はじめての沖縄 ０日目

2025/02/21 - 2025/02/21

毎年恒例の冬の旅。

23年北部九州
24年南部九州
と順調に南に足を伸ばして、今年はさらに海を飛び越えて沖縄へ。

沖縄上陸は人生初。


モノレール以外の公共交通機関がバスしかない沖縄本島。
今回も路線バスを縦横無尽に活用して沖縄を満喫します。


初日、沖縄への移動日。
朝は寒い寒い山国で仕事してたのに、夜には那覇であぐー豚を食す激動？の1日。

エリア 那覇(沖縄)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅立ちの朝。

毎度毎度ですが、旅立ち当日は後半休をとっているので、旅行出発前は早番で勤務していきます。

出勤時お外は氷点下7℃をさしている。。。

今日1日で何度の寒暖差を体感するのだろうか。

で、昼前には早引けさせてもらい、旅の出発点の山国のターミナル駅へ。

ちょうど1ヶ月前、この駅の駅前で凄惨な事件が起きてしまいました。
（事件の現場はこことは反対側の駅舎です）

犠牲になられた方も、逮捕された犯人も自分と同年代。
なんとも複雑な気分を抱いています。

長野駅 (JR東日本) 駅

三連休前日の駅構内は今日も人で溢れまくり。

年々増えているインバウンドさんたち。
以前から冬のこの時期は多かったけど、ここのところは季節問わず週末はインバウンドさんだらけ。

ジャパンレールパスを使うインバウンドさんたちで占拠されてるみどりの窓口。

もはや日本人がおいそれと使える窓口ですら無いと言う。
それなのにみどりの窓口を減らしていくと言うJR。
ちょっとなに言ってるのかわからない。

ここを出たところが、1ヶ月前の凄惨な事件の現場。


こんないつも当たり前のように通ってる、なんてこともない場所であんなことが起きるなんてね。
亡くなられた人とご遺族の方はほんとやりきれない。

さてさて気分を変えよう。
せっかくの大型旅行なんだし。

毎度の如く駅ビル1Fで車内で喰べる昼メシを物色。

ステーションビルMIDORI (長野店) ショッピングモール

地元ターミナル駅始発の北陸新幹線あさま。

新幹線のきっぷを1ヶ月前のきっぷ販売日にネット予約の「えきねっと」で30%オフの「トクだ値30」で買おうとしたら発売日発売時刻に即完売という人気っぷり。
やむを得ず10%オフの「トクだ値10」で購入。

混雑の予感。。。

長野新幹線 乗り物

しかしインバウンドさんたちの荷物は多いね～
一人でスーツケース×2とかワタシは絶対ヤだけど。


なおこのあと列車に乗り込んだら、のんびりリクライニングMAX出来るようにと最後列の席を確保してたのに、座席の後ろにインバウンドさんがスーツケース突っ込みやがってリクライニング出来ず。

