オーストラリア　キャンベラの旅

2025/03/20 - 2025/03/24

2025年3月20日～24日　オーストラリア　キャンベラの旅

　1回ANAで欧州に行くと、シドニーが1回ついてきます。12月のクリスマスマーケット旅のシドニー行きの最終レグと新規のシドニー発券の8月のドイツ・フランクフルト行きを組み合わせた、2泊5日でのオーストラリアの首都・キャンベラ訪問の旅です。ちなみに8月の夏季休暇に合わせてフランクフルト行きを発券していますが、そのままアフリカ方面に行けたらいいなと思ってはいますが、現状未定です。PPとアップグレードを意識してここ2回ほどひたすらMクラス発券です。往復34万円ちょいなので、決して安い買い物ではないですが。

　シドニー行きが毎回往復ともに夜行便なので、もう国内で夜行バスでどこかに出かける感覚になっています。

　今までの訪問国は8~9割くらいはその国の首都は訪問しているのですが、オーストラリアの首都キャンベラは未訪問でした。結構首都潰し、という拘りもありますので。調べてみるとシドニー空港からバスで3時間ちょっとで行けそうなので、折角なので行ってみる事にしました。以下、スケジュールです。

03/20　横浜⇒羽田⇒
03/21　⇒シドニー⇒キャンバラ泊
03/22　キャンベラ泊
03/23　キャンベラ⇒シドニー⇒
03/24　⇒羽田⇒伊丹

エリア キャンベラ(オーストラリア)

3月20日(木)
　前日に大阪から横浜に移動して横浜の自宅へ。彼岸という事で、もはや恒例行事ですが弟夫妻+姪で鎌倉へお墓参り。4歳になる姪が最近ご機嫌な時は色々とハイテンションで喋り出して、可愛らしい。子供っていいなー、といつも思う。

　夕方くらいに羽田空港に移動。スイートラウンジで、恐らく新メニューと思われるムール貝の白ワイン蒸し。ムール貝の粒も大きく、本格的で美味しかった。またラウンジに来る機会があれば是非ともリピートしたい。

羽田空港第2ターミナル(国際線)ANAラウンジ 空港ラウンジ

　恐らく、春メニューと思われるデザート三種。こちらも美味しかったです。

羽田空港第2ターミナル(国際線)ANAラウンジ 空港ラウンジ

　春メニューのカクテル「陽春」。緑茶とビスタチオクリームをウォッカで割ったカクテル。桜を愛でながら茶屋で一服する姿をイメージし、三食団子を添えてお花見感を出しているとの事。

羽田空港第2ターミナル(国際線)ANAラウンジ 空港ラウンジ

　ANA Ice Magic、ノンアルコールのモクテル。春バージョンは、桜餡をメインに桜シロップ、リンゴピューレ、ミルクを使用し、ピンクグレープフルーツジュース、桜アイスクリーム、桜塩漬けを飾ったもの。毎回よく考えるなーと感心してしまいます。

羽田空港第2ターミナル(国際線)ANAラウンジ 空港ラウンジ

　そして、いつものANA879便のシドニー行きに乗り込みます。今回は往復ともにアップグレードポイントでプレエコにアップグレード、何とか今年度分のアップグレードポイントを綺麗に使い切りました。

　搭乗口まではバスで移動でした。プレエコかつバルクヘッドだったので、足伸ばし放題で、快適に眠れました。

3月21日(金)
　おはようございます。シドニーは、着いた時は残念ながら少し雨模様でした。飛行機の到着からバスの時間まで2時間ほど余裕を見ていたので、空港ターミナル内でネット見たりなど、のんびりしていました。

シドニー国際空港 (SYD) 空港

　今回の目的地であるオーストラリアの首都・キャンベラまでは、シドニー空港から直行バスが出ています。あらかじめ予約入れておきました。予約変更可能なチケットと不可のチケットの金額がほとんど変わらなかったので、念の為予約変更可能なチケットにしておきました。往復AU$98なので、1万円弱です。

https://www.murrays.com.au/express-services

　こちらの空港ターミナル近くのバスレーンからバスに乗る事が出来ます。座席は予約できませんでした。車内はWifiも入るのですが、場所によっては非常に入りづらかったです。

