2025/04/04 - 2025/04/04
97位(同エリア112件中)
あおばさん
今日は4日間の宮古島滞在の2日目。
当初は自転車で宮古島を一周する予定でしたが、昨日の走行中に脚に違和感を覚えたので、大事をとって午後に通院することにしました。
午後の病院の前にどこか、自転車も車も使わずに行って、ゆっくり散歩できるところないかな…と思って、昨日の夜にGoogleマップを眺めていたら、ホテル近くの平良港から、多良間島行きのフェリー航路があるのを見つけました。
ふむふむ…
船だと片道2時間、集落から遠い島東端の港に着いて2時間で折り返しか。
でも、行きを飛行機にしたら滞在時間が3時間取れるし、空港→集落と集落→港の連絡バスもいい感じにあるな…
……これ、行けるのでは??
という訳で、当初の旅程になかった多良間島行きの計画が、前日22時に爆誕しました。
旅の行程は以下の通りです。
●宮古空港 9:25発
↓ RAC891便
●多良間空港 9:50着
↓ バス
●役場前 10:05着
☆多良間島内観光
●役場前 12:05発
↓ バス
●普天間港 13:00発
↓ フェリーたらまⅢ
●平良港 15:00着
晴れ渡る沖縄の空と海を渡って、のどかな離れ小島を訪ねる旅が始まります。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 自転車 タクシー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨日の天気予報通り、宮古島の空は快晴。
ホテルの無料朝食をいただいて、出発に備えます。 -
8時過ぎにタクシーを呼んで宮古空港へ。
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9:25発の多良間行き、琉球エアーコミューターに乗ります。
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機材はボンバルディア製ダッシュ8-Q400CC型、通称ボンQ。
ボンバルディア製の飛行機に乗るのは地味に初めてです。
駐機場を歩いて、機体のドアをそのまま使った階段から搭乗します。
小さな階段を登って、1人だけのCAさんに迎えられて…普段の大型機では味わえない非日常感がたまりません。 -
機内のサイズ感はほぼ高速バスです。
このまま首都高を走りだしても違和感がなさそう… -
当日予約でしたが、運よく窓側席が取れました!
宮古空港を離陸後、島上空を旋回して高度を上げていきます。 -
島の南側に出ると、眼下に宮古島のサンゴと青い海。
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出発から20分前後で、多良間島を囲むサンゴ礁が見えてきました。
まもなく多良間空港に着陸です。 -
プロペラ機が1日2回だけ来る多良間空港は、空港にありがちな緊張感とは無縁の、のんびりした空気をまとっていました。
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凄い、空港の敷地内にバナナがなってる・・・
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いい味を出してるこちらの村営バスに乗って、島の中心部を目指します。
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緑いっぱいの森やサトウキビ畑を抜けて
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10時過ぎに多良間村役場に到着。
12:05にここから普天間港行きの村営バスに乗るまで、島内探検にレッツゴーです! -
あれ、役場のランタナの花にアオスジアゲハが来てますね。
東京はまだまだ虫の姿はないけど、ここは南国。
季節が数歩先を行っているようです。 -
集落を歩くと、あちこちで鮮やかな花を見かけます。
こちらは白と赤のグラデーションが華麗なハイビスカス。 -
今度は真っ赤なハイビスカス。
ハイビスカスって、なんでこんなに絵になるんでしょうね。
まるで被写体になるために生まれてきたような、鮮烈な色とプロポーション…
カメラのシャッターがはかどります。 -
観葉植物も東京で見るより生き生きしてるような。
太陽の光線の違いもあるでしょうか? -
集落を離れて、緑のトンネルを海岸の方へ進みます。
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途中に御嶽があったのでお参りしていきましょう。
この運城御嶽は伝承によれば1523年ごろ…本土で信長が生まれるよりも前…に、土原豊見親という地元の有力者が創設したそうです。 -
御嶽の森の中は木の間から柔らかな光が差し込んで、ふっと落ち着くような空間でした。
静かに手を合わせて、御嶽を後にします。 -
運城御嶽の先にあったこちらの石組みは、宮古遠見台というのろし台。
かつて琉球王朝が薩摩藩の支配下だった時代に、海上交通を監視するために造られたそうです。 -
海へ向かう道沿いに、もう1つ御嶽がありました。
泊御嶽というらしい。 -
もこもこ苔むした参道に点々と光が当たって、いい雰囲気。
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御嶽の瓦が花柄でおしゃれ。
何か宗教的な意味もあるんでしょうか? -
しばらく歩くと、森のトンネルの出口が見えてきました。
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島の外周道路を越えると…海だ!!
