2025年2月 マレーシア縦断6日間②【イポー・クアラカンサー・ペナン】

2025/02/21 - 2025/02/26

3日目はキャメロンハイランドからとなります。
キャメロンハイランドの市場散策をした後にイポーへ。ケリーズキャッスルとペラトン寺院を入場観光後クアラカンサーのウブディアモスクへ。写真撮影後ペナン島へ移動します。3日目も長距離移動が続きます。
なお写真を撮っていない観光地はテキストのみで省略しています。
念願のイポーに行けたものの悲しいかな目的は叶わず。それでも充実した一日でした。

2/21【1日目】成田～クアラルンプール（スバンジャヤ）
2/22【2日目】プトラジャヤ（ピンクモスク）～クアラルンプール市内観光～キャメロンハイランド（紅茶畑）
2/23【3日目】キャメロンハイランド（市場散策）～イポー（ケリーズキャッスル、ペラトン寺院）～クアラカンサー（ウブディアモスク）～ペナン
2/24【4日目】ペナン（ジョージタウン観光）～ブキットメラ（オランウータン保護島）～セランゴール（ホタル観賞）～クアラルンプール
2/25【5日目】マラッカ（世界遺産観光）～クアラルンプール
2/26【6日目】クアラルンプール～成田

※写真に時々映るイラストグッズは私の推しキャラです。気にせずご覧ください。

エリア イポー(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

3日目は朝8時出発と早いため7時前にホテルの朝食会場へ。
お客さんはまだ誰もおらず。悠々と料理を取ることはできましたが卵料理などのライブキッチンはまだやっていませんでした。

チキンソーセージ、豆、ホッケンミー、ミックスベジタブルなど。主食は中国風おかゆがあったのでそれにしてみました。
こちらも生野菜が豊富でありがたかったです。
ツアーはいつも出発が早いのでゆっくり朝食をとれないのが残念です。

ヘリテージ ホテル キャメロン ハイランズ
時間がなかったので出発前に室内写真を1枚だけ。

ヘリテージ ホテル キャメロン ハイランズ ホテル

ヘリテージ ホテル キャメロン ハイランズ
ベランダからの景色です。
相変わらずの曇り空ですが雨はやんで遠くの空は明るくなっています。

ヘリテージ ホテル キャメロン ハイランズ
昨日は夜着で雨も降っていたためどういう景色が分からなかったのですが、別荘のような雰囲気がとてもいいです。長期滞在者が多いというのも頷けます。

バスは定刻通りに出発、キャメロンハイランドの市場散策に行きます。
どこの市場かはガイドさんは説明してくれませんでした。お店の名前も言ってくれないしちょっと不親切だなあと…。
市場散策時間は30分ほど。イチゴやハチミツが特産品のようで試食もさせてもらえました。ハチミツはおいしかったですがイチゴは日本のものが一番ですね。
BOHティーやキャメロンバレーティーも売っていました。荷物になるからとここでの買い物はスルーしたのですがKLでは少量パックの紅茶が売ってなかったので買っておけばよかったと後悔。

市場散策は時間がなく写真が撮れずじまいでした。ゆっくり写真が撮れるのは移動中の車窓からというのが何とも言えません。
バスはキャメロンハイランドを後にしてイポーに向かいます。
イポーへの道は新道なので道は広くそこまで蛇行していませんでした。

11時を過ぎた頃、イポーのケリーズキャッスルが見えてきました。

イポーに並々ならぬ思いがある私。
長くなるので割愛しますがマレーシアに行くならどうしても訪れたい街の1つでした。こちらのツアーを選んだのも唯一イポーに立ち寄るツアーだったからだと思います。目的は達成できませんでしたが…。

ケリーズキャッスル
入り口に大きくKELLIE'S CASTLEと書かれています。
ガイドさんが参加者分の入場料を払ったら中は各自自由行動です。40分くらいあったと思います。

ケリーズキャッスル
正面から見たお城。この曇天が薄暗い雰囲気を醸し出していてお気に入りの一枚です。
写真では切れてますが手前には文字モニュメントもしっかり配置されています。

ケリー城 城・宮殿

ケリーズキャッスル
室内を再現した部屋。中には入れません。城が完成していればこんな豪勢な部屋になっていたんでしょうか。

ケリーズキャッスル
内部から外を見た感じ。お城内部は明かりがないので昼間でも薄暗く窓からの日光だけが頼りです。階段は狭い上に急だし一段ごとの高さが違うので慎重に上り下りしないといけません。

ケリーズキャッスル
庭の至る所に紫の花が咲いています。廃墟の良いアクセントになります。

ケリーズキャッスル
上からの風景。階下の柵で囲ってある場所にも行けます。

ケリーズキャッスル
上からの風景の別角度。周りはヤシの木のプランテーションでしょうか。一面緑でした。

ケリーズキャッスル
裏庭にあるガゼボ。

ケリーズキャッスル
裏庭側から見たお城。壁の一部しか残っていませんがこちらにも建物を作る予定だったのでしょうか。

イポーの市街地へ本日の昼食会場に向かいます。「Tandoor Grill」という北インド料理レストランです。

昼食はもやし…ではなくインド料理です。
中にはお客さんがいませんでしたが後から何組か入店していました。広くてバーカウンターもあり高級そうな店内です。
北インドのカレーは辛くなく日本人の口にも合うとガイドさんが話していました。