　シドニー郊外になると牧場が多くなります。

　オージービーフでしょうか、我ながら食べる事ばかり考えてしまいます。(笑)

　シドニーからキャンベラは300km弱、バスだと3時間くらいの距離です。途中ウトウトしていましたが、渋滞にも少しはまってしまったようです。

　大体20分遅れでキャンベラのバスターミナルに到着。バスターミナル自体は市街北部のCity Hill周辺に位置しています。City Hillがある北部地域は住宅やデパート、劇場などが整然と立ち並んでいて、生活エリアとなっています。

　オーストラリアの首都キャンベラ。かつてはシドニーとメルボルンの二大都市で首都をどちらにするかで争っていた時、その中間点であるこの土地に首都がおかれることになりました。何もなかった場所に新しく作られた町なので、町は計画的に整備されて作られています。メインストリートであるノースボーンべニューの真ん中には路面電車が走っています。

　本日の宿はバスターミナルから1.5km程離れているのですが、グーグルマップを頼りに向かいます、

　予め聞いていた住所を行くと、団地のような所に着きました。

　本日の宿である「Dana-Private Room in 3-Bedroom Apartment 2」に到着。建物入口、部屋、居室と三カ所にロックがかかっていて、予めメールで届いている暗証番号を入力すると部屋に入れる仕組になっています。いわゆる民泊というやつです。ちなみにキャンベラには、ドミトリーやバックパッカー的な宿は少なくて、安い宿だとこういった民泊になります。

　シングルルーム2泊で11000円くらい、キャンベラでは安い方です。バストイレ共同で、Wifiは問題なく入ります。料金は既に決済済みで、今回の旅の間、宿のオーナーやスタッフと一度も顔を合わせる事はありませんでした。今後はこういった宿も増えていくことかと思われます。

　長時間の移動で疲れていたので、部屋で少しゆっくりしていました。既に夕暮れ時ですが、市内散策をスタートします。天気も良くて湿気が少なく、カラっとしていて心地よいくらいの気候です。

　オーストラリア国立大学、折角なのでキャンバス内に入ってみます。

　オーストリアの名門大学で、キャンバス敷地は130haほどあって、かなり広いです。

　今住んでいるところから歩いてすぐの所に関西地区の名門大学である関西大学があって、何度かキャンバス内を散策したことがあります。大学のキャンバスって結構好きだったりします。大学卒業して多分20年以上、大学が懐かしいです。

　キャンバス内にもお店が数軒あって、ちょっとした町のような雰囲気です。

　段々日も暮れてきました。

　ちなみに市街地北部を走る路面電車ですが、延伸計画があるらしく工事中でした。

　City Hillの名前の由来となっている円形状の丘。周囲に道路が張り巡らされています。

　夕暮れ時のノースボーンアベニュー。

　周辺にはキャンベラセンターというショッピングセンターが複数建物にまたがってあります。この日は金曜日の夜という事もあり、比較的夜遅くまで開いているお店も多かったようです。

　劇場もありました。

　ネットでの口コミもよかったこちらの「Grilln'」というお店で、

　ハンバーガーとフライドポテトを頂きます。大体2000円くらい、フライドポテトが明らかに海外サイズです。(笑)　決して安くはないのですが、ハンバーガーはチェーン店とは違った本格的な味でした。

3月21日(金)
　おはようございます。キャンベラは少し内陸にあることもあり、朝晩は少し冷え込みますが、カラっとしていい天気です。

　キャンベラの町の中央にはバーリーグリフィン湖という人造湖があります。湖の名前は、キャンベラの都市計画を策定したアメリカ合衆国の建築家ウォルター・バーリー・グリフィンに由来しています。この湖を境に北側がCity Hillを中心にした生活地域で、南側がCapital Hillを中心にした、政府機関が並ぶ地域となっています。

（記念の一枚）

　バーリーグリフィン湖の西側には、ブラックマウンテンという標高812mの山があります。山頂には高さ195mのテルストラタワーがあり、キャンベラの町が一望できるそうです。

　橋を渡って、対岸のCapital Hillを目指します。

　途中にあったハイアットホテルキャンベラ。

ハイアット ホテル キャンベラ ア パーク ハイアット ホテル ホテル

　立体交差とか、歩行者が通れない道とか、多くてかなり迷いながらもどうにかCapital Hillの中心に位置する国会議事堂に到着。設計は公募され、世界28ヵ国、329のデザインの中から米国のミッチェル/ギュアゴラとオーストラリアのソープ建築デザインが選ばれたそうです。