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白い砂浜とターコイズブルーの海を一望して、大きく深呼吸。
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しばらく海岸沿いに西へ歩きます。
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沿道の木の新芽が、ガラス細工みたいに色鮮やか。
この島の太陽と澄んだ空気は、あらゆる被写体の彩度を上げてくれるようです。 -
海岸に出て歩くこと数分で、多良間島のメインビーチ・ふる里海浜公園にやってきました。
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白いビーチと碧い海の向こうに、かすかに水納島の姿が見えます。
それにしても、この島の恐ろしいのは…これだけ絶景のビーチでありながら、観光客が私しかいないことです。
平日とはいえ、春休み中の4月4日金曜日なんだけどなぁ。
波の音を聞きながら、時が経つのも忘れて実質プライベートビーチになった海を眺めていました。
もし次に来ることがあったら、水着や海用の装備を持ってきたいな。 -
ふる里海浜公園から内陸に入って、天を衝くサトウキビの間を進みます。
間近で見ると3mくらいの高さがあって壮観です。 -
あれ、ヤギがいる。
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こっちにも!
ここの小さな三叉路の周りじゅう、ヤギだらけでした。 -
八重山遠見台公園は工事で休業中。
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集落の近くに戻ってきたところで、デイゴの大木を発見!
畑の中にあってこれ以上近づけないけど、スカーレットの花の鮮やかさはこの距離からでもよく分かります。 -
小さなマンションの庭には、優しい桃色のバラが咲いていました。
ところで、このバラの隣になってる木の実、何だろう?
実の付き方が普通じゃない気がするけど…
Googleレンズで画像検索してみるか・・・ -
え、君パパイヤなの!??
「僕、どこにでもある渋柿ですよ?」みたいな顔して生えてないでほしい… -
島のメインストリートに戻ってきました。
緑いっぱいで通る車も少なく、ここにもゆったりした時間が流れています。
この近くに1台、子供の交通教育用に信号機があるけど、島の信号はその1台だけだそうです。 -
家の庭先を飾るブーゲンビリアと、青空のハーモニーが清々しい。
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バスの出発時刻が近づいてきたので、役場近くのAコープでお買い物。
帰りのフェリーでいただく飲み物と昼食を調達します。
時刻は12時前、お弁当を買いに来た農家のおっちゃんたちでお店は大賑わいでした。 -
役場でバスを待っている間に、姉妹都市の記念碑を見つけました。
なになに・・・
「宮古市と多良間村は、安政6年に宮古の商船が多良間島に漂着し島民の手厚い保護を受け…」
なるほど、隣同士の島だもんね。遭難した船が流れ着くこともあるよね。
琉球の人々が遭難者を手厚く保護した話は、琉球王朝を描いた小説「テンペスト」にも出てきましたが、ここ多良間島の住民も例外ではなかったんですね。
それで、記念碑の続きは…
「ここに、両市村民の友好と親善を更に深め…
平成八年二月六日
岩手県宮古市長 菊地長右エ門
沖縄県多良間村長 安里茂男 」
えっ、そっちの宮古!??
