
2025/03/02 - 2025/03/05
7446位(同エリア9536件中)
TATAさん
無事にお腹を下すことなく3日目の午後にバラナシからデリーに戻ってきました。デリーからアグラに向かいいよいよインドといえばのタージマハルに向かう後半戦です。
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デリー空港に戻ってきた。さあ後半戦だ。
まずは13世紀のイスラム王朝であるマムルーク朝の建築遺産であり世界遺産の一つであるクトゥブミナールです。
丁度日曜の午後、空は晴天、いい感じ。クトゥブ ミナールとその建築物群 史跡・遺跡
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気温は20℃台半ば、本当に心地よい休日の午後。公園をただ散策するというだけでも贅沢な時間を過ごせた。
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別角度から
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こちらは同じ公園内のアライミナール
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どこをみても絵になる風景。雑然としたバラナシとは異なる整然とした公園の景色に陶然とする。インドって雑然と整然がどっちもあって、ある種懐が深いというか。日本人からするとどうしても雑然のイメージが強いわけですがこの歴史、文化を大切にするのもインドなんでしょうね。
それにしてもこの旅行中はよく晴れてくれました。暑くもないし、乾季だし。一年中で一番観光に適したシーズンではないかなと。
雨季の時期だとガンジス川が増水して船が出ないとかも聞くし。 -
ホテルに戻ってきた。初日と同じアショカカントリーリゾート。
一昨日よりはいい部屋だったかな。
ただ、22時過ぎまで結婚パーティーでうるさかった。翌朝インド音楽が頭に残ってました。睡眠学習効果?アショクカントリー リゾート ホテル
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洗面台。アメニティは一通りは揃ってました。
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バスタブです。
トイレもどっちも清潔でしたよ。 -
翌朝。後半は絢爛なイスラム文化を楽しむ旅に向かうわけで。このツアーの第二のハイライトであるタージマハルを求めてアグラへ。
ホテル出発は予定よりも30分早く7時。なので5時半モーニングコールで6時から朝食となかなかの厳しさ。いやー、ツアーって効率的なのだけどその反面私達夫婦のようなダラダラを是とする人にはしんどいなと思い知りました。 -
途中の光景。高層ビル群が。
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ノイダ地区の高層ビル群などもみて、2000年代初頭の深圳のように感じます。大手外資系企業も多く進出してるし、もう一段の経済発展という気がしますね。
インドには何度か出張で来たことがあるのですが最後の出張は9年前。随分と変わったなあとインドもただの混沌の国というわけではなくなってきたのだなあと実感します。 -
バスは順調に進み、9時半ごろサービスエリアでトイレ休憩。コスタにサブウェイにピザハット。ちゃんとキレイな店舗群です。
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お土産物屋さんも。入店した瞬間に「こんにちはー」って。ここでもかー。そんなに日本人たくさん来るのか?そういえば中国人観光客見てないな。
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さて、インドのサービスエリアのトイレってどんなものかと皆さん関心があるかもなので写真撮りました。
フツーにキレイですよね? -
こっちも。ちなみにチップは不要だったのですが、女性側のトイレはチップを払ったそうです。10ルピー。あと、ティッシュは必携です。手洗い用の液体石鹸はどこもありました。
どうしてもインドだと街中のトイレが不安だったのですが、ちゃんと清潔なトイレだったのはポジティブサプライズでした。ただ、サービスエリアによって当たり外れはあるらしいです。 -
アグラ城に11時過ぎに到着。赤砂岩でできた美しいお城。勿論世界遺産です。16世紀ムガール帝国時代に建築されたお城。この時代がインドでイスラム文化が最も華やかだった頃。タージマハルもその時代で歴代の王侯の成したことをしっかりとガイドさんが教えてくれる。
アーグラー城 城・宮殿
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別角度から
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こちらは大理石をくり抜いて作ったお風呂だそうです。
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遥か向こうに見えるタージマハル。この後行くのです。
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昼食後、さあ到着、待ち望んだタージマハルです。結構な人です。おのぼりさん気分マックスで観光に向かうのです。
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タージマハルマップ。全てが左右対称で作られていることがわかりますね。
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とうとうここまで来ました。正面にタージマハルを見ると言葉にならない感動に襲われます。本当に美しい佇まいです。
ちなみにこの写真スポットは取り合いです。ガイドさんがうまく入ってくれて素敵な思い出写真が撮れました。タージ マハル 史跡・遺跡
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少し斜めから見ても絵になるなあ、うっとり。
さらに今日は快晴。これ以上ない絶好の観光日和。 -
迎賓館だったかな。
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イチオシ
別角度。実は真正面じゃない方が好みです。