国会議事堂 建造物

（記念の一枚）

　ちなみに国会議事堂から、バーリーグリフィン湖挟んで反対側にあるオーストラリア戦争記念館まで一直線に見る事が出来ます。

　早速中に入りましょう、ザッザッザ。先住民アボリジニの芸術家による見事なモザイク。

国会議事堂 建造物

　レゴブロックで作られた国会議事堂。

国会議事堂 建造物

　かなり精巧に作られています。私も小さい頃はレゴブロック持っていて、よく遊んでいました。

国会議事堂 建造物

　国会議員の顔写真です。議員数は下院が148名、上院が76名です。ちなみにお気づきと思いますが、結構女性議員が多いです。

国会議事堂 建造物

　結構先住民系のアートが多いです。

国会議事堂 建造物

　テラスからの光景、一直線に戦争記念館まで望めて、綺麗に整備されている計画都市という感じです。

　ちなみに、キャンベラ市の奈良県奈良市は姉妹都市らしいです。最近仲良くなった奈良市在住のアラフォー女子（←新キャラ　笑）に今度キャンベラに行くなんて話をしたら、奈良市とキャンベラ市は姉妹都市って教えてくれました。

国会議事堂 建造物

　Capital Hillを下りながら、国会議事堂をもう一度パシャリ。

　丘を下ったあたりにある、こちらは旧国会議事堂。その建物はオーストラリア民主主義博物館となっています。入場料はかかりません。

旧国会議事堂 建造物

　今の国会議事堂が出来る前、1927~88年の間国会議事堂として使われていた建物です。

旧国会議事堂 建造物

　当時の執務室も残されています。昭和の香りたっぷりです、最もオーストラリアには元号なんてないのですが、ただほぼほぼ日本で言うと昭和の終わりくらいまで使われていた建物なので、何となくそれっぽい雰囲気はあります。

旧国会議事堂 建造物

　首相の執務室です。

旧国会議事堂 建造物

　Cabinet room、内閣の打合せ室と思われます。

旧国会議事堂 建造物

　第25代オーストラリア首相だった、ジョン・ハワード氏の記念展示。御年85歳、存命です。

旧国会議事堂 建造物

　オーストラリアの民主主義に関するクイズです。私こう見えても学生時代は政治学科なので専門のはずですが、実際そこまで分かりません。^^;

旧国会議事堂 建造物

　隣接する英国風の庭園です。

　薔薇の花が咲き誇っています。

　一度くらいこういったガーデニングしてみたいなと憧れます。

　アデレードの花だそうです。アデレードって行った事無いので、一度くらい行ってみたいです。

　続いて、オーストラリア国立美術館へ。ちなみに入場料無料です。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　オーストラリア先住民であるアボリジニーのアート。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　独特の世界観です。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　同じくアボリジニーアート。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　同じくアボリジニーアート。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　アボリジニーの生活の様子が描かれています。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　同じくアボリジニーの生活の様子が描かれています。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　企画展もやっていたので、入ってみます。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　ethel carrick氏は、イギリス生まれですが、オーストラリア人の夫と結婚して人生の大半をオーストラリアで過ごしたそうです。彼女の絵は、ヨーロッパやオーストラリアの光景が多いようです。こちらはフランス。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　シドニーの夏のマンリービーチ。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　シドニーの光景。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　パリのマルシェ。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　ここからはAnne Dangar氏の作品になります。オーストラリアの画家かつ陶芸家。こちらはオーストラリアニューサウスウェールズ州の「Trial Bay」の景色です。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　陶芸家でもあるので、作品が並んでいます。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　オーストラリアンアートのコレクション。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　アーサー・ストリートンの「ゴールデンサマー」

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　ジェーン・サザードンの「キャベツ畑」

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　ジュリー・ダウリングの「Walyer」。タスマニアのアボリジニの女性戦士。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　寺岡政美、日系アメリカ人の画家で、浮世絵を描いているそうです。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

（浮世絵）

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

（浮世絵）

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　屏風画。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　見た瞬間にモネとわかる、「モネの睡蓮」。クロード・モネってどれだけ睡蓮が好きなの、というくらい睡蓮ばかり描いているフランス印象派の画家。というか、数少ない何となく知っている画家。

