2025/06/11 - 2025/06/12
268位(同エリア289件中)
ホイさん
地図を眺めるのが好きだ。
地図と言ってももっぱらグーグルマップ。
気になる場所は航空写真で見たりストリートビューで見たり。
そんな場所を調べて、あっココに行ってみたい…と思った場所を巡る旅に出た。
「歩いて国境を超える」という事にとても心惹かれた。
日本に住んでいるとありえないからね。
気ままなひとり旅に憧れはあるが、田舎を旅するには下調べが重要。
鉄道もバスも本数が少ないし曜日によって大きく変わるからだ。
移動に時間はかかるし待ち時間も長かったりするけれど、それも私の旅なのだ。
(な~んてね!)
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2025/6/11(水) ~ズノイモ(Znojmo)
昨夜は部屋で夕食を取った後、寝落ちしてしまい夜中に目覚めた。
そのまま起きていて6時を過ぎたころ駅へ朝食を買いに行った。
8:50の列車に乗るべく駅へ向かう。
ちょっと早めに入線してきた列車、乗ると言う相方、え?これか?
車内で何か違うと思い次の駅で下車、どうしようかと考えていたら次に来るのが乗るべき列車だった。どうやら遅れが出ていたようだ。列車の行き先をしっかり把握していないと慌てることになる、と自分を戒めた。
10時半過ぎ、ちょっと遅れてズノイモ駅に降り立つ。はぁ~気持ちいい~。最高の季節だ。
ぷらぷらと5分ほど歩くとすぐにペンションが見つかった。 -
2025/6/11(水) ズノイモ(Znojmo)
ブザーを押すと年配のマダムが出てきて大歓迎してくれた!
そしてこんなに早い時間なのにすぐに部屋に通してくれた。ありがた~い!
内装は新しくてとてもきれい。ポットは古め、力の弱い冷蔵庫、アメニティはハンドソープのみ、ティッシュなし。でも皿、まな板、カトラリー、塩コショウ、そして密閉瓶に入ったインスタントコーヒー!早速コーヒーを飲んでひと休み。
ここは駅から近いが町の中心からは15分ほど離れている。静かだが周りにお店が殆どなくスーパーまで10分~15分かかる。その分お手頃価格。
ランチを取りに町へ行ってみることにした。
相方が目星をつけた店、地元の人でにぎわっていて観光客は少ない。
セルフオーダーなので翻訳アプリでメニューを読み解く。
メニューを指さし注文、ゼスチャーでビールも注文。何とかなるもんだ。
ボリューミーで美味しいひと皿を完食し、帰る途中小さなスーパーでペットボトルなど購入した。ランチは一人1000円くらいだったからやっぱり庶民のお店だ。
Pension Phoenix (Booking.com) -
2025/6/11(水) ズノイモ(Znojmo) オーストリア国境
13時半過ぎに部屋に戻れたので、14時のバスに乗り一人で国境歩きに出かけた。
バス停(地図左上のフナニツェ)の名前を指さし、現金で払う。
バスは駅の南側の地区を進む。アパートが立ち並び交通量も多い普通の都会だ。午前中に行った場所はいわゆる旧市街なんだろう。郊外に出るとバンバンスピードを出すバス。 -
2025/6/11(水) ズノイモ(Znojmo) オーストリア国境
フナニツェで降りて広い道路を南へ歩く。横をスピードを出した車が通り過ぎる。
20分くらい歩いたか、国境の検問所跡があった。実際の国境ラインはこのちょっと先。 -
2025/6/11(水) ズノイモ(Znojmo) オーストリア国境
左側の畑はチェコ、右はオーストリア、国境の道。
EU以前、この辺りの人にとっての国境とはどんな物だったんだろうと考える。
ぶどう畑、ひまわり畑、麦畑、トウモロコシ畑。
よく晴れてやや暑いが風が気持ちいい。 -
2025/6/11(水) ズノイモ(Znojmo) オーストリア国境
時々境界の印がある。白い石でできているような杭。オーストリア側にはÖの文字、チェコ側ならCの文字。
広がる畑の向こうに点在する村の教会や家々。
左右に広がる景色は携帯には収まり切れない。 -
2025/6/11(水) ズノイモ(Znojmo) オーストリア国境
上の写真の反対側にあった宗教の建物。畑を歩いていると時々見かける。
有名なのはチェコのキヨフにあるモラヴィア大草原(広~~~い畑)の中にある祠。豊作を祈るために建てられた神聖なものだとか… -
2025/6/11(水) ズノイモ(Znojmo) オーストリア国境
歩いているとサイクリングをしている人が多いと気づく。
ヨーロッパは網の目のようなサイクリングルートがあると聞く。
列車にマイ自転車を乗せて目的地まで行きサイクリング、なんと羨ましいこと!