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もちろん全景を見ても眼福なのだけど、間近で大理石に彫り込まれた模様も相当手間のかかった芸術性の高いもの。これこそが17世紀前半のインドで作られ今もなお世界中の観光客を魅了するインド最大の観光資産ということ。
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見上げてみた
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この後、ツアー旅行の必須行事なのですよね、土産物屋さんに行きホテルへ。
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最終日の朝です。5時半集合で夜明けのタージマハル観光へ。朝のガンジス川に続いてまた夜明けシリーズです。まだ真っ暗の中歩いて行きます。
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途中野良犬くんたちを見かけたので写真を撮ってみる。こっちの犬は皆寝てばかり。
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さあ到着。夜も明けてきた。川の向こうに見えるのはタージマハルだ。
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どこの方角から見てもその美しさは変わらない。東の空から太陽が登ってきて左側がうっすらと赤みがかって来た
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夜明けの様子です。
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ここも一応入場料取るのね。
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帰り道、お猿さんに遭遇。フツーに色々な動物がそこかしこを歩いてますね。あと、野生の孔雀やリスもいましたねー、日本とは生態系とか、人間と動物の距離が違うよなあ。
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グラウンドでみんな集まってクリケットやってた。
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バスはまた一路デリーへ。今日の夜便で日本へ帰国です。やっぱり寂しいよなあ、、。ガンジス川もタージマハルも終わって心にポッカリ穴が空いたようです。デリーに到着して向かったのはフマユーン廟。
フマーユーン廟 史跡・遺跡
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赤砂岩で出来たタージマハルの原型。何より空いているのが良い。やはりここも美しい公園の風情。勿論世界遺産ですしね。観光らしい観光はこれが最後。
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フマユーン廟の上に登っての景色です。
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こちらは中のお墓の写真が撮れます。
気になったのは落書きがそこかしこに。やっぱり見ると興醒めだなあ。皆さん、ダメ絶対、ですよね。 -
アグラ、デリーではこういった芸術性の高いイスラム建築をたくさん見る。ムガール帝国自体の遺産ということだけど、仏教、ヒンズー教、イスラム教と多種多様な歴史遺産をたくさん見せてもらえて大満足。
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ランチは最後のインド料理。全て美味しかったです。体調を崩すこともなく無事最後まで来れましたね。
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バスからインド門を見かけたので一枚撮る。
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レッドフォート、デリー城です。ここは外観を見ただけ。
レッド フォート 史跡・遺跡
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別角度から。
この後、雑貨店と紅茶屋さんに寄ってから、中華料理の夕食をいただきデリー空港へ。ガイドさんと涙の別れ(泣いてないけど) -
デリー空港で残ったルピーを使い、妻はスタバでマサラチャイの飲み納め。私は過去出張で食べられなかったマハラジャバーガーをいただきました。チャイは美味しかったけど、バーガーはまあフツーかなあ笑
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ヒマラヤ上空は避けるようにして中国から左上空から日本へ向かいます。
エアインディアは行きも帰りも特に不満なく。そりゃあJALやANAじゃないのでアレコレありますけど、まあでもこれも旅行の醍醐味ですよね。
さて、インド。初めてまともにこの国の観光をしたわけですが、出張を何回も行くよりも一度観光に行くことでその国のことはよく理解できました。
絶賛発展中のこの国、複雑な歴史、民族、宗教ということなのですが、今それぞれの歴史遺産を見ることができるということはきっと国としての包容力が大きいということなのでしょう。あまりに複雑すぎて成長の速度が遅かったわけですが、発展の具合など20年ほど前の中国のようでもありきっと数十年後この国は更に大きな発展をするのだろうなと思わされます。
あと、おそらく多くの日本人が感じるであろう独自の死生観やカオスな雰囲気は思ったより普通だよなと感じることが多かったように思います。その点では少し拍子抜けかも。ミネラルウォーターで歯磨きとかもあったわけですが、屋台のものを口に入れなければお腹を下すこともなく、体調は全く問題なしでした。まあその分ツアー会社に守られていたということなんでしょうが。
得体の知れないものが浮いていると言われたガンジス川も、スラムだらけと言われた市内も、どっちもそれほどでもないし。そこまでワイルドではなくなったのインド?という思いもありますがその分タージマハルも近くなったんじゃないかな。やっぱり来なきゃわからないこともありますし、来て良かったなと心底思います。
これで夫婦の行きたいところリストから一つ達成です。さあ、次どこ行こうか。
インドのすごいトイレも少しだけ体験したから、これならもうどこでも行けるかなと笑
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