2025/02/07 - 2025/02/09
21位(同エリア324件中)
旅人隊長さん
旅のきっかけは、寝正月に観た「北の国から 2002遺言」
『そーー言えば、ここ数年美瑛しか行ってないな~。久々に流氷でも見たいな~』←隊長の心の声
ってな訳で、流氷シーズンに合わせて2月にぐるっと道東を回ってきました。
折しも日本列島に最強最長寒波が押し寄せるタイミングにバッチリ合ってしまうという不運にも遭い、ほとんど青空を見ることもなく、昨今の暖冬の影響か、流氷も欠片すら見ることも出来ず、かなり残念な結果になってしまいましたが、備忘録的な意味で旅行記をアップします。
それでもホワイトアウトにまみれながらの3日間の走行距離881㎞
ゆるーーく回ってる「道の駅」スタンプラリー11か所
鶴にも出会えたし、それなりに満足な旅になりました。
もしお時間があれば最後までお付き合いください。
では、道東の旅はじまりはじまり~
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
女満別空港に着いたらまずは挨拶代わりにメルヘンの丘
ドン曇りですね~ -
流氷が来ていないことは流氷情報で見ていたのですが…
それでも気まぐれな流氷なので、もしやと思い網走の天都山に来てみました
天都山にくるのは44年ぶりです。
あの時は真冬に網走駅から1時間かけて歩いたことを懐かしく思い出しました。
今では考えられないし絶対やらないですけどね。 -
天都山から知床方面
知床連山は雲の中 -
網走港には流氷の欠片も見えません
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原生花園駅
すっかり綺麗な駅舎ですがこの時期は閉鎖中 -
浜小清水駅の屋上展望台ってほど高くないのですが…
ここで重大な忘れ物に気づきました
寄りたかった北浜駅に行くのを忘れた!
引き返そうかしばし考えたのですが、今日はウトロまで行って知床斜里まで戻らなくてはならないので泣く泣く断念 -
天に続く道です
前回来た時にはこんな看板なかった気がします。
半分雪に埋もれてたので雪かきしました -
天に続く道です…ドン曇りで天に続く感がありません
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今回の相棒
コンパクトカーで予約したのですが、レンタカー屋さんのご厚意でプリウスになりました。
900㎞から走ると、ガソリン代を考えると正規料金を払ってもエコカーの方が割安かもしれませんね(コンパクトカーは案外燃費良くない気がします) -
ウトロの途中オシンコシンの滝に寄り道
-
写真ではわかりにくいのですがめっちゃ雪が降っていいて風も凄かった
坂道を飛ばされそうになりながら滝まで登ってきました -
三脚が倒れてしまうほどの強風
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海も大しけ
-
冬のオホーツク海
前回はここも流氷に覆われていたのですが、今回は荒波 -
知床港
船も陸に上がっています -
プユニ岬展望台
ホワイトアウトに悩まされながらやっとたどり着きました
ウトロの街も雪で霞んで見えませんね -
斜里に戻る途中僅かに陽がさしてきました
-
もしや!天に続く道で夕日が見られるかも…
そんな上手くは行きませんね
ラッセルしながら展望台に上りましたがほんの少しだけ空がピンクになってお終いでした -
2日目
朝6時30分に知床天然温泉ルートイングランティア知床斜里駅前をチェックアウト
まずは国道244号線を通って羅臼に向かいます
2日目は羅臼~納沙布岬経由の釧路までとかなりの長距離
天気は…ご覧の通り雪時々大雪ところによりホワイトアウト -
山を越え標津町に入ると青空じゃありませんか!
