寒さ厳しい冬の東北旅行も、ストーブ列車でぬくぬくと

2025/02/22 - 2025/02/24

どこかにビューーン！で行く盛岡旅２日目は、
この日のみ運行する風っこストーブ遠野号乗車から。
普段、目にすることのない石炭を使ったストーブが、
車内を温かく、そして煙たさで満たしていました。

エリア 花巻(岩手)

目覚めると外は銀世界。
昨晩雪が結構強く降っていたのですが、
今朝は、すっきりと晴れて、
青空が綺麗で気持ちいい朝です♪

アートホテル盛岡 宿・ホテル

手短に準備をして、盛岡駅へ向かう途中、
開運橋から岩手山を。
今日は山頂までくっきり見えて、
素晴らしい眺めです。

開運橋 名所・史跡

盛岡駅に到着。
これから乗車する、
風っこストーブ遠野号の案内が既に表示されていました。

盛岡駅 駅

入線シーンを見ようと、
発車の20分以上前に来たのですが、
既に乗車準備も完了してました。。。

さぁさぁ乗り込みます。

乗車してすぐに、
カワイイ石炭ストーブ！！
早速、モクモクと煙を車内に充満させています。

今回予約したのは、
ストーブがついている２号車。
予約したのが、
乗車２週間くらい前だったのですが、
思いのほか席が空いているなぁーと思ったのですが、
当日乗ってみたら満席状態。
やはりこういうイベント列車は、
人気がありますねー。

座席はこんな感じで、
レトロな木の椅子に木のテーブル。
今日は、しっかりと閉められていますが、
夏は上部のガラス窓が外されるようで、
それはまた、風を切って気持ちよさそうです。

下の窓の手前には、
鉄で描かれたかわいい模様が。
これ、ボックスごとに模様が違って、
この模様の違いを見るのも楽しいです。

上部に掛けられたライトも、
レトロな感じがあって、
また、真っ黒な天井に、
この電球が抜群に合っていて、
車内の隅々まで、見所多すぎです。

車内がどんどん、
モクモクしてきました。
さらに、石炭を燃やす独特のにおいも
どんどん強くなっていきます。

他の乗客の方が、
何やら食べ物を温め始めました。
乗客が自由に置いたりできるようで、
この後も続々と食べ物が並べられていき、
ストーブ上も満席状態でした。

そろそろ出発なので、自分の席に戻ります。
この列車、色々な路線で使いまわして走っていて、
路線によっては揺れるのか、
しっかりとしたドリンクホルダーがありましたが、
検札があると思い、指定席券を入れてみました。
（結局、乗車した区間では検札は来ませんでした。。。）

さていよいよ出発。
そとは寒々しい景色が広がりますが、
車内はストーブのおかげでポカポカです♪

ストーブ前には常に２人のJRの職員さんがいて火の管理。
ストーブの周りには、停車中はもちろん、走行中でも、
常に人だかりができていたのですが、
火の具合を確認するタイミングに、うまく立ち会えました。

あっという間に、降車駅の花巻に到着。
この列車自体は、もっと先の遠野まで行くのですが、
道半ば、泣く泣く花巻で下車します。

バイバイ、私のシート。

花巻駅では、停車時間が３０分近くあるので、
他のお客さんも一度下車して、
写真を撮ったり、買い物したりと、
めいめい好きなことをされていました。

約４０分、短い乗車時間でしたが、
珍しい経験ができて、楽しい乗車でした。

花巻駅 駅

すてきなイベント列車を降りた後は、
路線バスで約３０分。
鉛温泉スキー場に到着。
天気が良くて、白い雪に青空がよく映えます。

花巻市鉛温泉スキー場 スキー場

右奥のコースは結構な急斜面なので、
上級者向けですかねー。
そしてそんな上級者向けコースから続く斜面に
設けられたそりエリアも、
そこそこ急になっています。

あれれ、ぼやぼやしていたら、
青空が綺麗ないい天気だったのが、
急に雲行きが怪しくなってきました。。。

雪と風が強かったり、
またスカッと晴れたりと、
天気がころころと変わる日だったようで、
雪と風が強いとめちゃめちゃ寒いので、
適当に遊んで、早めにこの日の宿に向かいます。
お宿の紹介はまた次の旅行記で。