怒りと悲しみで萎える。

で車内の網棚の上もスーツケースのオンパレード。

毎度の如く、指定とってないのに座ってて追い払われるインバウンドさんも居るし。
乗り込む前に「reserve」って表示見ないのか？

確かに海外の鉄道は、空いてたら座ってて良い立席券システムなとこが多いようだけど、外国来てるんだからちょっとは日本の鉄道についても調べてきなよ。


北陸新幹線あさま616 東京ゆき
長野12:29→

気を取り直して昼メシを。

今回はからあげセンターの「信州名物山賊焼弁当」

からあげセンター MIDORI長野店 グルメ・レストラン

いや～美味いス。なんとも美味い。
ビールも進む。

何より平日のランチに呑むビールの美味さよ。

昨日まで北陸方面大雪で、山国もそれほどの積雪でないものの毎日の雪。

でも今日はようやく晴れて良い天気。

「あさま」なんで停車駅多め。

本庄早稲田駅 駅

そんなこんなで新幹線は埼京線と並走する大都会へ。

学生時代は浦和に住んでいた。
なにもかもがなつかしひ。。。

JR埼京線 乗り物

やがて荒川を渡って、、、

大都会東京へ。

東京駅来たのは、いつ以来だろうか。
たしかその時は半分仕事半分余暇みたいな感じだったから東京駅も素通りだった。

ま、今回も素通りで山手線に乗り換えて、

山手線外回り 1313G
東京14:28→

東京駅 駅

浜松町まで移動して、

浜松町駅 駅

浜松町で東京モノレールに乗り換え。

モノレール浜松町駅 駅

今回は艦長？席には座れず。

東京モノレール 空港快速 羽田空港ゆき
モノレール浜松町14:40→

東京モノレール 乗り物

あっという間に羽田空港第2ターミナルに到着。

羽田空港第2ターミナル駅(東京モノレール羽田線) 駅

羽田空港は2年前の旅行以来。
（旅行記『北部九州をめぐる旅【SUNQパス】0日目』参照）

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

前回もそうでしたけど、三連休前の金曜午後は人が多いね。
ビジネス客より家族連れとかの明らかに旅行目的の客が多い感じ。

することもないのでさっさと保安検査所突破します。

今回もベルト付けっぱなしで金属探知機で止められる学習のないワタシ。。。
（旅行記『南部九州をめぐる旅【SUNQパス】3日目』参照）

今回もカードラウンジ「POWER LOUNGE NORTH」へ。
特にターミナルでお店立寄ったりしなかったし、飛行機の出発時間も若干遅れが出たので1時間近く時間が出来てしまった。

さて、ぼちぼち搭乗開始かな？

ラウンジ出て搭乗口へ。

機材遅れの関係で30分の遅れ、と。

まぁ今日は沖縄までたどり着くだけなんで、多少の遅れは無問題。

あれがこれから乗り込む機体のよう。

そんなこんなでやっと搭乗開始。

アサインされたのは翼より後ろ、だいぶ後方の右側窓際。

しかし、さすがにドル箱な羽田－那覇線。
ボーイング777-300は500席以上と近年乗った中では大きい部類ですが、ほぼ満席。

ここにいる皆さまは、きっとこの三連休を南国で優雅にアヴァンチュールなバケーションを満喫するのですね。

さてさて無事にドアも閉まり、飛行機も自走開始。
グランドスタッフさんのお手振りに見送られて滑走路へ。

ANA1095 沖縄（那覇）ゆき
東京（羽田）16:55→
（定刻より遅れ）

滑走開始。

離陸！

もう間もなく陽も落ちようとしている。。。

空の景色を楽しむことはできないか～。

やがて雲の上へ。

沖縄ゆき航路の場合、右手に富士山が見えると思っていたが、曇って全く見えず。
残念…。

やがてベルトサインも消え、ドリンクサービスに。


ANAに乗る時は毎回ANAオリジナルビーフコンソメスープを愛飲。
那覇ゆきは飛行時間が長いから？お代わり勧めてくれたので、同じくスープをもう一杯。

おいしゅうございました。

陽も落ちてきたし、雲の上で空の景色も飽きてきたのでスマホを接続させて機内エンターテイメントサービスでゴローさんでも観てみる。

そんなこんなで着陸まであともうちょっと。

「flightradar24」で航跡追ってたからわかったのだけど那覇空港に着陸するのに沖縄本島の南岸をぐるっと回って南から進入するのね。

無事着陸ぅー。

人生初沖縄!!

時刻は20:00。
さすがに日本最西でももう真っ暗です。

いやー。
来ました沖縄（喜）。
来ました那覇（喜）。

那覇空港は出発ロビーと到着ロビーが同じなのね。

これから行く人とここに着いた人が行き交う。

ここでも「めんそーれ」

で、そのままターミナル突っ切って、

沖縄都市モノレール（ゆいレール）の那覇空港駅へ。

日本最西端の駅に到達～
東経127度39分8秒、北緯26度12分23秒。

那覇空港は那覇市の南西方向にあるからてっきり那覇空港駅は最南端なのかと思ったら、ゆいレールは那覇空港からぐるっと南の方を回ってから那覇市街に向かうので、次の赤嶺駅の方が最南端の駅なのだそうです（北緯26度11分35.6秒、東経127度39分37.7秒）。

ちなみに沖縄にゆいレールが開業する前の日本最西端の鉄道駅は松浦鉄道のたびら平戸口駅（長崎県）。東経129度35分、北緯33度21分。

さらにさらに、ゆいレール開業前の日本最南端の鉄道駅はJR指宿枕崎線の西大山駅（鹿児島県）。北緯31度11分25.05秒、東経130度34分35.30秒。

私が子どもの頃によく読み込んでいた鉄道百科的な本では、最西端、最南端と言えばゆいレール開業前なんで「平戸口」（たびら平戸口駅が松浦鉄道に民営化される前の駅名）「西大山」がスタンダードだった。
西大山駅はかつて学生時代に青春18きっぷで辿り着いた事あるけど、たびら平戸口駅は行けてないまま。