ドリンクは別料金ですがせっかくなのでラッシー(10RM)を頼んでみました。かなり大きめのグラスで運ばれてきました。濃厚で飲み応えタップリ。

マレー料理のお店以外ではアルコールが注文できました。ただしアルコールはどこもビールのみ。お酒は好きだけどビールだけ飲めない自分。マレーシアでは一滴もアルコールを摂取することはありませんでした。

ターリー皿に盛りつけられたカレー
バナナリーフカレー的なものを想像していましたが…こんなちゃんとしたお店で出るはずなく。
カレーはチキン、ベジタブル、もう1種は忘れました。まったりとしていて濃厚、クリームが多く使われてるのかな？ガイドさんが言っていたとおり辛くなく食べやすい味でした。逆を言えば日本でも食べたことがある味のような気も。
カレーはなんとか完食しましたがご飯は少し残してしまいました。

食事を終えたらイポーの市内観光です。
と言っても車窓観光のみ。泣く泣く車窓からの写真でお送りします。

イポーの町並み(新市街)
こちらは月餅など中国系のお菓子のお店のようです。

イポーを知ったのはSNSで流れてきた1枚のもやし料理の写真でした。
もやしがすごくおいしい！と書かれていて気になって調べたのがきっかけです。
コロナ禍でグーグルマップでイポーの街を調べながら、現地でもやしチキンを食べたりホワイトコーヒーを飲むのを妄想していました。

キンタ川に架かる橋
新市街と旧市街の境目です。

イポーの町並み(旧市街)
LIM KO PI　昔ながらのカフェのようです。こういうお店でホワイトコーヒーやチェンドルを頼んでまったりしたかった…。

イポーの町並み(旧市街)
駅へ続く道。交差点の建物がカラフルなので撮りました。

イポー市庁舎（元郵便局）
白亜の建物が美しい！

反対側の窓からイポー駅が見えます。

イポー駅
コロニアル建築の美が感じられる建物です。ここをバスで通り過ぎるだけなんてもったいない。
イポーは駅から旧市街、新市街まで一直線で迷わないし、新市街までならコンパクトで街歩きにぴったりの街だなと思いました。

イポー郊外に出てペラトン洞窟寺院に来ました。
漢字では「霹靂洞」と書くようです。
洞窟と直結するかのように寺院が建てられています。日本では洞窟は自然のまま残してあることが多いので不思議な光景です。

霹靂洞 寺院・教会

ペラトン洞窟寺院
寺院入り口右側。蒋中正＝蒋介石とのこと。

ペラトン洞窟寺院
寺院入り口左側。壁の文字はあの孫文が書いたものらしいですが全部なのか一部なのかよく分からず。左右で筆跡が違いますね。

ペラトン洞窟寺院
ガイドさん曰く、胡適という有名な中国の思想家が書かれた字らしいです。
中国のことになると饒舌になる現地ガイドさん。さすが中国系マレーシア人。

ペラトン洞窟寺院
中に入ってすぐ鎮座する大仏様。
大きくて迫力があります。目がパッチリ開いているのが日本のと違う印象。

ペラトン洞窟寺院
洞窟内の至る所に壁画があります。

ペラトン洞窟寺院
上から光が差して神秘的な雰囲気の仏像。

ペラトン洞窟寺院
草花も描かれています。

ペラトン洞窟寺院
三人の仙女。

洞窟は上へ登れるのですがツアーではここまで。
階段を登るとイポー市内を一望できる岩山の上に出られるようですがかなりきついらしいです。
イポー観光はこれで終わりです。高速道路でクアラカンサーに移動します。
さようならイポー。今度来るときは必ずもやしを……。

1時間ほどでクアラカンサーのウブディアモスクに着きました。
日曜日の礼拝なのか中には入れず外観のみ。黄金色の玉ねぎ型ドームがよく見える駐車場から一枚。
午後ということでかなり暑い！わずか20分ほどの滞在だったのに日差しがきつく体力を奪われました。ツアー中一番暑かった場所かもしれません。

ウブディア モスク 寺院・教会

駐車場に現国王夫妻の看板がありました。
こちらの看板は街中や高速道路でもよく見かけました。

ここからは一路ペナン島へ、高速道路をひたすら走ります。
途中サービスエリアの休憩所にいたネコチャン。テーブルの上なのですが人の気配にも全く動じることなく丸まってお休みしていました。

別のネコチャン。
暑いからお腹を冷やしてるのでしょうか。

SAの売店でお水を調達。同行者はまたしてもカットフルーツを購入していました。

クアラカンサーからペナン島へは約2時間半。延々と緑の風景が続きます。
途中スコールもありましたが20分ほどですぐにやみました。キャメロンハイランドのスコールが長すぎたのかも。