オーストラリア国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　行きとは別の橋を渡って戻ります。

　一日中天気も良かったです。

　ナショナルカリヨン。

　奥に見えるのが、戦争記念館です。流石にこの時間は閉まっているので、翌日行く予定です。この広い通りは、アンザック・パレードという名称です。

　道沿いにはオーストラリアが今まで参戦した戦争のオブジェがあります。まさか南アのボーア戦争に参戦していたなんて知りませんでした。

　ベトナム戦争。

　朝鮮戦争。

　奥に見えるのがオーストラリア戦争記念館です。

　日も暮れかかっていますが、市街地を見下ろせるエインズリー山のトレッキングコースに行ってみます。

　比較的歩きやすいトレイルです。時間も時間なので、大勢の下ってくる人たちとすれ違います。

　たまたますれ違った人が気づいて、声かけてくれて教えてくれたのですが、野生のカンガルーの親子がいました。

　動物園以外、野生のカンガルーって初めて見たので新鮮です。

　山の中腹からも市街地を見下ろせます。

　こうやって見ると、戦争記念館からバーリーグリフィン湖を挟んで国会議事堂まで、見事に一直線に開けています。

　ようやくエインズリー山の山頂が見えてきました。

　大勢の人が夕暮れを見に来ています。ちなみに大半の方々は車で来ているようでした。

　日も暮れてきたので、戻ります。

　街灯もなく次第に暗くなっていくトレイルを急ぎ足で下っていきます。

　治安は大丈夫そうでしたが、流石に少し怖かったです。何とか真っ暗闇になる前に下り切りました。ただ少し無理して下ったので、足に筋肉痛が残りました。

　近くのスーパーでバラマキ土産を購入。

　夕食は、適当にグーグルマップで調べて、口コミのよかったキッチンカーのステーキ屋へ。

　キッチンカーと侮ることなかれ、焼き具合も味付けもしっかりしていて、さすが本場のオージービーフのステーキという味でした。3000円以上とそれなりにはしましたが。

3月23日(日)
　おはようございます。宿の玄関辺りに荷物は置いておいて出発、キャンベラ最後の一日です。効率よく回るためにも、開館時間の早い国立博物館を先に訪問します。

　こちらも特別展をのぞいた常設展示は入場無料になります。特別展はポンペイ展でしたが、わざわざオーストラリアに来てまでポンペイ展に行かなくても、という感じでした。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　とはいうものの、改装中で開いていない展示も多かったです。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　オーストラリア連邦成立100周年記念として造られた国立博物館です。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　アボリジニー系の展示が多いです。アボリジニーが使っていた道具や芸術品などなど。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　アボリジニーの方々の顔写真。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　アボリジニーアート。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　やはり所々に改装中のエリアがあります。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　Australian National Airways (ANA)なんていう航空会社があったみたいです。短命に終わったみたいですが。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　その他にも、この国の歴史、文化、動物、自然、気候、交通、工業などすべてが集められている感じの展示でした。

国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　かなり歩きましたが、オーストラリア戦争記念館に着きました。キャンベラの町ってかなりだだっ広いので、結構歩きます。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　エントランス付近から眺めるアンザック・パレード。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　こちらも無料です。オーストラリアが参戦した戦争に関する展示があります。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　地政学的に大きな戦争には巻き込まれにくいオーストラリアですが、あまりイメージもないかもしれませんが、参戦した戦争もいくつかあります。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　第二次世界大戦では連合国側につき、少しですが日本とオーストラリアも戦っています。オーストラリアの兵士が日本軍の捕虜になり、その際に亡くなった方もいたそうです。戦争という異常事態ではあるとはいえ、日本人として申し訳ない気持ちです。やはり戦争は愚かなものと思います。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　神風特攻隊が、suicide attacksとハッキリと書かれています。自らも運命も分かっているのに、逆らえない風潮。戦前の欲しがりません勝つまでは的な雰囲気が大嫌いです。日本が最終的に戦争に負けたおかげで、戦前の異常な軍国主義がほぼほぼ崩壊してくれたので感謝とも感じることもあるのですが、そんな私は変わり者でしょうか？