那覇空港駅 駅

沖縄都市モノレール（ゆいれーる）に乗車。
那覇空港のアクセス路線なのに2両編成とは短すぎる。。。
車内は満員。

なんでも今年度中に全列車3両編成化するらしいけど、インバウンドさんも詰めかけているし早晩3両でも効かなくなるんじゃなかろうか。。。

沖縄都市モノレール　てだこ浦西ゆき
那覇空港20:44→

ゆいレール 乗り物

ゆいレールを壷川にて下車。

駅から徒歩移動にて本日のお宿へやって参りました。
スマホにて地図アプリ見ると徒歩8分との事だったが、重い荷物担いでの8分はけっこうキツい。
しかもホテルまで登り坂でダブルパンチ。

地味に沖縄は起伏が激しいのね。。。


よくよく考えると島嶼なのだから起伏があるのは当たり前なのだが、この起伏の激しさが後々この旅に暗い影を落とすことに…。

今回、この1泊目のお宿は往復の航空券とセットのダイナミックパッケージで結構お安い部類から選択したのだけど、後で調べたら那覇では結構由緒あるホテルだったらしい。

また、今回は本来パッケージに設定されていた別館のお部屋が改装工事中ということで、なんかよさげなツインルームに通されました。
ワタシ独り者ですけど。

沖縄ハーバービューホテル 宿・ホテル

ちなみに、ベッド向こう側はバスルームなのだが、ベッド横の大きな窓のブラインドを上げるとガラス張りでバスルームが丸見えになるという。。。

なかなかにアダルツな部屋ですね。

ホテルはすぐに飛び出し、小雨降る中を夜の国際通りへやってきました。

もう21時過ぎですが昼に新幹線で山賊焼弁当を喰べてから何も喰してないので腹ヘリなのです。
遅いお夕飯を。

国際通り 名所・史跡

沖縄最初の夜はあぐー豚のしゃぶしゃぶをいただきます。

金武アグーと山城牛のしゃぶしゃぶ 琉球 別邸 グルメ・レストラン

宮城野親方（横綱 白鵬）とはどういうご関係で？

入店して着席した時のスタートの状態。

注文はコース単位でお願いしますとの事なので、
「極上金武アグーしゃぶしゃぶコース」￥6,050を！

まずは麦酒!!

沖縄来たらオリオンビール。
オリオンドラフトを干す。

お肉の薬味。
左から、玉那覇味噌、石垣島産シークヮーサー胡椒、屋我地島の塩。
（だったはず）

創作前菜。

オニクキター!!

海ぶどう、生まれて初めて喰べました。
プチプチ食感に感動。

島野菜の盛り合わせから適宜出汁に突っ込みつつ、

柔らか―、うまい―。

が、空腹のヤロウはまだまだ満足できず。

金武アグー4部位（160g）￥3,500追加注文。
独りメシなのに大盤振舞い。

〆めの沖縄そば。

いやー、またしても喰ってしまった。

……。


閉店、最後の客となるまで居座り、堪能しました。
おいしゅうございました。

でホテルへ向け歩いていると、、、

ブルーシールアイスクリームのお店が。

沖縄発祥のアイスクリームチェーンは今や我らが山国みたいな田舎でも喰べれるようになったけど、やっぱ本場に来たら必ず喰べなきゃ、と。

ブルーシール 国際通り店 グルメ・レストラン

もう22時過ぎですけど結構盛ってます。

あれだけ喰ったのに、まだ喰うのかと。
いゃまぁ「デザートは別腹」って名言？もございますし。

ブルーウェーブと沖縄紅いものダブル。


ブルーウェーブ…。
オ〇ックス？

で、デザートも完食し、再び小雨降る中15分ほどかけて起伏ある街を登ったり下りたりして、ホテルに帰着。

ホテルのロビーには時節柄、お雛さまが。

なんかシーサーと並んでいるとマルチカルチャラルな感じ。

昭和35年はまだ沖縄はアメリカ統治下の時代のはず。
この雛飾りを買うのだって相当な苦労や財力が無いと揃えられなかったはず。


たぶん思いのこもった貴重な品。

今夜の那覇の気温は14℃。
朝の山国が-7℃だから今日1日で気温差21℃ですか。

さすが南国。
それでもここ最近は例年の那覇より寒いらしいのですが。



そんなこんなで初沖縄の最初の夜も暮れていくのでした。


【1日目につづく】