言われてみれば、お隣は宮古「島」市だけどさ…
江戸時代の岩手の船乗りたちは、想像以上に遠くまで航海していたんですね。 -
定刻通りやってきた村営バスに乗って、名残惜しい多良間村を後にします。
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バスに揺られること10分ほど、宮古島行きのフェリーが発着する普天間港へやってきました。
貨物船の役割も持つフェリーの港で、陸にはコンテナが並んでいますが…ここも海がびっくりするほど綺麗! -
海水の透明度が高すぎて、海底の藻の色に海が染まって見えます。
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埠頭のプレハブ小屋で乗船受付を済ませて、宮古島・平良港(ひららこう。たいらこうではない)行きのフェリーたらまⅢに乗り込みます。
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13時、定刻ちょうどに船は離岸して多良間島を去っていきます。
後から計算したら、多良間行きの飛行機代と宮古行きの船代だけで、宮古島で観光タクシーを3時間貸し切りできるお金がかかっていましたが、この島へ来たことに後悔はありません。
海も、森も、花も…払ったお金以上の宝物を見せてもらえました。
この島の空気を写真では表現しきれないのが、本当に惜しい…。 -
船内の座席エリアに移って、先ほどAコープで買ったお昼ご飯をいただきます。
昨日に引き続き、沖縄のソウルフードのポーク玉子おにぎりです。
ボリュームもあるし、これ1個で400kcal超…コンビニのパスタ1パックに匹敵するので、船内の腹ごしらえには十分です。 -
宮古島が遠くに見えるころ、デッキに戻ってきました。
同じ沖縄の海でも、島の沿岸と外洋では色が違いますね。
群青に近いブルーの海に、船の波しぶきで小さな虹がかかって…
どこまでも色彩が鮮やかな旅で、目が休む暇がありません。 -
宮古島が近づいてくると、船橋越しに伊良部大橋が見えてきました。
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海上に浮かぶ白砂のビーチ、ユニの浜を右手に見ながら、伊良部大橋の最高地点をくぐっていきます。
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まるで海の上を龍が這ってるみたい…
壮観な眺めです。 -
パイナガマビーチを回りこんで、宮古島の平良港に到着しました。
時刻は15時。ちょうど病院の午後診察が始まる頃です。
今日は歩いてもあんまり痛みを感じなかったし、たぶん軽傷だと思うけど…本当のところはどうなのか、これから整形外科で調べてもらいます。 -
坂の上のバス停へ行く道中、振り返ると海へ続く坂道とヤシの木がいい雰囲気。
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ブーゲンビリア色の可愛い小型バスに揺られて、街中の整形外科へ。
さすが宮古島、病院も赤瓦なんですね(笑)
受付に初診の旨と痛みの部位を伝えると、看護師さんの問診を受けた後、レントゲン室に通されました。
旅先でレントゲンを撮るのはこれが初めてです(読者の皆さんも恐らくそんな経験ないでしょう…)
しばらくして診察室に呼ばれて、気になる診断は…
「筋肉も骨や関節も異状ないですね。ミネラルの不足で痛みが出たんだと思います。」
良かった・・・!!
脚がつって、少し痛みが長引いただけらしい。
これでまた自転車に乗れます!
突然訪問した東京人に丁寧に対応してくださった看護師の皆さん、先生、本当にありがとうございました!
この場を借りてお礼申し上げます。 -
病院近くのスーパーで買い物して、バスでホテルに戻ってきました。
日没まではまだ時間があります。
部屋に置いていた自転車を叩き起こして、夕方の島に繰り出します! -
伊良部大橋の付け根、ヒルトンホテルの隣にあるサンセットビーチへやってきました。
-
波打ち際で海を眺めていると、だんだん日が傾いてきました。
島の空も海も、淡い朱色に染まっていきます。 -
伊良部大橋の向こうに、真ん丸の夕日が沈んでいきます。
こんなにゆっくり夕日を眺めるの、いつ以来だろう? -
今夜の夕飯は、サンセットビーチの帰り道にあったイタリアン「パスタハウス 庭」さんにお邪魔しました。
予約推奨のお店のようですが、飛び込みでもイケメンの店員さんが快くカウンター席に通してくれました。
サーモンと島ほうれん草のクリームパスタに、ノンアルのレモンスカッシュを合わせていただきます。
クリームパスタは要するにベーコンの代わりにサーモンが入ったカルボナーラですが、塩味の濃さが絶妙で辛すぎず甘すぎず、まったく飽きの来ない一皿でした。
昨日の夕方、脚に違和感を覚えた時はどうなるかと思いましたが、多良間島の自然を満喫して、空と海から沖縄の景色を楽しんで、自転車で夕日を見に行くこともできて…大満足の1日でした。
明日は当初の予定通り、自転車で伊良部大橋を渡って、航空ファンの聖地を訪ねることにします。
それでは皆さん、おやすみなさい。
また明日お会いしましょう!
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