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　原爆や日本の敗戦の事も書かれています。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　この辺りは戦死者を祀るスペースになっています。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　戦車の展示。

オーストラリア戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

　いったん宿に戻り、荷物をピックアップして、15時のバスに乗り込みます。予定では18:15に着くはずです。

　ところが、途中で大渋滞にはまります。こんなシドニーまで200km近くある、周りに牛さんばかりいるようなご頃で何で渋滞するのという感じでしたが、かなり焦ります。日曜の夕方で行楽地からシドニーに戻る人たちが多かったのかもしれませんが、それにしてもあんな周囲に何もない場所からエンドレスに渋滞が続くと焦ります。飛行機間に合うのかな、明日の仕事どうしよう、かなり色々と考えてしまっています。元々空港行きという事もあり、隣の席の人も焦って航空ダイヤなどを調べ始めています。しかも、私よりもシドニー発は一時間ほど早い模様。

　もっとも渋滞の原因は、行きも同じで道路工事で高速道路の片側車線が丸々閉鎖されている区間があったからでした。ドライバーさんの英語が早口過ぎて聞き取りづらかったですが、到着時間は1時間ほど遅れる見込みでした。そして言葉通り、1時間遅れで空港に到着。元々3時間半くらい早めに空港に到着するつもりで、余裕をもってバスを予約したので、大丈夫でした。

シドニー国際空港 (SYD) 空港

　ここ2年ちょっとの間で合計6回訪問しているオーストラリア、この「SYD」もすっかりお馴染みです。

シドニー国際空港 (SYD) 空港

　いつものニュージーランド航空ラウンジで、夕食とシャワー。結局毎回夜便なので、その時間帯だとお隣にあるシンガポール航空のクリスラウンジが開いていないんです。

　ANA880便、羽田行きに乗り込みます。

　帰りも無事にプレエコにアップグレードできました。

3月24日(月)
　おはようございます。早朝に無事に羽田空港に到着しました。

　こちらのオブジェがすっかり春模様です。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

　ANA13便、伊丹行きで大阪に戻ります。流石にこの時間帯は、ほぼほぼスーツ姿のサラリーマンばかりです。一回自宅に帰宅して、洗濯や片付けを済ませて、その後会社に出社しました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

　番外編、お土産、お約束のマグネットに、オーストラリアと言えばの「Tim Tam」スーパーで5AU$でしたが、空港でまとめ買いしても大して金額変わらなかったです。

この旅行記へのコメント （4）

• RL-JPNさん 2025/07/11 01:06:11

  ステーキ

  Miyatanさん　こんばんは
  
  キャンベラへ向かう途中のうとうとされていたという場所の景色がいいですね。
幻想的。
  
  民泊も値段を考えれば安いですね。
３bedroomということは、他にも宿泊者がおられたんでしょうか。
ハンバーガーとポテトはまあ２０００円でもおいしければOKでしょうね。
  
  バーリーグリフィン湖も綺麗。
  なんだかキャンベラ行ってみたくなりました。
パークハイアットがあるんですね。

野生のカンガルーに遭遇、もオーストラリアらしい！
  キッチンカーのステーキ３０００円もまあ、そんなもんでしょうね。
日本感覚だとめっちゃ高いけど・・・
  昨日、うちの近所の商店街で飛騨牛弁当売っておられて、夕方通りかかったら
  半額セールですよーっておっしゃっていたのでみてみたら、
  なんと元値が４５００円・・・・無理っす、ってなったのを思い出しました（笑）
  
  戦争記念館、いろんな戦争を網羅しているのは興味深いですね。
  ここもいつか行ってみたいです。
  
  帰りの飛行機間に合ってよかったですね。

  Miyatanさん からの返信 2025/07/11 23:01:37

  RE: ステーキ

  RL-JPNさん、こんばんは。
  
  ウトウトしていた辺りは絶景でしたね。幻想的です。
  安宿少ないキャンベラだと民泊は安めですね。他にも宿泊者はいたと思うのですが、特に顔を合わせることもなかったです。そもそも宿の関係者とも一度も会っていませんし、そういう事が増えてくる気がします。バーガーとポテトで2000円近くっていうのも慣れてきました。日本じゃ絶対食べないです。
  