途中低い山も見ました。マレーシア半島部には高い山がほとんどないそうです。
同じような風景ですがなぜか見飽きることはありません。

ガイドさんがペナン島への橋を渡りますとアナウンスしました。
ペナン島への橋は２つありますがバスが渡った橋はジョージタウン寄りの橋「Penang Bridge」だったと思います。

ペナン・ブリッジ 建造物

橋の終わりです。高いビルが見えてきました。

ホテルに向かう途中に車窓から見えた中国系の豪華な寺院。天生宮と書かれています。

ペナンの味わい深い騎楼。こういうところを歩いてみたい…。

セブンイレブンもありました。
マレーシアのコンビニはセブンイレブンをよく見かけました。次点でファミマ。ローソンは見かけませんでした（後日調べたらマレーシアにもあるみたいです）

シティテル ホテル ペナン
夕方5時過ぎに本日宿泊するホテルに到着。

シティテル ホテル ペナン ホテル

シティテル ホテル ペナン
綺麗に掃除された玄関。

シティテル ホテル ペナン
玄関から上を見上げた一枚。

シティテル ホテル ペナン
室内写真。今回は時間があったので到着後すぐに撮影することができました。

シティテル ホテル ペナン
ビジホっぽいややコンパクトな作りですが市内を見渡せる窓もあるし十分。

シティテル ホテル ペナン
バスルーム。シャワーヘッドは動かせるタイプで水圧、水量も問題なし。

シティテル ホテル ペナン
部屋のお水がボトルウォータータイプでした。瓶の中の水がなくなったら各階に設置されているウォーターサーバーで飲用水を汲んできます。空のペットボトルに水を入れて翌日用の飲み水にしました。
日々の飲み水の工面を考えると日本の水道水がそのまま飲める環境にありがたさを感じます。

シティテル ホテル ペナン
ペナンの町並みが一望できます。遠くの山が霞んでいますがもしかして雨が降っている？この予測は的中し、その後雨雲は市街地までやってくることに…。

シティテル ホテル ペナン
窓から下を覗くと昔ながらの家が並んでいるのが見えます。
近代的な高層ホテルのすぐ近くにこのような町並みが見えるのが東南アジアらしいと思ってしまいました。

17:45にホテルロビーに集合後、ホテルから直結している本日の夕食会場に移動します。レストランに移動する途中で「霧島」という高級日本食レストランの前を通りました（地球の歩き方に載っていた）
旅程表には中華料理の4文字のみ。レストラン内の大型プロジェクターには「港式点心」などメニューのダイジェストが次々と流れていきます。

ツョンファーシーフード 中華

ZHONGHUA
後に調べたところ海鮮中華レストランのようでした。飲茶や点心は2日目クアラルンプールのランチで食べましたがまた？

点心ではなく大皿中華料理が次々とやってきました。
フクロタケのスープ、白身魚の揚げ物、シーフードの中華炒め、麻婆豆腐(辛くない)などなど。

大好物の空心菜炒めもありました。味は間違いないです。

飲み物はスイカジュースを注文。12~15RMくらいだったと思います。
台湾夜市で飲んだスイカジュースを思い出す生搾り感。氷は入っていますがどの飲み物もそんなに冷えていません。

食事中、外からゴロゴロと雷のような音が聞こえてきました。食事後やってきたガイドさんが「スコールがやってきた」と話していたので幻聴ではなかったようです。
実はこの後ペナンヒル夜景観賞のオプショナルツアーがあったのですが自分は申し込んでいませんでした。翌日OPツアーに参加者から伺いましたが出発する頃にはほとんど雨はやみ、夜景も無事見られたようでした。

OPツアーに参加しなかったので夜7時半頃にはホテルに戻り一休み。
実は夕食前に少し時間があったのでホテル周辺のコンビニで買い物をしていました。

セブンイレブンで購入したオールドタウンホワイトコーヒーのインスタントスティックと缶コーヒー。インスタントコーヒーは買っておきたいお土産の1つだったので買えてよかったです。
缶コーヒータイプがあったのを知らなかったのですが冷たいホワイトコーヒーが気になりその場で購入。夕食後に飲んでみましたが冷たいホワイトコーヒーはそこまで甘さが気にならずおいしかったです。日本でも売ってくれないかな。

こちらはホテルの目の前にあったHAPPY MARTというコンビニで買った物たち。
TAMTAMというスナック菓子は安くてマレーシアで人気のお菓子というレビューを見て購入。後日試食してみたところ食感はちょっと固くてしっとりめ、特別うまい！と感じませんがついついつまんでしまうような味でした。職場のばらまき土産にしましたが好評であっという間になくなりました。
インスタント麺は自分用に。アッサムラクサとカレー味。コンビニでは単品で買えるのがいいですね。食べるのが楽しみです。
コンビニのレシートを捨ててしまったので値段は忘れましたがどれも安かったです。後日立ち寄ったKLのコンビニとは置いてあるラインナップが違ったのも興味深かったです。コンビニにも個性がある！

缶ホワイトコーヒーを飲みながら夜景を眺め、就寝までまったり休憩。至福のひとときです。
3日目終了。