福岡市で花見三昧の徒歩旅行

2025/04/02 - 2025/04/02

今年の花見は最高！開花している期間が長いのでしっかり楽しめます。福岡市内の花見の名所は舞鶴公園と西公園です。しかし平日でも駐車場の確保は至難と予想して徒歩と福岡市地下鉄を利用して花見スポットを廻りました。あとで万歩計を見たらこの日の歩数計は14,500歩。日ごろの運動不足を補うにしては歩きすぎです。翌日は疲れが出て大変でした。
さてコースですが福岡市地下鉄東比恵駅→御笠川沿いの遊歩道→承天寺通り→祇園交差点→櫛田神社→国体道路→赤坂交差点→舞鶴公園→大濠公園→西公園→地下鉄大濠公園駅→地下鉄東比恵駅でした。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

福岡都市高速博多駅東出口そばの御笠川沿いの遊歩道です。満開の桜が独り占めで見られますが、桜が咲いている区間は100mほどしかないので残念です。桜吹雪も楽しめました。

さらに御笠川を下流に向かって歩きます。祇園交差点近くで見つけた「博多茶くら(さくら)」というお茶を販売するお店です。ここも桜は満開でした。福岡市のよいところは市の中心部にあっても昔ながらの建物が残っているところです。

祇園交差点に向かう前にちょっと寄り道しました。JR博多駅近くの若八幡宮のお参りしていくことにしました。博多の厄除け神社として有名です。JR博多駅から徒歩7～8分位のところに閑静な地区に由緒ある神社やお寺がたくさんあります。

若八幡宮 寺・神社・教会

若八幡宮から少し西に歩くと2014年3月に完成した博多千年門があります。ここから承天寺通りになります。寺社の多いエリアへの入口になっています。

博多千年門 名所・史跡

これがJR博多駅近く？と思えるほど閑静な承天寺通りです。しかし桜がないので、祇園交差点から博多の総鎮守櫛田神社に向かいます。

承天寺通り 名所・史跡

櫛田神社に向かいましたが、ここにも桜はないようです。しかし博多の人間としてはお参りしないで通り過ぎることはできません。

櫛田神社 寺・神社・教会

櫛田神社から国体道路をひたすら西に歩き赤坂交差点を目指しますが、おっ、気持ちが舞鶴公園ばかりに向かって忘れていました。天神中央公園（昔はここに福岡県庁がありました）も桜の名所でした。この川は那珂川に流れ込む川ですが、両岸にきれいな桜がいっぱいあります。

天神中央公園 公園・植物園

赤坂交差点を曲がってやっと舞鶴公園に到着しました。このプレートはかって西鉄ライオンズの本拠地である平和台球場があったことを示しています。稲尾、中西、豊田などの歴史に残る選手が多くいました。

舞鶴公園に登って行く上之橋から撮影しました。舞鶴公園の北側の濠に沿って桜が満開でした。ここから舞鶴公園に入っていきます。

舞鶴公園から見る福岡城です。福岡j法に天守閣があったかどうかはまだ解明されていないですが、天守閣再建機運が盛り上がっています。今年の花見に合わせて天守台に天守閣が仮設で設けられています。夜間はライトアップされているようです。

舞鶴公園 (福岡城跡) 名所・史跡

福岡城址天主台に近いところにある桜園です。満開の桜が見られました。

天守台の直下から見る満開の桜と仮設の天守閣です。

天守台から少し勾配のある坂を下りると枝垂桜がたくさん咲いていました。

最近完成し公開されている潮見櫓です。福岡城の北西端、三の丸に復元され今年の春に完成しました。

潮見櫓の2階から博多湾の方角を見ましたが、建物に邪魔をされて海は全く見えません。かっては博多湾がすぐそこにあり、この櫓から博多湾の交通を監視していたのでしょう。

舞鶴公園のすぐ西側にある福岡市民の憩いの場、大濠公園にあるボートハウス(ロイヤルガーデンカフェ大濠公園)です。池の北側にあって食事をいただきながら景色が楽しめます。池の周辺には予想以上に桜が少ないので、西公園に向かうことにします。

ロイヤル ガーデン カフェ 大濠公園 グルメ・レストラン

大濠公園の灯篭からまっすぐ北に歩きます。明治通りを渡り光雲神社に向かうと、参道の両側には満開の桜が出迎えてくれました。

光雲神社の参道が勾配を増すあたり、左側には平野國臣の像があります。ここも桜が満開できれいです。平野國臣は福岡藩士で攘夷派志士として有名です。西郷隆盛、真木和泉、清河八郎ら幕末の志士と親交があり討幕論を広めた人物です。寺田屋騒動で投獄され、八月十八日の政変、但馬の生野で挙兵したりした人物です。

さらに参道の満開の桜を楽しみながら光雲神社に向かう参道を上ると左手に立帰天満宮があります。天満宮ですから菅原道真をご祭神とする神社です。港近くに鎮座する当社は、「立帰」でわかるかと思いますが、福岡藩藩船の船乗りに信仰され、近代になってからも特に遠洋航海にでる漁業関係者の崇敬を集めた神社です。桜は多くはないです。

立帰天満宮 寺・神社・教会

急な坂道になった参道を登り詰めると光雲神社です。福岡藩の藩祖である黒田官兵衛(如水)とその子で初代藩主の黒田長政をお祀りしている神社です。境内にある満開の桜がきれいでした。

光雲神社 寺・神社・教会

黒田二十五騎の一人、母里太兵衛と名槍日本号の像が光雲神社境内にあります。知勇の誉れが高い武将で黒田長政の命を受けて訪問した福島正則邸でなみなみと注がれた大杯の酒を飲み干し福島家の家宝である名槍日本号を持ち帰った話は有名です。像の下にはこの話を歌にした黒田節の歌詞があります。

光雲神社の境内を抜けて裏山に登ると「日本さくら100選」に選ばれた西公園中央展望広場の桜があります。博多湾を望める丘の広場では満開の桜が楽しめます。

西公園から光雲神社まで戻ってきました。光雲神社の鳥居から見下ろすと参道の両側にある満開の桜が見事でした。ここから地下鉄大濠公園駅に向かいます。

地下鉄大濠公園駅から起点である東比恵駅に戻りました。

大濠公園駅 駅