国境の道を30分くらい歩いてチェコ側に折れた。国境を歩いていて出会った人は一人だけ。
シャトフの村からバスに乗り宿に戻るのだが、途中の並木道がびっしりと赤い実をつけたさくらんぼの木で途中下車したくなった。
宿に戻り夕食の相談。二人ともあまりお腹がすいていない。
歩いて15分くらいのところにあるスーパーへ行ってみることにした。
KAUFLANDは大~きなスーパーだった。あがる。ビールやらつまみ、果物、パンなど買って部屋食。
ビールを飲んだ相方はしばらくするとチ~~ン。お約束だね。 -
2025/6/12(木) モラヴスキークルムロフ
ズノイモからバスで50分、徒歩10分、モラヴスキークルムロフ城に着いた。今日も快晴で気持ちがいい。やっとスラブ叙事詩を見られるのかと思うと気が急く。
展示室は城の内部で、画像の黒っぽく見えるドアが入口。
受付の男性がとても親切で、スマホの翻訳アプリを通して色々説明してくれた。 -
2025/6/12(木) モラヴスキークルムロフ
中庭にあるここが展示室への入り口。10時のツアーをネットから申し込んであった。
9時半集合と言われたけどまだまだ時間がある。中に入るとすぐ左に小部屋、その奥に無料ロッカーがあった。しばらく待ってみたが誰も来ないので階段を上って先に進んでみた。 -
2025/6/12(木) モラヴスキークルムロフ
鉄の扉を開けるともうそこはひんやりした空気の展示室だった。チケットを見せるともう入ってもいいと言う。ツアーと言っても説明はチェコ語なのでどうせわからないし、一人でゆっくり見ることにした。
まずはその迫力に圧倒される。心を落ち着けてゆっくりと見る。
アルフォンス・ミュッシャが手掛けたスラブ叙事詩(Slovanská epopej)はチェコおよびスラブ民族の伝承と神話を描いた壁画サイズの20連作。
現在はモラヴスキークルムロフ城で展示されているが、管理上あまりよい環境とは言えず、2026年にはプラハに移るとか何かで読んだけど、果たして? -
2025/6/12(木) モラヴスキークルムロフ
いやいやいや、どれを見ても圧倒される。よくぞ完成させたものだ。
アメリカの富豪がスポンサーになってくれたということだが感謝の念が浮かんだよ。
後日訪れたプラハのミュッシャ美術館にスラブ叙事詩のデッサンと下絵があり、とても興味深かった。 -
絵の裏側。1枚の重さってどれくらいあるんだろう。
絵は電子ロープで保護されており、画像右に見える物が絵の両側にある。
2つをつなぐ電子のラインを超えるとピーピーピーと警告音が鳴り、係員に注意される。 -
デッサン
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モデルさんたち
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Slované v pravlasti:
Mezi turanskou knutou a gótským mečem
多くの絵にこちらをじっと見つめる瞳が描かれている。
何かを訴えかけてくるような表情はこちらを落ち着かない気持ちにさせる。 -
Slavnost Svantovítova na Rujáně:
Když bozi válčí ? spása v umění -
Zavedení slovanské liturgie na Velké Moravě:
Chvalte Boha rodným jazykem
はみ出した足元 -
Zavedení slovanské liturgie na Velké Moravě:
Chvalte Boha rodným jazykem
鎖帷子 -
Štěpán Dušan Srbský a jeho korunovace:
Slovanské zákonodárství
花冠の少女(に見える)の腕にくぎ付け!男の腕のようにたくましい。
他の絵を見直してみたら他の女性たちも結構たくましい腕に描かれていた。 -
Přemysl Otakar II., král železný a zlatý:
Svaz slovanských dynastů
白く輝く金属製の鳩にしか見えない -
Bratrská škola v Ivančicích:
Kolébka Bible kralické -
Zrušení nevolnictví na Rusi:
Svobodná práce ? osnova národů -
Po bitvě na Vítkově:
Tě Boha chválíme -