やっぱ俺晴れ男なのかな~なんて自画自賛です
美瑛を彷彿させる風景ですね -
国道335号線に入ると正面に国後島が薄っすらと見えます。
天気が良ければはっきりと見えるのですが、雲がかかってしまっていました。
海に色が緑なのも不思議な感じ
しかし…天気が良かった(良くはないけど車から外に出られた)のはここまで
この後信じられないほどのホワイトアウト状態に -
死ぬ思いでやっとたどり着いた羅臼
今回の目的の1つ「純の番屋」←北の国から遺言を見てない人には???ですね -
前回羅臼に来たのは2005年
時間の流れを感じます
それにしてもとんでもない雪です -
アップで
-
ここで予期せぬアクシデントが…
ゆるーーく回ってる道の駅スタンプラリーですが、スタンプ帳にスタンプを押して道の駅ガチャを購入するのですが、羅臼の道の駅オープンが10時だと…9時オープンが多いのですっかり油断していました(現在時刻が8時30分)
ん~どうしたもんか -
ってことで朝ごはん
奮発してウニとホタテ丼
めっちゃ旨かった -
羅臼と言えばオジロワシや大鷲
天気も良くないし生き物撮るの下手だし
それでも雪が小止みになるのを待って海を眺めてパシャパシャしてます -
遠かったのですが多分オジロワシかな(ちょっと、かなり自信はありませんが)
-
続いて向かったのは野付半島
海が凍ってる
地平線ならぬ氷平線にテント…ほとんど北極の世界 -
野付のナラワラです
隊長が学生の頃(40年くらい前)には、まだまだトドワラに立ち木があったのですが今はほとんど風化してしまっているようです
そしてここはミズナラが立ち枯れているナラワラ -
ナラワラでは立ち枯れている木を見ることができます。
-
しかした年月とともに風化していくんでしょうね
そもそも野付半島がいつかは島になると言われてるし -
はるか遠くに野付の野付半島ネイチャーセンター
-
イチオシ
野付と言えば鹿
そこかしこで鹿が草を食べてました -
野付は道を隔ててオホーツクと野付湾
昨日から大しけでオホーツクの荒波が道路まで吹き上がってきます -
次に向かったのは走古丹にある「3匹の子ぶたの家」
数年前美瑛の知人のFBで見てから、一度は来たいと思っていた場所
天気も悪くメルヘン感に欠けますが… -
実に20年数振りの再訪です
4島のかけ橋と灯台ってこんなに離れていましたっけ?
もはや記憶もあいまいです(;'∀') -
最東端の碑と灯台ってこんなに離れてましたっけ??
ん~記憶がやばい -
そして風もやばい
飛ばされそうです -
貝殻島の灯台
わずか3.7㎞しか離れていない北方領土
いまにも崩れそうなほど朽ちていますね -
道の駅厚岸グルメパークから見た夕景
暴風の納沙布岬から一気に移動してきました。太陽が出るとは思ってもいなかったので夕日を見られてラッキーでした -
時間あれば霧多布や琵琶瀬にも寄りたかったのですが…
何せ今日の移動はハードだったので次回に持ち越しです -
3日目
6時過ぎにホテルをチェックアウトして鶴居村に向かいます
市街を抜けたころに見た日に出 -
朝活の日の出ではなく寄り道のおまけ
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湿原の日の出
今日の目的から完全に出遅れてます
まぁそのおかげで見れた風景ではありますが -
目的地の音羽橋に到着
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気温-6℃
気温も高く木々に樹氷も付いていません
餌場に飛び立っていきます -
飛翔って感じかな
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滞在時間は10分ほどで撤収
何故かというと… -
人人人(;'∀')
多分半分以上は中国の方達
なんせ朝も早くから大型観光バスで襲来
写真を撮るのも前方の人の肩ごしに手持ち撮影です -
音羽橋を早々に撤収して
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリに移動してきました
途中鶴見台に寄りましたが鶴が居なかったのでこちらに来ました。
中国の方々はまだ音羽橋にいるようで、少し空いていて最前列に陣取ることができました -
ここからはしばらく国の特別天然記念物のタンチョウヅルです
-
2021年の調査で生息数が1516羽らしい
絶滅危惧種 -
あっちこっちから飛んでくるので初めはなかなかフレームに捉えられませんでした。
それでも鳴き声が聞こえてくると必死でカメラを振る隊長です -
羽を広げて飛ぶさまは優雅ですね~
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着地をした後の姿が結構ユーモラス
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一本足になったり
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羽を広げてブレーキかけてるんですかね
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飽きもせず撮り続けてます
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基本はこのように優雅に歩いています
