
2025/02/28 - 2025/03/02
8636位(同エリア9536件中)
TATAさん
「タージマハル行きたくない?」
妻からそう聞かれてインドには出張で何回か行ったけどタージマハルとか観光はないなあと答えてたら、その数ヶ月後にはツアーに申し込みました。
だってこんなの若いときしか行けないよ、と。
まあそれもそうかなぁと軽く考えていたのですが、日程が迫ってくるとホントに行くのか行っていいのかと謎の葛藤に襲われ、、、。
体力不足の夫婦には厳しいところもありましたが、衛生面も少し気をつければお腹を下すこととかもなく。ただ街のトイレはなかなかスパイシーでしたねー?
はい、そんなこんなでインド初心者向けの旅行記です。ツアーですので効率的に観光できました。
それでは、まずは成田からデリー、さらにバラナシまでの日程前半です。
お時間許せばお付き合いくださいませ。
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ホントに行くのかインド、前日になってもグダグダ言ってたけど、ここまできちゃったぞ。
成田空港だ。まだ出発時間の3時間ほど前だけど。
デリー、アグラとバラナシに行くツアー。まあインド初心者向けよね。
航空会社はエアインディアです。初搭乗、以前にインドに出張した時は絶対使うなと同行の先輩に言われたものだけど、まさかここで来るかと。ネットで見たら「俺たちのエアインディア」とか書かれてるし。だいたいこの接頭語が付くときってなんかダメなやつだよね、、。 -
さてでは搭乗です。なぜか10分早くなってた。遅れるよりはいいんだろうけど。エアインディアなので乗ったら即インドの気分、、、かな?
ここから9時間のフライトです。 -
保安ビデオもインドっぽいな。こういうの好き。
席は3-3-3。隣の通路席が空いていたのでゆったりと過ごせました。 -
離陸後一時間経過。瀬戸内海上空に差し掛かった頃ですかね。ランチタイムです。
期待していた機内食も美味しく。ここまではいい感じ。まあ製造は日本国内なんでしょうけども。 -
こっちは妻の分。どっちも素直に美味しかったですよ。
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座席は割と広い感じ。足をちゃんと組めました。快適に過ごした9時間のフライトでした。
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タッチパネルの反応が悪くてなかなかフライトマップに辿り着けなかったり、読書灯がつかなかったりといろいろありましたが、それでもCAさんは頑張って何度も読書灯をつけようとしてくれました。
さすが、俺たちのエアインディアだと揶揄するよりもCAさんたちが頑張ってくれたことを喜ぶ気持ちの方が強かったです。
ちなみに日本語の映画は一本、アニメのSPY FAMILYだけでした。 -
デリーに到着したらまさかの雨。あれ?今乾季って聞いてたけども?
でもこの後一度も雨に降られることはありませんでした。 -
デリー空港といえばこれですよね。空港内では写真撮らない方がいいはずだけどまあ一枚だけ。
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入国しました。自身9年ぶりのインドです。デリー空港ってこんなだったっけ?随分都会のちゃんとした空港の風情だよなあと。
他のツアーの方ともここで合流。全員で13人、これから五日間よろしくお願いします。 -
夜10時過ぎにホテル到着。アショカカントリーリゾート。よくツアーで使われるホテルのようです。まあ空港に近いので使いやすいんでしょうね。
アショクカントリー リゾート ホテル
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ホテルの中
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2日目の朝です。部屋の窓から。
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昨日来たデリー空港に再度到着。ツアーってこういうときガイドさんについて行くだけだもんな、楽ですよね。
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ゲート横のトイレ。まあ男女を間違えようがないですね。中はまあフツーに使えましたよ。
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さっさと搭乗口に到着したのだけどなぜか二回もゲートが変わって皆で大移動。私達以外の日本人方もちょこちょこちょこいましたね。
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ゲートはここ。ガンジス川のバラナシに向かいます。
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A320、インドの国内線というだけで身構えてましたけど、ちゃんとしてますよ、機体も新しいし。タタグループになってから変わったってことなのかな。
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一時間ほどのフライトですが軽食が出ました。左側がポテサラを挟んだパン、右はブルーベリー(かな?)ジャムのマフィン。どっちも美味しくいただきました。やるな、エアインディアという感じですよ
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バラナシ空港到着。30℃超、いきなり夏ですねー。
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デリーと違って小さめのバスで巡ります。バラナシは狭い道が多いそうなので。
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街中の風景。インドって感じですね。道中野良犬ばかり。山羊や牛や猿もあちこちで目撃。
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まずは観光前に腹ごしらえです。高級そうなレストラン。まあ、やっぱり代理店さん厳選のレストランに連れてきてもらえるので気が楽ですよね。
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ビリヤニをいただきます。お味はまあフツー。日本人向けに辛さを抑えてるのかな。
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さて、では観光開始です。サールナート遺跡群の一つ、ダメークストゥーパです。四大仏教聖地の一つだそうで、お釈迦様が悟りを開いたあと初めて説法をした場所です。
紀元前3世紀マウリヤ朝のアショカ王の庇護のもと、仏教がインドに広まった時の遺跡群。ダメーク ストゥーパ 寺院・教会
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ちょうどバングラデシュから仏僧が来られてた。あれ?スリランカだったっけ?