Přísaha ?Omladiny“ pod slovanskou lípou 1894:
Slovanské obrození -
Mont Athos:
Vatikán pravoslavných -
Apotheosa z dějin Slovanstva:
Čtyři období Slovanstva ve čtyřech barvách -
Apotheosa z dějin Slovanstva:
Čtyři období Slovanstva ve čtyřech barvách
どれも群像を描いた物なのに、一人一人血が通ってみえて本当に素晴らしかった。じっくり見ていたら1時間半も経っていた。 -
2025/6/12(木) ズノイモ
バスでズノイモに戻ってきて、Zahrádka Pub という地ビールレストランで相方と落ち合う。城の近くで、建物を抜けた奥にテラス席があり出来上がった相方が待っていた。緑を見下ろすとてもいい感じのテラスだ。飲み物や料理もおいしくおすすめである。飲んだ中ではロゼワインがおいしかったな。赤はフルボディで私にはシブ。 -
2025/6/12(木) ズノイモ
食後はふらふらと近くを散歩。日差しはきついが日影は最高。
ズノイモ城の手前に見晴らしの良い広場がある。いやぁ~いいなあ!
宿に戻ってひと休み。夕食のためまた出かける気にもなれずある物で済ます。ゴロゴロしていたら寝落ちするといういつものパターンで今日も終了。
地図を見て 行ってみたかったチェコ①(準備、ウィーン)
https://4travel.jp/travelogue/11938044
地図を見て 行ってみたかったチェコ②(ズノイモ)スラブ叙事詩
地図を見て 行ってみたかったチェコ③(ヴィゾヴィチェ)蒸留所見学
https://4travel.jp/travelogue/11968033
地図を見て 行ってみたかったチェコ④(クロボウキ)スロバキア国境
https://4travel.jp/travelogue/11968034
地図を見て 行ってみたかったチェコ⑤(オストラバ)ポーランド国境
https://4travel.jp/travelogue/11968035
地図を見て 行ってみたかったチェコ⑥(プラハ)2つのミュシャ美術館
https://4travel.jp/travelogue/11968036
地図を見て 行ってみたかったチェコ⑦(ミクラーショヴィツェ)ドイツ
https://4travel.jp/travelogue/11968038
地図を見て 行ってみたかったチェコ⑧(ハムリ、プラハ、帰国)
https://4travel.jp/travelogue/11968039
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この旅行記へのコメント (2)
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- たてちゃんさん 2025/07/27 19:10:06
- スラブ叙事詩、ご覧になったんですね
- ミシャのスラブ叙事詩をご覧になったんですね。
私も見たくて、プラハに行きましたが展示が終わっていて見られませんでした。
2026年にプラハに移設になるのであれば、見に行けるかもしれません。行ってみたいです。素敵な投稿ありがとうございました。
実は昨年の私の投稿にコメントをいただいていたのですが、お返事もしていませんでした。今年の旅行から帰り旅行記の作成を始めようと思い、ホイさんからのコメントを拝見しました。失礼しました。
この後の投稿もこれから拝見させていただきます。
私の旅行記は、まだまだ時間がかかりそうです。
- ホイさん からの返信 2025/07/30 21:04:34
- Re: スラブ叙事詩、ご覧になったんですね
- メッセージありがとうございます!
実は北海道旅行をしていてお返事が遅くなりました。すみません。
スラブ叙事詩は本当に素晴らしかったですよ。今はちょっと行きにくい場所にありますが、プラハで展示されるようになったらまた行きたいと思うくらいです。
ただ本当に2026年に移設できるのかは怪しいところですので、しっかりチェックしてから行きましょう!
近日中にプラハにある2つのムハ美術館についてアップしますのでよろしければご覧ください。
たてちゃんさんは今年はどこへ行かれたのでしょうか?
アップを楽しみに気長に待っていますね。笑
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