  バーリーグリフィン湖も綺麗でした。キャンベラは気候もよさげです。野生のカンガルー遭遇も、いい思い出です。案外普通にそこら中にいるんだとビックリでした。
  
  ステーキも、、、キッチンカーという事を考えると高めですが、さすが本場という味でした。まともなレストランでステーキ食べたらいくらくらいするのでしょうか。
  
  戦争記念館も、比較的戦争と無縁と思っていたオーストラリアも秘かに結構な数の戦争に参加していてビックリでした。無料ですし、オーストラリアに行く機会があれば是非ともキャンベラも目的地に入れられたらいいと思います。
  
  帰りの飛行機は、本当に焦りました。間に合ってよかったです。
  
  Miyatan

• らびたんさん 2025/07/10 09:36:16

  ブラジリアに似てる

  Miyatanさん、こんにちは。
  
  ほんと夜行バス感覚で行けるSYDは時間有効に使えていいですよね◎
  
  在豪時代に「キャンベラにも行っておくべきか」は一度は全員話題になったと思われるのですが、私はスルーしてしまいました。
  メルボルンからシドニーに向かうことになっていたので簡単に行くことはできたのですが、メルボルンからホバートに飛び、ホバートから空路シドニーにしてしまいました。
  アデレードは1週間くらいいたんですけどねえ。
  
  首都の具合はブラジリアに似てるかもなあと思いました。
  計画都市なんてそういうものなのかもしれませんが。
  国土の広いオーストラリアにあって、キャンベラは一番オーストラリアのこと知るにはいいのかもしれないなあと思いました。
  アボリジニーや戦争のこと、凝縮されてて効率よく学べますね。
  
  野生のカンガルーはそうか、旅行者だとあまり機会ないかもしれません。
  都市部を離れるとたくさんいるので衝突前提のバンパーなどバスに付いていると思います。
  
  にしてもハンバーガーといい、キッチンカーといい高すぎですね。
  ティムタムも5ドルってΣ(ﾟдﾟlll)
  
  欲しがりません勝つまでは
  最近だとCovid-19のときそのように言ってる方が多数いらっしゃり、都道府県をまたぐ旅行は同調圧力によって封じられましたよね。
  私もここにUPできていない旅行がありますw
  そういう方って視野が狭くて、なにを言っても話が通じないから距離を取ったっきり。
  戦時中はもっと深刻だったでしょうし、勝てば官軍ですから大敗でもしない限り変われなかったでしょうね。。
  我々の時代もよりよいものにして次の世代へバトンタッチしたいものですが･･･
  
  らびたん

  Miyatanさん からの返信 2025/07/11 00:21:49

  RE: ブラジリアに似てる

  らびたんさん、こんばんは。
  
  本当にシドニーはここ最近何度も行っていて、ダブルデイリーですが夜行便が使い勝手良くて、夜行バス感覚です。ちなみに昼便もあるのですが、行きはも帰りも他地域からの同日中発着が難しくて、都内周辺に前泊が必要なので、あまり使っていません。
  
  逆に私はアデレードに行った事がありません。なので、アデレードに凄く興味があります。キャンベラは、短期間でオーストラリアを知るためにはうってつけの街です。安宿は少ないですが、博物館系が入場料無料が多いので、その辺りで差し引きゼロになるかもしれません。
  
  多分ブラジリアに似ています。計画された首都なんてそんな感じと思いました。ただブラジリアは計画都市であるものの、その合間にスラム街が多いような話は聞きました。キャンベラはスラム街らしきは見かけませんでした。オーストラリアは全般的に治安がいい都市が多いですが、キャンベラも治安は問題なさそうに感じました。
  
  過去の事があまりわからないので、ティムタム5ドルが高いんだかよくわかりません。ただ、空港でもスーパーでも殆ど価格が変わらなかったのが意外でした。
  
  野生のカンガルーは、たまたまとあった人が教えてくれたから気付きましたが、言われなかったら気付きませんでした。野生動物の飛び出しとか多そうですね。
  
  欲しがりません勝つまでは、って苦手です。なので、選挙近いですが、私は昔から保守とか右寄りな政治家が苦手です。
  
  次の世代って言いますが、なんかいわゆるZ世代はなかなか理解が出来なくて。それを考えると我々も年齢重ねたなあと思ってしまいます。
  
  Miyatan