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この円柱はアショカ王が建てたまさにそのもの!紀元前の建築物を目の当たりにできることにわざわざインドまできたことの喜びが込み上げてきます!!
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塔を正面からです。
紀元前の遺跡、アショカ王の建てた仏塔が今も残っていることもすごいけど、今やこの国では廃れた仏教の遺跡がちゃんと保護されていることも驚き。宗教の複雑な抗争なんかはなかったのかなと思ったり。 -
続いては考古学博物館に。こういうとこほんとに好きなのです。その国に行けばまず最初に博物館に行くのがいつもなので。
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こちらの博物館の目玉はこちら。四頭の獅子像。インドの国章で、ルピー紙幣にも印刷されているそうです。
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別角度から。
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獅子像に続く目玉の初転法輪像です。
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こちらはなんだったっけ、、
このツアーはジャイプールにはいかなくってその分ガンジス川とこのサールナートに行ってくれて、実際にここにきてみるとやはりこれはいいなあと。
やはり歴史を大切にする国はその遺跡を見るだけでも趣深い。来てよかった、うん、本気で思います。 -
その後てくてくと歩いてムルガンディー寺院へ。お釈迦様の生涯を描いた壁画、それも日本人が描いたというもの。
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こちらがその壁画です。
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こちらも。
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公園を抜けるためにしばしお散歩。牛さんがいたからパシャリと。
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バスで移動してガンジス川へ。沐浴を見るとかそういうことじゃなくて、ずっとずっとテレビとかで見てた聖なる大河ガンジスにとうとう来た。
まだ、夕暮れ前、陽が残ってる。たくさんの人出。ガンジス川 滝・河川・湖
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混沌、雑然、わやくちゃ、そんな形容で表現される光景。悪臭に溢れてるとかゴミだらけという感じじゃない。ただやたらと人は多い。物を売りつけようと人が寄ってくる。
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その後アールティ・プージャという催しが始まったのでゴザの上に座って眺める。数百人はいるかな、音楽に乗って数人の僧侶が踊り続ける。そしてそれを陶酔しながら眺める観客。
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こちらも半ば呆然としながら眺める。
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同じような音楽がずっと流れる。こういったものも日本では絶対に経験できないこと。この催しは毎日行われているわけで、これがこの国での日常ということ。あらためて異なる文化に触れることの重要さを改めて感じます。
既に時間は19時過ぎ、ホテルに入って夕食を取ると20時、クタクタ。明日の朝は早い。爆睡。 -
翌朝5時出発。朝のガンジス見物だ。沐浴を見る。
得体の知れないものも流れるとか日本では色々言われてるけど、昨日見た限りだとそんなことはなかったけどなあ。ガイドさんも今はそんなことありえないと、まあそうだよね。
朝5時半ごろだけどもう結構人がいる。 -
なんかこの光景も結構神秘的。多分世界中にここにしかない景色。
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イチオシ
船に乗る。夜が明け始めた。向こうに火葬場も見える。ガイドさんから絶対写真に撮らないようにと言われる。
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沐浴の光景
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汚れているといってもこの程度。悪臭とかはなく、得体の知れないものは流れてないよね笑。
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日本人らしき人もチラホラと。こんな案内もありました。
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そして夜が明けていく。太陽の輪郭がはっきりとする頃、ガンジス川が茜色に染まる。あまりに美しい景色、一生この景色を忘れないと思う。
あと、こっそり川の水に指をつけてみた。流石に沐浴はできないけれども。
写真では伝わらないけど、この旅行の中で一番美しく神々しい光景でした。これだけのためにインドまで来た甲斐がありましたと本気で思います。 -
こちらも。ホント、早起きして良かった。
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朝のバラナシの光景。デリーとは違いますよね。
牛のフンがあちらこちらで汗。気をつけて歩かないと辛いことになります。 -
その後、ヒンズー寺院であるバラートマタ寺院、ドゥルガー寺院に立ち寄った。 この二つの寺院も何気に良かった。仏教遺跡とヒンズー寺院をしっかりと見れたバラナシの二日間でした。
写真はドゥルガー寺院。バラートマタ寺院は写真撮影不可でした。
ちなみにヒンズー寺院では靴を脱がなきゃいけないところがあります。裸足になる必要はないですが、靴下はそれなりに汚れるので履き古しの靴下で行けばいいかな。ドゥルガー寺院 寺院・教会
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これはドゥルガー寺院の中ですね。インド建国に伴い建設された寺院です。
わかりにくいけど中央にインド全土のマップがあります。
ちなみにこの寺院横のトイレはなかなかスパイシーでした。私使いませんでしたけど、、。 -
バラナシのホテル、プライムランドです。小さく見えるかもですが充分快適なホテルでした。
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ホテル前の光景。牛さんと右側にはロバ?
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その後ホテルに戻って朝食をいただきバラナシ空港へ。
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デリーに戻ってツアーも前半が終了。後半はいよいよタージマハルです。
その2に続きます。
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アショクカントリー リゾート
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旅行記グループ 50代夫婦の初めてのインド旅行記
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