えば甲南町から通勤していた上司が〝この道〟を通っていると聞いたことがある。しかし旧道しか知らない私は〝なぜそんな狭い道〟を通る?と疑問に思ったのだが走って納得する。従来の道を走るより距離も短く早いので、所要時間も短かった。その後いつも最初に立ち寄るローソン大津大平一丁目店に立ち寄ってタバコを購入後自宅に到着。走行距離こそ122km走ったが、5時間ほどの時間で行って帰ってきた三重県境に近い土山町の鮎河千本桜散策はこうして無事終わったのであった。

  《終わり》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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