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タンチョウヅルと言えばこのポーズ
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タンチョウの撮影は40数年ぶり
大学時代135mmの望遠レンズで撮って、帰って現像したら何を撮ったか全然わからなかった以来でしたが、かなり楽しめて無駄に沢山撮ってしまいました(200枚ぐらい撮っていました) -
国道241号線の峠を越えて摩周へ移動してきました
摩周湖に行こうと思い国道から道道に入って5分もしないうちにとんでもないホワイトアウト状態
まったく前が見えない(;'∀')
決死の覚悟でUターンです -
仕方ないので早めの昼食
-
摩周蕎麦
旨かった -
今回の目的のひとつ「川湯温泉」の日帰り入浴に行こうと思ったら川湯観光ホテルの日帰り入浴が13時からとのことで硫黄山に寄り道
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修学旅行以来でしたが、大地の息吹を感じられるなかなかの場所でした。
-
川湯観光ホテル
道東に来ると必ず立ち寄りる温泉です
硫黄のピリピリする感じと湯温た高いのが魅力
The 温泉って感じで大好きな温泉 -
地吹雪も少し収まったので決死の覚悟で摩周湖展望台までやってきました。
時間も遅く気温も高いせいで樹氷はまったく見られませんでしたね
予定では、ここから美幌峠経由で女満別に向かう予定でしたが美幌峠が吹雪で通行止め(;'∀')
美幌峠の道の駅にも寄れず、小清水経由のとんでもない遠回りで空港に移動する羽目になりました
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回はいつもの美瑛に帰ります。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- シフォンさん 2025/12/06 22:33:35
- タンチョウ
- 旅人隊長さん
この旅行記は以前拝見しておりましたが、改めてコメントさせていただきます。
私が見た鶴はタンチョウか定かではないのですが、本当に美しい鶴ですね。
こんな間近で見てみたい。あの鳴き声も身震いするほど素敵ですもん。
鶴は九州では鹿児島県出水市で見かけたことありますが、その時も圧倒されました。
ただ比べてはいけませんが、タンチョウの大きさ?存在感はものすごかったです。
2月の道東の雪の凄さ、この旅行記を読むと行ける自信がありません。笑 危険も感じちゃう!
…でも行ってみたい。見てみたい。
改めて、旅行記ありがとうございました!
シフォン
- シフォンさん からの返信 2025/12/06 22:34:16
- Re: タンチョウ
- すみません、コメント重複してます💦
- 旅人隊長さん からの返信 2025/12/06 23:16:56
- Re: タンチョウ
- シフォンさん こんばんは!
一冬前の旅行記ご覧いただきありがとうございます。
シフォンさんがご覧になった鶴はきっとタンチョウヅルだったと思いますよ。最近千歳の近くの舞鶴遊水池で丹頂鶴が見られるらしいですもんね。
鹿児島の出水の鶴も有名ですよね。(仕事で近くを通ったことはあるのですが夏場で鶴はいませんでした)
>2月の道東の雪の凄さ、この旅行記を読むと行ける自信がありません。
雪の三国峠越え・雪の旭岳に行けるなら全然平気ですよ!基本道東の積雪量は多くないし除雪も行き届いています。(美瑛から富良野の国道のほうが余程怖いです)
シフォンさんの道内登山の旅行記楽しみにしています。(なんせ山登り苦手、ロープウェイ駅から姿見の池で死にそうになってしまいます(-_-;))
隊長
-
- 電動自転車さん 2025/02/23 19:11:07
- リアル
- 唐十郎さんが遭難しかけたときやはり凄い暴風雨でしたね(スタッフの演出としても)
大きな篝火でみんなで帰還を願い、遠くからやってくる唐十郎さんのカッコ良かった事!
ドラマの名シーンだと思います
私はさむ~い程度で終わりですが、北海道なら命に関わります
ご無事で何より
丹頂鶴って絶滅危惧種なんですね
北海道にはいっつもいるって思ってました
綺麗ですね
次回も楽しみにしております
電動自転車
- 旅人隊長さん からの返信 2025/02/23 22:23:38
- RE: リアル
- 電動自転車さん こんばんは!
いつもコメントを頂きありがとうございます。
電動自転車さんも遺言ご覧になっていたんでね!
隊長は、学生時代に撮影している純と蛍を見て、倉本聰さんにコーヒーをご馳走になって以来の北の国からの大ファンなんです!
> 大きな篝火でみんなで帰還を願い、遠くからやってくる唐十郎さんのカッコ良かった事!
きっとあの時並みの暴風雪だったと思います
前回は浜の露天風呂まで行ったのですが…今回は断念しました(-_-;)
> 丹頂鶴って絶滅危惧種なんですね
だいぶ増えてきているようですね。それでもまだまだ絶滅危惧種のようです。
今年は原点に返って、美瑛以外にも足を延ばしてみようかと思っています。
これからもよろしくお願いします。
隊長
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